2018年12月27日
演劇が目指すもの19 ナティヤ.サストラ09 第4章「ラサ論」05
演劇が目指すもの19 ナティヤ.サストラ09 第4章「ラサ論」05
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する
ラサ/情趣「憤慨/raudra/Furious」
潜在的感情:「憤怒」
その元凶は鬼神ラクシャサ /羅刹天 にあり 破壊と滅亡を司る神 地獄の獄卒
ヨガの瞑想後 居眠りをしたフラフマの寝息から生れ出 出るや否や
生き血に飢えたラク シャサは ブラフマを食べ始めたと云う
ブラフマはヴィシュヌに助けを求め ヴィシュヌはラクシャサを地球に追放した
或いはダーナヴァ アスラ親族ダヌの子供 だともいわれる
決定要因:怒り レイプ 虐待 侮辱 冤罪 裏切り 脅迫 報復 嫉妬
その行動は 殴打 破壊 粉砕 戦闘 血戦など
演技パターン:
赤目 眉根を寄せる 反抗 唇を噛む 頬の動き 片方の手をもう片方の手で押すなど
飛び道具 身体の切断等 特別な小道具や舞台演出を使用
補助的心理状態:
平常心 決断 エネルギー 憤懣 焦燥 激怒 脂汗 動揺 鳥肌立つ 息詰まり
観客は 戦闘 破壊等 激震する表現/演出に 戦慄が走るのを覚える
動画は 俳優Kalamandalam Shailajaによる 顔と眼による感情表現
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し 至福を堪能する
ラサ/情趣「憤慨/raudra/Furious」
潜在的感情:「憤怒」
その元凶は鬼神ラクシャサ /羅刹天 にあり 破壊と滅亡を司る神 地獄の獄卒
ヨガの瞑想後 居眠りをしたフラフマの寝息から生れ出 出るや否や
生き血に飢えたラク シャサは ブラフマを食べ始めたと云う
ブラフマはヴィシュヌに助けを求め ヴィシュヌはラクシャサを地球に追放した
或いはダーナヴァ アスラ親族ダヌの子供 だともいわれる
決定要因:怒り レイプ 虐待 侮辱 冤罪 裏切り 脅迫 報復 嫉妬
その行動は 殴打 破壊 粉砕 戦闘 血戦など
演技パターン:
赤目 眉根を寄せる 反抗 唇を噛む 頬の動き 片方の手をもう片方の手で押すなど
飛び道具 身体の切断等 特別な小道具や舞台演出を使用
補助的心理状態:
平常心 決断 エネルギー 憤懣 焦燥 激怒 脂汗 動揺 鳥肌立つ 息詰まり
観客は 戦闘 破壊等 激震する表現/演出に 戦慄が走るのを覚える
動画は 俳優Kalamandalam Shailajaによる 顔と眼による感情表現
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
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