2015年04月01日
北海道の自転車事故 2014(平成26)年度
北海道警察のHPでは自転車の法律や安全運転を呼びかける下のようなページが公開されている。
自転車の指導取り締まり状況を見ると、24年から26年にかけて指導警告(すなわちイエローカードを渡して指導)は減少しているものの、検挙件数(赤切符)が増えている。これは徐々にルールを守る人が増えてきている一方で、警察の方も取り締まりを強化して以前よりも検挙する数自体(以前では見逃していた行為を取り締まったりなど)が増加しているものと推測する。
これ以外にも道警のホームページでは自転車の事故に絡むデータを公表している。昨年の平成26年度(2014年)分のデータが公表されているのでちょっと見てみよう。
まずは月別発生件数。4月から増加し12月にかけて減少し、1〜3月にかけては殆ど無いのは北海道の特徴で、冬期間は積雪により自転車に乗れない地域がほとんどなためである。ちょうど雪解けの4月頃から増加に転じ、完全に乗れるようになる5月、6月で徐々に増えていく傾向だ。
次に時間別。8〜10時と16〜18時にかけてが最も多い。これは通勤&通学時間帯である。
続いて曜日別。土日よりも平日が多い。
さらに事故類型。出会い頭が最も多い。
死傷者の年齢層。一番多いのは16〜19歳と20歳代。中高生〜大学生、20代の社会人といったところか。
死傷者の割合。やはり高校生が一番多い。
死傷者の通行目的。通勤や通学、買物が多いのが目につくがこれは自転車の利用目的としてどれも多いので、事故率も必然と多くなる。
最後に法令違反。4割が自転車側の違反に起因する。
と、このような感じでデータで見ると高校生の事故が一番多いことがよくわかり、最後のデータでもあるようにその原因の4割は自転車側の違反ということで、ルールを守らない自分勝手な運転が登下校時に事故を引き起こしていることがわかった。逆に高校生を重点的に対策すると、全体の事故を減らせることもこのデータから読み取れる。
高校生に対する自転車のルール厳守は、家庭での指導のほか学校での交通安全教室などが効果的だが、街中に出れば「その高校生の学校や親は一体何を指導してるのだろう?」と思うくらい一時停止の無視や赤信号無視、車道の逆走をよく見かける。学校ではやっているものの形式だけに終わり効果が無いのか、家庭でも親は「自分の子供はきちんと守っているから大丈夫」と思い込んで特になにも言ってないのだろうか。
どちらにせよ学校の対策が気になるところなので、今月中に交通安全教室の実情を市役所等に問い合わせして記事にすることにしよう。
自転車の指導取り締まり状況を見ると、24年から26年にかけて指導警告(すなわちイエローカードを渡して指導)は減少しているものの、検挙件数(赤切符)が増えている。これは徐々にルールを守る人が増えてきている一方で、警察の方も取り締まりを強化して以前よりも検挙する数自体(以前では見逃していた行為を取り締まったりなど)が増加しているものと推測する。
これ以外にも道警のホームページでは自転車の事故に絡むデータを公表している。昨年の平成26年度(2014年)分のデータが公表されているのでちょっと見てみよう。
まずは月別発生件数。4月から増加し12月にかけて減少し、1〜3月にかけては殆ど無いのは北海道の特徴で、冬期間は積雪により自転車に乗れない地域がほとんどなためである。ちょうど雪解けの4月頃から増加に転じ、完全に乗れるようになる5月、6月で徐々に増えていく傾向だ。
次に時間別。8〜10時と16〜18時にかけてが最も多い。これは通勤&通学時間帯である。
続いて曜日別。土日よりも平日が多い。
さらに事故類型。出会い頭が最も多い。
死傷者の年齢層。一番多いのは16〜19歳と20歳代。中高生〜大学生、20代の社会人といったところか。
死傷者の割合。やはり高校生が一番多い。
死傷者の通行目的。通勤や通学、買物が多いのが目につくがこれは自転車の利用目的としてどれも多いので、事故率も必然と多くなる。
最後に法令違反。4割が自転車側の違反に起因する。
と、このような感じでデータで見ると高校生の事故が一番多いことがよくわかり、最後のデータでもあるようにその原因の4割は自転車側の違反ということで、ルールを守らない自分勝手な運転が登下校時に事故を引き起こしていることがわかった。逆に高校生を重点的に対策すると、全体の事故を減らせることもこのデータから読み取れる。
高校生に対する自転車のルール厳守は、家庭での指導のほか学校での交通安全教室などが効果的だが、街中に出れば「その高校生の学校や親は一体何を指導してるのだろう?」と思うくらい一時停止の無視や赤信号無視、車道の逆走をよく見かける。学校ではやっているものの形式だけに終わり効果が無いのか、家庭でも親は「自分の子供はきちんと守っているから大丈夫」と思い込んで特になにも言ってないのだろうか。
どちらにせよ学校の対策が気になるところなので、今月中に交通安全教室の実情を市役所等に問い合わせして記事にすることにしよう。
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