2020年11月16日
筑後国一之宮 高良大社・奥宮 【謎の神 高良玉垂命】
筑後国一之宮 高良大社
仁徳天皇55年または78年鎮座、
履中天皇元年創建と伝えられる。
『延喜式神名帳』には
「筑後国三井郡 高良玉垂命神社」と記載されて
名神大社に列しているほか、筑後国一宮とされた。
また、祭神の高良玉垂命は
国内最古の神名帳とされる『筑後国神名帳』によると、
朝廷から正一位を授けられたとされる。
高良山にはもともと
高木神(=高御産巣日神、高牟礼神)が鎮座しており、
高牟礼山(たかむれやま)と呼ばれていたが、
高良玉垂命が一夜の宿として山を借りたいと申し出て、
高木神が譲ったところ、
玉垂命は結界を張って鎮座したとの伝説がある。
現在はもとの氏神だった
高木神は麓の二の鳥居の手前の高樹神社に鎮座する。
現在の社殿は久留米藩第3代藩主有馬頼利の寄進によるもので、
万治3年(1660年)に本殿が、寛文元年(1661年)に
幣殿・拝殿が完成した。
明治4年(1871年)、
近代社格制度において「高良神社」として国幣中社に列格し、
1915年(大正4年)に国幣大社に昇格した。
御祭神
正殿:高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)
左殿:八幡大神(はちまんおおかみ)
右殿:住吉大神(すみよしおおかみ)
本殿内には御客座があり、
豊比淘蜷_(とよひめおおかみ)が合祀されている。
厄年の厄ばらい・厄除け開運・延命長寿・交通安全の
ご利益でも名高い。また芸能の神としての信仰もある。
福岡県久留米市御井町1
・高良大社 奥宮
白鳳7年(678)開山隆慶上人が、
毘沙門天(高良の神の本地)を感見して毘沙門堂を建てた。
古くは「高良廟」「御神廟」と称し、
高良の神である武内宿祢の葬所と伝えられていた。
高良山信仰の原点ともいうべき聖地である。
諸願成就の神さまとして民間の信仰が篤く、
現在も「寅」の日には多くの方の参拝があります。
鎮座地
福岡県久留米市
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11681847
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック