2018年05月30日
ドン・キホーテのファットバイク 2018
ホームセンターや量販店などでは激安ママチャリのほか、その時代の流行りを反映させたスポーツルック車が販売されているのだが、ここ数年は極太タイヤのファットバイクルック車が目立つようになってきた。
2年前(2016年)にドン・キホーテに見に行ったときからファットバイクが登場していたのだが、今年はどんな感じなのか気になったので見に行ってみた。
というわけで実際においてあったのがこれ。JEEPブランドがついたタイヤの太い自転車。値札には26インチとあったのでMTBの派生のように思えるがネットで調べるとこれがヒット(※前回のときは情報すらなかったが...)。
名前は「JE-266FT」というものらしく、シマノのレボシフト(グリップシフト)でリア6枚のフロント1枚の6段変速、重量は17kg。タイヤは26インチながらかなり太めの「26×3.0インチ」採用でセミファットバイク仕様となってる。定価は税抜き35000円でドン・キホーテでは税込み38500円ぐらいで売れれていた。
もう一つはハマー。こちらもネットで調べると「HUMMER TANK3.0」というものらしく、仕様も似ていて26×3.0インチタイヤに6段切り替えとなっていた。ともにルック車の分類に入るが街乗りオンリーなら特に問題は無いだろう(林道ダウンヒルなどの悪路走行は要注意)。この手のやつは車重が重くて部品の精度も一番安いやつを使うからちゃんとした物に比べると劣る部分が多く、ブランドロゴだけな自転車の場合が多いのだが、JEEPのセミファットバイクに至っては塗装が少しかわっていて、この部分は評価したいなぁと思う1台だった。ただ、実際に買う際はルック車であることや街乗りオンリーである点に十分注意されたい。
ちなみにこの2台。メーカーはJEEPがGSジャパンという会社。ハマーのやつはオオトモという会社のものなのだが、GSジャパンはオオトモの傘下なのでほぼ似たようなとこらしい。他にもオオトモはGICブランドでハマーやシボレー、フェラーリ、ルノー、アルファロメオ、FIFAっと、ローバーなどを。GSジャパンではJEEPのほかフォルクスワーゲンを扱っているようで、海外自動車メーカーのブランドがついた自転車はほぼオオトモみたいだ。この説明に関してはここが詳しいが、ネット通販(アマゾン、楽天、ヤフー)や量販店(ドンキホーテ)が主要販売網で自転車屋ではまずみかけないらしい。特にネット通販で買った場合、整備や修理を自転車屋さんに持ち込むといい顔されないケースがあるので基本はDIYになる場合が多いことを付け加えておく。ただ、最近はブログや自転車サイト、Youtubeなんかで修理方法やアップグレード情報などが簡単に手に入ることと、パソコンなどと違って精密機器ではないので、やる気さえあればある程度は自分で修理&改造は可能だ。ただ、個人的にこれを買うかと聞かれると微妙なとこで、自動車ブランドに惑わされないでもっと良いやつを買うか、あまり走ってない有名自転車ブランドの中古を買うかにしたいけど...
2年前(2016年)にドン・キホーテに見に行ったときからファットバイクが登場していたのだが、今年はどんな感じなのか気になったので見に行ってみた。
というわけで実際においてあったのがこれ。JEEPブランドがついたタイヤの太い自転車。値札には26インチとあったのでMTBの派生のように思えるがネットで調べるとこれがヒット(※前回のときは情報すらなかったが...)。
名前は「JE-266FT」というものらしく、シマノのレボシフト(グリップシフト)でリア6枚のフロント1枚の6段変速、重量は17kg。タイヤは26インチながらかなり太めの「26×3.0インチ」採用でセミファットバイク仕様となってる。定価は税抜き35000円でドン・キホーテでは税込み38500円ぐらいで売れれていた。
もう一つはハマー。こちらもネットで調べると「HUMMER TANK3.0」というものらしく、仕様も似ていて26×3.0インチタイヤに6段切り替えとなっていた。ともにルック車の分類に入るが街乗りオンリーなら特に問題は無いだろう(林道ダウンヒルなどの悪路走行は要注意)。この手のやつは車重が重くて部品の精度も一番安いやつを使うからちゃんとした物に比べると劣る部分が多く、ブランドロゴだけな自転車の場合が多いのだが、JEEPのセミファットバイクに至っては塗装が少しかわっていて、この部分は評価したいなぁと思う1台だった。ただ、実際に買う際はルック車であることや街乗りオンリーである点に十分注意されたい。
ちなみにこの2台。メーカーはJEEPがGSジャパンという会社。ハマーのやつはオオトモという会社のものなのだが、GSジャパンはオオトモの傘下なのでほぼ似たようなとこらしい。他にもオオトモはGICブランドでハマーやシボレー、フェラーリ、ルノー、アルファロメオ、FIFAっと、ローバーなどを。GSジャパンではJEEPのほかフォルクスワーゲンを扱っているようで、海外自動車メーカーのブランドがついた自転車はほぼオオトモみたいだ。この説明に関してはここが詳しいが、ネット通販(アマゾン、楽天、ヤフー)や量販店(ドンキホーテ)が主要販売網で自転車屋ではまずみかけないらしい。特にネット通販で買った場合、整備や修理を自転車屋さんに持ち込むといい顔されないケースがあるので基本はDIYになる場合が多いことを付け加えておく。ただ、最近はブログや自転車サイト、Youtubeなんかで修理方法やアップグレード情報などが簡単に手に入ることと、パソコンなどと違って精密機器ではないので、やる気さえあればある程度は自分で修理&改造は可能だ。ただ、個人的にこれを買うかと聞かれると微妙なとこで、自動車ブランドに惑わされないでもっと良いやつを買うか、あまり走ってない有名自転車ブランドの中古を買うかにしたいけど...
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JEEPのやつはリンク先の写真でみたところ、シフターがシマノの一番安いターニーブランドのグリップシフト(6速用)のもので、6段変速ママチャリとかによく使われれる低価格品でした。6段切り替えだとママチャリと同じなので、せめて7段は欲しいところですがナンチャッテ感は否めないですね...おしゃるとおりシフターが最低グレードであればおのずとその他のも安いやつと思われるので、色んな所の耐久性など怪しそうです...
ネットで自転車の整備情報などは手に入る時代になりましたが、こういうルック車だとちょっと特殊で(好きなら良いんですが)あまり手を出さないほうが良さそうですね。
リアが写ってなかったですが仕様から6速ときて、もしかするとMF-TZ20かMF-TZ500-6辺りのボスフリーだと、
中身実質シティ車と変わらずのなんちゃって感が押し出されている感があります。
最初にベアリング部分を全部開けてワンのサビやベアリングボールの欠けや変色を確認して再調整しないと
乗って1年くらいで重くなってくるのではと思いました。
ハンドルポストやシートポストも不安に駆られ一回外してつい見てみたくなりそうです。
HUMMERの方も同様でおっしゃる通り基本街乗りのみに見えました。
DIY用のベース車で部品交換やカスタム前提で人に勧めるのはちょっと気が引けそうで、
リサイクルショップなどで売られている有名自転車ブランドの中古を消耗品交換した方が乗り味が格段に良さそうな気がします。
(個人的にはパソコンでいうCPUやメモリの部品交換の方が敷居が低いかと思います。
自転車でいう振れ取りの難易度になるとコンデンサやレギュレータの交換よりも
難しいんじゃないかなと、思う時があります。)