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2018年12月31日

演劇が目指すもの 23 ナティヤ.サストラ 13  第7章「感情と心理状態」00

演劇が目指すもの23 ナティヤ.サストラ13  第7章「感情と心理状態」00

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論

感情/bhāvas/Psychological States」
bhāvas と呼ぶのはbhāvayanti 浸透するから

言葉 所作 「生類Sattva」の描写を通して 戯曲の描く物語を観客へ 注ぎ込む

「感情」bhāvas/Psychological Statesは 喚起の為の楽器 

‘蔓延への要因である
1. 「決定要因」と「必然」により 戯作の意図が 劇場を満たし 観客の心/琴線に触れる
 それを「「感情」bhāvas/Psychological States」と呼ぶ

2. 劇作家の意図が 言葉 所作 顔の色 そして「生類Sattva」の描写により 劇場を満たす時
 「感情」bhāvas/Psychological States」 と呼ぶ

3. 俳優の ラサ/情趣 表演により その真意が観客を満たす時
 「感情」bhāvas/Psychological States  と呼ぶ



決定要因/vibhāva/Determinant 」

決定要因 は明確な知識の為である 
言葉 所作 生類描写 は決定要因 である
そして 決定要因は 明確な知識である


感情の発露/anubhāva/Consequent 」
演者の表演 言葉 所作 生類描写 刺激は
 観客の心/琴線に触れ/ ある感情が沸き上がる

「決定要因」と「感情の発露」は人間の本性 世界の在り様 その絡み合いにより創造される 



次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月30日

演劇が目指すもの22 ナティヤ.サストラ 12  第4章「ラサ論」08

演劇が目指すもの22 ナティヤ.サストラ12  第4章「ラサ論」08

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する

ラサ/情趣「嫌悪/Odious/bībhatsa」

潜在的感情:ムカつくほどの嫌気

決定要因:
   不愉快な話を聞かされる 侮辱的 不潔 有害 
   五感/視覚.味覚.臭覚.触覚.聴覚への不愉快な刺激

演技パターン:
    身体が硬直する 口.眼をすぼめる 鼻を覆う  嘔吐 唾を吐く 
   (拒否)腕を振り払う 頭を垂れる 気付かれないほどゆっくり歩く

補助的心理状態:
       てんかん発作 惑乱 動揺 失神 病気 死など


ラサ/情趣「驚嘆/Marvellous /adbhuta」

潜在的感情:驚きastonishment.

決定要因:
    天使や霊的存在を視覚する 大願成就する 
    人間社会の最上位にある者.団体に属する神殿. 寺院.観客席に入る
    7階建て神殿にて幻覚や魔法を体験する 言葉 人格 行為 美から生じる

演技パターン:
    甘い匂いを感じる 大きく見開いた眼  喰いつくように魅入る 鳥肌が立つ
    歓喜に涙する 歓喜に四肢を振る 脂汗 思わず称賛の言葉を呟く 贈答品
    衣装をつまみ振り回す 指を動かす 

補助的心理状態:
    慟哭 麻痺 むせび泣く 鳥肌が立つ 興奮 取り乱す 茫然自失 死
 


次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月29日

演劇が目指すもの21 ナティヤ.サストラ11  第4章「ラサ論」07

演劇が目指すもの21 ナティヤ.サストラ11  第4章「ラサ論」07

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する

ラサ/情趣「恐しい/Terrible/bhayānaka」

潜在的感情:「恐怖」


決定要因:
  凄まじい音 幽霊を見る 予期せぬ獣の鳴き声 空っぽの屋敷や森へ放置される
  殺人現場 愛する人が敵側に囚われる 


演技パターン:
   四肢の震え 鳥肌 顔色の変化 ショック性失声 不安による多動 
   口が乾く 激しい動悸

  「偽りの恐怖」を表現するときは 緩やかに演じる


補助的心理状態:
  麻痺 脂汗 むせび声 鳥肌 身震い 失声 顔色の変化 恐れ 放心 動揺
  不穏無為 てんかん 死





日本語の動画 巨匠による8つのラサ表演




シェークスピア劇の台詞は 骨で語る と云うように
俳優は演じる時
 この身体/皮膚 臓器 筋肉 骨 血 DNA にと 古代より今生に至り宿る
  「記憶」が
     生々しいく 呼び起こされる  

マイケル.チエホフのメソッドは 正に その真実を俳優に知らしめる 



次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月28日

演劇が目指すもの20 ナティヤ.サストラ10  第4章「ラサ論」06

演劇が目指すもの20 ナティヤ.サストラ10  第4章「ラサ論」06

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する




       動画は ラサ「勇猛」俳優の演技


ラサ/情趣「勇猛/Heroic /vīra」
    優れて人の上に立つタイプの人 強い生命力を持つ

決定要因:
  泰然自若 粘り強さ 外交的手腕 軍事に長ける 克己 剛健 積極性
  誉高い 影響力など

演技パターン:
  不撓不屈 沈着冷静 英雄的資質と行為 仁愛
   外交手腕に長ける 楽観的  修辞学に長ける

補助的心理状態:
    成就 判断力 自尊心 扇動 気力 憤慨 記憶力
    鳥肌といった特別な霊的状態





次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月27日

演劇が目指すもの19 ナティヤ.サストラ09  第4章「ラサ論」05

演劇が目指すもの19 ナティヤ.サストラ09  第4章「ラサ論」05

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する

ラサ/情趣「憤慨/raudra/Furious」

潜在的感情:「憤怒」

その元凶は鬼神ラクシャサ /羅刹天 にあり 破壊と滅亡を司る神 地獄の獄卒
  ヨガの瞑想後 居眠りをしたフラフマの寝息から生れ出  出るや否や
  生き血に飢えたラク シャサは ブラフマを食べ始めたと云う
  ブラフマはヴィシュヌに助けを求め ヴィシュヌはラクシャサを地球に追放した 

或いはダーナヴァ  アスラ親族ダヌの子供 だともいわれる
 

決定要因:怒り レイプ 虐待 侮辱 冤罪 裏切り 脅迫 報復 嫉妬
    その行動は 殴打 破壊 粉砕 戦闘 血戦など


演技パターン:
    赤目 眉根を寄せる 反抗 唇を噛む 頬の動き 片方の手をもう片方の手で押すなど 
  
     飛び道具 身体の切断等 特別な小道具や舞台演出を使用


補助的心理状態:
  平常心 決断 エネルギー 憤懣 焦燥 激怒 脂汗 動揺 鳥肌立つ 息詰まり


観客は 戦闘 破壊等 激震する表現/演出に 戦慄が走るのを覚える



動画は 俳優Kalamandalam Shailajaによる 顔と眼による感情表現



次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月26日

演劇が目指すもの18 ナティヤ.サストラ08  第4章「ラサ論」04

演劇が目指すもの18 ナティヤ.サストラ08  第4章「ラサ論」04



 ユネスコ人類の口承及び無形遺産 クッティヤタム・サンスクリット劇 2000年の歴史を維持




ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する


ラサ/情趣「悲愴/karuṇa /Pathetic Sentiment」

潜在的感情:悲哀 .悲嘆. 哀愁. 憂愁.

決定要因:
 呪縛され憑拠する 親愛なる人々との分離 富の喪失 死 捕虜となる
 天災等大惨事に見舞われる

演技パターン:
    落涙. 哀哭. 口腔乾燥. 色の変化 垂れ下がった上肢 呼吸困難 記憶喪失

補助的心理状態:
     無関心 感傷 不安 思慕 興奮 迷妄 卒倒 憂い 落胆 疾病 無為
     狂気 てんかん 危惧 惰眠 死 麻痺 身震い 色の変化 嗚咽 失声



次回へ続く

と たのしい演劇の日々

2018年12月25日

演劇が目指すもの17 ナティヤ.サストラ07  第4章「ラサ論」03

演劇が目指すもの17 ナティヤ.サストラ07  第4章「ラサ論」03

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する


ラサ/情趣「滑稽/hāsya」
潜在的感情は「噴飯」 
特徴:見苦しい服装.装飾品 猪口才 貪欲 悶着 四肢欠陥 無駄口をたたく 粗さがし等 

俳優の演技パターン:
唇.鼻.頬を神経質に鳴らす 眼を大きく見開いたり逆に細めたりを繰り返す 発汗 顔色

補完的な心理的状態:無精 不誠実 眠気 睡眠 夢見 不眠 嫉妬など

2つのタイプ:
 1.自らが笑う 自己中心
 2.他者が彼/女を見て笑う 他者依存 
6段階の笑い:
1. 一笑/smita 
2. 微笑み/hasita 
3. 朗笑/vihasita  
4. 冷笑/upahasita 
5. 野卑な笑い /apahasita 
6. 哄笑/atihasita.

更に 夫々は3つの身分に別けられる

身分の高い:
 微笑/smita:わずかに膨らんだ頬 優雅な一瞥 歯は覗かせない
 笑顔/hasita:目 顔 頬の表情によって区別される 歯はわずかに覗く

中流の人:
 朗笑/vihasita:僅かな笑い声 柔和さ 機宜に適し 目は細め 頬は収縮 うれしそうな顔つき
 冷笑/upahasita :.鼻穴を広げ 目を細め 肩と頭を傾ける


下等な人:
野卑な笑い/apahasita: なりふり構わず哄笑 時に涙交り 肩頭を激しく振り 破顔大笑
 抱腹絶倒/atihasita:涙目で大きく見開き 大声で 身体を手で覆いながら



次回へ続く


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と たのしい演劇の日々

2018年12月24日

演劇が目指すもの16 ナティヤ.サストラ06  第4章「ラサ論」02

演劇が目指すもの16 ナティヤ.サストラ06  第4章「ラサ論」02

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し
        えも言われぬ 至福の時を堪能する


ラサ/情趣「恋情」 (śṛṅgāra)

ラサ/情趣「恋情」は潜在的感情の「愛欲」から発展する 
その基本となる魂は 輝かしい装い
この世にある 白 純粋 鮮明 美 なるものは「愛欲」を含む 
それは 男女 若々しさ を典拠とし また 結束 と 分離 を拠点に持つ

「結束」は
 季節の変化を喜び 花々を愛おしみ 詩歌.音楽.装飾を楽しみ 愛する人との迎合
 官能への誘因 華やかな邸宅 手入れに行届いた庭園とそこで過ごす時間 愛する人の姿に見惚れ
 愛する人から囁かれる言葉に聞入り 戯れ合う 歓喜に満ちている 

その為に 視線の描き 巧妙な眼の動き 微妙な眉毛の動き 柔らかく繊細な四肢
 甘い言葉などを用い 満足感と喜びが表現されるべきだ

一方 対の概念である「分離」には
 無関心 倦怠 恐れ 嫉妬 疲労困憊 思慕 眠気 眠り 夢 覚醒 病気 狂気
 てんかん 無活動 失神 死 と云った負の心理要因が 含まれる


ラサ/情趣「恋情」はその起源を「愛欲」とするのに 哀れ が表される訳は
 対い概念「分離」による
 『Ars amatoria/愛の技法/The Art of Love(2CE ローマ帝政初期の詩人オイディウス作)』では
 10種に及ぶ心理状態を解説するが それはラサ/情趣「悲愴」なのである

 ラサ/情趣「悲愴」とは
 呪いの下での苦悩 愛する者との別れ 富の喪失 死 捕虜による絶望の状態
 一方 ラサ/情趣「恋情」 対概念「分離」により表されるのは
 思慕と憂慮から生じる 楽観の維持である
なので 「分離」は
 ラサ/情趣「恋情」での場合と ラサ/情趣「悲愴」の場合とで区別されるべきだ

更に云えば ラサ/情趣「恋情」には全てのラサ/情趣 を含みえる




次回へ続く




と たのしい演劇の日々

2018年12月23日

演劇が目指すもの15 ナティヤ.サストラ05  第4章「ラサ論」01

演劇が目指すもの15 ナティヤ.サストラ05  第4章「ラサ論」01

ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し えも言われぬ 至福の時を堪能する


4つの基本となるラサ/情趣

恋情 憤慨 勇猛 嫌悪

滑稽は恋情から 悲愴は憤慨から 驚嘆は勇猛から  恐怖は嫌悪から 生じる

 恋情の模倣は滑稽となり
 憤慨の結果 悲愴感が生じ
 勇猛の結果は驚嘆され
 嫌悪は恐怖へ転じる


ラサ/情趣の 各色 と その支配神 

恋情:薄緑色 ヴィシュヌ(維持の神) 
滑稽:白 プラマタ
悲愴:灰色 ヤマ(悪魔) 
憤慨:赤 ルドラ(暴風神.アスラ)
勇猛:サフラン黄系 インドラ(帝釈天) 
恐怖:黒 カーリー(時間.殺戮の女神) 
嫌悪:青 シバ(破壊の神) 
驚嘆:黄 ブラフマ(創造の神)
静寂:永遠なる白 ヴィシュヌ



美学論 ラサ/情趣の直接認知 純粋な意識

哲学.神学.美学に於ける真理の探求者や信奉者は
  文学.芸術.神的儀式を通し 信心深い体験をする
  それは自分自身の本質/アートマン 最高の自己との一体化 崇高な喜び
 として理解される

ラサ/情趣は言葉と意味の融合
それは読者の心を浸す 至福の味と共に
それは詩の真実 永遠の炎
それは言葉を超え 魂には鮮明に現る


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と たのしい演劇の日々

2018年12月22日

演劇が目指すもの14 ナティヤ.サストラ04  第4章「ラサ論」00

演劇が目指すもの14 ナティヤ.サストラ04  第4章「ラサ論」00


ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る 

 Natya:演じる.代理  Shastra:纏め.技法.理論


ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える 
     客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し
        えも言われぬ 至福の時を堪能する

9つのラサ
恋情. 滑稽 .悲愴 .憤慨 .勇猛 .恐怖 .嫌悪 .驚嘆 .静寂

恒久的感情
愛欲 .陽気 .悲愴 .憤怒 .勇気 .恐怖. 嫌悪. 驚愕. 静寂

8つの不本意な心身状態
麻痺 発汗 鳥肌が立つ 声音の変化 震え 顔色の変化 泣き 気絶 

4種類の俳優表現手段
所作 台詞 衣装と化粧 醸し出される雰囲気

2種類の演技法
リアリスチック ドラマチック


役の4つのタイプ 
お喋り 尊大 上品 精力的 



ラサ/情趣 と心理状態 との関係
ラサ/情趣は 決定因子 結果 および相補的心理状態の組み合わせだ

恒久的心理状態が様々な他の感情/思い と響き合い
 それを言葉 所作 雰囲気で ラサ/情趣は俳優により体現され 観客へ提供される

ドラマの専門家は云う
 心理状態が 劇的表現の様々な様相と関連して ラサ/情趣 を醸し出す

心理状態に先立つラサ/情趣は存在せず ラサ/情趣のない心理状態もない
 相互作用が俳優を演じさせる 

種子から樹木が生え 木から花や果物が育つのと同様に
 ラサ/情趣はすべての心理状態の源(根)であり
 ラサ/情趣の源として心理状態が存在する




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