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2023年06月02日

マイナスの先入観





今回は先入観、特にマイナスの思い込み
に発生する、デメリットについて語ります。



警備でもそうですが、隊員が実際に
働くまで、事前に情報が入ることも
少なくありません。



こいつはどんな現場でこうだった、とか
どんなミスやトラブルを起こしてきたか。



責任者にとって、部下を選べないのは
相当なストレスなのです。



こいつは仕事のできない、使えない奴だ
という情報があったとしましょう。



それを鵜呑みにして、マイナスの面ばかり
見てしまうとどうなるか。



事前情報通りのパフォーマンスになって
しまうと思いませんか?



実際使ってみて、どうにもならない隊員は
確かに存在します。警備隊のお荷物的存在
です。



しかし使う前から、個人の思い込みで
使えないと決めつけるのはいかがなものか。
大人のいじめに近いと思いませんか。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社で、どうにも使えない隊員がいました。



彼は警備隊ではポン吉と呼ばれており、
やることがトンチンカン。小さなトラブル
の種になる事が多かった。



だけれどもルーチンワークはそれなりに
こなしているので、会社は放置して
いました。



そこへ転職してきたかつての同僚が、
ポン吉は使えないと大騒ぎ。どこの
警備会社にも話を大きくする人はいる。



そこで当時、別現場にいた僕に話が来て
異動になったのです。



異動になった半年後、僕はD社を辞め
警備業界を脱出します。



僕の後釜にはポン吉を戻すとの話を聞き、
同僚は怒り狂いますが、覆りません。



最適解は、ポン吉を使い続けるしか
なかった。会社の人事方針ですね。



当初僕が聞いていたほど、使えない隊員
ではなかったようです。



それを針小棒大に言う、いわゆる大人の
いじめのような組織の傾向があったの
はないか。



もう一つ例を挙げれば、カテゴリ
「施設警備3〜ブラック企業編」のB社で
同じような隊員がいました。



隊長らはシフトを入れ替え当務から外し、
日勤のみとしました。その理由は夜間
勤務時にトラブルを起こしては困るから。



日給月給制なので、当務がなくなり日勤
のみとなると、給与は減ります。



これも変な話で、夜間時はトラブルが起きる
事は少ないものです。責任者が対処すれば
よい。



要するに、こいつは気に入らないから
日勤だけにして、給与を減らせ。
これも大人のイジメに近い。



本当に使えない、行く先の現場でトラブル
ばかり起こしているなら、会社は干すはず。
警備ならそうします。



上記2件とも、当該隊員は警備会社交代まで
居続けたようです。



両方に共通するのは、欠点ばかり見て
針小棒大に言う隊員が存在したこと。
先入観のなせる技でしょう。



一度付いた印象や評価を覆すのは至難の技。
もしあなたが、そういう立場になっていたら
環境を変える方がいいかもしれません。



事前情報のフィルターを通して人を見て
しまうと、間違いを起こす可能性がある。



僕は今、委託警備業者を監督する立場に
いますが、入札で業者が変わりました。



前業者より、総合力で劣ります。
業務の経験値も足りません。



だからといって、使えないとレッテルを
貼ったらどうなるか。



使えないというパフォーマンスになる
可能性大です。実務的な指導を続ける
必要はあります。



総合力では劣るけれど、前業者より
勝る部分もある。そう考えます。



何事もそうですが、ある情報に対して
必ずしもそうとばかりはいえないのでは
ないか、という捉え方。



人のやることに100%はありえません。
正解はなく、最適解があるだけ。



職場の構成員の意識のベクトル次第で、
職場の運命は決まると言っても過言では
ありません。



警備隊で問題を起こせば、臨時入札で
業者ごと変えられる、なんてことも
ありえるのです。



少なくとも自分の偏った思い込みで、
警備隊の人事を変な方向へ持っていって
しまうのは、避けたいですね。

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2023年06月04日

独断専行するくらいなら





今回は警備現場で勝手な事をする隊員の
例を挙げて、警備向上に資するには
どうすればいいかを語ります。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社での話。



地元青果市場の警備に異動になった僕は
移動早々、内輪揉めを体験します。



青果市場には門が2つあり、正門の前には
守衛室があり、そこで監視します。



もう一つの門にも、監視用の小さな詰所が
あります。2畳くらいの広さで、机と
冷蔵庫が置いてある1人用の詰所。



そこで問題が起こりました。問題とは
朝日が詰所の側面窓から入り込み、
監視する横から眩しい。



ある隊員が、勝手にカーテンを作り
窓の上部1/3ほどを覆いました。



これに気づいた隊長、クライアント側の
許可を得ていないと撤去。



カーテンを設置した隊員は、隊長に食って
かかりました。正しいのは隊長でしょう。



独断専行した隊員が悪いのは当然として、
相談を受けてもクライアント側に折衝しない
隊長に業を煮やした面もあったようです。



それ以前から、部下からの懸案事項指摘に
対して、腰を上げなかった。シフトを組み、
月1回事務所での会議に出るだけの隊長。



それで月5千円の手当は美味しいなぁ、と
部下隊員たちからは揶揄されていました。



これ、隊長の折衝能力も根底にはあったと
観ます。



クライアント側に、眩しいからカーテン
なり、色付きのバイザー板を設置させて
くれと言っても却下されるでしょう。



それは警備側が、我慢すればいい話。



それならば、視界が悪くなることによって
不審者や不審物の発見が遅れます、と具申
すればよかったのでは。



監視パフォーマンスの低下が、
クライアント側に不利益を及ぼしますよ
と懸案事項をアピールすることです。



折衝とは、相手にメリットのある話を
持ち掛けることです。またはデメリットを
回避する話。



懸案事項を伝えることは、根回しを行う
ことと同じです。そういう積み重ねが
あって、折衝も成果が出ます。

2023年06月05日

通行止め現場の奥深さ





交通誘導警備にて、経験値の少ない
隊員が配置されやすい現場、通行止め。



今回は、通行止め現場の奥深さと、警備員
として伸びていくための要素が詰まった現場
である事を語ります。



通行止め現場は、片側交互通行のような
慌ただしい動きはなくても、別の意味で
難しい。



以下、現役ベテラン警備員さんのSNS投稿を
紹介します。



警備歴19年、今でこそ、どんな現場、
どんな状況でも、全てに対応できる
知識と経験がある。



でも、僕が警備業界に飛び込んだ
ド新人の頃は、全く何の仕事もできない、
気が利かない、コミュ症警備員だった。



毎日、現場では業者さんや警備の先輩から
怒られ、自分なりに気を利かそうとしても



「今そんなことしなくて良いから!
何もしなくて良いから!」と
よく怒鳴られたりした。



そう言われると、完全に思考停止し、
何も動けなくなってしまう、何も
動けないでいるとまた怒鳴られる。



けど、それでも僕は警備の仕事が
大好きで、それは今も変わらない。



いや、最高の社長が経営する最高の
会社のおかげで今まで以上に警備の
仕事が好きになった。



何故好きなのか、それは心の在り方が
最も重要視されるから。



人を誘導するということは、
その人の心を可能な限り知る必要がある。



自分を知り、相手を知る。



自分がどうしたいか、
相手が何を望んでいるかを考える。



ド新人の頃の僕が唯一、他の誰よりも
上手く対応できたのは通行止め規制。



通行止めにおいて、接近車両が何を望んで
いるか、それは至極単純で通行止めしている
その道を通りたいから来ている。



そこで「通行止めなので迂回してください」
なんて言おうものなら、



多くのドライバーは不満を抱え、中には捨て
台詞を吐いて、あるいは現場にクレームが入る。



そうならない様、僕は「すみません、どの辺り
まで行かれるご予定でした?」などと訊く。



そうするとドライバーさんは目的を
教えてくれる。



僕は可能な限りそれが叶うように尽力する。



通り抜け希望の場合は、そこで初めて
現場の状況を伝え、迂回路を案内し、
ご協力を求める。



規制区間内に目的地がある場合も、同様に
現場状況を説明し、他警備員と連携を取り、
速やかに目的地に行けるように対応する。



この時、如何に相手の気持ちに寄り添えるかで、
ドライバーさんの反応も大きく変わる。



通行止めで思いっきり迷惑をかけている
はずなのにドライバーさんから笑顔で



「ありがとうにこにこ️」って言葉をかけて
いただいた時、その時が自分なりに警備とは
何なのかの答えが得られた瞬間だった。



通行止めは、通行止めこそ、最も
細やかな気遣いが必要とされる業務。



そこが僕の警備の始まりだった。



以上引用を終わります。素晴らしいですね。
僕に対して誘導テクニックを教えてくれる
優秀な先輩隊員は数名いたけれど



心の在り方、それを現場対応にどう
落とし込むかまで語った隊員さんは
初めてです。



僕は「現場の状況を知り、ドライバーとの
ニーズを擦り合わせる。通行止めの現場は
見た目ほど楽じゃないですよね」と返信。



すると投稿者さんは、擦り合わせは本当に
大切ですよね、と返事をされた後に



「特に施工区間の詳細な確認なのですが、
監督さんの回答がふわっとしていたり



ドライバーさんの方も、どれほど詳細に
確認を取ったとして、純粋に道を間違えて
いた等、



警備員側の余力がどれだけあるのか
試されている気がします」



これには僕も経験があります。かつて
交通誘導警備に従事したばかりの頃、
通行止めの現場に配置されました。



工事内容は、道路側溝の改修工事。
軽自動車がぎりぎり離合できるくらいの
市道だったと思います。



完全通行止めではなく、施工区間の
アパートに出入りする車両は通して
よい、という条件付き通行止め。



僕は物覚えが悪いので、複数回
アパートに出入りする車両に目的を
聞いて、怒られていました。



加えて現場は刻々と状況が変わります。
全部の工事が終わらなくても、行ける
所が違ってくるのです。



それまで把握して、ドライバーさんに
的確な案内ができてこそ、100点の
警備なのでしょう。



翻って投稿者さんが素晴らしいのは、



人を誘導するということは、
その人の心を可能な限り知る必要がある。
自分を知り、相手を知る。



ここまで業務を深堀りして、接客の域まで
アクションを落とし込むとは、警備以外の
仕事でも伸びていくでしょう。



但し投稿者さんは、会社や人間関係に恵まれ
警備が天職のようなので、警備向上のために
活躍して欲しいですね。



通行止めの現場はやることが少なく、
楽な現場に思われがちですが、
とんでもない。



クレームなく終わらせようとするなら、
工事現場の情報と接客面での対応まで
留意しなければならない。



通行止め現場の警備であっても、接客
いや、心の在り方まで留意すれば一流に
なれるのです。

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2023年06月07日

リカバリーの重要性





今回は、警備に限りませんが
在職時のダメージ回復、いわゆる
リカバリーを視野に入れた退職戦略です。



なぜリカバリーが重要なのか。
警備で真剣勝負してきた人ほど
重要になってきます。



多くの警備会社は日給月給制で、
有給休暇も取れないような労務管理
が多いでしょう。



人が足らないといった過密シフト、
交通誘導では年明け〜年度末にかけて
恐ろしく忙しい。



現場で責任者を任されていればなおさら
です。息つく暇もない責任も負うわけ
です。



そんな環境で頑張ってきて、転職に臨む。
それも業界外転職です。どれだけ手間と
労力が要るでしょうか。



もちろん在職中に次の仕事を決めて退職
するに越したことはありませんが、前職
のダメージも軽視できません。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社を最後に、僕は警備業界を脱出
しました。



退職時は長距離通勤・変則勤務の影響から
リカバリーする必要がありました。



失業給付の資格があることを
退職前にハローワークで確認しました。
最低限のセーフティーネットです。



疲れた。ちょっと休みたい。
これが本音。しかし当時は有給を
使える環境ではありませんでした。



そんな時どうするか。



僕が幸運だったのは、緩い仕事が
見つかったこと。



児童福祉施設の守衛臨時職員として
短時間労働に就いたのです。



自分一人の責任で済むのなら、
短時間労働で余暇を手に入れる。
ある程度の貯金があればベター。



それを使ってリカバリーを行う。
短時間労働に就くメリットは、
履歴書に傷がつかないという点。



就労期間の空白をなくすことが
できます。



そして労働時間次第ですが、失業給付
を受けることもできます。その際は
ハローワークに報告が必要です。



僕は過去記事で、職業訓練に行くことで
人生をリセットする方法も紹介しました。



今回は、リセットではなくリカバリー。
警備業界は有給を使って退職日まで
何日も連続で休む事は、難しい。



有給は使えてもシフトを組む勤務なら
遠慮しがち。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社では当務の責任者(班長)をして
いました。責任者は僕を含め3人。



責任者をしていた関係で当務を休めば、
他の責任者が一日交代になってしまう。



今思えばそんな事を気にせず、有給を全て
使い切ってから辞めればよかった。有給を
取る権利が認められていた稀有な職場。



そんなわけで、退職してからのリカバリー
の重要性について述べてきましたが



まずは、休める環境を手に入れる。
完全に休めなくても、短時間労働の
仕事に就く。



目安としては、週20時間程度です。
リカバリーし、捲土重来を期すには
これくらいが適当でしょう。



短時間労働であっても、次の仕事に
繋げる戦略があれば、もっといい。



警備の仕事を軽く見てはいけません。
他人の生命や財産を守る仕事です。
それに長時間労働を捧げてきた。



それでも、責任の軽いポストで
労働的に物足りないと思っているなら、
リカバリーは要らないでしょう。



これまでの日本人は、空白を作る事に
罪悪感がありました。



しかしキャリアブレイクという言葉も
出てきたように、一旦中断して空白を
作る事が、次の肥やしになる。



馬車馬のように働いて、疲れたら休む。
それも生き方ですが、消耗しきる前に
転職してしまうのも手です。



これからは、余力を残して退職といった
ケースが増えるのではないか。



余力を残せば、資格取得などの勉強と
言った、自分への投資に充てる事が
可能です。



または、短時間労働を掛け持ちして
自分に合った方に絞るという戦略も
あります。



フルタイムで終身雇用の働き方は、
公務員だけになっていくでしょう。



ミニマム生活で行くなら、年収200万
でも何とかなる。資産を活用してリーン
FIREというのもありますね。



収入や社会的ステータスよりも、時間を
有効に使える生き方が注目されています。

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2023年06月09日

自分で決定すること





今回は、転職の際に一番悩む
辞める決断について語りたいと
思います。



僕は過去記事で、警備から転職した
ければ警備員として成功せよ、と
言いました。



また、卒業フラグの設定についても
述べました。



退職前にハローワークへ行き、失業給付
資格の確認や、職業訓練の下調べなど
戦略的に動く方法も紹介しました。



これらはあくまで情報に過ぎません。
一番大事なのは、自分で決めること。
転職は自己責任です。



もっと言えば自分の人生の責任は、
自分しか取れないのです。



転職の前、退職の決断が一番難しい。
いろんな人に相談したり、ネットで
体験談を検索したりするでしょう。



不安だから、背中を押してほしいのは
分かります。ただこればっかりは
自分で決めるしかない。



退職と言った人生のヘビーな問題を、
他人に決めてもらっていいでしょうか。



うまくいかなくても、他人は責任を
取ってくれません。



それどころか、決めてもらったはずの
人との、関係も崩れてしまいます。
加えて自分に無力感が育ってしまう。



決めたことの積み重ねが、自分の人生
そのものなのです。



僕個人は、自己責任論はあまり好きでは
ありませんが、他責思考すぎる人も、
近くにいて欲しくない。



警備でもよく見る光景ではないでしょうか。
自己主張は通したい、だけど責任は取りたく
ない。



人や制度の粗さがしに躍起で、批判は
人一倍でも、自分が責任を問われると
とたんに態度が変わる。



そんな人は、そもそも転職には向いて
いないでしょう。行った先の職場でも
同じ言動をするに決まってます。



それは自分の人生、自分で決めていない
から。それが昂じて、他責思考になる。



もう一つ、気づいて欲しいのはいつでも
選択の自由はある、ということ。



〇〇しなきゃいけない、〇〇するしかない、
〇〇は絶対にやめられない・・・そんな
口癖の人、いませんか。



本当はそうじゃない、我々自身が選択
すれば、状況は変えられる。



〇〇しなきゃいけないって、自分が
選択した結果ではないのですか?



ところでナチスドイツ強制収容所に
いた人が本を書いていますが



その人曰く「人は強制収容所に
ぶち込んで全てを奪うことはできるが



たった一つ、与えられた環境でいかに
振る舞うかという、人間として最後の
自由だけは奪えない」



自分の行動は自分で選択できるし、
その権利を手放しちゃダメ、という
ことなのです。



こういうと、何言ってるんだ
世の中思い通りにいかないことばかり
じゃないか、という反論が来そうです。



確かに理不尽なことはごまんとあります。
そんな中でも、権利行使できる機会が
あるという事を忘れちゃいけない。



その辺は過去記事「操縦桿を手放すな」
をご覧ください。



転職がある程度上手くいっても、組織は
変わっていきます。従事する人も異動で
変わっていくでしょう。



転職先の環境が悪化してが危うくなったら、
退職の決断をする場面が出てくるでしょう。
特に非正規雇用はそうです。



悪くなった環境に耐えて、心身を害しても
会社組織や上司は何もしてくれない。



僕はお世話になった環境を恨まず、
次に向けた決断をしようと思います。



個人的に、非正規雇用で5年続けば
御の字と考えています。5年ごとに
仕事を変えたっていいじゃないか。



いつまでも安泰、という組織は
ありえない。そう考えています。



悪く言えば、逃げの決断ですが
衰退する組織や人からの悪影響から
免れるメリットを勘案しての決断です。



たとえ逃げの決断であっても、自分が
決めたことなら、人生の幸福感を上げる
のに貢献する。



組織や人の落ち度をいくら批判しても、
自分は幸福になりません。いい年して
これに気づかない人も多い。



自己決定するのは、人生の幸福感を
上げる必須スキルなのです。



最後に出典となった動画のリンクを貼り
ます。【真理】不幸になりたくない人が
最重視すべきたった1つのこと【人生論】


アンケートサイト i-Say

2023年06月11日

職場には賞味期限がある





前回記事「自分で決定すること」の
補足になります。



但しこれは全ての人にとって該当する
とは思いません。僕のキャリア運が
ないのも関与しているでしょう。



結論を言えば、転職に成功しても
安住の地はない、それならば新たな
生き方の実験を続けよう。



警備時代を含め、非正規雇用を渡り
歩いてきて実感するのは、職場環境の
悪化は、普通に起こりうるということ。



組織は変遷していく。人間も入れ
替わって行きます。



組織は急激に悪化したりします。
景気動向やトップの方針転換も
ありますが、一番は人間関係。



パワハラ上司1人来ただけで、天国から
地獄になってしまう。抗うコストを
考えれば逃げ出す方がベターでしょう。



そこまで行かなくても、上が変だと
末端も変になります。



警備でもそうですが、癖の強い隊員が
徒党を組んで、ローカルルールを以て
職場を支配することがよくあります。



こうなると現場レベルでも居心地が
悪くなる。部署崩壊のリスクはどこ
にでもある、そう思います。



使う側は、建前や社交辞令であっても
君にいてくれないと困る、と言います。



言われないよりはマシですが、代わりは
いくらでもいる、いうのが本音。特に
非正規雇用はそうです。



そもそも正規雇用ほどの見返りは
ありません。組織の為に我慢する
必要は無いのです。



マインドの持ち方として、働かせて
貰っていることの感謝と、同じような
職場はいくらでもある、ということ。



ここで新たな生き方の実験が大事に
なってきます。



小さく起業や副業でもいいし、今の職場
で人脈を作る。



職場に賞味期限はあっても、味方となる
仲間を得れば財産になります。



大きな組織であれば、一旦辞めても別の
部署に復帰することも不可能ではない
でしょう。非正規雇用なら珍しくない。



最初は上手くいっても、途中から職場が
合わなくなる事もありうることです。



それも考慮して、別のプランを考えておく。
組織が自分の思い通りにならないなら、
自分も組織の思い通りにならないのです。




2023年06月12日

自分はどうしたいのか





本ブログは、警備員からの転職を大きな
テーマとして扱っていますが、今回は
もう少し大きな視点で語ってみます。



自分はどうしたいのか?どういう結果を
創り出したいのか?



この問いかけがあれば、他の人がしている
事の本質がわかるはず、といった投稿を
目にしました。



続けて、他の人のチェックばかりしている
人は、自分の創り出したいものなんて
何もないんだろうな。



誰かのやっていることに乗っかって、
やったつもりになって酔っているように
見える、というもの。



警備でも、よく目にしますよね。
自分の事を棚に上げ、他人のチェックに
躍起になる人。



翻って、転職と言う大きな人生の岐路で
これまでとは違う自分の人生を創ろうと
思っている人が、どれだけいるのか。



倒産やリストラ、ブラック企業やパワハラ
上司から逃れるような、やむを得ない転職
はともかく



なんとなく流れで転職した、というケース。
悪くはないと思います。



しかしながら、人生を変えたいという
インパクトまでは、いささか足りない。



自分の人生の流れを変えたい、その為の
手段が仕事だ。それは新たな何かを創り
出したいから。



同じことの繰り返しのような、ルーチン
ワークがメインの仕事であっても、自分の
アイデアを活かすことは可能です。



いや、仕事内容はともかく
その環境を利用して、人生を変えたい
という想いがあれば、差をつけれます。



なぜ僕がこんな事をいうのはと言えば
カテゴリ「暗中模索編」で警備業界での
転職に失敗し、職業訓練を志しました。



志願した電気科は、20〜30代の若い人が
7割を占め、当時40代の僕は圧倒的不利な
状況であったのです。



ペーパーテストでは、年齢相応の結果に
なるため、不利を挽回するのは困難。
面接に賭けるしかありません。



競争率約2.5倍の選考をクリアし、僕は
半年間の訓練に臨みます。



訓練が終了する時に、面接官であった
教官に、なんで僕が合格できたか聞いて
みました。



教官曰く「訓練を通じて人生を変えたい
という気持ちが見られたから」



こんな想いの源泉は、警備で徹底的に
叩かれ屈辱に塗れたからです。
捲土重来を期した訓練校受験でした。



これは転職でも同じ。



仕事を通じて、新たな人生を創り
出したい。これまでとは違った、
人生の流れを創りたい。



そう思えば、手応えも違ってきます。



問題は、その逆の人も少なくない
訳で、他人の粗さがしに躍起になり
マウントを取りたい。



そんな人たちが、職場を支配している
ようなら、脱出を検討するのも
やぶさかでない。



結論として、自分の人生の幸福度を上げる
には、他人のせいにせず新たな何かを創り
出していくことにあります。



仕事は自分が幸せになるためにするもの。
これを実現するために、自分はどう
したいのか。



我々は、職場の権力闘争に巻き込まれ
相手をを力で抑えたものが美味しい
想いをする、ととらわれがちです。



だけれども、そんな彼らも人間としての
中身がなかった、というのが実情のよう
です。参考:過去記事「空っぽのバケツ」



会社の体制や、上司が原因の事も
少なくないので、転職を視野に入れる
事も幸福度を上げるには有効ですが



自分が何をしたいのか、もっと言えば
仕事やビジネスを媒体として、どういう
結果を創り出したいのか。



これが軸にあれば、転職も意義のある
ものになるに違いない。失敗しても
次につながります。



他人のやった事を批判して、揚げ足を
取り、マウントを取る事が成果と思う
人だけにはならないようにしたい。



いい歳して、それが分からない人も
少なくないのです。自分のことが
見えていないのでしょう。



ここに来ている皆さんは、そうではない
と思います、だからこそ人生を変える
チャレンジをすることができる。



冒頭の投稿にあったように、他人のする
事にただ乗りして、成果を出したように
勘違いしている人もいるのです。



ただ乗りする輩たちに、餌を与えない
ような環境を目指しましょう。

スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル

2023年06月14日

運と実力の区別をつけよう





僕は転職には運の要素を排除できない
といったことを、過去記事に書きました。



今回は、今自分が今の環境でいられるのは
運が何%で、実力(計画)が何%かを分析
して、運の良さも認めましょうというもの。



実際、転職が上手くいく(ここでは5年以上
続いたものと定義します)のは、運の要素
なくしてありえません。



一方、ほぼ実力(計画)だけでできること。



例えばバイクで交通誘導警備の現場に向かう。
これは前日に場所と時間を確認し、事故なく
移動すれば、99%達成できます。



自分に現実をコントロールする裁量権が
与えられ、遂行できるものが実力(計画)
において達成可能です。



翻って転職はどうでしょうか。求人ガチャ、
部署ガチャ、上司ガチャ。3段構え。



求人内容と実際の仕事が違う。面接などで
ある程度確認できますが、入ってみないと
分からない部分は排除できません。



部署ごとにしきたりが違ったりします。
そこに馴染めるかも運ですね。



そしてパワハラ上司が居たら、詰みです。
組織の人事次第です。



上記3つは、いずれも自分ではコントロール
不能なもの。



警備員を続けるのもそうです。足腰を悪く
して、交通誘導警備を続けられなくなった。



施設警備の入札に負けて、上司との相性が
悪かったので、次の受け皿がなくやむなく
退職した。(僕のケースです)



僕は警備でほぼ実力(計画)通りに行った
ケースもあります。当時僕は10年近い
業務経験があり、施設警備2級も所持。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
では、D社はフライング気味と言いながら
社長自ら採用の電話をかけてきました。



但し、採用されたのは実力でもその後の
事は、運です。続くかどうかは運次第。
その理由は、上記の通りです。



警備員を長く(5年以上)続けるのも
運なのです。



但し僕のように経験と資格があれば、
採用自体はほぼ実力で勝ち取れます。
警備員は慢性的に不足してますから。



ここまで書いてきて、運とは何のための
ものなのか。



この記事に限って言えば、仕事を続ける
ための運です。



転職先で、パワハラ上司がおらず
仕事を覚えるための同僚に恵まれ、
成果を上げ、5年以上続く。



これは運よくしてしか成しえないもの
なのです。自分の運に自信を持っていい
ですが、感謝も忘れないように。



困るのは、採用はともかく
続いてるのは計算通り、自分の実力が
全てだ、といった傲慢さ。



組織は生き物です。環境に沿って
変わっていきます。いつまでも自分に
とって都合のいいものじゃない。



組織の変化も、自分にとって対応可能な
範囲内で収まった。異動でパワハラ上司が
来なかった。これも運です。



何を言いたいかと言えば、傲慢になると
運から見放されてしまう。こういう人は
大抵、味方が少なく敵が多い。



運というものは、人を媒介にして
運んでくるものです。



敵を増やすという事は、運からも
見放されているのに近い。



運から見放されていなければ、今の職場
が合わなくなっても、別の職場との縁が
ある、というように運んでいきます。



採用にしても、自分より適した人が
応募してこなかったから。実力が
100%というわけではない。



自分より実力のある人が、応募して
こなかったから、または辞退して
くれたから採用された。



このように、見えないところで誰かが
動いてくれて、恵まれたというケースは
少なくない。



歳を取るほど実感するものですが、これに
気づかない人も残念ながらいます。周囲に
対する態度に出てきますね。



警備現場でよくある権力闘争の毒に侵され、
自分がこの職場をコントロールしている、
抵抗勢力を抑えていると思っている人。



そんな人でも、会社幹部が動けば一瞬で
丸腰になります。転職もうまくいくはすが
ありません。



自分が誰のお世話になっているか。それを
理解せず無軌道な批判を繰り返せば、運が
離れていく。



そんな人とは距離を置くことが、警備から
の転職で上手くいく第一歩なのです。

しじみエキスWのオルニチン

2023年06月16日

責任者は損な役割なのか





今回は、警備に限った事ではありません
が、小さくても組織の責任者をしている
またはこれからする人へのメッセージ。



警備の責任者と言えば、わずかな手当で
部下の尻ぬぐいをしたりする損な役目。



一方、既得権益を乱用してローカルルール
を作り、抵抗勢力を抑え職場を快適にする
人もいます。



今回は、前者にフォーカスを合わせます。
一見、損な役割です。



但し、それを経験すると長い目で見て
メリットもあることをお伝えしたい。



皆さんは社会人になった時、自分の
発言には責任を持てと言われません
でしたか?



いい歳になって、それができない人も
少なくないのです。僕も偉そうに言えた
口ではありませんが。



批判をしっ放し、現場で正義の雄叫びを
挙げるのがかっこいい。



しかし、責任を取れと言われれば態度が
豹変。たちまちトーンダウン。



批判にはリスク(責任)を伴うことが
分かっていない。



責任者をするメリットは、上記のリスクに
気づく事なのです。



生産性のない批判ばかりして、責任を
取らない社会人が、評価されるの
でしょうか。



警備でも要領のいい隊員は、面倒な事を
責任者に押し付け、陰で主導得を握った
ります。いわゆる裏隊長です。



批判はしたい、他人は抑えたい。
だけれども責任は取りたくない。
そんな虫のいい話はあるのでしょうか。



僕は責任者をやってきて、そんな人
たちの行く末はどうなるか、この歳に
なって見えてきました。



結論を言えば、責任者であろうと
なかろうと、自分の発言や行動の責任は
自分で取らなくてはならない。



それはどういう事かと言えば、ざっくり
言えば不運という形で返ってくる。



憎まれっ子世に憚るというケースも
ありますが



この人は、この言動相応の人生になった。
歳を取るほどそんな評価になります。



だからこそ、責任者の立場に就くのは
責任の意味を知り、過ちは速やかに認め
一定の始末やけじめをつけるということ。



責任者になっても、それを理解せず
やりたい放題の人もいます。その未来は
推して知るべし、ですね。



皆さんにはそんな人生を送って欲しく
ないと、余計なお世話ながら言ってしまい
ました。



小さな組織でも責任者になれば、部下の
尻ぬぐいをしたり、苦情の矢面に立ったり
、一見割に合わないことも多い。



それならば、美味しい立場をキープして
安全なところから、批判する方が得では
ないか、と思いがちです。



ところが、長い目で見れば大きな負債を
抱えてしまうことになります。



責任者でなくても、自分の立場を理解した
相応の振る舞いができれば負債は抱えない
でしょう。自分の言動の責任を取れるのか。



最後に、責任者に就くことを要請され
悩んでいる人へ。



迷った時は、しんどい方を選べと言った
先人の教えがあります。



それ自体は間違ってはいないと思いますが、
現代ではある概念を加える必要ありと観ます。



それは行き詰った時の対処、すなわち
出口戦略が必要です。



厳しい叱責で詰められたら辞める。
これだけの成果が出なかったら辞める。
疲労感が抜けなくなったら辞める。



上司も含め、組織がコントロール不能に
なったら辞める。組織の方針が自分の
成長に結びつかなかったら辞める。



そんな辞める時の基準を、自分で決めて
おく。



基準は、マイナスのものとばかりでは
ありません。職場を卒業という形で
去っていくこともあるでしょう。



いずれにせよ、辞める時の基準を決め
ておけば、深刻に消耗する事もないと
思います。



警備ならカテゴリ「警備員を辞めたい
人へ」が参考になるでしょう。



そもそも迷ったら、しんどい方を選べ
というのは、失敗してもリカバリーの効く
世の中や自分の状況でこそ言えること。



そうでないなら、出口戦略を決めて
リスクヘッジしないと、潰され損
です。それも自己責任という形で。



現代はブラック企業が跋扈(ばっこ)
する、一寸先は闇のロシアンルーレット
社会なのです。

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2023年06月18日

人情の機微が分かるには





今回は、前回記事の補足で
責任者ならではのメリットについて
語ります。



結論は、タイトルの通り
人情の機微が分るようになる。
なぜでしょうか。



責任者は、気持ちばかりの手当で
部下の面倒や、現場の統率などを
行います。



顧客やクライアント側からのクレーム
に対し、矢面に立ち現場で初動を
指揮する事もあります。



このように、部下のやったことの後始末、
尻拭い、クレーム対応。



そんなことをやっても、部下からは感謝
されるどころか、批判の対象になります。
粗さがしは警備のお家芸です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社のように、幹部が変だともっと
大変。



現場の責任者以前に、全国各ブロックの
主要都市に置かれている支店長が次々に
辞めていくようなブラックぶり。



当然、現場も荒むわけです。
そんな環境で、僕は責任者をやって
いました。



末端の平隊員は、面倒な事は責任者に
振ればいいのです。ルーチンワークだけ
やっていれば、まずお咎めなし。



下手に意欲を見せれば、責任だけ押し付け
られ、その延長にはクビか降格か。



僕にとっては暗黒時代でしたが、それでも
人間の本性を垣間見るには、格好の現場
でした。



責任を持って業務を遂行しようとする
人。



一方自己主張ばっかりして、責任が
伴うとなると、途端に腰が引ける人。



部下の尻拭いをしながら、この配慮のなさ
が、他人に余計な手間をかけているとか



この人は仕事が雑で警備でも伸びて
いかないだろうな、と思ったり。



もちろん組織の在り方に問題があった
のは否めません。詳しくは上記カテゴリ
を参照願います。



結論として、組織の末端で苦労している
人の気持ちが分るようになりました。
責任者とは「責めを負う人」なのです。



そろばん勘定では、割に合わない立場が
責任者ですが、人の気持ちを慮る機会を
得るメリットが大きい。



言い換えれば、お金では得られない経験
が積めるという事なのです。例え屈辱的な
体験であっても、後の肥やしになります。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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