2015年12月10日
南部経済回廊にみる東南アジアの発展と観光客の増加
今週の未来世紀ジパングで「南部経済回廊」の特集があった。
南部経済回廊とはまもなく発足するACE(ASEAN経済共同体)の大動脈になると見られている注目の街道のこと。番組ではこの街道900kmを突き進み、その周辺にある国、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイの(経済発展の)様子を紹介していた。
管理人が東南アジアのことを学校で習った時は「発展途上国」として教わり、中国が世界の工場として機能していた。これが今や時代は急速に進み、中国が人件費高騰などで世界の工場として機能せず、代わりに東南アジアにシフトしてきている。さらに人口規模でACEはEU(ヨーロッパ連合)に匹敵する6億人をほこり、平均年齢も20代と若いことからこれからどんどん人口が増えることが予想され伸びしろは大きいとのことだった。
この経済発展に絡んでか、特に急速に発展しているタイでは現在、北海道ブームが巻き起こっている。もともと日本好きのタイ。これに対して「大好き北海道」という北海道特集の番組を2014年10月からタイの衛星放送でスタートさせアピール活動を行なってきたそうだ。
番組政策にはタイ進出の企業などが中心に札幌市の映像制作助成金で作成。タイでも口コミが主流なことから実際に北海道へ行った人からSNSなどで広まりブームとなっていったようだ。特に函館市では市レベルで積極的な誘致活動を行いタイ人の観光客増加を狙っている。
今までの常識が通用しないほど東南アジアが急速に発展してきており、今後豊かになった人が観光として日本を訪れることが予想される。特にその玄関口となる北海道の新千歳空港では過去最高の外国人観光客を記録する一方、人数が多すぎて混雑時は空港が手狭になってしまっている。これのからみで新千歳空港以外の地方空港でも(直行便で)観光客が訪れるようになり、前回記事にした「旭川空港拡張工事」もこの一連に流れに関係していたのかもしれない。
そしてここからが自転車に関することだが、実はタイでもひそかに自転車がブームになりつつある。ここによれば背景としては渋滞解消の国策としての「CAR FREE DAY」、並行するように健康ブーム、エコブームもあいまっているという。また海外の流行を取り入れるインフルエンサーたちが国内に取り込み、ここでもまたSNSで拡散していったようだ。北海道を観光地として売り込み、さらにブームになりつつある"サイクリング"を提供すればサイクリング層に「北海道・タイ人の観光サイクリング」みたいな企画ができそうだ。
北海道経済は札幌とその周辺以外元気の無いところが多いが、これからは有数の観光地として新たな資源となりうるかもしれない。
南部経済回廊とはまもなく発足するACE(ASEAN経済共同体)の大動脈になると見られている注目の街道のこと。番組ではこの街道900kmを突き進み、その周辺にある国、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、タイの(経済発展の)様子を紹介していた。
管理人が東南アジアのことを学校で習った時は「発展途上国」として教わり、中国が世界の工場として機能していた。これが今や時代は急速に進み、中国が人件費高騰などで世界の工場として機能せず、代わりに東南アジアにシフトしてきている。さらに人口規模でACEはEU(ヨーロッパ連合)に匹敵する6億人をほこり、平均年齢も20代と若いことからこれからどんどん人口が増えることが予想され伸びしろは大きいとのことだった。
この経済発展に絡んでか、特に急速に発展しているタイでは現在、北海道ブームが巻き起こっている。もともと日本好きのタイ。これに対して「大好き北海道」という北海道特集の番組を2014年10月からタイの衛星放送でスタートさせアピール活動を行なってきたそうだ。
番組政策にはタイ進出の企業などが中心に札幌市の映像制作助成金で作成。タイでも口コミが主流なことから実際に北海道へ行った人からSNSなどで広まりブームとなっていったようだ。特に函館市では市レベルで積極的な誘致活動を行いタイ人の観光客増加を狙っている。
今までの常識が通用しないほど東南アジアが急速に発展してきており、今後豊かになった人が観光として日本を訪れることが予想される。特にその玄関口となる北海道の新千歳空港では過去最高の外国人観光客を記録する一方、人数が多すぎて混雑時は空港が手狭になってしまっている。これのからみで新千歳空港以外の地方空港でも(直行便で)観光客が訪れるようになり、前回記事にした「旭川空港拡張工事」もこの一連に流れに関係していたのかもしれない。
そしてここからが自転車に関することだが、実はタイでもひそかに自転車がブームになりつつある。ここによれば背景としては渋滞解消の国策としての「CAR FREE DAY」、並行するように健康ブーム、エコブームもあいまっているという。また海外の流行を取り入れるインフルエンサーたちが国内に取り込み、ここでもまたSNSで拡散していったようだ。北海道を観光地として売り込み、さらにブームになりつつある"サイクリング"を提供すればサイクリング層に「北海道・タイ人の観光サイクリング」みたいな企画ができそうだ。
北海道経済は札幌とその周辺以外元気の無いところが多いが、これからは有数の観光地として新たな資源となりうるかもしれない。
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