2020年02月06日
筑後稲荷十社 第一の社 【大学稲荷神社】 福岡県久留米市の神社
高良大社の末社で、
「筑後稲荷十社第一の社」といわれ、
この地方で最も有名な稲荷神社です。
上社と下社に同一神を祀っています。
御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
下社は「稲荷山」の名の起源となった
古い稲荷社(通称小学稲荷)で上社が本来の大学稲荷。
明和八年(一七七一)二月、時の高良山座主 寂信僧正が、
京都伏見稲荷(現伏見稲荷大社)から、
「大学」の称号を持つ稲荷神を勧請したものである。
はじめ山内愛宕山に鎮祭され、「愛宕山稲荷」と称したが、
慶応二年(一八六六)現在の社壇を拓き、
明治八年(一八七五)二月拝殿を建立、
同年八月一日ここに遷座された。
以後、商売繁盛・開運の神として、
広い地域の信仰を集めるに至ったが、
「大学」の名に因み、学業成就・各種試験合格を
祈願する人が甚だ多い。
なお神紋とされる轡(くつわ)紋は、
明治の始め、高良山を住居とした久留米藩主 有馬頼咸公が、
特に当社に授けられたものであるという。
鎮座地
福岡県久留米市御井町2608
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