2018年12月25日
演劇が目指すもの17 ナティヤ.サストラ07 第4章「ラサ論」03
演劇が目指すもの17 ナティヤ.サストラ07 第4章「ラサ論」03
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する
ラサ/情趣「滑稽/hāsya」
潜在的感情は「噴飯」
特徴:見苦しい服装.装飾品 猪口才 貪欲 悶着 四肢欠陥 無駄口をたたく 粗さがし等
俳優の演技パターン:
唇.鼻.頬を神経質に鳴らす 眼を大きく見開いたり逆に細めたりを繰り返す 発汗 顔色
補完的な心理的状態:無精 不誠実 眠気 睡眠 夢見 不眠 嫉妬など
2つのタイプ:
1.自らが笑う 自己中心
2.他者が彼/女を見て笑う 他者依存
6段階の笑い:
1. 一笑/smita
2. 微笑み/hasita
3. 朗笑/vihasita
4. 冷笑/upahasita
5. 野卑な笑い /apahasita
6. 哄笑/atihasita.
更に 夫々は3つの身分に別けられる
身分の高い:
微笑/smita:わずかに膨らんだ頬 優雅な一瞥 歯は覗かせない
笑顔/hasita:目 顔 頬の表情によって区別される 歯はわずかに覗く
中流の人:
朗笑/vihasita:僅かな笑い声 柔和さ 機宜に適し 目は細め 頬は収縮 うれしそうな顔つき
冷笑/upahasita :.鼻穴を広げ 目を細め 肩と頭を傾ける
下等な人:
野卑な笑い/apahasita: なりふり構わず哄笑 時に涙交り 肩頭を激しく振り 破顔大笑
抱腹絶倒/atihasita:涙目で大きく見開き 大声で 身体を手で覆いながら
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する
ラサ/情趣「滑稽/hāsya」
潜在的感情は「噴飯」
特徴:見苦しい服装.装飾品 猪口才 貪欲 悶着 四肢欠陥 無駄口をたたく 粗さがし等
俳優の演技パターン:
唇.鼻.頬を神経質に鳴らす 眼を大きく見開いたり逆に細めたりを繰り返す 発汗 顔色
補完的な心理的状態:無精 不誠実 眠気 睡眠 夢見 不眠 嫉妬など
2つのタイプ:
1.自らが笑う 自己中心
2.他者が彼/女を見て笑う 他者依存
6段階の笑い:
1. 一笑/smita
2. 微笑み/hasita
3. 朗笑/vihasita
4. 冷笑/upahasita
5. 野卑な笑い /apahasita
6. 哄笑/atihasita.
更に 夫々は3つの身分に別けられる
身分の高い:
微笑/smita:わずかに膨らんだ頬 優雅な一瞥 歯は覗かせない
笑顔/hasita:目 顔 頬の表情によって区別される 歯はわずかに覗く
中流の人:
朗笑/vihasita:僅かな笑い声 柔和さ 機宜に適し 目は細め 頬は収縮 うれしそうな顔つき
冷笑/upahasita :.鼻穴を広げ 目を細め 肩と頭を傾ける
下等な人:
野卑な笑い/apahasita: なりふり構わず哄笑 時に涙交り 肩頭を激しく振り 破顔大笑
抱腹絶倒/atihasita:涙目で大きく見開き 大声で 身体を手で覆いながら
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と たのしい演劇の日々
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