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2020年12月30日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 27

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 27

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
電気信号electrical signalへの生物学的変換biological conversion

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



複合粒子:ハドロン 原子核 原子 分子など

ハドロンhadron
グルーオンを媒介として強い相互作用をする 核力を感じる粒子の総称
六種類のクォークとその反粒子より成る複合体
 あるいはエネルギーの共鳴状態の組み合わせにより非常に多くのハドロンが存在す。
その大部分は天然には存在せず、主に加速器によって人工的に作り出されている。

 バリオンbaryon:
3つのクォークから構成される亜原子粒子subatomic particles(原子より小さい 素粒子. 複合粒子)
陽子や中性子などフェルミ粒子fermions
粒子が持つスピン量が1/2の奇数倍(1/2とか3/2)

 中間子meson :
一つのクォークと一つの反クォークから構成される亜原子粒子
パイ中間子などのボゾン
粒子が持つスピン量が1/2の偶数倍(0, 1, 2 等)
原子核(核子:中性子電荷なし  陽子(バリオン)+電荷)を
強力な力で一箇所にまとめる「核力」を媒介する粒子。


量子色力学quantum chromodynamics: QCD
強い相互作用を記述する量子色力学はゲージ群 SU(3)c に基づくヤン=ミルズ理論 .
ゲージ群の表現が色荷。
「カラー」と称するは SU(3) の表現論の特徴と光の三原色の性質との連想による
現実の色とは無関係。

クォーク(3色)とグルーオン(8色)は 色荷color charge/量子数を持つ。
色荷は 光の三原色より類推し「赤red」 「緑green」 「青blue」と呼ぶ
ハドロンの状態は「白/無色colourless」に限られる
 バリオン:クォーク3つの三原色トリオを重ね「白色」
 中間子:三原色を持つクォークと
その「補色:シアン(水色/青緑)cyan, 赤紫magenta, 黄yellow」 色荷をもつ反粒子とのペア で「白/無色」

レプトン(電子.ニュートリノなど)や電磁相互作用のゲージ粒子.光子は色荷を持たない。



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2020年12月28日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 26

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 26

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
電気信号electrical signalへの生物学的変換biological conversion

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。


素粒子標準模型より

物質粒子3つの世代3 generation of matter/フェルミオンFermion
クォークQuark
第1世代first generation
 アップUp(赤red 青blue 緑green)
 ダウンdown(赤r 青b 緑g)
第2世代 second g
 チャームcharm(赤r 青b 緑g)
 ストレンジstrange(赤r 青b 緑g)
第3世代 third g
 トップtop(赤r青b 緑g)
 ボトムbottom(赤r 青b 緑g)

レプトンLepton
第1世代first generation
 電子electron(e−)
 電子ニュートリノelectron neutrino(νe)
第2世代 second g
 ミューオンmuon(μ− )
 ミューオンニュートリノmuon neutrino(νμ)
第3世代 third g
 タウtau(τ−)
 タウニュートリノtau neutrino(ντ)

相互作用force carrier ゲージ粒子gauge boson
強い相互作用 
グルーオンgluon(力を伝える) クォーク(力を感じる)

電磁相互作用
光子photon/γ (力を伝える) 電荷をもつ粒子(力を感じる)

弱い相互作用
W(+-1)ボゾンweak boson(力を伝える)  クォーク.レプトン.ヒッグスhiggs粒子(力を感じる)
Zボゾン

重力相互作用
 重力子graviton(力を伝える) 全ての粒子(力を感じる)


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と たのしい演劇の日々

2020年12月27日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 25

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 25

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
電気信号electrical signalへの生物学的変換biological conversion

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。




物質はすべて原子atom(元素element)から出来ている
ヒトの身体は
 タンパク質(炭素原子carbon  酸素原子oxygen  水素原子hydrogen  窒素原子nitrogen)の集合体
アミノ酸amino acidの集まり で 多数の原子を含む。
原子は 原子核atomic nucleus の周りをマイナス電荷の電子electron/-eが回っている。
原子核はプラスの電荷を帯びた陽子proton と電荷を持たない中性子neutron から成る。
原子は電気的に中性
 1つの原子に含まれる電子の個数 と その原子核の中の陽子の個数は同じ(陽子の個数=原子番号)。

原子核中の陽子数で元素は決まる。

化学性質(どんな原子と結合し物質を成すか)は電子の個数で決まる。
物質を壊すには やりとりされる電子を原子から引き離す。

それに必要なエネルギー 
電子ボルト(eV):ミクロ世界のエネルギーの単位。
1eV = 1電子を1ボルト(V)電圧で加速したときの電子エネルギー
1カロリー:2.6x1019eV

物質の化学的性質は電子の個数/陽子の個数で決まるが 原子核中の中性子の個数は関係ない
同位元素:陽子の数が同じで中性子の数が違う元素。
自然界に存在する元素の多くは 含む中性子の数が決まっている。

原子の大きさ:約1億分の1cm
原子核の大きさ:
陽子.中性子の大きさ:1億分の1cmの更に10万分の1 約10-13cm。
陽子.中性子はほぼ同じ質量(中性子多少重し)で電子の質量の2000倍
原子の大きさは電子の軌道半径で決まる、
その質量は原子全体の10万分の1程度の大きさの原子核が担う。

物質の構成要素
ヒト
物質名:たんぱく質protein 脂肪fat 水water カルシウムcalcium 等
含まれる元素:炭素carbon/C 水素hydrogen/H 酸素oxygen/O 窒素nitrogen/N カルシウムCa等

地球の大気earth's atmosphere
物質名:窒素N2 酸素O2 水water/H2o 二酸化炭素carbon dioxide /Co2等
含まれる元素:窒素N 酸素O 水素H 炭素C 等

地球
物質名:ケイ素silicon 鉄iron 金goldなど金属metal 等M
含まれる元素:ケイ素silicon/Si 鉄iron/Fe 金Gold/Au 銀Silver/Ag 等


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と たのしい演劇の日々

2020年12月20日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 24

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 24

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
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化学結合chemical bond:化学物質を構成する複数の原子を結びつけている結合

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



共有結合 :
共有結合状態にある2つの原子は 互いに相手原子にある電子を引きつける。
共有結合では それぞれの原子から1個づつ
 計2個の電子が共有結合に関わる(共有電子対:スピン量子数が逆向きのペア )。

配位結合 :片方の原子から2つの電子を提供し共有電子対になるケース


周期表periodic table 主要族の原子は 共有電子がなくなるか
オクテット則octet rule(原子の最外殻電子の数が8個あると化合物やイオンが安定に存在す)
が満たされるまで 可能な限り電子を共有しようとする。


単結合:一組の共有電子対しか持たない共有結合
二重結合 三重結合 …:二組 三組…の共有電子対を持つ共有結合
共有結合がn重結合である場合 その共有結合の結合次数はnである
孤立電子対 :共有結合にかかわらない原子価電子の対


イオン結合:原子の電子が一つ以上、別の原子に移動。
イオン
陽イオン/カチオン:移動により電子を失った側
陰イオン/アニオン:電子を得た側をといい、
陰イオンと陽イオンは互いに電気的に引き合い イオン結合する。
通常 陰イオンと陽イオン一組で明確な形の分子を構成することはなく
大量の陰イオンと陽イオンが結び付き合ってイオン結晶を形成する

イオン化エネルギー:気体状態.電気的中性な原子から
最もエネルギー状態が高い電子を取り除くのに必要なエネルギー
その原子の陽イオンへのなりにくさを表す。
電子親和力:気体状態.電気的に中性な原子に電子を一つ加えるのにかかるエネルギー
この原子の陰イオンへのなりにくさを意味する 。


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と たのしい演劇の日々

2020年12月19日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 23

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 23

『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
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化学結合chemical bond:化学物質を構成する複数の原子を結びつけている結合
 分子内結合:分子内にある原子同士をつなぎ合わせる
  分子間力 :分子と別の分子とをつなぎ合わせる分子間結合 を作る力を
金属結合:金属結晶を構成する結合

化学結合を作る力/分子間力 は 原子の中で正の電荷を持つ原子核が
別の原子の中で負の電荷を持つ電子を電磁気力で引きつける事により実現す
 基本相互作用は
電磁気力よりも遥かに小さい為 化学結合を作る主要因に含まず

素粒子の相互作用.自然界の四つの力.相互作用(物理学)fundamental interaction:
  素粒子の間に相互にはたらく基本的な相互作用
  物体に働く強い力、弱い力、電磁気力、重力が作用する機構
  特定の素粒子と場とが近接作用することで発現する


簡単な化合物 化学結合に関する定性的な説明や定量的見積もりは
古典力学的考察で可能
 複雑な化合物その振る舞いの多くは量子力学を基本とした理解が必要
化学結合の定式化に 原子の電子の軌道を決定する必要から量子力学が必須

分子内結合:分子間力が働く機構
古典力学 的説明
AとBの間の分子内結合を構成する引力
原子Aの原子核と原子Bの電子との間に働く電磁気力F1に引きつけられる
原子Aの原子核と原子Bの原子核の間に電磁気的斥力F2が働き結合を阻む
原子Aの電子と原子Bの電子の間に斥力F3が働く。
しかし原子同士の距離が適切な近さ(結合距離)にあれば、引力は斥力よりも大きい。
古典力学は 原子の中心に原子核があり、そこから離れたところに電子は飛んでいるので 原子核・原子核間の距離より原子核・電子間の距離のほうが小さく 斥力F2は引力F1より小さくなる。
また電子は原子核に比べて軽い
 電子・電子間は斥力により簡単に離れ 電子・電子間の斥力F3も小さくなる。
結局引力F1は斥力F2 + F3に勝り 分子内の原子同士が引き合う。


原子の電子配置による説明
原子内の電子の 軌道 は量子力学に従う「量子化されている」(=飛び飛びの値を取る)
電子の軌道は4種類の量子数という自然数値によって特徴づけられる。
4つの量子数は電子がK殻、L殻、M殻…のいずれに入るかを決める主量子数、
殻の中のs軌道、p軌道、d軌道…のいずれに入るかを決める方位量子数、
軌道角運動量、スピン角運動量がそれぞれ上向きか下向きかを決める磁気量子数、スピン量子数からなる 。
同一原子中にある相異なる2つの電子の量子数が4つとも同一になる事はない(パウリの排他律)。
よって原子中の異なる電子は異なる軌道にある事になり
 基本的にはエネルギー状態が小さい軌道から順に電子が埋まっていく。
電子が1つ以上ある殻で 最も外側にあるものを原子価殻/最外殻 
原子価殻にある電子を原子価殻電子/最外殻電子という


化学結合は 最外殻電子(基本的にエネルギー状態が高い不安定な軌道にある電子)が関わる。
パウリの排他原理により最外殻には有限個の原子しか入れない。
最外殻に最大数の電子が入っている場合、最外殻は閉殻/安定した状態である。
最外殻の余った電子は電磁気力により他の原子の原子核に引き寄せられる。
最外殻の電子の不足は他の原子最外殻の余分電子を電磁気力で引きつけ補おうとする。


電気陰性度:原子がどの程度原子外にある電子を引きつけるかを示す尺度
 イオン結合:結合した2つの原子の電気陰性度に極端な差異がある場合
  電気陰性度が大きい原子の方に最外殻電子が完全に移動してしまう分子内結合
 非極性共有結合:両者の電気陰性度が完全に釣り合い
  最外殻電子を2つの原子で「共有」する状態
 極性共有結合: 電気陰性度が両者の中間にあり
  最外殻電子を一方の原子にやや引きつけた「極性」のある共有状態
共有結合:非極性または極性の共有結合


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と たのしい演劇の日々

2020年12月14日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 22

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『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
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発色団レチナール

11-シスレチナールはロドプシンが光を受容するために必須の分子である。
逆作動薬inverse agonist : 活性を抑制するリガンド
11-シスレチナールがオプシンと結合しロドプシンになると
 オプシンの暗状態でのGタンパク質活性化能が強く抑制される。
作動薬 agonist :活性を促進するリガンド
光を受容して全トランス型に異性化すると
 ロドプシンは高効率でGタンパク質を活性化する状態になる。


リガンド Ligand: 生化学.薬理学) 生体分子と複合体を形成し 生物学的目的を果たす物質。
タンパク質-リガンド結合は
標的タンパク質上の結合部位に結合することで 生理的反応を誘発するシグナルを生成する分子
受容体アゴニスト:受容体に結合し その機能を変化させることができるリガンド
受容体アンタゴニスト:受容体に結合しても生理反応を活性化できないリガンド


作動薬 agonist:
生体内の受容体receptorタンパク質に リガンドligandとして 可逆的な非共有結合で相互作用を起こし
受容体を活性化させ細胞内のさまざまな情報伝達系の活性を調節し
特定の生理作用を発揮する低分子化合物。
調節の対象となる細胞内情報伝達系は
Gタンパク質活性化 セカンドメッセンジャー産生酵素の活性.抑制 リン酸化酵素.脱リン酸酵素の活性
イオンチャネルの開口調節など。


逆作動薬inverse agonist: 恒常活性化型の受容体に結合し細胞内情報伝達系を抑制する物質
受容体によってはリガンド無しで細胞内情報伝達系が恒常的に活性化されている場合がある。
多くのGタンパク質共役型受容体に対する拮抗薬は逆作動薬である


拮抗薬:
生体内タンパク質に作用して内在性物質に対する拮抗作用や機能阻害作用を発揮する薬物


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と たのしい演劇の日々

2020年12月11日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 21

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『光というのも面白い存在で、私たちが見ているものは、結局は光だ。
その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
       (文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る「はじめに」 より )

視覚(visual perception)とは
 網膜/retinal,vitamin Aアルデヒド(aldehyde,有機化合物) が受けた光子photonの
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発色団レチナール
ロドプシン中でレチナールは その11-シス型が
オプシンのヘリックス7 (H7)に位置するN末端から296番目の
リジンLys/K残基lysine residue シッフ塩基schiff base結合を介して結合している。
分子内でレチナールが共有結合しているのは
いつでも光受容出来るように発色団をタンパク質内に留めておく働きがある。
シッフ塩基を介したこの共有結合は可視光受容をするためにも重要な役割を果たしている.

基 group:有機化合物の性質を特徴づける原子の集団(原子団)を意味す
 置換基 substituent group: 化合物の系統や命名の際の部分構造
  母体(共通する構造)化合物と相異なる部分 母体 対で使用される。
 特性基characteristic group:化合物を形式的に特徴づけるもの
  化合物の命名法や化学反応機構を説明するために用いられる
 官能基 functional group: 物質の化学的属性chemical profile や化学反応性chemical reactivity
に着目した概念で分類される

残基residue :化合物の構造に着目した用語 生成する化合物の基本構造以外の部分構造
残基という用語は単独で使用されることは少なく、
高分子化合物polymer molecule のように化学結合により単量体が連結している場合、
置換基の呼称の後に「〜残基」と加えることで部分構造を示す

酸acidと塩基base:化学反応chemical reactionにおける性質
 酸:電子対electron pairの受容体 receptor 
 塩基:電子対の供与体donor

シッフ塩基schiff base : 有機化合物 の分類のひとつで
窒素原子N.nitrogen に炭化水素基(アリール基やアルキル基など)が結合したイミンimine
アミノ基(-NH2) アルデヒド基(R'-CHO) ケト基(R'-CO-R'')とが縮合
   R-N=CHR' R-N=CR'R''構造
反応性が高く生合成経路にも見られるほか、化学修飾などにも使われる。
  
 イミン(imine) : 有機化合物 構造式 R'-C(=NR'')-R 炭素-窒素二重結合を持つ。
カルボニル化合物の酸素原子が =NR'' 基によって置き換えられたもの。
窒素上に孤立電子対を持つことから
配位子ligand ルイス塩基lewis base (電子対を与える物質) としてはたらき、
その際特に窒素上が炭化水素基のイミンがシッフ塩基 (Schiff base)
  カルボニル化合物とは異なり、イミンにはシス-トランスの立体異性体が存在する。
窒素上の置換基が水素である場合はその異性化は速く分離が困難であるが、
置換基の種類によっては安定な異性体を単離できる場合もある


電子配置Electron configuration: 原子や分子の電子が軌道に複数 詰まった状態electronic structure として
その配置を表す 其れにより各元素固有の性質が決定される

電子対: 電子はフェルミ粒子fermion なので
 1つの軌道に 逆向きスピンをもつ2個の電子しか入ることができない
(パウリの排他原理 Pauli exclusion principle)によって占有され安定状態
不対電子unpaired electorn: 対にならずに単独で存在する電子
共有電子対shared electron pair : 各原子が不対電子を1個ずつ出し合って
             共有結合covalent bondする
非共有電子対/孤立電子対lp lone pair : 1つの原子が持つ電子のみで形成され
共有結合 に関与していない電子対


重合:小さい分子が互いに多数結合して 高分子(巨大な分子)となること
モノマーmonomer(単量体):出発物の小さい分子を
ポリマーpolymer(重合体) :重合の結果生成する高分子
二量体dimer:モノマー二つの重合体
三量体trimer:モノマー三つの重合体
高重合体: 構造単位のくり返しの数が多く 分子量が大きいとき



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2020年12月08日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 20

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レチナールretinal:ビタミンvitamin A の末端がアルデヒド体
 ビタミンAはその末端官能基がレチノールretinol.アルコール体のことで
生体中では酸化されて活性本体となり作用を発現す.
第一の酸化段階は アルデヒド体レチナールretinal 視覚に関与.
第二の酸化段階は カルボン酸(レチノイン酸)核内受容体のシグナル分子として作用
 遺伝子の発現調節に関わる

 酸化oxidation還元reduction反応Redox reaction
2種類の物質間で酸素、水素、電子の授受が同時に起こる化学反応
反応物から生成物が生ずる過程において 原子.イオン 化合物間で電子の授受がある化学反応
酸化還元反応は物質の酸化プロセスと別の物質の還元プロセスが必ず並行して進行する
酸化還元反応式は 酸化される物質が電子を放出する反応と、
還元される物質が電子を受け取る反応に分けて記述する
物質が酸素O化合する反応を酸化 酸素を失う反応を還元
物質が水素Hを失う反応を酸化 水素と化合する反応を還元
物質が電子e-を失う反応を酸化 電子e-を受け取る反応を還元


アルデヒド:
アルデヒド基−CHOをもつ有機化合物organic compound
有機化合物organic compound:
分子中に炭素を含み 炭素が原子結合の中心をとる化合物


 核内受容体nuclear receptor: ステロイド.甲状腺ホルモン.レチノイド.ビタミンDなどの受容体
  リガンド結合で細胞質から核内へ移行 DNAに直接結合して転写調節因子としてはたらく
  リガンド不明 リガンド結合とは別のしくみ で活性が調節される核内受容体もあり。
  ヒトで48の遺伝子にコードされており代謝 恒常性.分化.成長.発生.老化.生殖などの機能を担う

甲状腺ホルモン型-レチノイン酸受容体α.β.y-RARα.β.y-NR1B1.2.3 リガンドはビタミンA化合物
レチノイドX受容体型-レチノイドX受容体-レチノイドX受容体α.β.y
 遺伝子はRXRA.B.G リガンドはレチノイド

核内受容体は概日リズムを調節する
概日リズムと代謝は核内受容体シグナル経路によって連携的にはたらく


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2020年12月07日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 19

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その物自体を見ているようで、本当のところは、物が反射する光を見ている。』
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ロドプシンrhodopsin
アポタンパク質のオプシンopsinと ( 桿体視物質scotopsin 錐体視物質photopsin)
発色団chromophore レチナールアルデヒド体 からなる。

 アポタンパク質apoprotein:補欠分子族prosthetic groupと結合して活性のあるタンパク質になる

タンパク質:その構造はアミノ酸の玉が鎖のようにつながり 
   らせん状 折り畳まれた形 球状に丸まった立体構造をしている。
   タンパク質の立体構造は
    一次構造:ポリペプチド鎖と呼ばれるアミノ酸のつながり
    二次構造:らせん状のポリペプチド鎖
    三次構造: 折り畳まれ球状のポリペプチド鎖
    四次構造:球状の鎖がいくつか集まり大きな構造をとっている
20数種のアミノ酸のアミノ基とカルボキシル基は共通だが 側鎖と呼ばれる部分がそれぞれに違う。
側鎖には親水性と疎水性があり、これによりアミノ酸親水性、疎水性を規定される。
アミノ酸の鎖が立体構造をとるとき 疎水性アミノ酸は内側へ 親水性アミノ酸は外側に行こうとし
1本の鎖が立体へ変化す。
体内は70%が水分 タンパク質は常に水と接する状態にあり 疎水性アミノ酸は水を嫌い内側に潜り
 親水性アミノ酸は水と接する外側に行く

側鎖が酸性か塩基性かもタンパク質の構造を決める要因。
塩基性側鎖はプラス 酸性側鎖はマイナスのイオンを帯びており
 イオンの電磁力相互作用electromagnetic force :引力attraction 斥力repulsion も立体構造に影響を及ぼす。
アミノ酸の種類 数 配列のしかた 並び 立体構造 はタンパク質の独自性を保つ要素
たった20数個のアミノ酸から何百億兆種類のタンパク質が生まれるのはこのため。

 ポリペプチド鎖 :アミノ酸のつながり
 鉛筆を芯にしてそのまわりに針金を巻き付けてできるような形「αらせん」を好んでとる。
 ポリペプチド鎖を引き延ばせば 鎖と鎖は水素結合で固められ「αらせん」が「β構造」に変化す
 はタンパク質の二次構造に分類され 無理なく安定している

補欠分子族 (prosthetic group): 活性に不可欠な非タンパク質性の低分子化合物
タンパク質部分に共有結合/配位結合などにより強固に結合し酵素活性を発現する


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と たのしい演劇の日々

2020年12月02日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 18

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 18

子供がまだ小さかった頃の事
子供の足で 20~30分 散歩に丁度良い距離の図書館へ週一回通う
その図書館の児童書コーナーは 大人の本とは入口を挟んで反対側に据えられ
更に 本の返却貸出し.案内カウンターは横広で 子供コーナーに面し
勿論子供の本棚はどれも低く また子供が隠れてしまうブラックスポットも無く
何処からでも子供に眼が届く 安全設計で 連れの大人は安心して子供を放ち
 子供が好みの本を存分に楽しむ姿を 離れて見守る事ができた

「ねんねのご本」と私たちは呼んでいたが
消灯までのひと時
 子供たちと床に入り 読み聞かせをして物語の世界で遊ぶのを 当時習慣としていた 

図書館で週一回 「ねんねのご本」を20冊借り出し 毎晩読み聞かせし
 渡英前に 3000冊以上の絵本や児童書を親子で楽しんだ

ところで 或る日図書館から戻り 子供たちと20冊の本を広げ
どの本から読むのかと 順番付けをしていた折の事
フッと 部屋の入口に眼が向かう
すると其処に 小柄な男性
 【映画『コンタクト』(Contact .1997年) 主演のジョディ・フォスターJodie Foster が
  早くに死別した父親と再会するシーンでの父親の描写に観られる
  半透明で 人間の姿 をしている】 
が 微笑みながら私たちを眺めている
咄嗟に 子供たちを怖がらせてはいけないと思い 知らん顔で本の話に戻るも
その入口に面して座っていた子供が
「男の人が 立っているね」 と (子供にも見えている!)
直ぐに入口へ再度眼をやったが その存在はすでになかった


“見える” という事は 其処に事実存在して有る と云う事
 photonはその存在を捉え反射 視覚から脳へ信号が送られ 脳が 対象物/存在 を表す


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