2015年10月24日
ツールドキタヒロ という自転車観光ツアー
ここ数年、全国的に自転車のイベントが増えてきている。自転車のイベントは大きく分けて2つあり、スピードを競うレース的なものと観光や親睦を含めたサイクリング的なイベントの2つに分類される。
ここ北海道でも(去年も記事にしているが)まちおこしを兼ねて自転車イベントを行う自治体が増えてきている。レース系のイベントだと参会者がかなり絞られるため、初心者や中級者も参加しやすいサイクリングイベントを企画するのがセオリーのようだ。特に地域特産のスイーツや銘品をアピールしようと「グルメフォンド」というエイドステーションで特産品を食べて休憩しながら進むというグルメとグランフォンド(=自転車で長距離を走るという意味)が合体したイベントを組む自体もちらほら出てきており、観光協会や町おこし協力隊などが力を入れている。
今回紹介する動画はサイクリングイベント系のもので、場所は札幌に近い北広島市。イベントの名前は「ツールドキタヒロ 2015 〜キタヒロ・マオイの自転車旅〜」となっており、2013年に初開催して今年で3年目。2015年は初心者&中級者向けに7月にもイベントを開催しているが、10月はルートを変更&距離も少し増やしての開催となった。定員は70名のところ120名も応募があり、その人気ぶりがうかがえる。ひとつには安い参加費(4000円)があるのだろうか。富良野や美瑛のサイクリングイベントは高いもので1万円にもなるので、それと比較するとかなり参加しやすいだろう。さらにこれにエイドステーションでの補給食が4000円に含まれているので良心的だと思う。
動画は6分程度で、全体の内容がよくわかる編集だ。ぱっとみ中年層〜年配の方多めだが、一部若い参加者もいて着ていたジャージ(総北高校、箱根学園)からも推察できるように「弱虫ペダル」がここでも影響を与えていることがわかる。
参加者のインタビューを見る限りかなり充実した内容のようで、来年も口コミやブログなど個人発信経由で参加者が増えそうな感じだ。
このように自転車のイベントといってもガチガチ系ではなく、サイクリングをメインとしたイベントも存在し、エイドステーションで特産品を出すことによって、アピール効果も期待できるものだ。さらには市内以外の参加者は前日入りすることが多いので、宿需要が発生しホテルなど宿泊施設に好影響を与えることができる。参加者は中年層以上が多い感じがしたが、秋に公開した新作オリジナル劇場版、さらに第3シーズンの発表とまだまだ人気は衰えるどころか盛り上がる「弱虫ペダル」効果によって若年層の参加者も期待できることからまちおこしとしての自転車イベントは魅力あるものだと思う。
残念ながら当方の旭川市ではこのようなイベントが無いのが非常に残念である。よく整備された河川敷はイベントに使えそうだし、市内のスイーツは札幌や函館、帯広と同じように美味しいものが多いので、スイーツフォンドなど企画すると面白いと思うのだが、はたして...
ここ北海道でも(去年も記事にしているが)まちおこしを兼ねて自転車イベントを行う自治体が増えてきている。レース系のイベントだと参会者がかなり絞られるため、初心者や中級者も参加しやすいサイクリングイベントを企画するのがセオリーのようだ。特に地域特産のスイーツや銘品をアピールしようと「グルメフォンド」というエイドステーションで特産品を食べて休憩しながら進むというグルメとグランフォンド(=自転車で長距離を走るという意味)が合体したイベントを組む自体もちらほら出てきており、観光協会や町おこし協力隊などが力を入れている。
今回紹介する動画はサイクリングイベント系のもので、場所は札幌に近い北広島市。イベントの名前は「ツールドキタヒロ 2015 〜キタヒロ・マオイの自転車旅〜」となっており、2013年に初開催して今年で3年目。2015年は初心者&中級者向けに7月にもイベントを開催しているが、10月はルートを変更&距離も少し増やしての開催となった。定員は70名のところ120名も応募があり、その人気ぶりがうかがえる。ひとつには安い参加費(4000円)があるのだろうか。富良野や美瑛のサイクリングイベントは高いもので1万円にもなるので、それと比較するとかなり参加しやすいだろう。さらにこれにエイドステーションでの補給食が4000円に含まれているので良心的だと思う。
動画は6分程度で、全体の内容がよくわかる編集だ。ぱっとみ中年層〜年配の方多めだが、一部若い参加者もいて着ていたジャージ(総北高校、箱根学園)からも推察できるように「弱虫ペダル」がここでも影響を与えていることがわかる。
参加者のインタビューを見る限りかなり充実した内容のようで、来年も口コミやブログなど個人発信経由で参加者が増えそうな感じだ。
このように自転車のイベントといってもガチガチ系ではなく、サイクリングをメインとしたイベントも存在し、エイドステーションで特産品を出すことによって、アピール効果も期待できるものだ。さらには市内以外の参加者は前日入りすることが多いので、宿需要が発生しホテルなど宿泊施設に好影響を与えることができる。参加者は中年層以上が多い感じがしたが、秋に公開した新作オリジナル劇場版、さらに第3シーズンの発表とまだまだ人気は衰えるどころか盛り上がる「弱虫ペダル」効果によって若年層の参加者も期待できることからまちおこしとしての自転車イベントは魅力あるものだと思う。
残念ながら当方の旭川市ではこのようなイベントが無いのが非常に残念である。よく整備された河川敷はイベントに使えそうだし、市内のスイーツは札幌や函館、帯広と同じように美味しいものが多いので、スイーツフォンドなど企画すると面白いと思うのだが、はたして...
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
そうですね。北海道は特にまちおこしも兼ねて企画することが多いようで、今年はいろんな地域で(道東、道北、道央、道南などで)イベントがあったようです。
場所によってはクロスバイクなど初心者や子供でもOKなライトコースの設定もあったりとうれしい内容のイベントもありました。中には本州から飛行機などで輪行して参加する愛好家もいるぐらいで、観光としのポテンシャルは高いように思います。
こっちでもやって欲しいなぁ。
北海道はこういうイベントが多いですね。