2018年12月22日
演劇が目指すもの14 ナティヤ.サストラ04 第4章「ラサ論」00
演劇が目指すもの14 ナティヤ.サストラ04 第4章「ラサ論」00
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し
えも言われぬ 至福の時を堪能する
9つのラサ
恋情. 滑稽 .悲愴 .憤慨 .勇猛 .恐怖 .嫌悪 .驚嘆 .静寂
恒久的感情
愛欲 .陽気 .悲愴 .憤怒 .勇気 .恐怖. 嫌悪. 驚愕. 静寂
8つの不本意な心身状態
麻痺 発汗 鳥肌が立つ 声音の変化 震え 顔色の変化 泣き 気絶
4種類の俳優表現手段
所作 台詞 衣装と化粧 醸し出される雰囲気
2種類の演技法
リアリスチック ドラマチック
役の4つのタイプ
お喋り 尊大 上品 精力的
ラサ/情趣 と心理状態 との関係
ラサ/情趣は 決定因子 結果 および相補的心理状態の組み合わせだ
恒久的心理状態が様々な他の感情/思い と響き合い
それを言葉 所作 雰囲気で ラサ/情趣は俳優により体現され 観客へ提供される
ドラマの専門家は云う
心理状態が 劇的表現の様々な様相と関連して ラサ/情趣 を醸し出す
心理状態に先立つラサ/情趣は存在せず ラサ/情趣のない心理状態もない
相互作用が俳優を演じさせる
種子から樹木が生え 木から花や果物が育つのと同様に
ラサ/情趣はすべての心理状態の源(根)であり
ラサ/情趣の源として心理状態が存在する
次回へ続く
と たのしい演劇の日々
ナティヤ.サストラNāṭya Śāstra(サンスクリット演劇書) 500BCE -200CE
36章から成り 6000に及ぶ詩歌は舞台芸術を語る
Natya:演じる.代理 Shastra:纏め.技法.理論
ラサ/情趣:1流の板前により調理された美食に例える
客は視覚.嗅覚.味覚よりの刺激を通し
えも言われぬ 至福の時を堪能する
9つのラサ
恋情. 滑稽 .悲愴 .憤慨 .勇猛 .恐怖 .嫌悪 .驚嘆 .静寂
恒久的感情
愛欲 .陽気 .悲愴 .憤怒 .勇気 .恐怖. 嫌悪. 驚愕. 静寂
8つの不本意な心身状態
麻痺 発汗 鳥肌が立つ 声音の変化 震え 顔色の変化 泣き 気絶
4種類の俳優表現手段
所作 台詞 衣装と化粧 醸し出される雰囲気
2種類の演技法
リアリスチック ドラマチック
役の4つのタイプ
お喋り 尊大 上品 精力的
ラサ/情趣 と心理状態 との関係
ラサ/情趣は 決定因子 結果 および相補的心理状態の組み合わせだ
恒久的心理状態が様々な他の感情/思い と響き合い
それを言葉 所作 雰囲気で ラサ/情趣は俳優により体現され 観客へ提供される
ドラマの専門家は云う
心理状態が 劇的表現の様々な様相と関連して ラサ/情趣 を醸し出す
心理状態に先立つラサ/情趣は存在せず ラサ/情趣のない心理状態もない
相互作用が俳優を演じさせる
種子から樹木が生え 木から花や果物が育つのと同様に
ラサ/情趣はすべての心理状態の源(根)であり
ラサ/情趣の源として心理状態が存在する
次回へ続く
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