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2019年10月14日
ミシュラン・プロテック(シティタイヤ)の感想・レビュー
プロテックの簡易レビュー
今年オーバーホール作業を行った10年選手のサス付きジャイアント製クロスバイク、「GLIDE R3(2008)」で使用しているシティタイヤのミシュラン・プロテックの特徴がつかめたので簡単に再レビューしようと思う。ちなみにこのプロテック。ネット上だとAmazonや楽天にレビューがあるぐらいでブログ等にはほとんどない。やはり有名所はパナレーサーのツーキニストやシュワルベのマラソンあたりだからマイナーの部類なのかな。
ミシュランのプロテックとは?
ミシュランのプロテックはミシュランが展開する自転車用タイヤの中でも「シティツーリング用」に部類されるもので、マウンテンバイク用の26インチ用とクロスバイクの700C用のほか、小径車用も含めて合計6種類のタイヤサイズが販売されている。
ミシュランの自転車用タイヤといえばロードバイク用のプロシリーズとか廉価版トレーニングタイヤのリチオンが個人的に思いつくのだが、そういう完全なロード用ではなくこれはアーバン。街乗りや通勤で使うマウンテンバイやクロスバイクにミニベロ、あるいはツーリングメインのロードバイク用のタイヤといったところ。
タイヤそのものには鋭利なトゲからチューブを守るプロテクションが内蔵されており、トレッド下に厚さ1mmのパンク防止補強が施されている。また、夜間でも車から目立ちやすいようにサイドには反射塗料が塗られていて横からのアピールも十分だ。
プロテックの簡易レビュー
で、早速レビュー。外観からタイヤそのものはミシュラン独特のモチモチ感が少し感じられ適度にグリップしそうな感じ。購入したタイヤ重量は32Cでカタログ値600gもあるためかなり重たい。トレッドはシティサイクルのように溝が掘ってあるのだが回転方向に指定があってこのあたりは転がり抵抗の良さに影響していそう。
実際走ってみると漕ぎ出しはロードバイクのリチオン3と比較すると明らかに重たい。ただしこれは街乗り用であり、そんなにレーシーな走りをしないと思うのでそういった面では不満はないように感じた。ロードノイズはブロックタイヤのようなブォーという音が少し感じられ、時速30km以上では結構大きめになる。リチオン3のロードノイズだと心地良く感じたのだがこちらはちょっと不快に思えた。ただしあくまで街乗り用タイヤであるのでそんな高速移動しないのであれば問題ないだろう。巡航性能としてはある程度スピードが出るとそれなりに回ってくれるので(マウンテンバイク用のブロックタイヤのような明らかなタイヤ抵抗感はないので)快適だ。タイヤ幅も結構広めなのだが実際転がすと路面と接地するのはロードバイクのように狭く、実際は2cm幅ぐらいしかないためこのあたりも転がり抵抗に影響しているのだろう。
摩耗に関してはすでに800kmぐらい走ったが後輪が気持ち減ったかなぁという程度で耐摩耗性もけっこうありそうだ。ロードバイク用のリチオン3と比べると明らかに減りは遅い。乗り心地も耐パンクタイヤにしては比較的柔らかかった。これもミシュラン特徴だろうか。
プロテックの総評
総評としてはタイヤそのものは重いのだが街乗り用タイヤとしては申し分ない性能で個人的にはオススメだと感じた。値段も1本2200円(税抜)と比較的安いのでこのあたりからもお手頃といえそうだ。街乗り用の700Cタイヤを探している人はお試しあれ。サイズ展開は700Cが28C、32C、35Cの3種類。マウンテンバイク用の26インチは26×1.40と26×1.85の2種類。小径車用に20インチ用が1種類ある(20×1.50)。
なお、日本だとマイナーなタイヤなのかあまり情報もなく入手性も悪い。やはり通勤用タイヤでメジャーなのはシュワルベのマラソンとか、パナレーサーのツーキニスト、マキシスのデトネイターあたりの影に隠れまくっている。ちなみにより貫通パンクを強化させた「プロテック・マックス」なんてのもあるけど日本だと販売されてないみたい(海外通販のBikeinnあたりから購入可能)。
2019年10月09日
第30回 2019 オホーツクセンチュリーライド網走大会に参加してみた
北海道の8~9月はサイクリングイベントが目白押しだ。大きいものでは前に記事にした空知管内での「そらちグルメフォンド」や、美瑛町の「センチュリーライド」がある。管理人は旭川近隣のイベントの参加経験はあったが、少し離れたところのイベントは移動時間の心配もあったため未だ未参加だった。今年は初試みで少し遠隔地となる岩見沢市起点のイベント(そらちグルメフォンド)に参加してみたのだが、もう一つ遠隔地で申し込んでみたイベントがあった。それがブログのタイトルにもあるように網走市を起点に行われた「オホーツクセンチュリーライド網走大会」である。
大会そのものは今年で第30回目とかなり歴史があるようで、名前のとおりセンチュリー(100マイル)の距離である160Kmを自転車で走る大会である(※制限時間も設けられており、160kmを8時間以内にゴールするというもの)。今回は仕事の都合上、開催日(9月15日)の当日移動ということも考慮して160kmの約半分となる90kmのハーフにエントリーした。一応センチュリーと名のついたイベントはびえいセンチュリーライドで経験したことがあったが、オホーツクセンチュリーライドはいったいどんなものだろうか...
当日は朝の2時30分に起きて準備。家を3時ごろに出発した。当然ながら外は真っ暗でかなり不安な状況に。プラスして雨も降っていたため移動がかなり疲れた。旭川からは無料の高速道路と一般道を使って約3時間程度で現地に到着した。軽自動車で長距離は疲れやすいが、夜間と重なると尚更辛い。
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大会そのものは今年で第30回目とかなり歴史があるようで、名前のとおりセンチュリー(100マイル)の距離である160Kmを自転車で走る大会である(※制限時間も設けられており、160kmを8時間以内にゴールするというもの)。今回は仕事の都合上、開催日(9月15日)の当日移動ということも考慮して160kmの約半分となる90kmのハーフにエントリーした。一応センチュリーと名のついたイベントはびえいセンチュリーライドで経験したことがあったが、オホーツクセンチュリーライドはいったいどんなものだろうか...
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