2007年07月04日
東京紀行その4(製作者側の苦悩)
もうシリーズ化してるんで前置きは省略。
昨日話したMさん、お勤めの会社のホームページを拝見すると・・・けっこう覚書でけなした番組も制作している(汗)。まぁ、Mさんが担当でないことを祈りつつ、いきなり主題ですがMさんとの話の中で覚書でもテーマになっている「テレビ局は視聴者をバカにしているのか?」と言う疑問にある程度の回答が得られました。
この疑問の答えは・・・イエスでありノーである。
もちろん答えになっていないのは分かっていますが、ココで番組制作側の苦悩も伝わってきました。曰く、スポンサーを満足させるためには、視聴率(言い換えればチャンネル権)を持っている性別・世代に合わせた番組作りを強要されてしまいます。そして残念ながら、そのターゲットにレベルを合わせると(一部の人たちから)「バカにしてるのか!」と言いたくなるような番組になってしまうこともあります。
Mさんにしてもしっかりとした内容の番組をしっかりと受け止めてくれる「層」の人たちがチャンネル権を奪還してくれれば・・・とも言っていましたが、先日放送され、私も絶賛したある番組の視聴率が“惨敗”と言える数字しか得られなかったとの話を聞き、黙り込むしかありませんでした。
ある意味では“故意に”レベルを下げている点で視聴者を軽く見ているのは確かです。しかし、鼻で笑っている人もいるでしょうが忸怩(じくじ)たる思いでいる製作者もいると言うことを知りましたし、知って頂きたいと思いました。
次にMさんの手がけている分野の一つで、私の最大の興味でもある「不思議」をテーマにした番組作りでのウラ話にはかなり興味深いものがありましたが、同時に私のような泡沫サイトなら好き勝手に取り上げられるネタがテレビでは取り上げ辛いと言う現実も語ってくれました。
例えば「超人」と言われる人たちを不思議をテーマに取り上げようとしても、場合によっては「身体的なものの根本に関わる部分」に由来するものだったとすると「病気」と言うキーワードが立ちはだかる可能性もあります。例えば一般人よりもある酵素やホルモンが多く分泌されていたとしたら・・・これを興味本位で取り上げていいものか?と。
う〜ん・・・ここに来てちょっと調子が上がってきたかな?もちろん続きますが、昨日の「必ずしも事実に忠実とは限りませんし、ぼかしている内容もあります」って言葉も続いていますんでご了承を。