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2016年03月30日

演技 「マイクに向かって台詞を喋る」01

演技 「マイクに向かって台詞を喋る」01

先回の00を書き終えた後も  思いが続いておりました

そして 結局 それは『聞く力』なのだわ に至りました

マイク使いの声質(ナレーション用 映画TV用マイク声とは違います) を 認識できておりませんでした

 とは『聞こえていない』 と同様なのです    

録音用ヘッドホンを使わなかったことを後悔しております


シュタイナーの言語造形も 『聞く力』 なのでしょう

マリー シュタイナーによって組み立てられた言語造形は 

お題目を唱えるように 

日々センテンスを繰り返し朗誦し 発声力を育みます 

それは人類の霊的進化を 叡智を含む 言葉/音 を体現するに至るまで続けられるのです

そして その全ては 『聞く力を養う』 に依るものに違いないと考えます


シュタイナーは ノヴァーリスの霊的言語観に 並みならぬ詩人の偉大さを知り 憧憬し研究を重ねております

 そして その日 マリー シュタイナーの朗誦を聞いた時 ノヴァーリスより霊感を受けるに至る 

シュタイナーの 時間を掛けて育て練り上げた 『聞く力/霊聴力』 がその瞬間 開花した のでありましょう






と たのしい演劇の日々



2016年03月29日

演技 「マイクに向かって台詞を喋る」

演技 「マイクに向かって台詞を喋る」


マイク使いを理解していない 事に気づかせて頂いた一日でした


英語でナレーションをやりました折の事です

中国の昔話から 二人の男兄弟がおりました 

乱暴な兄と 心優しく正義感の強い弟 は天国の法を破ったかどで神の怒りをかい 

地上へ落されます が 弟の真心を理解する神は 弟へ 

地上の人間の心を奪い 暴力と狂乱の限りをつくす兄をコントロールし鎮めることで 

また天上へ還れると約束します 

それを 魔法の品を扱う古道具屋の婆さんキャラクターで語りました


マイクは小さな音も拾いますから 発声は日常レベルで良いのです

ですが 神が 弟に ”兄の乱暴を抑えれば天国へ帰そう” という語りの件で 

声調を低く落とし 神の声音 を試みました

ところが 監督は もっと力強く と要求してまいります


さて 舞台では 下腹から声を上体に反響させて出すことで 力強い声を発しますが


マイクに向かってでは どうすれば より強さを強調することができるでしょう?

特殊加工の壁材で覆われた録音室は 音は壁に吸収されますので 

自身の声は 膜を覆ったように聞こえます

マイク越しの自身の声音を聞く為 

録音音声用ヘッドホンを付けておけば その場で声音を自身でコントロール出来たのですが…

舞台の術で 神の声音を出してみました

さて 出来上りは いかがなものか? 


早速 マイク使いをActors Centor London で習う機会をみつけなくては と生涯学び心は止められません

 
しかし音響機器でどの様にでも声音は作れるのですけれど。。。。 



と たのしい演劇の日々



2016年03月28日

人智学演劇本Dawn Langman「 The Art of Speech」20

人智学演劇本Dawn Langman「 The Art of Speech」20

復活祭の休暇を利用して 意訳を続けております

 そこで気づいたのですが この 『言葉はどこから来たのか?』の章は 

正に復活祭を称えるに叶っておりました

Steinerは ”西洋キリスト教を基軸とおくべきだ” との Marieの提言に共感し 

所属しておりました神智学協会(東洋神学を基礎と置く)と袖を分かち 

Anthroposophy/人智学協会を創立いたしました(1902)


 ですから ここでDawnの云います 神/キリスト創造主 愛/キリスト愛 を意味いたします


前回に続き 「舌」です


英語という言語は 

我々に 愛をベースとする思考 未来の感覚力を与えるであろう

純解剖学の立場では 発声器官は億万年/創造の力の時を経て 

恣意的に繰り返された細胞の分解連合の結果である と云う

シュタイナーの言語造形では 母音子音の活動は 発声器官の進化も含め 創造神の仕業であると考える

例えば 神の創造力は  エナジーを集め凝縮し 取囲み/抱擁 庇護する物質を形成し

   それは唇となった そして同様のエナジーを 音声として発声させる 

/b/ book

発声とは この思考と共鳴すること つまり 

創造神の仕業を 我々は体現/進化しているということである

この進化の過程への参加は 我々の思考 感情 発声する為の行動力全てに貫かれている

この進化の為の長い旅路を歩き始める とは まず自我の統合に還り そして進化の後には

 発せられる言葉は 単なるコミュニケーションの為の記号を超え 神の創造 を体現するであろう

  

As kingfishers catch fire/炎を捉えたカワセミのように  by Hopkins


キリストは十万も居られる

この愛しい腕に 眼差しに ではなく 

父を引継ぎ 未来の子供の面持ちに      

  


と たのしい演劇の日々

2016年03月27日

人智学演劇本Dawn Langman「 The Art of Speech」19


人智学演劇本Dawn Langman「 The Art of Speech」19

復活祭の休暇を利用して 意訳を続けております 今回も 発声器官より




舌は口径内の舞台を 自在に動きまわり演じてみせる 筋肉質で素早く察知する俳優

味覚器官であり 何が旨みに必要かを察知し カメレオンの様に 反応する

硬質な鈍い側面と鋭い舌先を有す

アーチを成し 撥ね 曲がり 転がり 打つ 柔軟で受け身な器官

舌先は 歯の付け根を 優しく繊細に探査し 感じ そして 発音する    
 
/θ/ thing

/ð/ the


この性質は 英語を喋る際 特殊な意識を持たせる

思い起こしてほしい 産業革命を歴史に残した世紀のことを

John Locke(1632-1704) 経済論   Isaac Newton(1643-1722) 自然科学

彼らの業績は 我々を物質主義へと導いた

そして今 歴史は 物の起源について新たな認識 を必要としている

胸のチャクラに依る智慧 は それを知覚している

Joseph Mallord William Turner(1775-1851) は その新たな認識のエナジーと運動を 絵画に現した 

科学は この物の起源を知る新たな認識について 確認し始めている

どんな音が その認識を誘う感覚と思考の微妙な融合を発声できるであろう

/ð/ the を舌は描く 舌先の滑らかさ 認識 分けられた物事は 解消されたか?

Joseph Mallord Willam Turner(1775-1851) は 純粋なエナジーと運動に溶け合う認識を描いた

科学はこの物の起源について 確信を試みている

 この感覚を誘う思考の微妙な融合を どんな音を生むのであろう

/ð/ the

を発する時 柔らかな舌の側面はその認識描く 分離した物はすでに溶け合っているか




Gerard Manley Hopkins(1844-1889) “Hurrahing in Harvest/収穫だ!”より


在る認識が 新たな認識が 此処に しかし 知る者は 欲する

かつてそれらは出会っていた

心は 可鍛にも羽を差しだし 大胆な者と

  


と たのしい演劇の日々

2016年03月25日

人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」18

人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」18

Langmanの「The Art of Speech」より 気になる箇所の意訳を試みております

意訳であります 人智学を学ぶ者の立場より 演劇人の視点を重視しております

Dawn は人智学協会員です

ところで シュタイナー「Speech and Drama 」を

婦人のBarbaraと共に演劇学校Chrysalis Theatreを立ち上げ実践し 人智学演劇人を育てた

 「Liberation of the Actor」の著者 Peter Bridgmont 

彼も演劇人の立場を今現在も通し 英国人智学協会に属しておりません  

英国人智学協会が運営する 言語造形と演劇の学校は 体裁は演劇学校の響きがありますが 

あくまで言語造形学びの場でありましたから シュタイナー「Speech and Drama 」を

俳優教育の教本として実践したPeter の業績は素晴らしいものと思っており 多く学ぶことができます


   

軟口蓋

意志によるコンロトールはほぼ不可能な軟口蓋は 喉奥に位置する境界である

境界にて漂えば ガラガラと音を立てうがいをし ゴロゴロと喉を鳴らす そして もし背けば 

食道を司る境界守は 我々の喉を詰まらせる

飲み込んでしまえば 外界はもう我々の内だ

事実 この軟口蓋を触れれば 嘔吐の反応が起こる それはつまり 発声器官軟口蓋は

 代謝機能と有機的に繋がって 我々の意志によるコントロール外なのだと知る

摂取した食物は 分解され 体内でエネルギーへと転換され 我々の生命を維持している 

その過程は 我々にとって 全く無意識な働きによる

同様 その過程でたんぱく質との同化作用が行われているのだが 無意識に成される

それ故 この軟口蓋で作られる発声は もし自覚をもってするならば それは我々の 意志を司ることになる 

/g/ get

/k/ kick

/a:/ star







と たのしい演劇の日々

2016年03月24日

人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」17

人智学演劇本Dawn Langman「The Art of Speech」17


Dawn Langmanの「The Art of Speech」より 気になる箇所の意訳を試みております


シュタイナーの言語造形は ノヴァーリスの言語論をベースにし 更に 

マリー シュタイナーの朗誦を聞いた折のシュタイナー自身による霊的インスピレーション 

その体験を マリーとの共同作業で 形に成した と理解しております


シュタイナー言語造形を理解するうえで 

Dawn  による人智学演劇学校での指導体験をまとめ上げたこの本は 大変有用です


歯と歯ぐき

唇のカーテンに覆われた 歯 は硬く 柔軟でなく 冴えた 鋭い端より成る

歯の機能である かみ砕く/食す は知性の隠喩だ 

それは 我々の体験を 鋭利で無常な刃で分析し 構想を切り刻み 主題について深く思考する ことである

同様 音声において 硬口蓋/歯の付け根 この鋭い端は 精密に発声を創り出す 為に働く

/n/ now
/t/ tea

/d/ did

/l/ leg

/s/ see

/r/ red

/r/(rolled) 米語

/ʃ /sugar

/tʃ / child

/dʒ/ judge

/z/ zoo

/ɪ /sip

/ɪ :/me

/ei/date



これらを発声することで 我々の 分析能力 鮮明な区別と思考 を体験する




と たのしい演劇の日々

2016年03月20日

演技 台詞を覚える01




演技 英語の台詞

台詞が英語の場合 次の台詞 を意識に昇らせる作業は必要かもしれない

と思い始めたおります

演技の際 物語を追う意識は もう一人の自分として いつも在ります 

本番では 稽古で準備してきた事はすべて忘れ 頭は空っぽ 胸のチャクラを開き 

その瞬間瞬間を生きる 事で 観客と共に 物語は創られる と思っております

相方の台詞 行動 場の雰囲気 に反応し その結果として生じた演技

 - もちろん 稽古で何回も積み重ねてきたものなのですが- 

自然発生する その新鮮さを楽しみながら 演技をしているのであります

だが 英語の台詞の場合は もっと意識的な働きかけが必要なようです

相方の台詞を聞きながら 相方の行動に面しながら 更に 

役として台詞を喋りながら 次の台詞について 意識をおくべきかもしれない と思い始めました


それとも 覚え方に工夫をこらすことで

 次の台詞を追う意識を置かずに 物語のシーン 今 その瞬間に集中できるのでしょうか?

Actors Centre London
Lunch time Lecture の第1回は

Master of Memory, Mark Channon The Art of Creative Memorisation

台詞を覚える  Mark Channon の知恵も学んでみましょう



と たのしい演劇の日々

2016年03月15日

人智学演劇本 Dawn Langman 「The Art of Speech」 16

lip00.jpg




                        写真はWEBより拝借いたしました



人智学演劇本 Dawn Langman 「The Art of Speech」 16

シュタイナー思想をベースとした演劇本 豪在 現役の演劇人 Dawn Langman によります

「The Art of Speech」とてもゆっくりですが 意訳しながら読み進んでおります 

前回に続き 発声器官と言葉 宇宙との繋がりの章を続けます




境界 我々の内界と外界 を司る唇は 特別の機能を授かっている

劇場の緞帳の様だ

発声の為に口を開ける時 自身の内界を外界へ暴露する

筋肉は緊張しているのだが 唇は柔らかく 自在に動く

唇は 子音 /b/ /p/ /m/ /w/ を生みだす


唇の柔軟性は 多様な形を取る

多方向へ導き 支え 口内奥/喉の近く で型を成す母音 も生み出す

また前方へ突き出し 丸め 唇の先で /ɔ/dot /ɔː/awe /u/took /u:/shoe  を発声する時

は 前方一点に向け唇をすぼめる

この唇が形作る 極小の動作は 愛情 を表現する 所作 を想起させる

同様に この様な唇の所作より発せられた 言葉 を聞くとき 

その音に含まれる 暖かさ をも感じ取ることが出来る




と たのしい演劇の日々

 

 

2016年03月07日

バレエ鑑賞Matthew Bourneの「Sleeping Beauty/眠れる森の美女」


SleepingBeauty-main.jpg



                写真はWEBより拝借いたしました





バレエ鑑賞Matthew Bourneの「Sleeping Beauty/眠れる森の美女」

 
Matthew Bourneのバレエ鑑賞は3作目になります 

2012「 Play without words」 2014 「Swan Lake」 そして2016「Sleeping Beauty」

Matthew Bourneの主催するバレエ団 New Adventures Webサイトによりますと 

物語は シャルル ペローの原作より グリム童話の「イバラ姫」に最もアイデアを得たのだそうです

オーロラ姫を好奇心旺盛 元気一杯 自由奔放 我儘放題に育ったお姫様と描き 

100年の眠りから姫を蘇らせる 王子とは  100年前 身分の違いから成さぬ恋を 100年後 

転生を経て愛を成就させる青年と描き 未来永劫の愛をテーマの物語となっております

Lez Brotherstoneの衣装は 今回も ダンサーの身体表現を増幅させんばかり 流れるように美しく

Matthew Bourne の振付 ことに 奇抜な群舞は 古典作品よりも 素晴らしいのではないでしょうか  


この作品は 英国ツアーの後 世界公演へ向け旅立ち 

The ORB 東京でも 夏9月公演予定が決まっているようです 
 
Matthew Bourne は公演は観客の為にあり 毎公演 観客の反応を受け 手直しが続くのだそうです

 ロシアでの公演では 無反応の観客に閉口したとか 

日本人の観客は比較的 大人しい方が多いと思われますが 面白いところでは大いに笑い

 ダンサーたちを盛り上げ 観客とダンサーが一つとなった 思い出深い公演を是非創って頂きたいと思います 


と たのしい演劇の日々

2016年03月04日

観劇 August Wilson「Ma Rainiey's Black Bottom」01

marainey2.jpg



                   写真はWEBより拝借いたしました     


観劇 August Wilson「Ma Rainiey's Black Bottom」01

Ma Rainiey は彼女の類稀な才能 努力 によって 黒人アーチストとして世にで 黒人たちの夢 であり

 希望 であります

物語では 彼女の吃音のある甥を 強引にレコーディングに加え パラマウントにその甥へもギャラを支払わせます

 「ブルースの母」と 呼ばせるまでに至る 白人による搾取の苦い日々を乗り越え 勝ち取った 

白人への当然の報いのなのでしょう 

しかし物語は むしろ彼女のバンドマンたちによりむけられております

彼女程の才能には恵まれずも しかし 努力と才能でプロの音楽家として身を立てる 黒人バンドメンバー

 Clint Dyer, Giles Terera, Lucian Msamati, が 黒人バンドマンの味をテンポ良く 演じております

 そして 特筆すべきは Leverr/トランペット奏者 演じる  O-T Facbenle

白人の父親による 家庭内暴力で 母を失い 幼少時からの虐待で不安定に陥りやすい性格を その危うげさを

 身体表現も加え見事に演じ 観客を魅了 O-T Facbenle が生み出す物語に心を奪われてしまいます

久々 境界を超え 観客をあの世の狭間へと誘う 稀に見る俳優です 

O-T Facbenle 以外に誰が  Leverr を演じれるだろう 

今後のO-T Facbenle の演目から眼が離せません



と たのしい演劇の日々
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