アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2016年02月28日

俳優修業Peter Warnockの「Lights Camera Upload!」 Acters Center London

Still 2.jpg



                     写真はWEBより拝借いたしました   




俳優修業Peter Warnockの「Lights Camera Upload!」 Acters Center London


近頃オーディションは オーディション用ビデオを撮り キャスティングディレクターへ送る 或いは

 Skypeオーディション が多く行われるようになっております


Skypeオーディション では パソコンのカメラ マイクを使い 快晴な昼間ならば自然光の元 夜ならば

 明るい灯りを使い そして カメラに現れる背景を少し考慮し 白い壁 壁の無い場合は 背景用に

ボードやカーテンを用意しておき  キャスティングディレクターが こちらの姿を よりよく判明でくるよう

少し工夫しさえすれば あとは 楽しく skype でオーディションとなるのですが


ビデオ撮影となりますと しかも 近頃はもちろん スマートフォンを使っての自撮り な訳ですから 

どの程度の質でオーディションビデオを用意すればよいものか 頭痛がしておりましたおり

Acters Center London に講習を見つけましたので 参加いたしました


講師は Peter Warnock 俳優 演出家 ボイスコーチです


しかし結果から申しますと 俳優がそこまでしなくてはいけないのだろうか? と疑問を覚えました

お金を掛けず でも 質の良い オーディション用ビデオを作る

その為 専用のマイク 照明器具 を用意しなくては なりません

マイクの使い方はそれほど問題ありませんが 照明器具の使い方は 映画カメラ撮影 舞台照明等で 

照明について知識がある方が有利です

また 撮影の後 パソコンソフトを使って編集をしますので これも編集ソフトの使い道 編集の仕方を

知っておくと より良いものを創り出すことができます

なので 年配の俳優で パソコンもやく使えないとなれば ころは容易には行きません

オーディションに向け 台詞も覚えながら このビデオを作成する これでは俳優の負担が大きすぎます

しかし グローバルな興行界にあって ビデオオーディションは当たり前の事になりそうです

 



と たのしい演劇の日々 




2016年02月21日

観劇Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場02

02能.jpg



                   写真はWEBより拝借いたしました




観劇Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場02



魅力のある俳優を舞台上に見いだせないのは とても残念なことなのです

Carole Karemera, Jared Mcneill, Ery Nzaramba, Sean O'callaghan

よく演じました 台詞の運びは見事でした

しかし 魅入れなかった 何故なのでしょう?


Peter Brook は 観客と物語を分かち合う 俳優の創造性を最も理解し

 舞台づくりをやってきた演出家であると確信しております なので 

舞台上の俳優の生きがよろしくないのを 観客の立場で見せられるのは 

何か別の演出意図でもあるのかと考えてしまいます


俳優とは 此岸 と彼岸の 狭間に物語を展開し 観客を誘う者 であろうと 認識しております

 その為に 境界を超えるのです


Peter Brook「Battlefield」は 何百年に及ぶ戦争のはて 累々たる屍の野で 

死者なのか生者なのかさえもう定かでない存在が 人間の不条理を語ります

俳優に魅力がない 日常レベルのエナジーで まるで幽霊のように舞台に存在する 

それはそれとして この演劇を実現しておりますが


俳優の在り様は もっと違ってよいように思えるのです


と たのしい演劇の日々
 

2016年02月17日

観劇 Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場 01

peter brook00.jpg


                      写真はWEBより拝借いたしました



観劇 Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場01


観劇後 時の経過と共に じわじわと印象が浮かび上がってまいります 

Peter Brook の魔法は未だ効いたままのようです


パンフレットにあります 監督 Peter Brook のノートの意訳を試みましょう



劇場は歩みの過程にある その過程で 毎日 何かが動き発展していく

『何時 演劇は成され また あなたは世界救済を企てているのか?』とよく問われる

10人の俳優が集い 初日は随分違う雰囲気でいるのだが 私たちは共通の目的も持ち それは眼下にある

フットボールの選手は瞬時に判断し行動すだろう と同様に


何かが毎日行動し発展している

この小さい世界は 絶えず動いている

稽古時間はいつも大変短いのだが それ故の重圧により集中力を増す それが俳優たちに親近感を生む

俳優たちは一緒に仕事をこなしながら一体となる 物語を共有し そしてそれは観客なしには成り立たない

しかも 時間は有限であることも理解している

時にそれは 8週間の公演に向け 稽古の残り時間は僅か3週間であることもある

シェークスピアの「真夏の夜の夢」 では ストラットフォードで10週間だった そして

 「マハーバーラタ」は 我々自身の劇場で 自身に叶った稽古計画で 10年を費やした

何が面白いかと言えば 質の悪い観客は存在しないと云うこと

観客は 多様で大量であればあるほど良い

緩やかに 観客は 我々を受け入れ それは 我々にとって試練であるが 遂に観客は勝ち越す


我々は稽古を重ね  それはとても神秘な出来事なのだが

俳優たちは 物語と共に一つと成る


そして ころこそ試練なのであるが 物語が終わり 観客たちの喝采を待つ 束の間の沈黙の瞬間

  その瞬間こそ 劇場の仕事における最上の報奨だろう







と たのしい演劇の日々 

2016年02月15日

観劇 Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場

Battlefield00.jpg





観劇 Peter Brook「Battlefield」Young Vic劇場

この作品は 上演時間9時間に及ぶ前作「マハーバーラタ」を練り上げ

 一時間弱に仕上げたものなのだそうです 

日本のパルコ劇場提携で もうすでにご覧になった方もおられることでしょう 


「The Mahabharata」 penguin classics版を読んでおりますが 延々と戦争を繰り返す物語の中に

 ヒンズー教の世界観が描かれており ギリシャの古典同様 

人間と神存在との綾なす怪しげで混沌とした叙情詩は しかし

 その壮大な宇宙観により 存在の源 魂の琴線に触れる 体験を覚えます


Battlefield01.jpg


                  写真はWEBより拝借いたしました  


さて 舞台はと言いますと インド人の俳優陣を期待しておりましたので 

もちろん人類の起源は アフリカ説なのですが 

この物語はやはり ガンジス河と己の魂を共有した俳優陣に演じてほしかった 

黒人俳優が ラップの調べでガンジス河を語りましても あの偉大な河の存在を信じることができません

 いやむしろ アフリカのザイール河 或いはアメリカのミシシッピ河の匂いが流れてくるように思えました 

しかし 皆優れた俳優たちです 

まず肩の力がよく抜け 叙事詩ですから 台詞は歯切れよく そして

 呼吸のリズムを観客のそれと歩調を合わせるように語られます 

その俳優たちの舞台上での在り様は 独特な劇的雰囲気を作り上げており 

それは大層素晴らしいことで 観客を物語へといざないます 

演技もいたってシンプル なのですが 多少日常レベルが気になりました 

言葉と身体所作にギャップを覚え もう少し シンプルだけでなく 舞やマイムに近い 振り を意識すれば

 より この作品 「マハーバーラタ」の宇宙を描けるのではないでしょうか

それでも 魔訶不思議な雰囲気に覆われ しばし夢心地に満足いたしました
   



と たのしい演劇の日々 

2016年02月08日

人智学演劇本 Dawn Langman「The Art of Speech」15

マタイ福音.JPG


                        写真はWEBより拝借いたしました



人智学演劇本 Dawn Langman「The Art of Speech」15

の意訳をホンの少しづつですが 続けております 

彼女の文章は シュタイナー本同様 とても難解なのです 

彼女の霊的体験より得た知恵を言葉に移し替える難しさ所以でありましょうか? 


発声器官

世界を定義する 異なる作法を探索することで 思考 感情 行動に影響し 私の知覚は変化した

この変化はもちろん 発声器官 その小さな働きにも変化を生じている

我々の発声器官と 思考 感情 行動 この三つの 魂の作用の間には 緊密な関係がある

1. 感情    唇前部 歯の前部 舌先

2. 思考    口蓋中央部 歯 舌も含む

3. 意志/行動  口蓋奥 奥歯 舌の付け根も含む



想像力を用い発声器官を分析してみる


我々の前提は 宇宙/天地万有は 恣意によらない 

 知恵は 舌 唇 歯 口蓋との連動によって作られた 音の中で働く

人類の 血一滴に 手脚に 眼の虹彩に その神秘は 刷り込まれている

発声とは 人間性から引き離された 単に発声器官を優れて発達させた 結果ではない

発声を習得するとは 発声器官を生理学的に理解した上で

 我々の起源の違った捉え方の元に 芸術性の神秘の鍵を開けることだ 



我々はパンのみによって生きているのではない 神の言葉により生かされている
(聖マタイの福音より)

晩餐会 さあ美味しいワイン  よく熟した言葉 を馳走になろう



  



と たのしい演劇の日々 

2016年02月06日

演技 台詞を覚える

learning lines.jpg



             写真はWEBより拝借いたしました



演技 台詞を覚える


台詞を覚える それは大仕事であります 年齢も手伝い 更に加え 外国語(英語)です


台本を読み 意味を組み取り 状況を理解し 情景を思い描きながら  知らない単語を調べ

 Oxford DictionalyWeb版を利用しております 

発音記号を書き込み 発音を聞き 何度も繰り返し発声し 読み進みます

ト書にある 役の所作 感情等 必要な個所を色鉛筆でハイライトいたします


相方の台詞も声に出して読みます 


役の台詞を色鉛筆でハイライトいたします その際

 一番伝えるべき単語 重要な単語をはっきりハイライトし 他の単語は 弱めにハイライトをつけます 


台詞の横の空白部分に 物語の流れを 視覚で捉えるのを助ける為に 簡単に絵を描きます



合間 合間に 唇と舌を マッサージします

台詞で 物語を 語る レベルに至るまで 何度も 何度も それこそ何度も 

繰り返し声に出して シーンを読み続けます


カメラ演技の場合 ステッピングはいたしません


大概 オーディションの場合 数日しか頂けません


もちろん プロダクション側は 西アジアの俳優を探しているわけですから 

流暢に英語を喋る必要はないのです でも 観客に伝わる英語で物語を喋る に至る努力をいたします

 しかし 時間は限られておりますので 出来るところまでで 良しとします 

才能ある監督は 俳優の可能性を見抜きますから 上辺を作ろうことに無駄な時間は無用なのです

  



と たのしい演劇の日々 
<< 2016年02月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          
月別アーカイブ
2024年02月(1)
2024年01月(2)
2023年11月(1)
2023年10月(1)
2023年09月(4)
2023年08月(7)
2023年07月(4)
2023年06月(2)
2023年05月(2)
2023年04月(2)
2023年03月(3)
2023年02月(6)
2023年01月(4)
2022年12月(3)
2022年11月(1)
2022年10月(2)
2022年09月(4)
2022年08月(5)
2022年07月(4)
2022年06月(3)
2022年05月(1)
2022年04月(3)
2022年03月(2)
2022年02月(2)
2022年01月(3)
2021年12月(8)
2021年11月(5)
2021年10月(8)
2021年09月(10)
2021年08月(25)
2021年07月(9)
2021年06月(12)
2021年05月(16)
2021年04月(11)
2021年03月(11)
2021年02月(13)
2021年01月(11)
2020年12月(10)
2020年11月(7)
2020年10月(11)
2020年09月(9)
2020年08月(8)
2020年07月(15)
2020年06月(11)
2020年05月(27)
2020年04月(15)
2020年03月(11)
2020年02月(10)
2020年01月(6)
2019年12月(16)
2019年11月(12)
2019年10月(17)
2019年09月(5)
2019年08月(18)
2019年07月(11)
2019年06月(18)
2019年05月(14)
2019年04月(14)
2019年03月(14)
2019年02月(14)
2019年01月(19)
2018年12月(21)
2018年11月(22)
2018年10月(30)
2018年09月(23)
2018年08月(20)
2018年07月(14)
2018年06月(13)
2018年05月(11)
2018年04月(7)
2018年03月(14)
2018年02月(7)
2018年01月(10)
2017年12月(13)
2017年11月(3)
2017年10月(12)
2017年09月(2)
2017年08月(14)
2017年07月(10)
2017年06月(5)
2017年05月(5)
2017年04月(16)
2017年03月(5)
2017年02月(5)
2017年01月(4)
2016年12月(8)
2016年11月(5)
2016年10月(8)
2016年09月(13)
2016年08月(6)
2016年07月(12)
2016年06月(11)
2016年05月(11)
2016年04月(4)
2016年03月(11)
2016年02月(6)
2016年01月(6)
2015年12月(6)
2015年11月(2)
2015年10月(2)
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。