![bgbg_20200116_105039.png](/saitamakankou/file/bgbg_20200116_105039-461b9-thumbnail2.png)
わしは焼き鳥屋の店主をしている松山という者だ。
今日は東松山市の焼き鳥について語っ・・・
![倉埼玉雄2.png](/saitamakankou/file/E58089E59FBCE78E89E99B842-aa00e-thumbnail2.png)
ちょっと待ったーーー!!!!!!
東次さん、あなたの店もそうですが、なぜ東松山市の人は鶏肉を使っていないのに「やきとり」っていう呼び方をするんですか?
鳥じゃないじゃないですか!!
![bgbg_20200116_105039.png](/saitamakankou/file/bgbg_20200116_105039-461b9-thumbnail2.png)
そんなこと言われても、わしらが住んでいる地域では昔から豚肉を使った焼き鳥のことを「やきとり」と呼ぶことが定着していたんだ。
この地域の者たちは誰も違和感を持っておらんぞ?
ほら焼き鳥だ、食え。
![倉埼玉雄2.png](/saitamakankou/file/E58089E59FBCE78E89E99B842-aa00e-thumbnail2.png)
あ、ども。でもそれが他の地域の人に混乱を生んでいるんですよ!( ゚Д゚)
そもそも考えてみてください・・・「豚肉を使った焼き鳥」・・・文法がおかしいでしょう!
初めて聞いた人だったら「え、どういうこと?」ってなりますよ(-_-;)
「やきとん」という呼び方があるんですからなるべくそちらのほうで呼びましょうよ。
![bgbg_20200116_105039.png](/saitamakankou/file/bgbg_20200116_105039-461b9-thumbnail2.png)
ま、まあそうだな。
この地域に来るのが初めてで、焼き鳥だと思って注文したら豚肉を使ってやがったなんて思われても困るからな。
あらためて、わしは焼豚職人だ。
![倉埼玉雄2.png](/saitamakankou/file/E58089E59FBCE78E89E99B842-aa00e-thumbnail2.png)
ストーーーーップ!!!!( ゚Д゚)
書き方にも気を付けたほうがいいんですよ!
それだと「チャーシュー」って読んじゃう人も少なからずいるんです・・・・
書き方の弊害についてまとめていくと
「焼豚」→チャーシューと勘違いしてしまう。
「焼き豚」→豚肉を焼いた別の料理と勘違いしてしまう。
つまりベストの書き方は「やきとん」か「焼きとん」なんです。
これだったらお店のメニューで「やきとり」、「やきとん」と書いてあるのを見て区別できるじゃないですか。
![bgbg_20200116_105039.png](/saitamakankou/file/bgbg_20200116_105039-461b9-thumbnail2.png)
わ、わかったよ・・・・
「やきとん」の発祥はやきとり同様、闇市から生まれたものと考えられている。
闇市があった時代は食べ物に困っている者が多かった。
そこで市場の店主は、それまでであれば捨てていた豚の内臓部分を串焼きにして提供してみたところ、これはうまいと大盛況になったんだ。
「やきとん」の魅力は美味しさはもとより値段も安いところだ。
わしらの地域のやきとんは豚のほほ肉(カシラ)を焼き鳥同様に焼き、ニンニク唐辛子味噌を塗って食べるんだ。
![倉埼玉雄2.png](/saitamakankou/file/E58089E59FBCE78E89E99B842-aa00e-thumbnail2.png)
また出た!!なんでほほ肉を使っているのに呼び方が「カシラ」なんだ!!
これじゃ頭の肉と勘違いしてしま・・・・
東次「ええいやかましいっ!!!!!細かいことばかり言ってないでさっさと食わんかい!!!」
すんません・・・・・・・