今日は埼玉のあじさい寺とも言われている「能護寺(のうごじ)」の紹介だ。
玉雄、「行基」って僧のことは知っているな?
玉雄「あぁ、あの梅干しを食べたあとみたいな顔してるお坊さんですね?^^」
失礼なことを言うな!そう、このお寺は奈良時代に仏教の布教活動をしながら人々を助けたことで知られる行基さんが開山したと言われてるんだ。
能護寺
743年に勅願祈願のため開山した能護寺だが、その後の806〜809年には空海が天下泰平、五穀豊穣祈願のために真言密教の道場を再建したという。
社会の本に必ず出てくる偉人に関わりがある寺なので歴史的建造物としての価値も高いが、近年では「埼玉のあじさい寺」として多くの観光客が訪れるようになっているんだ。
毎年6月上旬から下旬に咲く能護寺のアジサイは境内に800株あり、寺の雰囲気と相まって見事な景観を保っている。
境内にある鐘がまたシブいねぇ。
拝観料は開花時期のみ300円、それ以外は無料だ。
ただ、今は開花時期でもコロナの影響で見れなくなっている。
写真でもある程度美しさが伝わってくれるとありがたいんだが。
まとめ
いやしかし参ったね。どこもかしこもコロナで中止になっている。
でもこんなことが無いと普段ある平穏の大切さに気付きにくいもんなんだ。
外に出られることの幸せ、食べれることの幸せ、大事な人が健康でいることの幸せ。
物質に恵まれていることが幸せじゃないってことはわかったろ?
金も名誉も今回みたいなことがあれば一瞬で崩れ去ってしまうんだ。
何があっても崩れないのは経験、感動、知識だ。今回の件は今までの考え方を改めるきっかけとして取り入れ、新しい生き方を模索する時間にあててみてもいいと思うぜ。