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2023年01月01日

井戸に落ちたロバ





皆さん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。



本年は、これまでやってなかった事を
実行する、そんな年にしたいと思います。



さて、今回は年初ということもあり
アメリカインディアンの逸話を紹介
します。



逸話を通じて、僕らは人生の困難に
どう向かえばいいか、そんな話です。
警備にも通じるでしょう。



逸話は、タイトルにあるように
枯れ井戸に落ちたロバの話です。



飼い主はロバを救出しようとしましたが
いかんせん井戸は深すぎた。



ロバの鳴き声は井戸からやみません。



井戸も枯れているし、ロバも救えないなら
いっそ埋めてしまえ。



そう考えた飼い主は、近所の人を集め
泥を井戸に投げ込む決断をします。



さらに泣き叫ぶロバ。



ここまで聞くと、なんて残酷な話だと
思いませんか?この先があるのです。



しばらくすると、ロバの鳴き声が聞こえ
なくなりました。



飼い主らが井戸をのぞいてみると、ロバは
降りかかる泥を払いのけ、溜まった泥の
上に乗っていた。



そして、井戸がある程度埋まってくると
自力で井戸から脱出し、走り去っていった。



この逸話から、我々は何を学べばよいの
でしょうか。



このような仕打ちは、時として人間である
我々にも行われたりします。部下を家畜
程度としか思っていない人もいる。



しかしながら、どこか抜け道と言うか
スキがあるものです。そこを突いて
形勢逆転する。



ピンチの裏にはチャンスあり。
まるで僕が警備業界を脱出したかの如し。



心理的に閉塞状態にならない事です。
具体的には、僕は警備しかできないと
いった思い込みを捨てる。



その為には広く求人情報を集め、知識を
増やすことです。



とっさの機転は、知識から生まれます。
絶対に諦めないマインドもそうです。



この逸話は、どんな状況でも諦めては
いけない、そんな教えみたいですが



自分の人生、他人に決められたくない。
これが一番のツボではないかと、個人的
には思うのです。



2023年01月02日

信念に基づけば





今回は、自分はコネやツテがないから
警備員から転職できない、と考えるのは
まだ早い、という話をします。



コネなどなくとも、信念に基づいて生きて
いれば、自然と節目ごとに的確な人物が
目の前に現れてくる。



上記は、プロ野球監督で名将と評価される
故・野村克也さんの言葉。



信念に基づいて生きるとは、具体的に
どういうことでしょうか。



僕は、警備業界いやビルメンテナンス業界
を脱出する。という思いを抱いていました。



強く思えば、信念になっていく。



その後僕の思いは、人生を変えたいという
想いに昇華しました。職業訓練校の面接は
これが突破の有効打となったのです。



一発で臨む環境に転職できればそれに越した
事はありませんが、現実は厳しい。



しかしながら、方向性が間違っていなければ
一里塚のようなものが現れる。これは過去記事
に書きました。



信念と言いましたが、警備の仕事がイヤだから
転職したい。



ただイヤではなく、何がイヤなのか細分化
して、徹底的に突き詰めましょう。



長時間拘束、適当な労務管理、安い給料、
人間関係、社会的ステータスなど何が一番
イヤなのか。



全てをハイレベルに底上げするのは、中年
から、それも警備からの転職において
いささか高望みです。



自分はこれをしたくないから転職するのだ、
これも信念になり得ます。



かくいう僕も、カテゴリ「エピローグ〜
さらば警備業界編」で、辞表を出してから
職探しをしました。



僕は警備業界そのものがイヤになってしまった。
もう僕の居場所はない。



そんな時、苦し紛れで見つけた児童福祉施設の
求人。勤務時間が短く収入は少ないけれど
とりあえず食い扶持になる。



僕は面接で、警備の仕事に真面目に従事して
来たけれど、業界そのものがイヤになって
しまった。



上記の弁を、言いにくいことですがと前置き
して、赤裸々に語り採用されました。



真面目に勤め、イヤになってしまった。
言葉だけ聞けば、ただのわがままでしょう。



しかし、そこに至るまでのプロセスが相手に
響く言葉となって刺さったに違いありません。



そして、採用された事が今の仕事への
布石となりました。



理不尽なことに耐えた屈辱感も、信念を
ブラッシュアップします。



ここでもったいないのは、警備現場で
お荷物隊員になっていないにも関わらず
信念がなく、ずるずると居続けてしまう。



警備が天職であれば話は別です。だけど
自分の活きる道は他にもあるかもしれない。
そう思うのは余計なお世話でしょうか。



僕の場合は、散々煮詰まって動かざるを
得ない状況に追い込まれた。



これも信念のなせる業。ギリギリの気持ち
が壁を突き破ります。



ここまで書いてきて、警備に真面目に勤め
評価されているのに、冷や飯を食わされて
いる。



そんな人こそ、自己責任になりますが
新天地を目指してほしい。
信念は、転職の原動力となり得ます。



転職面接する側も、この人はどんな信念を
持って、ウチで働きたいのか。これを見て
いるでしょう。



信念は、縁を引き寄せます。そのことに
気づくこと。



過去記事「気づきと縁」が参考になると
思います。



結論をいうと転職において、大事なのは
信念の醸成なのです。
これが、方向性を決める。



その反対が、職場で不平不満ばかり言って
他人を叩くのに躍起になる人。そんな人とは
距離を置きましょう。



どんなに仕事ができても、現場を牛耳って
いても、信念なき人に縁は訪れません。



こうしてみると、要領よく立ち回りイヤな
事を他人に振るのがうまい人は、信念は
醸成されにくい。



警備では、そういった人が現場を支配する
ケースが多いです。僕もかつて後塵を浴び
ることに甘んじていました。



自分は要領が悪いから、この程度なんだと
思わずに、急がば回れで信念を醸成して
いきましょう。



信念の醸成は、新たな縁を引き寄せる。
これを知るだけで、その他大勢と差を
つけるのも、不可能ではないでしょう。

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2023年01月04日

クリティカルパス





まずタイトルの、クリティカルパスとは
なんでしょうか。



「プロジェクトを進めていく上で、
スケジュールに影響が出る作業経路」
と説明されています。



これを具体的に説明すると、
子供時代友達同士で、戦車の
プラモデルを作ることになりました。



各パーツに役割分担して組み立てます。
A君は、砲台。B君はボディー。C君は
足まわり。



平等に割り振ったつもりでも、難易度や
個人の技量もあり、C君が一番遅いなら
彼が、クリティカルパスになります。



C君が終わらないと、戦車のプラモデル
としては完成しないのですから。



警備に限らず仕事上クリティカルパスと
なるのは、あまりいいとは言えません。
その人しかできない技量を持てば話は別です。



ただ警備にとって、クリティカルパスと
なる存在とは、どういったものでしょうか。



今回は、警備においてクリティカルパスと
ならない方が、長期的には有益であると
いった話をします。



分かりやすいのは警備隊のお荷物的な
存在。施設警備なら1人は警備隊にいる
のではないでしょうか。



責任者はその隊員をカバーしなくては
いけない。悩みの種ですね。



彼の評価が、警備隊の評価になってしまう
リスクがあります。まさにクリティカルパス
ですね。



警備では、つつがなく業務遂行できる隊員は
目立ちません。警備に詳しいクライアント側
なら、しっかり見ているでしょう。



一方、警備に詳しくないクライアント側
にしてみれば、悪い隊員に目が行きます。



警備会社の人事に介入して、交代を要請する
ならまだしも、余程の事がない限り交代は
しないでしょう。



これを読んでいる皆さんは、まず該当しない
と思います。むしろ、責任者として彼らの
カバーに奔走する立場ではないでしょうか。



クリティカルパス隊員がいると、面倒を見る
方も消耗します。擦り切れる前に脱出を考え
るのも、やむなしか。



もう一つのクリティカルパス隊員はちょっと
癖が悪い。



要領や口が経ち、世渡りが上手そうでも
実は、敵が多かったりします。



かつて僕は研修で短期間入った、公立病院
警備でも、そんな隊員がいました。



要は他人をバカにしている、横柄な態度
見え見え。いい歳こいて、自分の事が
見えていない。



本人は要領よく、立ち回っているつもり。



致命的だったのは、看護師さんたちからも
嫌われていたこと。



ところで時は過ぎ、上司である係長が別の
警備会社に移籍することになりました。



移籍先の会社が警備する、私立病院に人が
足りない。そこで部下を数名引き連れて行く
ことになったそうです。



引き抜きに近いので、もちろん内緒です。
しかしながら、前出の横柄な隊員には
声がかかりませんでした。



理由は「あいつは口が軽い」せっかくの
チャンスを口でポシャってしまった。
自業自得と言えばそれまでですが。




このように、クリティカルパス隊員とは
お荷物隊員であるか、敵が多い隊員と
言えるでしょう。



警備、特にシフトを組んで行う施設警備は
協調性が大事です。前出の横柄な隊員なら、
パチンコ駐車場警備あたりが、落としどころ。



個の能力にこだわりたいなら、交通誘導警備
や駐車場警備の一人現場くらいしかないで
しょう。



言い換えれば、クリティカルパス隊員とは
悪い意味で目立つ隊員。



個の能力で目立とうとして、くだらない事で
マウントを取ったり、クライアント側から
ヒンシュクを買ったりしています。



これに対して、愚直にやるべきことをやり
余計な事を言わず、角も立てず。



中小警備会社なら、責任者を任せたくなる
人材です。



警備隊にとって、どんな行動が益するのか。
これを実践する隊員は、逆クリティカルパス
隊員となり得ます。



クリティカルパス隊員にならなければ、警備
を長く続けることもできるでしょう。



そして逆クリティカルパス隊員になれば、
警備を卒業して、別の仕事に就くことも
不可能ではありません。

アンケートサイト i-Say

2023年01月06日

やばい辞められ方





僕は警備員時代、多くの退職者を
見てきました。そして僕も数回の
退職をしてきました。



今回は、この辞められ方は組織にとって
ちょっとやばいんじゃないか、と思える
ケースを紹介し、注意喚起するものです。



まず、筆頭は大量(一斉)退職。
保育士さんの一斉退職は社会問題に
なってます。



このケースは、退職の原因を追究して
職場を改善しようとか、絶対にしない。



「辞めたいなら辞めろ」「辞める奴が
悪い」という使う側の論理。



こんな焼畑農業のような人事を行う
ようでは、組織は衰退します。



次に、従業員が突然退職する。
警備では〇〇隊員が「飛んだ」
なんて言ったりしました。



僕がかつて勤めたある会社は突然
退職が多く、事務方はその後の処理に
てんてこ舞い。



これは本人に問題があるケースも
ありますが、求人票に明記してある
社会保険も交通費も支給なし。



肩書上では正社員となっていましたが、
アルバイトと変わりません。



これを知り、失望して突然辞めてしまう。
会社としても改善はしなかった。



ちなみに僕は、上記の矛盾を常務に
訴えました。すると、社会保険加入は
入社半年後の希望者のみ。



求人表にも書いていないじゃないか。
僕は3か月ちょっとで退職しました。



突然辞められるのは、言うに言われぬ
想いが爆発してのことでしょうが、
長期的には組織は衰退するでしょう。



3つ目は、苛烈な排除。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
で勤めたB社でした。



全国規模のビル管理会社であるB社は、
主に外資系保険会社ビルの警備を担当。
地元では破格の待遇だったのです。



ところが、リーマンショックで会社の
屋台骨が揺らぎ、ブラック化。



その皮切りとして、2人の隊員を突然
解雇したのです。



地元には警備するビルが一つしかない
ので、他所へ異動という事も無理だった。



どうも隊長が嫌っている隊員を因縁を付け
解雇したらしい。



解雇理由と同じことを、隊長は自ら行って
いたのです。詳しくは上記カテゴリを参照
願います。



これには禍根が残り、解雇された隊員は
就業規則を調べ、隊長の勤務態度を東京
本社へ告発。



しかし、支店長が来訪しお茶を濁した
程度で、人事上の処分はナッシング。



さらに業を煮やしたのか、解雇されたで
あろう隊員は、インターネット掲示板に
職場の黒歴史を暴露。



これがクライアント側の目に留まり、
信用を失う形で臨時入札が行われ、
全員解雇になりました。



解雇劇から、2年半経った結末でした。
どれだけ恨みが深かったか、想像に難く
ありません。



今は個人でも、マスメディア並みの
発信力を持つことも可能です。それが
組織転覆まで行ってしまう。



まとめると、要注意な組織は辞められ方
を見れば、ある程度分かる。



@大量退職
A突然退職
B禍根の残る退職



上記3つが、語り継がれるような
組織であれば、要注意です。



もちろん警備は離職率が高いから、
ある程度やむを得ない面もあるでしょう。



にしても、あまりにも頻度が高く、
働く隊員の士気に影響を与えるなら
考え物です。



士気と言いましたが、職場の人間関係を
見れば分かりやすい。



隊員同士、こき下ろすならまだしも
次は誰を排除するか、なんて話題が
休憩時間行われていたら、黄信号。



人間関係が荒むと、不毛な潰し合い
に発展します。こうなるといづれ
組織転覆につながるでしょう。



困ったのは、処遇に不満で従業員が
辞めてチームの生産性が下がっている
のに、使う側が手を打たない。



そんな職場は、小さな問題が起きても、
現場が回ってればいいやと思っている。



それが突然、一斉退職のような形で
噴出してくる。使う側の自業自得とは
言え、被害に遭うのはお客様なのです。



そういった斜陽の現場を立て直そうと
頑張りすり減るくらいなら、もっと
報われる職場を選んだほうがいい。



滅私奉公はもう古い。個人も組織も
WIN-WINになって発展します。

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2023年01月08日

犯罪者はチャレンジャーではない





今回は、あるセキュリティーのプロから
聞いた話を基に、警備にも活かせないか
観てみます。



犯罪者はチャレンジャーではありません。
少しでもハードルの低い獲物を探しています。



逆に言うと、ちょっとハードルを上げる
だけで、今より確実に被害に遭いにくく
なります。



うつむきながら歩きスマホをしている人と、
顔を上げてしっかりと歩く人。どちらが
襲われやすいかは言うまでもないでしょう。



というものでした。犯罪者と言いましたが
警備では不審者と遭遇する場面があったり
します。



さて、ここで言うハードルを上げるとは
どういったことなのでしょう。



例えば、出入管理。



顔写真付きの身分証明書で、本人確認を
行うケースがほとんどでしょう。



ここで、あることを徹底しないと
ハードルが下がってしまいます。



それは相手の顔を見ること。
顔写真だけ確認して、相手の顔をろくに
見ないと、出入管理がザルになる。



必ず相手の顔を見ろ、というのは
知人が、税関の警備をやっていた時に
指導されたことでした。当然ですね。



それ以外にも、服装は大事です。



かつて僕が警備した、外資系保険会社
ビルは、靴は黒の短靴で靴下は黒か濃い
紺と厳しく指導されていました。



このように形をビシッと整える事で、
つけ入るスキをなくしていく。



ところで、これまで形を言いましたが
それ以外に、ハードルを下げてしまう
要因があります。



それは、警備隊の不協和音。警備員
同志のケンカは論外にしても、
マウントの取り合いは良くある話。



セキュリティー向上よりも、マウント
を取ることが優先してしまうと、警備
のクオリティーは下がります。



不毛な権力闘争の果てには、組織転覆が
待っています。



クライアント側とのコミュニケーションを
密にして、定期的な異動を行うのが
ベターな人事でしょう。



警備はトラブルを未然に防ぐのが最上の
成果。ハードルを少しでも高くして、
何事もなかったようにしたいものです。

2023年01月09日

挨拶の効用





警備、特に施設警備では挨拶をする機会
が、多くあります。朝や職員が退勤する
時などがそうです。



今回は、たかが挨拶されど挨拶という事
で、挨拶の効用を深堀り、より業務に
活かしてもらえれば幸いです。



最初に、大阪池田小の事件を引用します。
事件の直前に、1人の職員が犯人とすれ
違いました。



疑問に思いつつも「多分父兄・保護者
だろう」と会釈したそうです。



この時気づけばというのは結果論で、
同じ状況で声をかけられる人がどれだけ
いるのでしょうか。



事件後、多くの学校で侵入対策が始まり
ました。



挨拶は、普通の人には好感を、やましい
人間にはプレッシャーを与えます。



警備員の究極の価値は、違和感に気づき
対処する能力だと思います。応援を呼ぶ
のも対処です。



ところで僕がかつて、研修で短期間
入った病院施設に横柄な同僚がいました。



看護師さんたちからも嫌われており、
病院警備としては詰みと言えるでしょう。



そんな彼が、いくら挨拶をしても
看護師さんたちの心中いかがなものか。



挨拶以前に、クライアント側との関係
構築に留意するべきだったのです。
これも危機管理です。



クライアント側の関係構築は、守衛室内
から始まります。



彼は同僚にマウントを取り、見下して
いました。そんな不遜な態度が見抜かれて
いたことに気づいていません。



嫌いな相手から、挨拶されても一日
ブルーになるだけ。



逆に、彼にマウントを取られていた別の
同僚は、クライアント側との関係も良好。



脚が悪かったので、勤務時間中に整形外科
を受診してよい、と許可さえもらっていた。



僕の経験上、クライアント側から助けて
もらえる人は、挨拶もそうですが人柄が
評価されていました。



話はかなり脱線しましたが、違和感に
気付いて行動しても、クライアント側
の協力がなければ、不十分。



この人のいう事だから、動いてみるか。
とクライアント側が思うようになるのも
セキュリティースキルなのです。



要領が良く、口が立つからと
同僚を見下し、マウントを取るような
隊員に、クライアント側が動くのか。



ここまで読まれて気づいた人が
いるかもしれませんが、挨拶の効用は
する人の人柄に乗じます。



人柄と言えば、ざっくり過ぎるので
警備員としての評価になるでしょう。



挨拶の発展形として、敬礼があります。
VIP来訪時は、挙手の敬礼をします
よね。



この敬礼で、警備員としての実力が
分かったりします。



例えば、挙手の敬礼をしながら頭を
下げるのはNG。目線を切った時に
相手から攻撃されたらどうする?



以前、公共施設を警備していた時の
隊長が言っていましたが、警備員は
幹部の近衛兵だ、と。



かっこつけすぎのような感じもしますが
気持ちくらいはそれくらい持て、という
事なのでしょう。



まとめると、挨拶はクライアント側や
来訪者だけにするものではなく、
不審者にプレッシャーを与えている。



普段から礼式にのっとった、敬礼など
をビシッと行う事で、さらなる効果が
期待できます。



挨拶は自分が警備する空間に影響を
与えている業務、と考えましょう。
例え相手から返事が返ってこなくても。



制服と言う権威を着た、警備員が
声をかける。不審者にとってこれが
どれだけプレッシャーか。



クライアント側に対しては、挨拶
からコミュニケーションに入れるのが
いいですね。



日常の小さな懸案事項を報告すること
もできる。



考えてみれば、不機嫌で挨拶もしない
警備員が、来訪者やクライアント側と
良好な関係を築けるわけがありません。



挨拶をすればするほど、警備員として
の評価が上がっていく。これが理想。



もちろん挨拶だけでなく、他の業務も
着実にこなす必要があります。



たかが挨拶、されど挨拶。ただの声かけ
と思うか、自分が警備する空間に影響を
与えていると思うのか。



後者に留意して行う方が、警備員として
評価が上がるに違いありません。

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2023年01月11日

護身術的パワハラ対処法





今回は、パワハラ上司に対して
護身術的視点で、どう対処すれば
いいのか探ります。



ちょっと例えは変ですが、パワハラ上司
の部下になるのは、突然暴漢に襲われる
のに近い。



護身術的には、以下の4つの対処法が
あります。



@相手が動かなくなる
A取り押さえる
B第三者の介入
C逃げる



@とAは、職場でやれば警察沙汰に
なってもおかしくない。



時々ネットで見ますが、朝礼で上司が
暴力を振るってきたので、ボコボコに
返り討ちにしてやった、という類の武勇伝。



Bはパワハラの証拠を抑えて、労働基準
監督署やユニオンなりに相談し、間に入って
もらう。



これは介入する組織・担当者の力よりけりに
なります。思ったような成果が得られない
ケースもあるでしょう。



争う手間・労力と得られる成果を
天秤にかけると、割に合わないもの
である可能性もあります。



となるとC逃げるが多くのケースで有効と
なります。逃げるというのは、部署異動か
退職です。



この時障壁となるのが、日本人の恥の意識。
逃げるのは恥だ、仕事が続かないのは社会人
としてダメだ、など。



その意識を悪用しているのがブラック企業。
これに気付きましょう。



僕の知っている労働組合では、パワハラする
加害者を異動させる、なんてこともやったり
しています。



ここでは、逃げる=退職にフォーカスを
当てて行きます。



退職は、個人vs組織の構図で行う
孤独な撤退戦です。



パワハラ上司の攻撃を耐えながら、仕事の
引継ぎを行い、退職手続きを完遂するのは
厳しい工程なのです。



だからこそ、助っ人がある方が心強い。
具体的には退職に関するアドバイスを
くれる人。



退職代行業者が、上記に近い存在かも
しれません。自己責任で利用する手もあり。



交渉もしてくれる業者であれば
未払い賃金の請求や、有給の消化交渉まで
してくれるかもしれません。



もしかしたら、会社都合退職を勝ち取れる
可能性もあります。



聞いた話では、パワハラが証人は2人いれば
会社都合退職として認められるらしいです。
ハローワークでの申し立ては要るでしょう。



パワハラ上司と戦い、辞める人に対しては
ゆっくりゆっくり処理を行う会社・・・



孤独な撤退戦のあとは、少しゆっくりできる
ようにしたいものですね。



本来なら、退職は余力を残した状態で行うのが
ベター。次の仕事を決めてから退職表明をする
のがベストです。



ただブラック企業やパワハラ上司に対峙して、
撤退するのが精いっぱい、というケースも
少なくありません。



そんな時でも、やっておいて欲しいことが
あります。



それは「退職の原因となった人物の非を告発
すること」



告発と言っても、どんな形でもいいのです。
会社に言えばベストでしょうが、退職後
ハローワークに訴えてもいい。



こうすることによるメリットは、過去記事に
書いたように一矢を報いるから。やられっ放し
にならないことです。



いじめに近いようなパワハラは、心に
深い傷を与えます。だからこそそれを
放置せず、何らかの形で落とし前をつける。



先に紹介した退職代行を利用する
メリットは、辞める人間の本音が
知れるという面もあります。



ただ辞めていくのではなく、組織としての
問題点を指摘していく。それも外部から突っ
込まれるのだから、監査にあった気分です。



パワハラ上司から逃げるのが精いっぱい
で、在職中なら自己保身を図るのが当然
でしょう。まずは安全な場所に退避する。



しかしながら、自分を退職に追いやった
パワハラ上司を、そのままにして
いいのでしょうか。



退職後であっても、何らかの形で告発するのは
今後、自分が同じ目に逢わないようなけじめを
つける意味もあるのです。



SNSの愚痴でもいいじゃないですか。
但し、社会人として問題にならない配慮は
しましょう。



自分の外の空間に、思いを解き放つことが
自分の中でけじめをつける事になるのです。

アンケートモニター|マクロミル

2023年01月13日

天才を倒す凡人





警備からの転職において、面接会場に
集まった人たちを見て、気後れする
事はありませんか?



自分より学歴・経歴は勝っているに違い
ない。前職で成果も出してきているだろう。
それに引き換え僕は警備員・・・



こうなると、委縮して勝てるものも勝てなく
なります。



今回は、そんな場面に際しても心配ご無用。
彼らは思ったほど価値はない、という話です。



さて、本題の前にタイトルの元となった本に
ついてです。



「天才を殺す凡人」という本。



著者は人間の能力別に天才・秀才・凡人の3つ
の訳、それぞれの評価軸について説明。



天才は「創造性」秀才は「再現(論理)性」
凡人は「共感性」を軸に評価する。



天才が成果を出すためには、凡人の協力が必要
だが、ボリューム的に圧倒する凡人は、天才を
殺すことも可能である。



詳しくはリンクを貼るので、興味ある人は
どうぞ。

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感想(14件)




僕らのほとんどは凡人です、面接に来た人は
天才または秀才かもしれない。



だからといって、彼らにも弱点がないわけ
ではない。その弱点とは何か。



ここでセキュリティのプロの言葉から引用します。
【ジョンモナハン著 暴力のリスクアセスメント】
より



トラブルの原因は、ほとんどが物の言い方です。
社会的地位のある人や教養人さえ、この配慮が
できない人が少なくありません。



むしろ知識が豊富な人ほど一言多くなのるかも。



要するに、彼らは言葉使いを誤り徳を損ねている。
どんなに社会人として全うに振る舞っているよう
でも、徳のなさは言葉に出てくる。



これは、SNSでも同じですね。公共の場での
発言という意識がない。



どんなに能力があっても、成果を出しても
他人を見下し、マウントを取って敵を増やして
きたから、転職せざるを得なかったのでは?



これは事実とは異なるかもしれません。その人
なりの事情で転職するのかもしれない。



しかしながら、優秀そうな人を見た時
徳を損ねたからここに来た、そんな奴には
負けない、という想いを持つ。



これを読んでいる貴方も、警備で角を立てずに
配慮してきたのではないのですか?



警備の世界は、マウントを取ったもの勝ち。
手段はある意味どうでもいい。



そんな世界で、ケンカにならないよう自分の
言い分ばかり言わなかった。警備隊や
クライアント側の利益を考えて。



こうやって敵を最小限に抑える配慮をしたから
こそ、新天地への面接まで漕ぎ着けたのでは
ありませんか?



男の顔は履歴書と言われるように、中年にも
なれば、生きざまが顔に出てきます。



他人の裏をかいて陥れ、罵詈雑言で攻撃し
気に入らない人間を排除すれば、恨みを
買います。



そんな生き方をしていれば、見抜かれるもの。
トラブルを嫌う職場なら、なおさらでしょう。



結論として、警備からの転職で大事なのは
普段からの言葉使い。SNSなどの公共の
場での発言もそうです。



人の気持ちを考えて、衝突をなるべく避ける
配慮をする。いい歳こいてできない人も少なく
ありません。



これが、天才秀才を倒す秘訣ではないかと。



逆に言えば、どんなに優秀であっても
敵を増やして他人の恨みを買っていけば
凋落する時がやってきます。



凡人が勝つには、天才秀才が上記の理由で
落ちてくるまで待つ、という忍耐も要るの
かもしれません。



徳を損ねた天才秀才に勝つのは、徳高き
凡人であった。



うさぎとかめよろしく、先行されても
徳を高めながら、地道に進むかめが最後に
は勝つ。



逆に言えば、天才秀才タイプは成果や論理
にこだわって、徳という概念がないから
かもしれませんね。



もちろん天才秀才タイプであっても、徳を
備える人もいるでしょう。そんな彼等には
広い意味での教養があります。



言葉使いに留意して、敵を作り過ぎない。
この行動も、転職に繋がっているのです。
自分より優秀な人を押しのける武器として。



目先のマウント合戦にムキになって、将来の
大事な目的を見失わないようにしたいものです。

しじみエキスWのオルニチン

2023年01月15日

人の顔を覚える能力





今回は警備、特に施設警備で大事な
能力について語ります。



タイトルにあるように、人の顔と名前を
すぐ覚えることができる。悪く言えば
人ずれしている。



この能力があれば、職場でアドバンテージ
を得る可能性大です。



クライアント側や設備・清掃など他社の
スタッフ。こちらから覚えていけば関係
をスムーズに構築できます。



こちらが覚えれば、向こうも覚えてくれる
ようになります。積極的に挨拶してくれる
でしょう。



警備は誰でもできる簡単な仕事と言われ
ますが、コミュニケーション能力の差が
つく仕事でもあります。



コミュニケーションがうまく取れれば、
クライアント側と良好な関係を構築でき
警備隊内で主導権を握れます。



但し、僕はコミュニケーション能力に
勝るものがあると思うのです。



それは「人柄」



抽象的ですが、要はコミュニケーション
能力に劣っていても、時間をかけいい関係
を構築する能力のことです。



警備で重宝するのは「この人は変な事を
しない」という評価だったりします。



少々要領が悪くても、愚直に業務遂行し
信頼を積み上げていく。



あと、コミュニケーション能力の高い人の
弱点として、一言多い失敗があります。
マウントを取るのも好きかもしれない。



こいつは弁も立ち、要領もいいけれど
陰で何やってるか知れない。



こうクライアント側に思われてしまうと、
主導権を握ったようでも、本人が思うほど
評価されていないのかもしれませんね。



結論として、警備でもコミュニケーション
能力に勝れば武器になるけれど、そればかり
ではない。



愚直に業務遂行し、信頼を積み上げていく
方法もある。



派手で目立つ人は、長所だけでなく短所も
目立つもの。警備隊内の言動もすべて見られて
いると思ったほうがいい。



誰かに見られている、という前提で行動する
人は、コミュニケーション能力に関係なく
大きな間違いは起こさないでしょう。

2023年01月16日

毒を以て毒を制す?





今回は恫喝について語ります。



恫喝は、交渉において悪手です。
相手を委縮させ、こちらの要求を通す。



恫喝に限らず、言葉でのやり取りは無駄
と感じた相手は、言葉が減ってきます。



これを屈服させたと勘違いすると
大間違い。相手は行動を起こす準備
をしているのです。



恫喝は悪手であるけれど、自分にその
矛先が向けられたらどうするか。その
対処法についても紹介します。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
B社で起こったこと。



B社は全国規模のビル管理会社であり、
主に外資系保険会社ビルを警備。



地元には警備するビルは1つしかありません。
B社も事務所(所長)があるだけ。



人事権のある支店長は、全国各ブロックに
ある支店にいます。地元B社事務所は、
支店とも離れている。



それ故、所長と結託した隊長のやりたい放題。
人事権を掌握したのと同じです。



自分が気に入らなければ、始末書を書かせ、
排除すると公言していました。



隊長は、始末書は支店までは行っている。
累積するとクビになると部下に通達。



しかし、始末書の内容を見れば隊長の指導
範囲ばかり。もし本当に支店に行っていれば
隊長も指導責任を問われクビになるでしょう。



普通始末書は、上司も書きますよね。



隊長はミスをした部下に、始末書を書かされた
くなければ、弁当をおごれと要求したりして
いました。ぶっちゃけこれ、恐喝です。



そんな職権乱用&パワハラ三昧の隊長に
対して、ある平隊員が釘を刺しました。
逆恫喝戦法です。



「今の調子だと、そのうち弓を引く人間が
出てきますよ」



この逆恫喝のポイントは以下2点です。
@隊長の狼藉ぶりを暗に批判
A自分ではない誰かが反撃する可能性



平隊員という、責任の少ない立場からの
発言というのもミソです。隊長に直結した
班長などの責任者では言えません。



要するに、お前がムチでしばくなら
そのうち飛び道具で反撃されるぞ。



隊長は内心、震え上がったでしょう。
しかし、力で抑え続ける為にはムチを
振るい続けるしかない。



そんな中、班長であった僕が隊長の
パワハラに耐えかねて退職します。



それから約2年後、隊長は本当に飛び
道具で反撃されるのです。



僕が退職する前年、リーマンショック
の煽りを受けたB社は、2人の隊員を
因縁をつけ解雇。隊長が暗躍しました。



これが禍根となり、B社現場の黒歴史
(特に隊長はやり玉に挙げられ)を
インターネット掲示板に暴露されました。



クライアント側である保険会社の総務が
気づいて、事実確認を行ない、臨時入札
が行われました。



実質契約解除に等しいものです。現場
隊員が全員解雇となりました。



インターネット掲示板を見てみると、
B社隊員に内通者を疑うような内容も
ありました。



もうこの現場はダメだから、潰してしまえ
といった、やけくその境地だったかも
しれません。



ここまで書いてきて、なんて浅ましい
恫喝の応酬だと思います。こんな現場は
先が知れている。辞めてよかった。



こうなると、もはや言葉での折衝の余地は
ありません。隊長は僕ら責任者に負荷が
増えると力で抑え込むばかり。



僕が退職したのは、このタイミング
でした。隊長にとっては青天の霹靂
だったでしょう。



相手を力で抑え、黙らせた先には
行動(退職)しかないのです。



一方、弓を引く人間が出てくると隊長に
逆恫喝した、平隊員は最後まで勤めたのです。



B社現場をしゃぶり尽した彼らしい
行動ですが、彼もまた警備隊内で嫌われて
いた。



B社現場転覆後、元居たホテル業界に
戻ったようですが、続かずに運送業で
働いているとの話。



逆恫喝は諸刃の剣で、パワハラから
一時的に身を守る事もあるけれど、
周囲に角を立てるデメリットもあり。



こんな浅ましい恫喝の応酬で仕事運を
損ねるくらいなら、自分でけじめをつけ
辞める方がいいに決まっています。



恫喝は劇薬です。自分の身を守る楯に
もなり得るけれど、さじ加減を誤ると
周囲から総スカンを食らいます。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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