2021年04月14日
柳川総鎮守 【日吉神社】 福岡県柳川市
社伝によると、
鎌倉時代の正応3年(1290年)に
近江の日吉大社を勧請したのに始まる。
御祭神は、大山咋神。
明治以前は山王宮、山王大権現と称した。
もとは社村の農長が勧進し、社村の産土神となったが、
その後蒲池氏が柳川城を社村に築いた際、柳川城の鎮守となった。
蒲池氏滅亡の後は立花宗茂や田中吉政によって神領が保護され、
特に元禄9年(1696年)には社殿の再興が図られるなど、
代々の藩主の尊崇を集めた。
『柳河明証図会』によれば、神宮寺として最勝院があった。
明治の廃仏毀釈により最勝院は廃寺となった。
『筑後地鑑』によれば、「柳川市朝之鎮守」とあり、
今でも柳川総鎮守として崇敬されている。
旧社格:縣社
御祭神
大山咋神
御利益
五穀豊穣、地域振興、地域安全、家内安全
交通安全、厄除け、開運
鎮座地
福岡県柳川市坂本町7
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