2007年07月08日
傍目に見ても・・・
あまり政治ネタを扱わない(ように意識している)この覚書ですが、最近、政治家が出るテレビ番組で「馬脚を露わす」方が多いように感じます。
例えば6月17日放送の「サンデープロジェクト」での年金問題を取り上げたコーナーでの自民党の内閣府副大臣・大村秀章氏が年金問題の説明役として登場しましたが、まったく説明にならず半泣きになっていたとネットでからかわれ、逆に火の付いた年金問題に油を注いだ形になりました。
6月29日放送の「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」では民主党のネクスト法務大臣(これ、「ごっこ遊び」みたいで何となく微笑ましい気が・・・)の平岡秀夫氏が少年犯罪の被害者遺族を前に不用意な発言をしヒンシュクを買い、後に自身のHPの「今日の一言」で弁明するも、これまた『・・・バラエティー番組だから」という私の気の緩みがあったと反省』と「気の緩みで出る発言って、本音じゃない?」と言いたくなるような状態。
他にも「ビートたけしのTVタックル」などの討論形式の番組でも、相手に話をさせないように口を挟み、勝手に暴走して「話にならない!」と言う様な態度を見せることで勝ったと思っているのか、それとも逃げ場を失って虚勢を張っているのか判断が出来ませんが、少なくとも触れられたくない話題になっている(もっとはっきり言ってしまえば窮地に陥っている)状況が伺え、政治家ってこんな程度なのかなぁ?と思ってしまいます。
しかし、「経済一流、政治三流」と言われた時代もありましたが、コンプライアンスを無視した経営方針がバレ、記者会見に向かう責任者にも不用意発言が多いしなぁ・・・。そう考えるとマイクを向けられてノーコメントを貫く態度に嫌悪を感じることもありましたが、正解に近い対応なのかもしれません。
で、なぜこんな話を持ち出したかと言うと、彼らに共通した「ウソを吐いている人間の態度」に注目して欲しいためです。心理学の本などでもイロイロ紹介されていますが、やっぱりリアルタイムな教材(笑)が最近のニュース番組には満載です。ニュースの内容もさることながら、「こいつ、ウソ言ってるな」との目を鍛える場にしてみてはいかがでしょうか?
あっ、最後に上記の番組の動画は「ようつべ」にありますが、基本、映像の権利を持っているTV局に見つかり次第、削除されているようなのでリンクは割愛しておきます。