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2021年01月25日

江戸時代から続く伝統!藍染めの歴史/羽生市

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私の名前は「藍羽 劉生(あいば りゅうせい)」。

羽生市で働く藍染職人だ。

今日から私が羽生市の紹介を担当することになった。よろしくたのむ。
羽生市(はにゅうし)ってどんなまち?

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羽生市は「藍染のまち」として知られている。

現在、国内全般での藍染めは合成染料によって作られることが大半となってしまったが、昔は藍色の色素を含有する様々な植物を利用して藍染めは作られていた。

北海道地方は細葉大青(ホソバタイセイ)、日本列島中央部は蓼藍(タデアイ)、沖縄地方は琉球藍(リュウキュウアイ)といったように利用される植物は地域によって種類が違う。

そしてこの羽生市に伝わる武州の正藍染めは、自然発酵した藍を利用して作られる伝統的な手法なのだ。
藍染めと正藍染めの違い

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藍染めとはインディゴ(藍色)を原料として染めている限り、どんな手法を使って染めようが藍染めと呼ばれる。

科学的に染液を作ったとしてもその中に藍色の染料であるインディゴが含まれていれば藍染めとなるのだ。

一方、正藍染めは藍の自然発酵建てで作った伝統的な本染めのことを言う。

同じ藍染めでも両者の性質は格段に違うんだ。
正藍染めの特徴

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まずは色、正藍染めは科学的に作られた藍染めと違って明るく透明感のある美しい藍色をしているのだ。

次に性質だ、正藍染めは色落ちも色移りもしない。

そして決定的なのが強度だ、擦れにも強く、汗や紫外線にも強い。

科学的に作られた藍染めと正藍染めは似て非なるものなんだよ。
まとめ

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ようするに藍染めの衣類などを買うのであれば圧倒的に正藍染めのものが良いということだ。

藍染めの伝統は今でも注目されている。

平成29年に大ヒットしたドラマ「陸王」で主演を務めた役所広司が着ていた「こはぜ屋」のはんてん、あれは羽生市にある染色工業会社が製作したものなんだ。

長く丈夫に着られる正藍染めは武州の誇りだ、購入や体験を考えているなら羽生市の紺屋を訪れてみるといい。

ちなみに蕎麦屋などの暖簾に藍染のものを使うと丈夫で長持ちするぞ。

以下に商品リンクを貼っておくから店を始めようとおもっているなら参考にしてみてくれ。

藍染で作った暖簾のページを見る

武州中島紺屋へのアクセス
・羽生駅から車で約9分。


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倉埼玉雄
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