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2021年01月28日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 35

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 35

シナプス間隙での量子力学 Quantum Mechanics at the Synaptic Cleft

マシュー・フィッシャーMatthew Fisher US 理論物理学 QuBrain:quantum Brain

ベックBeckとエクルズEccles同様 準粒子quasi-particleに着目
 ニューロン中のポズナー分子Posner moleculeのリン原子核は量子ビットを帯び、
 デコヒーレンス時間は数分間に達す
 これは人類の意識の起源かもしれない との仮設を立てる

ポズナー分子,特にリン酸カルシウムCa9(PO4)6,calcium phosphate を関連付け
リン酸イオンphosphate ionの核スピンは、分子内で絡み合ったQubitとして機能、
「干渉性coherent」 状態を「干渉の消失dechoherence」から保護
(数時間~数日でデコヒーレンス発生)。

  量子ビットQubit: 古典ビットは2状態 (0,1) ,
  量子ビットは0と1と、その重ね合わせsuperposition の状態を取れる

Posner分子がシナプス前グルタミン作動性ニューロンに輸送されると
、さらにグルタミン放出を刺激し、シナプス後活動を増幅す。
非局在性量子のもつれのため、この活動は複数のニューロンに渡り強化される

  量子の非局在的相関:
   空間的に離れた電子が一方の刺激により他も受ける(電子テレポーテーション)

その理由
Posner分子内のリンのスピンダイナミクスを変更する。 
たとえば、Caを異なる核スピンを持つ異なるリチウムLi同位体に置き換えると、異なるデコヒーレンス時間が生じ、シナプス後の活動に影響を及ぼす。 
実際、リチウムは双極性障害者の躁病期を和らげる効果あり。



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2021年01月27日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 34

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 34

シナプス間隙での量子力学 Quantum Mechanics at the Synaptic Cleft

Friedrich Hans Beck (1927 – 2008. 独 物理学)

ジョン・カリュー・エックルス Sir John Carew Eccles(1903 – 1997 濠 神経生理学)
 1963年抑制性シナプス後電位(IPSP)の発見によりにノーベル生理学・医学賞。
 1977年『自我と脳The self and its brain』カール・ポパーと共作
   精神が脳をコントロールする二元論。物質世界と独立に精神世界が存在する
   脳にはそのコントロールに関わる接続部(連絡脳)があると主張

シナプス間隙での情報伝達特定のメカニズムに量子プロセスが関連し
その相互作用により精神活動は成る とする。
このプロセス エキソサイトーシスexocytosisiは 神経インパルスにより引き起こされる。
  エキソサイトーシスExocytosis:細胞外へ老廃物の排出と化学物質の放出(によるシグナル伝達 )

この引金を統計的に説明するため
 熱力学thermodynamics または量子力学quantum mechanics を用いる。
対応するエネルギー領域では 熱プロセスエネルギーは10-2 eV(室温)を超える 故
 量子プロセスと区別できる。
生物学的微細組織の数ナノメートルnano meterのスケールを仮定すると、 
量子プロセスが熱プロセスより優先されるには 10電子質量未満の有効質量で十分
 量子領域における このプロセス 時間尺度 上限は10〜12秒。
これは、細胞プロセスの時間尺度/10〜9秒 よりも遥かに短い。
2つの時間尺度の違いにより、対応するプロセスを互いに分離して扱うことができる。

提案された引金のメカニズムは、
 集合形態の粒子の側面を反映した、準粒子quasi-particleの量子概念に基く。
それは、状態の崩壊をもたらす、2状態の準粒子のトンネリングtunnelingプロセスを指す。
観察と一致し、範囲0~0.7のエキソサイトーシスの確率を得る。
量子の引金quantum triggerは、生体分子biomolecule間 電子移動の観点から理解できる。

この量子の引金が意識にどのように関連するか?
1. 意識始動因として脳内の量子プロセスを利用する。
根本的に予見不可能な量子状態の崩壊quantum state collapse性質による、
脳活動の意識への影響。
エキソサイトーシスexocytosisの瞬間的高揚による神経系への刺激により 意識発動す

2. 精神と神経系の相関は、ニューロンの干渉性な集合体による。
個々シナプスの無相関で不特定なプロセスは、ニューロン確率的ネットワークをもたらす
不特定なシナプスから秩序あるパターンを達成する集合体の可能性は
 量子確率共鳴stochastic Resonance  が考えられる
 確率共鳴:
 信号にノイズを加えることである確率の下 信号が強まり、反応が向上する現象


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2021年01月25日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 33

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 33

脳の活動と場の量子論Quantum Field Theory of Brain States
Guieppe Vitiello とFreeman Dyson(1923– 2020

脳の活動と量子論では、電場と磁場の振幅や神経伝達物質の濃度など、
 神経生物学に関連する観測量を研究。
彼らは、相転移の非平衡類似体 non-equilibrium analogue of phase transitions
 および皮質脳波のスペクトルエネルギー密度のべき乗則分布 の証拠を発見。
これらの観測はすべて古典論による故 ニューロン、グリア細 他の生理学組織は、
 脳活動への量子論アプローチ対象ではない
ただし 自己相似、フラクタル べき乗則分布の出現は、
 散逸量子コヒーレント状態と密接に関連している。
結論は、場の量子論の適用は、脳活動の古典的行動が現れる理由と方法を説明
更に その事は「精神活動」をも含む事を想定する。

1960年代  L.M.Ricciardi と 梅沢 博臣(1924 – 1995 日本 理論物理学)  は、
「記憶」に重点を置き、場の量子論 を利用して「脳」を記述することを提案(1967)。
その基本的な考え方は、
 量子場の真空状態の非等価な表現として、多粒子系の状態の観点から記憶を考える。
最近の研究では
 散逸dissipation、カオスchaos、フラクタルfractals、量子ノイズquantum noise の影響も含む

場の量子論は、無限自由度を持つシステムを扱う。 
そのようなシステムの場合、標準的交換関係を課すことから生じる観測量の代数は
 複数のヒルベルト空間(無限次元の関数空間) 表現を認める。
場の量子論の非等価表現は、
 自発的対称性の破れspontaneous symmetry breaking
  (ある対称性をもった系がエネルギー的に安定な真空に落ち着くことで、
    より低い対称性の系へと移る現象やその過程)
によって成る
系の大域的連続対称性が自発的に破れているときにスカラー粒子scalar boson が現れる
これは統計物理学の観点から記述された身体の秩序ある状態を場の量子論的に導出す。
これら動的に順序付けられた状態はニューロンの一貫した活動を表す。

エンコードされたコンテンツに意識的にアクセスするには、ニューロンの活性化が必要。
この活性化は、外部刺激による。 
このような記憶状態に相関する干渉性ニューロン群は、真空状態と見なす。
活性化は励起状態を導き
 真空(基底)状態でエンコードされたコンテンツの意識的な想起を可能にす。
散逸dissipationは
複数の異なるコード化された真空状態により 多くの記憶再生を可能にす。
「散逸」は真空状態に有限性をもたせ 時間的に制限された記憶を表す。
「散逸」は記憶システムに時間の軸をすえ、
 環境との相互作用は「量子もつれentanglement」を引き起こす。

 梅沢は、「粒子」はニューロンである、
多粒子システムとして脳に取り組まれ 精神活動に直接相関する と云う


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2021年01月24日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 32

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 32

Henry Pierce Stapp (1928- US 数理物理学 :
量子状態の収縮と意識的行為Quantum State Reductions and Conscious Acts
(波動関数が「観測」によってある1つの固有状態に収縮する )
「ハイブリッド存在論hybrid ontology」意識の様で物質の様な両性質を兼ね備える
被観察と観察の間にインターフェースを観察者の脳に配置す。

「可能性」は測定前の状況に関連し 測定とは独立した現実の概念を表現す。

心と肉体の極としての「実際の出来事」を 心と肉体の側面と見なす。
これから起きるであろう出来事の潜在性は
 心理的物理的に中立であり 心と物質は分離されていない事を指す。

ホワイトヘッドのプロセス思考Whitehead’s process thinking :
実際の出来事が現実の基本的要素であり それは物質や心ではない
またそれらは 存在論というより プロセスに基づいていると考えられる。

Stappは 実際の出来事のプロセスを 状態還元への物理的行為と 
 それと相関する心理的意図的行為の両方に関連付ける。
彼のアプローチは、「人間の意識的意図が脳の活動に影響を与える」という。 
その要件は 実際の出来事は心と物質の成果に一致しなくてはならない
 つまり相関している必要がありそう機能する  
意識的な経験は その物理的対応物/脳の反応 として
「活動のパターンを実現する量子状態の縮小 quantum state reduction」をもたらす
 それをその意識的な経験の神経相関と呼ぶ。
この活動パターンは意図をコード化する可能性があり、したがって「行動のテンプレート」を表す。
その場合、行動自体に先行する意図的な決定が、自由意志の鍵となる。

Stappは
精神的な努力は 量子ゼノン型効果による
行動のテンプレートを表すニューロンの寿命を延ばす可能性があると主張す。

神経生理学はこのアイデアに関し
 志向性の精神状態は、ニューロンの重ね合わせ状態を減少させると想定するも


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2021年01月18日

魂より魂に伝う花23  「BLM/black lives matter黒人の命を軽んじるな 」00

魂より魂に伝う花23  「BLM/black lives matter黒人の命を軽んじるな 」00

折々に受け取るメッセージ

2020/5/25 アフリカ系アメリカ黒人男性ジョージ・フロイドGeorge Floydが
ミネアポリス近郊で警察官(4人)による不適切な拘束により死亡した事件は
世界中で反人種差別.BLM抗議運動を引き起こしている

英国内でもデモは平和的に進行したのだが
 ブリストルBristol市では奴隷商の像がブリストル港(奴隷船舶往来)に投棄され
 ウィンストン・チャーチル卿の記念碑は「人種差別主義者!」等ペイントによりダメージを受けた

奴隷貿易業者エドワード・コルストンedoward colston は
奴隷貿易で財を成し ブリストルの慈善団体へ遺贈。
彼の名を冠した多くの公共建物 通り が残る。
だが複数の団体は
「生身の人間の取引によって莫大な利益を得た男」として建物.団体.通りの呼び名を変更
ブリストルの「暗い過去dark past」を認め
「人種差別と不平等がもはや存在しない都市」を構築する為の一歩であると宣言。

だがその後
 大英帝国を導いた偉人たち(奴隷商.白人至上主義)の記念碑の撤去に関する幅広い議論は続いている

そこで英政府は 
国内随所を飾る歴史人物の彫像に対する
「衝動や暴徒の要求」によって倒壊破壊を防止する 新しい法律を計画。  
政府見解は
ブリストルの意識高い過激派より成る文化委員は国の歴史書換えを模索しているようだ
しかし 英国は過去を編集したり検閲したりすべきでない。
モニュメントは 英国史の文脈でよく説明されており 撤去隠蔽されるものではない
 という法律を定める であるとす。


2015年にホロコーストの子供たちのビジョンを送られた それには続きがあり それはBLMである
これは 既に決められていた出来事 宇宙の意志だ
 して この二つのビジョンの意味は……
ポピュリズムNativist Populism Trump  Brexit  或いは?


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と たのしい演劇の日々

2021年01月17日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 31

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 31

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



バイオフォトンbiophoton 「見えないものを見る」
 ホタルの光生物発光bioluminescenceは目に見えるが
実はすべての生物は目に見えない非常に弱い光/超微弱な光を「バイオフォトン」を放っている。
バイオフォトンは肉眼で観測することは出来ない。
それを画像にとらえるためには
光の最小単位である光子レベルで検出する超高感度な光計測技術が必要

量子力学は 光は粒子性と波動性を持つとする。
電磁力相互作用を介し電磁波として表れる光は
 強度が小さくなるにしたがって 粒子photonとしての性質が顕わになる。
バイオフォトンに含むのは 生化学反応 特に細胞呼吸など
 生体内の酸化還元反応に付随して生じる活性酸素種などのラジカル類からの化学発光。

生物発光ホタルや夜光虫は発光基質ルシフェリンと発光酵素ルシフェラーゼによって
 生化学反応で生じるエネルギーの大部分が熱でなく光となって放出される。
バイオフォトンに関与する生化学反応は 
 主にミトコンドリアにおける細胞呼吸などの酸化還元反応
フォトンとして放出されるのは そこで生じるエネルギーの内ごく僅か
何故なら ほとんどの分子は生化学反応で生理活動を行った後 熱としてエネルギーを放出し
 光としてエネルギーを放出する分子は少ない。


酸化還元反応Redox :化学反応 反応物から生成物が生ずる過程において
 原子.イオン 化合物間で電子の授受がある反応


ラジカルradical:不対電子をもつ原子.分子.イオンのこと


化学発光chemiluminescence:
 化学反応chemical reaction により励起された分子が基底状態に戻る際エネルギーを光として放出す


量子力学において
 基底状態ground state:
(原子.分子.原子核)系のハミルトニアン(物理学におけるエネルギーに対応する物理量) の固有状態のうち最もエネルギーの 低い状態。
 励起状態Excited state :基底状態より高いエネルギーの全ての固有状態(量子状態)


ミトコンドリア mitochondrion: 真核生物の細胞小器官。
 二重の生体膜   ミトコンドリアDNA=mtDNAを持ち 分裂増殖す。
 mtDNAはATP合成以外の生命現象にも関与 酸素呼吸(好気呼吸)の場。
肝臓.腎臓.筋肉.脳など代謝の活発な細胞に数百数千個存在
細胞質の約40%。
平均で1細胞中に300-400個 全身で体重の10%を占める



幻覚:hallucination:脳幹は意識において極めて重要な役割を担う


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2021年01月14日

魂より魂に伝う花22  「サイコシンセシス」00

魂より魂に伝う花22  「サイコシンセシス」00

折々に受け取るメッセージ

ロベルト・アサジョーリ Roberto Assagioli (1888 – 1974) 伊 精神科・心理学
幼少より芸術の才能を発揮 18歳までに英仏露希独ラテン.サンスクリット語を熟す
 
抑圧された無意識に関するフロイトSigmund Freud1856–1939) の考えと
ユングCarl Jung1875– 1961) の精神分析をベースに
 スピリチュアルかつホリスティックなアプローチで人間の精神を解明 
 愛と統合/宇宙の意志 を今生で体現する

1940年ムッソリーニ Mussolini(1883–1945) ファシズム Italian Fascism の時代
政府に対する反逆罪により1か月独房監禁中 
瞑想に取り組み「サイコシンセシス:
 深い瞑想により己の内奥に揺ぎ無く在る核nucleus /根源への気づき
  自己を超えた普遍なる精神/spirit への目覚め
  宇宙/世界/命の繋がり
 そして 意志の表出 愛と統合の実現」について霊感を受ける 

更に WW2中 住まいをはく奪され 極悪な生活環境下 最愛の一人息子を失う
人類の平和を目指し 人間が本来有する至高なる在り方
 精神性の向上を育む精神心理学「サイコシンセシス」確立を果す

アルダス.ハクスリーAldous Huxley(1894–1963) は永遠の哲学 Perennial Philosophyを
 サンスクリット語「tat tvam asi梵我一如That thou art'」
アートマンAtman: 内在する永遠の自己Eternal Self/Spiritは 
 すべての存在の絶対原理/宇宙原理であるブラフマンBrahmanと一体である
  すべての人間の目的はアートマンへの覚醒です と云い 

トランスパーソナル心理学tanspersonal psychology の枠内で紹介される
Eternal Self/Spirit への覚醒体験は
 マズローAbraham Maslow1908–70) の云う至高体験 或いはトランスパーソナル精神状態
体験により 認識/思考 意識が変化  宇宙との一体感 普遍性を感じる
また仏教で云う 無執着 も通じる


「サイコシンセシス」は心の理解を深める為に
 パーソナリティ 無意識を3つのレベルで構造化 
各レベルのパーソナリティを有意義.不可欠な存在として客観化
日常の在り様を視覚化し ポジティブに捉えなおす
   

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と たのしい演劇の日々

2021年01月10日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 30

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 30

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



影の宇宙/エヴェレットの多世界解釈
「この宇宙」だけが「実在」の全体ではない
「この宇宙」と膨大な「平行宇宙」の両方を含めた「多宇宙」が真の実在である。
実在の全てを知ろうとするとき多宇宙を理解することが前提条件。

光の干渉縞の実験
1スリットと抜けた光は スクリーンに1本の縦縞を表す
2スリットでは スクリーンに光と影の縞模様(光の干渉による)を表わす
4 スリットで スクリーン上の縞模様は 2スリットの時より半減している
レーザービームを使い スリットに1光子(観測器で確認)を当てる 
斑(同じ当点を決して取らない)な干渉縞が表れる

平行宇宙からくる「影の光子」との干渉
 「並行宇宙」の実在性は光子の干渉を通じてのみ認識できる。
 無制限で桁外れに入り組んだ世界が 我々の云う「宇宙」の直隣に存在している

影の粒子があるのは、光子だけではない。
あらゆる種類の粒子に 影の粒子が存在する。
中性子 電子 にも 影の中性子 電子 が無限に伴う。
そうした影の素粒子を集合的に平行宇宙と呼ぶ。


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と たのしい演劇の日々

2021年01月09日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 29

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 29

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。



「影の光子」
『世界の究極理論は存在するか』デイヴィッド・ドイッチュDavid Deutsch(UK 1953 - 著)

 量子力学は 光の粒子性と波動性を認める。
二重スリット実験(ヤングの実験)で
光源から出てスリットを通り抜けた光は通常の波動と同様 背後スクリーンに干渉縞を作る
「光は粒子」立場は
各スリットを通り抜けた光子は 干渉縞の明るい部分に集中し 暗い部分には到達しない現象だとす。
しかし粒子描像だけに基づけば
スリットAを通り抜けた光子が暗い部分を避けて明るい部分に行こうとするのは何故?
理解困難。

量子力学はスクリーン上の位置Pに光子が到達する確率は
  (スリットAを通り抜けた光子がスクリーン上P点に到達する確率)
     +(スリットBを通り抜けた光子がPに到達する確率)
       +(Aを通り抜けた光子とBを通り抜けた光子の干渉項)
と計算し
干渉縞の暗い部分は第3項が負になって第1.2項を打ち消す。
?

それでは「Aを通り抜けた光子」に干渉してくる「Bを通り抜けた光子」とは何なのか?

古典的な粒子描像は
粒子は一方のスリットしか通り抜けられないので
光子がAを通り抜けているとき「Bを通り抜ける光子」など実在しない とす。

だがドイッチュはこの状況を「多世界解釈」により説明
ある初期状態から出発した宇宙が多数の「平行宇宙」に分岐していくと考える。
二重スリット実験での干渉縞は
ある宇宙で スリットAを通り抜けた光子 と別の宇宙でスリットBを通り抜けた光子が
互いに干渉して作り出した と解釈す。
光子がAを通り抜けている宇宙から見ると
Bを通り抜けて干渉してくる光子は 別の宇宙に属する「影の光子」。

ある初期状態に対し量子力学の計算を遂行すれば 時間の経過とともに
異なる状態が実現されている「平行宇宙」に分岐していくような解が現れる。
しかも、こうした多数の宇宙は分岐が完全ではなく
干渉現象を通じて互いに弱く影響しあっている/デコヒーレンスが完全でない──
現在の量子力学では
わずかに干渉しあう平行宇宙の存在を認めざるを得ない。

  デコヒーレンス:
 「量子力学的重ね合わせ」と呼ばれる状態が外的要因によって破壊され量子上の情報が失われる現象

或いは
互いに干渉しあう状態は1つの宇宙における単一の実在を構成しており
二重スリット実験は
光子がスリットAを通り抜ける過程と スリットBを通り抜ける過程の
「重ね合わせ」がこうした単一の実在になっている とも考える。


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2021年01月06日

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 28

俳優の錬金術Alchemy of Actor 量子生物学Quantum biology 28

すべての化学的反応は原子の中の電子の活動として理解する。
今 目の前にある物体が目に見える形で存在する事の根源は 電磁相互作用に端を発する
それはゲージ粒子.光子の媒介により 電磁気力 に支配されている。


場とはなにか?
空間(時空)そのものの性質として 力を伝達する機能があると考える。
それが「場」であり 電気力の場合には電場がある。

空間の性質
+の電荷が1つあればその影響により周囲の空間各点が「電場」化し
 数で表される性質をもつと考える。

場から力を受ける
そこにもう1つ電荷が加えば 更に空間に電場をつくる。
そして先にあった電場の影響を受ける。
力は離れている物体間に働くのではなく 空間が持つ電場という性質を通じて働く。
物体が電場・磁場を伝わっていく現象 電磁波/光が存在し 
 自然界を構成する不可欠な要素は「場」である。

場と粒子は違う?
量子力学が登場する前の段階では「物質」と電場・磁場(光を含む)などの「場」という
 2つの異質なものから成立しているとみなしていた。
ところが 量子力学は 粒子/物質と場はそれほど違わないとする。

場の量子論
粒子と場のギャップを完全になくし波動関数も 電子も 粒子も 実は場ととらえる。

粒子像の復活
電子はスクリーンの上に1点の痕跡をのこす という意味で確かに粒子だ。
そのときに量子論の原理をつかう。

場に対する量子論
量子力学は「複数の状態が存在する」という原理があり これを場に適用
 場そのものを量子的にとらえる。

粒子像の復活
まったく新しい量子論的粒子 電子.光子の正体 この世界の基本的枠組み 
 というのが場の量子論である。



量子色力学
ゲージ原理によれば
電気力は空間に存在する電磁場によって伝えられなければならない。
電荷のあいだの力は直接伝わってはならない。
ゲージ理論は、電荷を+と−の2状態と想定すが、
類推として電荷に3つの状態を与え 拡大も可能とす
この電荷を赤、黄、青と呼ぶ。
電荷の状態が+と−以外の第3の色を取る事で劇的な形を取る。
引き合うだけでなく 離れなくなる「閉じこめ」故に 自然の中で各色粒子を観測できない。
ハドロンの状態は「白色」に限られる。
見ることができるのは互いに打ち消し合った粒子の組み合わせだけ。
クオーク理論の始まり。
「物質」の特性は「物質と物質の関係」を基礎としており
 「物質」其の物は絶対的な意味をもたない。

空間に満ちているもの
真空のエネルギー、ダークマター、ニュートリノの質量


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