今日はわが地域の名物「いがまんじゅう」の紹介だ。
いがまんじゅうはまんじゅうの周りに赤飯をまぶした和菓子で、腹持ちが良いから小腹がすいたときには最適なんだ。
この赤飯がまるで栗のいがのように見えることから「いがまんじゅう」と名付けたとされている。
いがまんじゅう
いがまんじゅうは利根地域近辺(羽生市、鴻巣市、加須市、久喜市)に伝わる郷土料理として農林水産省主催の郷土料理100選にも選ばれている。
このまんじゅうができた経緯もなかなかユニークだ。
ある農家の嫁が舅からまんじゅうを、姑からは赤飯を作るように言われ、手間を省くために同時に蒸したところ、まんじゅうと赤飯が合わさったものが出来上がったそうだ。
赤飯の中にまんじゅうを埋めたのだろうな・・・まんじゅうの周りにこびりついてとれない様が想像できる。
こうして生まれたいがまんじゅうだが、当初は商業目的ではなく農業の合間のおやつや夏祭りの際に重箱に詰めて親戚や知人に配られていたそうだ。
それが菓子職人の目にとまり、地域の珍しい土産物として定着したのだな。
味はあまじょっぱくてモチモチした食感だ。
塩分があんこの味を引き立ててくれて美味しいぞ。
まとめ
赤飯でまんじゅうを包むだけじゃないかと思う者もいるが、家で一から作るとなると意外と手間がかかるんだ。
気軽に食べたいのであれば羽生市の道の駅などに行くといい。
美味しいいがまんじゅうを食べることができるぞ。
アクセス
・西羽生駅から車で約7分。