2020年02月05日
【筑後国一宮 高良大社】 福岡県久留米市のパワースポット
高良大社(こうらたいしゃ)は、
福岡県久留米市の高良山にある神社です。
仁徳天皇55年または78年鎮座、
履中天皇元年創建と伝えられています。
『延喜式神名帳』には
「筑後国三井郡 高良玉垂命神社」と記載されて
名神大社に列しているほか、筑後国一宮とされました。
また、御祭神の高良玉垂命は
国内最古の神名帳とされる『筑後国神名帳』によると、
朝廷から正一位を授けられたとされます。
高良山にはもともと高木神(高御産巣日神、高牟礼神)が鎮座しており、
高牟礼山(たかむれやま)と呼ばれていたが、
高良玉垂命が一夜の宿として山を借りたいと申し出て、
高木神が譲ったところ、玉垂命は結界を張って鎮座したとの
伝説があります。
式内社(名神大社)、筑後国一宮。
旧社格は国幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
御利益:厄年の厄ばらい・厄除け開運・延命長寿・交通安全。
また芸能の神としての信仰もあります。
祭神
正殿:高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)
左殿:八幡大神(はちまんおおかみ)
右殿:住吉大神(すみよしおおかみ)
この他、本殿内には御客座があり、
豊比淘蜷_(とよひめおおかみ)が合祀されている。
高良玉垂命は朝廷から正一位を賜っているものの
記紀には登場しておらず、
正体が誰であるかに関しては古くから論争があり、
武内宿禰(物部保連)説、
藤大臣(中臣鳥賊津臣命、藤大臣連保、月天子、住吉明神の化身、
物部氏の遠祖・物部胆咋連、物部保連)説、
物部祖神(饒速日命、物部胆咋連、物部保連)説、
彦火々出見尊説、水沼君祖神説、綿津見神説、
比売許曽神(香春同神)説、景行天皇(大足彦)説、芹田真誰説、
新羅神説、高麗神説など諸説があります。
鎮座地
福岡県久留米市御井町1番地
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