こんにちは。僕の名前は「沼田 供見(ぬまた ともみ)」。
もとはカカシだったんだけど田の神様から命を吹き込まれて肉体を得ることができたんだ。
今日は僕が誕生したまち「見沼区」について紹介させてもらうよ。
見沼区(みぬまく)ってどんなまち?
さいたま市を構成する10区の一つ「見沼区」はのどかな風景の広がる「田園のまち」なんだ。
「見沼田圃(みぬまたんぼ」と呼ばれる田園地帯は、「見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針」によって緑地が保護されており、現在も川や農業用水が流れる昔ながらの景観が維持されているよ。
見沼田圃
この辺りは区民の散歩コースにもなっていてね。僕もその一人なんだけど、歩いているとイタチやカワセミなどの貴重な生き物を見かけることもあるんだ。
さらに見沼区には新田開発に貢献した名家の古民家を博物館として開放している施設もある。
さっそく見に行ってみよう。
旧坂東家住宅見沼くらしっく館
旧坂東家住宅は片柳(現見沼区片柳地区)で新田(新しく開墾した田)を開発したことで村政に貢献した名家「坂東家」の10代目「坂東助次郎」の時の屋敷をほぼ同じ位置に復原したものだ。
民家はまるごと博物館として無料開放していて、庭先で竹馬や竹ぽっくりなどの玩具で遊ぶこともできるよ。
僕はもともとカカシだったからバランス感覚には自信がある。竹馬など朝飯前だったね。
民家の中へ入るとけん玉や羽子板などの懐かしのおもちゃが置いてあるよ。
まあ懐かしいといっても僕はその頃カカシだったから見ていることしかできなかったんだけどね…
奥には囲炉裏もある。冬の季節は定期的に囲炉裏に火をくべているみたいだ。
まとめ
ここでは古き良き時代の文化を体感できるから子供だけでなく年配の人も楽しめるね。
昔はゲームなんてものは無かったから子供たちは自分たちで創意工夫して遊びを見つけていたもんだ。
今は便利な物が溢れすぎて自分で作り出す遊びの楽しさが失われて行ってるよね。
ちなみにこの博物館、エアコンがついてなくても夏は涼しいんだ。
ちょっとした避暑地としても活用できるからぜひ遊びにおいでよ。
アクセス
・浦和美園駅からバスで13分。