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2021年06月28日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 41

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 41

Chemistry01

原子atomは 原子核(陽子+中性子)と電子 より成
粒子がもつ電気「電荷」 原子全体の電荷の和は0
陽子と中性子の質量は同じぐらい 陽子と中性子の重さを「1」とした場合の
    電子の質量は、「約1/1840」非常に軽い

原子番号:原子番号=陽子の数=電子の数
      陽子の数は、原子の種類ごとに決まる 
      1個の原子の中に同じ数の電子と陽子あり
    陽子の数は電子の数と釣り合っており 原子は電気的に中性

   原子番号1のH水素は陽子と電子を1個
   原子番号2のHeヘリウムは陽子と電子を2個もっている

質量数: 陽子の数+中性子の数

    ex, ヘリウム元素記号「He」の左横下原子番号の2 その上に質量の4 


同位体/アイソトープ: 原子番号が等しく 中性子の数が異なる原子
放射性同位体/ラジオアイソトープ:
不安定な原子核は 放射線を出して別の原子核に変わろうとする

「電子殻」 原子の中の電子は、原子核の周囲にいくつかの層をなして存在している
  原子核に近い方から順に、K殻、L殻、M殻、N殻・・・・・・と、さらに続いていく


イオン

イオン結合 NaCl→Na++Cl-
電解質: 水などの液体に溶けて電離する(電気を通す) 物質
非電解質 水などの液体に溶けても電離しない(電気を通さない)物質
電離: 電解質が水に溶け 陽イオンと陰イオンに分かれる現象

食塩(塩化ナトリウム)の化学式はNaCl
水に溶かすと
正の電荷を帯びた陽イオン(Na+)と、負の電荷を帯びた陰イオン(Cl−)に分かれる:電離
水溶液に電圧をかけると、
陽イオンは陰極(−)に、陰イオンは陽極(+)に移動する性質がある
その結果、電流が流れる
塩化ナトリウムを水の中に入れる
  Na原子が 電子を失って プラスの電気を帯び Na+ナトリウムイオン へ
 Cl原子がCl-塩化物イオン に変化

貴ガスは最外殻に最大数の電子が配置されてとても安定しているので
原子 は希ガスと同じ電子配置 状態になろうとする

Ne型の電子配置 neon K2L8
ex, 11Naナトリウム 原子番号11 陽子と電子は各々11個ずつ(陽子11個、電子11個)
正と負の電荷が釣り合い 電気的に中性
Na原子は3つの電子殻があり 電子が10個のneonと同じ安定した電子配置をとろうとする
最外殻の電子を1個失う 陽子は11個のままなのに、電子は10個
全体としては、正の電荷が1個多い。この状態を「Na+/1価の陽イオン」

イオン半径:イオンを球形とみなした時の半径
  原子が陽イオンになると最外殻の電子が放出されるので、
  イオン半径はもとの原子の半径より小さくなる

電子2個のやり取り
ex, マグネシウム・12Mg 電子2個失う。最外殻 L8
この場合「Mg2+2価の陽イオン」になる

Ar型の電子配置 argon K2L8M8
塩素原子が電子を1つ受け取って塩化物イオンに
Cl 最外殻に 7個のeが入ってい もう一つeが入りe8個に
ex,・17Cl 塩素 陽子と電子は17個ずつ(陽子17個、原子17個)
塩素はNaとは逆に、eを1個受け取って、アルゴンと同じ安定した電子配置をとろうとする
その結果、(電子を1個受け取ると)陽子は17個、電子は18個になり
全体としては負の電荷が1個多い この状態が「Cl−/1価の陰イオン」

原子が陰イオンになる時、電子を受け取る イオン半径はもとの原子の半径より大きくなる

電子を2個やり取りする場合
ex,・16S硫黄 電子を2個受け取って安定した電子配置をとろうとする。最外殻M8
これは「S2−2価の陰イオン」

イオン式 「Na+」や「Cl-」
イオンの価数 イオンになるときに出入りする電子の数

単原子イオン :1個の原子からなるH+やCl- イオン
多原子イオン: 2個以上の原子からなるNH4H+や CO32- イオンを
単原子の陽イオンは元素名にそのまま『イオン』をつけるだけ
単原子の陰イオンの場合は元素名の最後の文字に『化物』を加える

陽イオン
H+水素イオン 1価
NH3がイオンになる 1 価のNH4+ アンモニウムイオン
Caがイオンになる 2個のeを失う「-2」イオンは「+2」 2価のCa2+ カルシウムイオン
Alがイオンになる 3価の Al3+ アルミニウムイオン  
NH​3アンモニアがイオンになる NH4+ アンモニウムイオン

陰イオン
 塩化物イオン Cl- 1価  
 酸素のイオンO2− 酸化物イオン
 水酸化物イオン OH- 1価
 炭酸イオン CO32-  硫酸イオン SO4 2− 2価
 リン酸イオン PO43- 3価


と たのしい演劇の日

2021年06月26日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 40

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 40

Chemistry00
元素は 原子の性質の違いを区別するためにつけられた名前の総称  
 原子: 世の中の全ての物質の元
 原子核 (陽子 + 中性子)とその周りを回る電子 で出来ている

「元素」物質を構成する基本的な成分 
元素の周期表
周期律に基づき 性質の似た元素が縦に並ぶよう配列した表
  周期律 :元素を原子の電子配置(原子番号の順に並べた)その性質が周期的に変化
    (希ガスrare gas価電子の数「0」でリセット)

  族group 周期表における縦方向の集合 :原子力学の原子の構造の特徴
       原子価殻において電子配置が同一である原子は同じ族に含まれる
  周期period 周期表のおける横方向の集合 :
      最外電子殻が内側から何番目であるかを表す
  ブロックperiodic table block :
    最外殻電子が元素の特徴に大きな影響を与える点を考慮して周期表を領域で分ける分類

「元素の周期表」1 〜20 

水・・・H(hydrogen水素)
兵・・・He(heliumヘリウム)  希ガス K2
リー・・・Li(lithiumリチウム)
ベ・・・Be(berylliumベリリウム)
ぼ・・・B(boronホウ素)
く・・・C(carbon炭素)
の・・・N(nitrogen窒素), O(oxygen酸素)
ふ・・・F(fluorineフッ素)
ね・・・Ne(neonネオン) 希ガスK2 L8
七・・・Na(sodiumナトリウム)
曲り・・・Mg(magnesiumマグネシウム), Al(aluminiumアルミニウム)
シップス・・・Si(siliconケイ素)、 P(phosphorusリン)、 S(sulphur硫黄)
クラーク・・・Cl(chlorine塩素)、 Ar(argonアルゴン)希ガスK2 L8 M8 K(potassiumカリウム)
か・・・Ca(calciumカルシウム)

 水素以外の1族元素は「アルカリ金属」
       3Liリチウム 11Naナトリウム 19K カリウム
18族の元素:貴ガス
17族ハロゲン:アルカリ金属と反応し塩を生成 9Fフッ素 35Br臭素 53I ヨウ素
     ( NaCl塩化ナトリウムは 17Cl塩素と11Naナトリウムの化合物)  
典型元素 :1族.2族 13族〜18族は縦に並んだ同族元素の性質がよく似ている
遷移元素 :3族〜12族は横に隣り合う元素でもよく似た性質を示す
  原子番号が増えるときに電子が内側の電子殻に入り最外殻の電子の数が変化しない
第4周期の遷移元素:「金属.合金をつくる.固い.電気を通す」など共通した性質を持つ
         これらの元素の化合物の水溶液は 色とりどり鮮やか
『金属元素』80種類 その他『非金属元素』
アクチノイドのひとつ  92Uウラン までが自然界に存在する元素
      それ以降の元素はすべて人工的に合成したもの


純物質 (ex, H2O)
単体 :1種類の元素(H ,O)からなる物質(ex, 水素分子H2 酸素分子 O2)
化合物(ex,H2O):2種類以上の元素(H ,O)からなる物質
  化合物と元になる単体の物質とは性質が異なる

混合物 元素が混じり合っているだけなので、それぞれの純物質の性質がそのまま残る
化合物 化学反応によりまったく別の物質に変化したもの(元の物質とは性質が異なる)
純物質の沸点は「物質ごとに一定」、混合物の沸点は「組成によって変化」

「同素体」同じ元素からなる単体で性質の異なるもの
S硫黄、C炭素、O酸素、Pリン

熱運動:
 空気に含まれるN2窒素分子やO2酸素分子は、好き勝手に動き続けている
  拡散:物質を構成する分子が不規則に動き続は まわりの物質に衝突

状態変化 : 物質は熱の出入りに伴い状態を変化させる




と たのしい演劇の日

2021年06月18日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 39

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 39

侵入した病原体を樹状細胞が食作用し ヘルパーT細胞に抗原提示
リンパ節ではB細胞も流れ着いた同じ病原体の抗原を取り込みヘルパーT細胞にその抗原提示

獲得系の 体液性免疫 :B細胞が抗体をつくる反応

ヘルパーT細胞は
 受け取った情報に基づきインターロイキンIL/Interleukin (情報伝達を担うタンパク質) 放出

生理活性蛋白質/サイトカインcytokine: 細胞から分泌される低分子タンパク質
細胞間相互作用に関与し周囲の細胞に影響を与える

罹患で腫れるリンパ節の中でT細胞とB細胞が情報交換をし抗体をつくる準備をする
B細胞(リンパ球.抗体産生細胞)は
 インターロイキンを受け取り
  その抗原に対する抗体(分子)をつくり 増殖 
  抗体大量生産 分泌・放出  血液/体液の中を流れていき 
抗原抗体反応(病原体の表面に付く) 病原体がそれ以上感染できないように無力化

  1.その毒素を抑える。
  2.食細胞の食欲が増す

抗体の構造
免疫(免疫グロブリン 5種類 IgG(80%)、IgA、IgM、IgD、IgE)は四量体タンパク質
H鎖(Heavy)、L鎖(Light)
H鎖とL鎖が1本ずつ組み合わさった構造がS-S(ジスルフィド)結合でつながる
S-S結合はシステイン(タンパク質)がもつ硫黄原子(S)同士が結合したもの
可変部 :
  抗原に結合する部分 多種多様な 抗原に働く抗体は決まっている
  抗原と結合する可変部は 抗原に応じてその構造を変える
定常部 :常に形が変わらない部分

抗原抗体反応 :抗体は抗原と結合 マクロファージ(食細胞)の食作用を促す
体内に抗原が侵入すると、抗体の可変部が抗原に結合
マクロファージ(白血球)がそれに好反応 食作用が促される
抗体自身が抗原を排除するわけではない


免疫記憶: 1回目の感染で免疫反応のために増殖したT細胞 B細胞は役割を終えると消滅 が
その一部は記憶細胞としてリンパ節などに残る


適応免疫の4つの特徴 :
1. 特異性  特定の相手だけに反応
2. 多様性 身体中のどんな病原体に対しても最終的に反応できる
3. 自己寛容 自己 非自己を認識 
4. 免疫記憶 同じ感染症に2度はかからない現象



と たのしい演劇の日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 38

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 38

獲得系の 適応免疫
脊椎動物だけが持っているはたらき
適応免疫は 自然免疫では撃退できなかった特定の病原体に活性化したリンパ球が強力にはたらく

自然免疫が病原体を撃退する一方で
樹状細胞も食作用し リンパ節にてT細胞に 抗原提示
この抗原にだけ反応するヘルパーT細胞 キラーT細胞が結合 で活性し 増殖

細胞性免疫 :
増殖したキラーT細胞が 病原体に感染した細胞ごと攻撃し撃退するしくみ
増殖したヘルパーT細胞は リンパ節から感染箇所へ行きそこで戦うマクロファージの食作用強化

免疫細胞(1種類の受容体しかない)が何百万種類も用意されている
各病原体に特化した細胞が増殖 病原体に立ち向かう
時間は掛かるが 強力に結合できる力を持ったリンパ球が増え いったん増えるとほぼ無敵

キラーT細胞は自己/非自己を識別するTCR(受容体.タンパク質 )をもつ
MHC(主要組織適合抗原)は 個体に特有の膜タンパク質
キラーT細胞のTCRはMHCを特異的に認識する受容体
キラーT細胞がMHCと結合できなかった場合キラーT細胞はこの細胞を自己と認識
キラーT細胞がMHCと結合できた場合キラーT細胞はこの細胞を非自己と認識
HLAヒト白血球抗原:ヒトのMHC 臓器移植で拒否反応を引き起こす 
TCR T細胞受容体 MHCを特異的に認識する受容体 適合で非自己 不適合で自己


膜タンパク質:
微生物 動物 植物に至るすべての細胞  細胞内小器官の膜の中で働くタンパク質の総称
イオン 栄養素など生命維持に必要な物質を運搬
ホルモン 光 熱 音などの感覚受容器 細胞外情報の高感度センサーなど
生物のゲノム解析から遺伝子の約3割が膜タンパク質 だが 機能不明
モザイク状態がすすんだ膜構造モデルも提案される
7回膜貫通型膜タンパク質ヘリックス構造 は さまざまな微生物 動物 植物の細胞に観られる
(電子顕微鏡 結晶解析 核磁気共鳴/NMR バイオインフォマティクスなど構造生物学が発展し
   複雑な膜タンパク質の立体構造解明)


と たのしい演劇の日

2021年06月17日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 37

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 37


免疫細胞は 骨髄にある造血幹細胞からつくられる
白血球の 免疫細胞 食細胞(マクロファージと好中球(白血球の70%) +樹状細胞)
     リンパ球(T細胞 B細胞(抗体を作る))
免疫細胞の多くは 血液やリンパの流れとともに体の中を循環

抗原が体内に侵入
先ずは 自然免疫(生まれながらにもっている免疫)に関連するタンパク質
 食細胞の 好中球 マクロファージなど +(樹状細胞)
自然免疫系の細胞は
その全てがひととおりの病原体を見分け(病原体を感知する受容体を複数持つ)
食べたりする能力を持ち  病原体の侵入に素早く反応 だが 効き目が弱い

好中球の表面に TLR(トル様受容体.タンパク質)
TLRは、非自己全体の認識に繋がる受容体
そのため、抗原の細胞膜、細胞壁、べん毛、DNA、ウイルスのRNAなど、様々な特徴を認識
TLRは、特定の抗原ではなく、様々な非自己を認識できる

樹状細胞(も食細胞(マクロファージ.好中球))の食作用は 自然免疫と獲得免疫の橋渡し
樹状細胞はリンパ管のリンパ節へ移動し食べた(細胞内消化)抗原を
 抗原提示(獲得/適応免疫 始動)
抗原提示により抗原に特化したヘルパーT細胞(リンパ球(免疫細胞司令塔)が結合 で活性化
適応免疫はその働きを始める



と たのしい演劇の日

2021年06月14日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 36

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 36

たんぱく質
タンパク質 アミノ酸が多数結合した物質:ポリペプチド
タンパク質が立体構造をとることでその働きを発揮
タンパク質の働き 酵素 神経 物質輸送 内分泌 免疫 細胞接着など


免疫系 免疫(免疫グロブリン Ig)
免疫に関するタンパク質
免疫
本来は自分の体内に存在しない異物が体内に侵入してきたときにその異物を排除する仕組み

異物を排除する細胞:免疫細胞  骨髄にある造血幹細胞からつくられる

骨髄で生まれた未熟T細胞は胸腺に運ばれ 厳しい選別を受けヘルパーT細胞やキラーT細胞に育つ

免疫システムは生命にとって大切 確実にはたらくT細胞を送り出さなければならない
ほとんどのT細胞は胸腺で死滅 最終的に生き残るのは全体の2〜3%
「異物」を認識するために 自己(自分の体と同じもの) 非自己(異なるもの)を区別する

体外から侵入してきた非自己:抗原

ヒト 生まれてから1~2年経った幼児期までに自己/非自己が確立
自己/非自己が確立すると 体内の免疫細胞は非自己に対して攻撃をする

負の選択 :胸腺の中で自己に反応するような細胞が取り除かれる

制御性T細胞 :自分に反応するT細胞の邪魔し はたらけなくする

免疫細胞は 受容体(タンパク質)をもっており自己/非自己の構造を認識
免疫細胞は何段階にもわたって姿形を変える (リンパ球)




と たのしい演劇の日

2021年06月10日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 35

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 35

たんぱく質
タンパク質 アミノ酸が多数結合した物質:ポリペプチド
タンパク質が立体構造をとることでその働きを発揮
タンパク質の働き 酵素 神経 物質輸送 内分泌 免疫 細胞接着など

恒常性を保っていくしくみ
  標的細胞に 必要情報を伝え 外界の環境に対し その中でも生きていける様に働く
内分泌系の伝達物質 ホルモン
ホルモン:細胞から細胞に情報を伝えるはたらきをもつ情報伝達物質
血液中に内分泌されて標的器官に作用する生理活性物質
 内分泌: 物質が血液中に分泌される
内分泌細胞:ホルモンを作り 分泌する細胞 内分泌腺に集積
標的細胞:体液によって運ばれてきたホルモンを受け取る細胞
     標的細胞は 特定のホルモンに結合する受容体を持つ
ホルモンが標的細胞に受容されるとホルモンの働きが発揮され細胞は 生理活性 を示す

ホルモンは血液中をまわり体中を巡る 基本的にたくさんの細胞に均一な情報を伝えることができる その代わり時間がかかる(神経系より) 状況に応じいろいろな外部情報を統合できる


視床下部…脳下垂体の細胞を標的細胞としたホルモンを分泌
脳下垂体前葉  からだの成長を促す成長ホルモン 他の内分泌腺に情報を伝えるためのホルモン分泌
脳下垂体後葉…腎臓の働きを調節するホルモンを分泌
甲状腺…体内の様々な細胞に対して 代謝を促進するホルモンを分泌
副腎皮質…血液中のグルコース濃度を高めるようにはたらくホルモン
     体液中の塩類/ ナトリウムイオン濃度を調節するはたらきをもつホルモンを分泌
副腎髄質…血液中のグルコース濃度を高めるようにはたらくホルモンを分泌
      このホルモンは心臓の拍動を促進する
すい臓…血液中のグルコース濃度を高め下げる ようにはたらくホルモンを分泌
すい臓はホルモンを分泌する内分泌腺であり 十二指腸に消化酵素を分泌する外分泌腺
 外分泌:細胞で作られ からだの外に分泌されること  消化液の分泌は外分泌
 外分泌腺:その働きをもつ部分 

標的細胞が細胞膜や細胞内にもつ 受容体 に結合することでその細胞に情報を伝える

 親水性ホルモン/ペプチドホルモン:細胞膜を通過しにくい その受容体は細胞膜の表面にある
   ホルモン受容体に結合 → Gたんぱく質活性 酵素と結合 → 
      生成物(2nd メッセンジャー)細胞内たんぱく質と結合 → 生理活性

 疎水性ホルモン/ステロイドホルモン:
細胞膜を通過しやすい 細胞内 細胞質や核の中にある受容体と結合
  特定の遺伝子の発現を進めるなど細胞内に必要な情報を伝える


受容体の特異性: ホルモンの種類ごとに異なる
        特定のホルモンはその受容体をもつ 細胞だけに情報を伝える

体液中に同時に多くの種類のホルモンが存在し
 ホルモンと受容体の特異性で それぞれの標的細胞だけに情報が伝わる
 細胞がホルモンを受け 細胞のはたらきが変化し体内環境を一定に保つ(恒常性/ホメオスタシス)




と たのしい演劇の日

2021年06月09日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 34

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 34

たんぱく質
タンパク質 アミノ酸が多数結合した物質:ポリペプチド
タンパク質が立体構造をとることでその働きを発揮
タンパク質の働き 酵素 神経 物質輸送 内分泌 免疫 細胞接着など

ニューロン 神経細胞
伝達にかかわるタンパク質:神経伝達物質 受容体
刺激 を受け 刺激が与えられた部分から電気が流れ: 興奮
興奮 はニューロンの末端へ  シナプス小胞に含まれる 神経伝達物質(タンパク質) を放出
神経伝達物質は ニューロンとニューロンの間 シナプス間隙 に放出され
ニューロンの細胞膜上にはタンパク質からできている受容体が出ており
シナプス小胞から放出された神経伝達物質は 隣のニューロンの受容体と結合
受容体に神経伝達物質が結合 → 刺激 → 電流が発生 し次のニューロンへと伝わってゆく
1つの神経細胞から隣の神経細胞へ興奮が伝わる:伝達


モータータンパク質 細胞内における様々な構造体の移動 を担う
キネシン・ダイニン・ミオシン
細胞内の物質輸送に関わるタンパク質
exa,
ニューロン末端に 蓄積したシナプス小胞 の中に入っている 神経伝達物質(タンパク質)
神経伝達物質はニューロンとニューロンの間に放出され 興奮 を伝達
核周辺で合成された神経伝達物質と結合したモータータンパク質(キネシン ダイニン) は 
軸索の中の細胞骨格.微小管の上を移動し ニューロン端末へ

常にそれぞれ逆方向に移動 一方向にのみ物質を運ぶ
モータータンパク質の輸送には、エネルギー(ATP) が必要


光合成を行う葉緑体 は細胞内を動く
植物細胞の 細胞小器官が動く現象:原形質流動
ミオシン は植物細胞の中 アクチンフィラメント(細胞骨格)がレール状に張り巡らされている
 上を移動 ATPから得られるエネルギーが必要



と たのしい演劇の日

2021年06月08日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 33

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 33

たんぱく質 酵素enzyme

阻害剤:酵素の活性を低下させ 酵素反応に影響を及ぼす物質
酵素は生体内の化学反応を促進させる
酵素によって化学変化を起こす物質:基質
酵素は基質と結合し 酵素基質複合体 をつくる
酵素と基質の反応が終われば基質は 生成物 へと変化

基質濃度と酵素反応速度は比例関係
基質濃度がある濃度に達すると酵素反応速度は最大値をむかえ
その後基質濃度を増加させても酵素反応速度は一定


競争的阻害剤: 酵素の活性部位に結合する阻害剤 基質とは酵素をめぐり争うライバル
基質濃度が十分に高くなると阻害剤よりも基質の方が圧倒的に数が多くなり
競争的阻害剤が酵素と結合できる確率は低くなり
そのため酵素と結合できる阻害剤の量が減り 阻害効果を失う

非競争的阻害剤: 活性部位と異なる場所に結合し阻害作用を起こす
酵素が非競争的阻害剤と結合したことで活性部位の形が変わり基質と結合できなくなる
酵素反応速度はすべての基質濃度で減少
基質濃度が高くなると酵素反応速度はある程度まで増加した 後一定
非競争的阻害剤がない場合の酵素反応速度を上回ることはない
何故なら 非競争的阻害剤は酵素の活性部位以外のところに結合
競争的阻害剤と異なり基質濃度に関係なく酵素と結合できる阻害剤
そのため、基質濃度が十分に高くなったとしても影響を受けずに酵素と結合 阻害効果を継続


酵素反応の調節
生体にとって重要な働きをする物質:生成物 は酵素と基質が科学反応することで得られ
過不足のないよう一定の量に保たれている

酵素の量そのものを調節する方法
酵素の量は変えず酵素の活性を調節する方法:補酵素 フィードバック調節

補酵素
補酵素はビタミン等の非タンパク質で 熱に非常に強い性質
補酵素は低分子で酵素と可逆的に結合する
酵素は非常に大きい分子 補酵素は酵素に比べて短時間で生成する
よって酵素活性を止揚(Hegel)する働きをごく短時間で行うことができる 故に
酵素が基質との結合に補酵素を利用す
補酵素により活性部位が変形した酵素が 基質と結合でき
補酵素は、酵素の活性を上げるために必要な物質


フィードバック調節
生成物が酵素の活性に作用し 生成物の産生を制御する
生体内の細胞1つ1つの中でも起きている働き





と たのしい演劇の日

2021年06月05日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 32

俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 32

たんぱく質 酵素enzyme

ポリペプチド:アミノ酸が多数連結し鎖状
ポリペプチドが立体構造をことでタンパク質としての働きをもつ

酵素 働きをもったタンパク質の代表
生体内で触媒として化学反応を促進させる物質

基質 酵素による化学反応によって変化を受ける物質 別の物質:生成物 へ
 その化学反応を引き起こしているのが酵素
 酵素は基質の化学反応を促す生体触媒
酵素は基質に結合することで化学反応を促進/反応時間短縮させる
活性部位 :基質と結合する酵素の部位
酵素の基質特異性: 酵素はどの基質にも結合できるわけではなく特定の基質にのみ結合す
酵素基質複合体: 酵素と基質が結合した状態

酵素は反応の前後で全く変化しない

酵素の種類
@加水分解酵素(ヒドロラーゼ)
 水の助けを借り基質を分解。消化などに重要。
  例;アミラーゼ(C6H10O5)n(デンプン)+nH2O―→nC12H22O11(マルトース)
   マルターゼ C12H22O11(マルトース)+H20―→2C6H12O6(グルコース)

A除去酵素(リアーゼ)
 基質を加水分解によらずに分解。
  例;カルボキシラーゼ(脱炭酸酵素)
   CH3COCOOH(ピルビン酸)―→CH3CHO(アセトアルデヒド)+CO2

B転移酵素(トランスフェラーゼ)
  リン酸基 アミノ基などの原子団を1つの基質から他の基質に移す。
  例;クレアチンキナーゼ クレアチン+ATPDクレアチンリン酸+ADP

C異性化酵素(イソメラーゼ)
 基質分子内の原子の並び方を変える。
  例;六炭糖リン酸イソメラーゼ グルコース・リン酸Dフルクトース・リン酸
D酸化還元酵素(オキシドレダクターゼ)
 基質の酸化還元に関与する。細胞内呼吸に重要な働きをもつ。
  カタラーゼや各種のデヒドロゲナーゼ(脱水素酵素)がある。
  例;乳酸脱水素酵素 CH3CHOHCOOH(乳酸)DCH3COCOOH(ピルビン酸)+2H
E合成酵素(シンテターゼ)
  多くの生体物質の合成を促進する。
  例;クエン酸合成酵素 活性酢酸+オキサロ酢酸Dクエン酸


酵素による基質の化学反応は 温度やpHの影響を受る
 酵素には最も活性が高くなる温度37℃前後:最適温度
 最も活性が高くなる (酸性㏗4以下 中世 アルカリ性㏗10以上) pHがある :最適pH

ペプシン胃液に含まれる消化酵素
 最適はpH 2 強酸性条件下

アミラーゼだ液に含まれ デンプンを分解する酵素
 最適pH は中性条件下

トリプシン膵臓で作られる膵液の中に含まれる酵素
 最適pH8 弱アルカリ性.塩基性条件下



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