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2022年12月02日

要領の帳尻合わせ





今回は、自分で思っているほど要領は
良くないということと、それでも帳尻
を合わせて、自分の身を守る話です。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」のD社でのこと。



青果市場の警備に異動になった僕は、
ある若手隊員と出会いました。



Y君と言って、当時は35歳くらいで
独身です。警備なら割と普通にいます。



その彼ですが、以前は別の施設を警備
していたが、今の現場に回されたと
ベテラン隊員から聞きました。



その理由は、勤務態度。勤務中も携帯
のゲームをやっていた。



それも守衛室から外を監視業務中に、
携帯(当時はガラケー)を帽子で隠し
ゲームをやっていました。



そういえば、青果市場でもやっていた
ようです。周囲は皆知っているのに、
気づかぬは本人だけ。



しかしながら、彼は後に病院警備に異動
していました。D社では、施設で使え
なければ、交通誘導に異動になります。



彼は当時、交通誘導2級検定しか持って
いなかった。それでも施設警備を外され
なかったのです。



ゲームをすることで、トラブルにならな
かった、または苦情が来なかったという
結果オーライの面もあるでしょう。



さらに、施設警備をこなせる隊員が他に
いなかった、というD社の人事的な事情
もあったようです。



D社の施設警備の時給は、地元では
最低クラスでした。



当時Y君は、青果市場の勤務の他に
ある公園の施錠業務も兼任して
いました。



毎回ではありませんが、青果市場の日勤が
終わってから、その現場に赴いていました。



D社的には、受けがよかったようです。
人繰りが少なくて済みますから。



Y君曰く、上記のような応援を頑なに
断っていると(施設警備を)外される
とのこと。D社の不文律か。



彼はこうやって、勤務態度の悪さを
カバーして?評価の帳尻を合わせて
いたようです。



Y君は、勤務態度的には要領は良くは
なかったでしょう。他の隊員が皆
ゲームをしているのを知っていた。



クライアント側や、来訪者も知っては
いたけれど、問題までにはならなかった。



一方で、D社に貢献する応援業務を行い
会社にとって有為な隊員をアピール。
単に稼ぎたかっただけかもしれません。



彼が上手かったのは、施設警備を外され
ない立ち回りができていたこと。D社
ならではの事情も知っている。



これくらいサボっても、致命的ではない
という事が分かっていたのかもですね。
ここに大きなヒントがあります。



彼の行いは、手本にはなりませんが
参考にはなります。警備を生き残る
ヒントでもある。



あまりにも真面目に業務遂行して、
潰れてしまった同僚を知っています。
クライアント側の評価は上々でした。



会社の労務管理があまりにも酷かった
のが大きな要因で、彼を疎外・攻撃する
別の隊員がいたことも事実です。



どんなにクライアント側から評価され
ても、潰れてしまっては意味がない。



今回強調したいのは、自分の身を守る
最低限の要領はあったほうがいい。



警備を続けるならもちろん、警備を
通過点とする人もそうです。



サボっているように見えて、トラブルに
つながらない。失敗したとしても、力の
ある人の前ではなかった。



逆に、普段は要領よく立ち回っている
けれど、たまにやった失敗が力のある
人の前だった、なんてこともあります。



本当に要領のいい人は前者ですよね。
後者は敵が多いような気がします。



この要領は、警備からの転職戦略にも
益します。なぜなら消耗を抑えられる
から。



長時間拘束が宿命の警備業。その中で
できるだけ消耗を抑える働き方が重要
になってきます。



転職では、できるだけ余力を残して
辞める方が、後に有利に運ぶのです。



警備で根詰めすぎて、頑張りすぎて
消耗してしまうのは、もったいない。



仕事は真剣勝負しなければならない
場面も当然ありますが、そればかり
とは限らないのも事実なのです。

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2022年12月04日

太っている人の多い職場





僕はかつて、警備員だった時に
周囲にぽっちゃりした隊員が多いな
と感じた事があります。



今は他人の事は言えませんが、皆さん
も感じたことがあるでしょう。



今回は、ぽっちゃりした人の多い職場
は、どんな生活(労務)環境なのか。
これについて語ります。



なぜ、ぽっちゃりした人が多いのか。
原因は、長時間労働の不規則な生活と
ドカ食いです。



警備業は、思ったよりストレスフルで
激務なのです。



溜まったストレスをドカ食いや飲酒で
発散。飲むの他に打つ・買うもあります
よね。お金はそれなりにかかりますが。



それは自己管理ができていないからだ、
と言う人もいるでしょう。正論ですが、
それを実現できる環境でしょうか。



長時間拘束の割には、給料が安いと
手っとり早いストレス解消は、食べる
こと。それも炭水化物が多くなる。



炭水化物を多く含む食事は、値段の
割にボリューム感があります。
ラーメン&チャーハンセットなど。



当務明けで食べる、牛丼店のモーニング
セットも格別ですね。



家族がいて、コントロールしやすい
環境ならともかく、警備員は独身率
の高い業界でしょう。



警備は楽だから続けていると思って
いるなら、健康面を見た上で少し
考えを変えた方がいいかも知れません。



太った先には、糖尿病などの生活
習慣病が懸念されます。



僕は40代で警備員を辞めましたが、
今も続けていれば、生活習慣病に
健康を脅かされていたかもしれない。



天職ならともかく、僕が警備員からの
転職を提唱するのは、こういった背景
もあってのことなのです。



給料が同じくらいなら、規則正しい
労務管理の方がいいに決まってます。
仕事内容は警備より合っているかも。



なので、もし転職を志すのであれば
ファーストコンタクトを取った時に、
職場を観察する。



僕が応募書類を郵送ではなく、直接
持参するのは、職場を観察する目的
もあります。



太っている人が多ければ、激務で
ストレスフルな環境である可能性が。
あくまで目安の一つに過ぎませんが。



働く人たちの体形で、職場環境の
推測ができる、というものでした。



2022年12月05日

要領より大切なもの





職場で主導権を握るのは、たいてい
要領のいい人間。



彼らは押しも強く、口も立つので
そうなりやすい。



ただ警備からの転職において、それで
いいのか、というのが今回のテーマ。



結論を言えば、要領だけではいづれ
行き詰る。特に上方転職ならそうです。



それでは、何が欠けているのでしょうか。
少々古臭い話かもしれませんが、社会人
としての「義」



人としての筋を通す、と言い換えると
分かりやすいかもしれません。



想像してみれば、警備隊で総スカンを
食らっている隊員が、今よりいい仕事で
通用するでしょうか。



人としての義を蔑ろにして、敵を増やし
立ち回ったとして、うまくいくのか?



先ほど上方転職と言いましたが、今より
レベルの高い職場に行くのです。要領で
やっていけるのでしょうか。



今回僕が言いたいのは、警備からの転職
それも上方転職をしたければ、警備を
卒業せよ、ということ。



自分の言い分は通したい、けれど責任は
取りたくない。陰で他人や体制側を叩く
生産性のない批判。



こんな事を日常的にやっている人が、
首尾よく転職に成功しても、数年で
警備に舞い戻ってくるでしょうね。



要するに「痛い社会人」のまま
上方転職が上手くいくほど、甘くない。
今よりレベルの高い環境に行くから。



警備ではまかり通っていたことも、
通用しない、と肝に銘じる必要が
ありそうです。



それを何となくわかっているのか、
マウントを取ってくる人は自信が
ない。



それも人間関係でうまくやっていける
という、協調面での自信ですね。



なので、そこを突くような事を言うと
怒り出します。浅ましさ極まりない。



ところで先ほど「義」と言いましたが
辞めていく去り際に顕著に見られます。



仲間を裏切って、出し抜く形で転職する。
なんだこいつは、と思われても本人に
とっては、後は野となれ山となれ。



知人から聞いた話ですが、警備時代の
同僚が、在籍したまま他の職場を受けて
採用された。もういい歳をしています。



周囲には、上記の求人には応募しないと
嘘をついていた。応募するかどうかは
白紙だ、くらいにしておけばいいのに。



知人によると、その求人は警備を
使う、クライアント側への転職です。



それならば、一旦辞めてケジメを付け
応募するのが筋だろう。



彼が採用になるという事は、誰かが
職場から排除される状況だったのです。



本人には自覚がないのでしょうが、
これは警備と言う仕事をきれいに
「卒業」できるかの試験だった。



どれだけ角をたてずきれいに辞め
られるかが、次の職場でのステータス
になります。



あからさまに他人を蹴落として転職した、
と思われるのでは、その先おぼつかない。



このように、要領だけで世渡りすると
後でツケが回ってくる。



ここまで書いてきて、「義」を通すとか
筋を通すとか、堅苦しい事を書いて来ま
したが、難しいことではありません。



周囲に恨みやヒンシュクを買う
行動を慎む。職能力と別のものです。



職場で敵が多いほど、上方転職は難しく
なります。



かといって完璧にできる必要はなく、
70点の出来で十分でしょう。



かくいう僕も、警備時代こいつとは
もう会いたくないと思う人間が何人か
います。



警備では口と要領で勝てず、悔しい
想いをしている人へ。



職務を忠実に遂行するのは当然ですが、
痛い社会人にならなければ、警備以外の
道もあります。



彼らは痛い社会人になるのと引き換えに
マウントをとっているのです。



人としての義を大事にし、筋を通すよう
励行すれば、誰かが見てくれている。



いや、見てくれていなくても
面接官に認めてもらえればいいのです。



転職とは、これまでの生き様を棚卸し
して、新たな居場所を目指す行動です。



中年以降になれば、生き様が顔に出る
と言われます。



要領良く、変なマウントを取って
得意になるよりは



不器用でも義や筋を大事にする生き方が、
長期的には徳があるに違いありません。

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2022年12月07日

要領が良いとは長い目で





要領についての記事が続いたので、
今回は、本当の意味で要領が良いとは
どういうことか、という話をします。



要領が良ければ、人に先んじて結果を
出すことができるし、嫌な事も他人に
振ることができる。



警備では、マウントを取って優位に立つ
必須?スキルなのかもしれません。



しかし、短期的に美味しい想いをしても
その先はどうなのか。僕が見てきた限り
の例を挙げてみます。



気も細かく、年上の先輩隊員を顎で使う
程であったが、その態度を見抜かれ上司
が知り、別現場に異動になった隊員。



口が立ち、要領でマウントを取るのが
上手いけれど、その横柄さと口の軽さで
内密な移籍話から外された隊員。



僕が隊長から、ガナリあがられているのを
見て、要領の悪さを揶揄した隊員が、その
直後リストラで解雇になった。



要領よく、地場警備会社で幹部までなった
隊員が、会社が警備業法違反で処罰され、
連座して、警備業界実質追放になった。



瞬間的(人生というスパンから見て)には
優位に立っていたにちがいありません。
但し、長い目で見たらどうなのか。



このように、要領で人の上に立っても
またはマウントをとっても人間という
ものは、器(実力)通りになっていく。



長い目(10年単位)で見ないと、その
人の真価は分からない、ということ。



特に中年以降は、生き様が評価されます。
上記の例のように、「結果」を見ていけば
明らかです。



逆のパターンで、上司との折り合いが
悪く、会社をクビになってしまった元
警備隊長がいます。



彼は、別の警備会社に転職し管理職と
なっていました。対人関係については
不器用だったかもしれません。



しかし、上方転職をしているというのは
元々能力は低くなかったのです。



さて、要領の良い人の中でも伸びていく
人と、そうでない人の違いは何でしょうか。



それは、他人を犠牲にした要領の良さ
ではなかったこと。自分が結果を出す
ために、踏み台にするのは禍根が残る。



要領が良ければ、美味しい想いができる
と言いましたが、一方で冷や飯を食わ
される人が出てきます。



それも、あからさまに相手を嵌めたり
するような、恨みを買う要領だと
敵が増えていきます。



警備業界は狭いものです。転職を重ねる
度に、敵が増えていっては身動きが
取れなくなっていきます。



そうならないためには、過去記事でも
言いましたが、社会人としての「義」
をある程度大事にする。



そして100%でなくても筋を通す
ように勤める。マニュアルを遵守して、
業務には忠実に仕える。



本当に要領が良いかどうかは、10年
単位で、その人が残した結果や立場を
見ていく必要がありそうです。



ところで懸念されるのは、僕のように
要領の悪い人間が、にわか要領の良い
人間の後塵を浴びて、卑屈になること。



そんな時は、環境を変えてみるのも有効
でしょう。または上司やクライアント側を
味方につける。



要領の良い人間の後塵を浴びていても、
ずっと浴び続けるとは限りません、



転職せずとも、職場異動で一見要領の
良い人の、評価を聞いたりします。
口ほどにもなかった、という事も。



転職に足る、実力や縁を以て環境を
変えるのが、一番のリベンジです。



彼らは今いる環境でしか、権勢を
振るえないのですから。



最後に付き合うなら、要領が良くて
実力のある人がベスト。そんな人は
長期的に見て伸びているに違いない。



要領は悪くても、実力があれば時間は
かかっても結果を出すでしょう。そんな
人と付き合うのも悪くない。



くれぐれも要領など、短期的に人を
魅了する要素は、注意深く見る必要が
あります。人となりを見ましょう。



一見魅力的だな、と思えても
口を要領だけで立ち回って来た人
かもしれません。



その人の生き様はどうなのか。
中年以降なら、顔に出てきます。
男の顔は履歴書とも言われます。



要領だけで、他人にマウントを取り
後ろ指を指されるようにはなりたく
ないものです。

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2022年12月09日

お願いという名の強制





今回は、過去記事「強制とは何か、
さらに深堀り」
の続編です。



日本における強制の在り方について
さらに追及し、対抗策を探ります。



最初に、日本社会では責任を取るのは
極端に言えば死を意味します。まさに
ハラキリですね。



それ故、役人言葉に象徴されるように
言質(げんち)を取られないよう言葉
を練っていく。



強制について、日本では軍隊のような
強制ではなく、穏便に、巧妙にやらされる
システムである。



武村健一さんは著書で語っていました。



やらされるシステムの根底にあるのは
同調圧力です。



例えば、制度として有給休暇があっても
職場では誰も取らないので、言い出せない。



または、有給を取る社員は出世できないと
いう不文律がある。



もっと大きく言えば、一旦社会からドロップ
アウトした人間は、社会は冷たいもの。
社会復帰のハードルが高くなります。



短期離職を繰り返したり、長期間就職でき
なかったりすればそうなります。事情如何を
問わず。



明文化されたルールがなくても、不文律で
排除するぞという圧力で強制する日本社会
の闇ですね。



これは、体制側は強制による責任を回避
しようするのです。



その象徴たる文言が「お願い」または
「協力をお願いします」



これ、お願いに従わなかったら罰が
あるの?と突っ込みたくなる。事実上
業務命令であったりします。



最初に勤めた東京の会社で、社員寮の
引っ越しの関係だったか、かなり理不尽な
要求を社員に求めました。



会社側は「協力お願いします」の一点張り。
雇っているのだから、いう事を聞けと
言わんばかり。



対象であった若手社員は渋々従いましたが、
ほどなくして退職していきました。都の職員
に合格したそうです。



このように、バックにある力をちらつかせ
お願いするのは、強制に等しい。



お願いや協力に従わなければ、罰は無いに
せよ不利な扱いを受ける。



お願いや協力が強制でないのは、お互い
対等な立場であるのが前提です。



そもそも、上から目線でお願いとか
協力してとか言われても、もやもや
しますね。



お願いは元来、相手の善意に訴える
もの。それが悪用されているような
ケースが増えている。



一方警備でも同様な手法で、強制が
行われています。



警備でいやらしいのは、貧困が背景に
あること。



例えば、24時間拘束の当務明けで
別現場の応援をお願いするケースがあり。
もっと過酷なケースもあるでしょう。



応援に行かないと干される、または今いる
施設を外されるといった、不文律で実質
強制するのです。



干されたり、施設を外されれば死活問題に
なる隊員も少なくありません。



交通誘導警備でも、繁忙期に昼から連続して
夜勤を行う連勤を断ったら、干されるかも
しれない。



使う側は「人がいないので協力してくれ」
というスタンスでしょう。命令すれば後で
労基案件になる恐れが。



それ故、従わざるを得なくなる。



もっとひどくなると、自分から応援に
行かせてくださいと隊員から志願する
ケースもあります。



これは給料が安すぎて、無理してでも
別現場の応援に行かないと暮らして
いけない。



これを「強制された自発性」と言います。
神風特攻隊の志願に近いものでしょう。



せざるを得ないように追い込んでいく、
手法の込んだことか。



では、こんなディストピア社会で我々は
どう生きたらいいのでしょうか。



お願いや協力の要請については、前に書いた
ように、対等の立場であるかどうか。



そうでないなら、契約という面でどうなのか。
お願いを受け入れるメリットは?
受け入れないデメリットは?



お願いであっても、労働契約書に明記して
いなかったり、法に触れていれば従う必要
はありません。



ただそれを個人で主張するのは、ハードル
が高い。



そこでユニオンなり、労働組合なり組織の
力を借りる必要があります。



理不尽なお願いには、個人vs組織ではなく
組織vs組織で渡り合う。



使う側も、相手が個人だからこれくらいは
いいだろうといった、思惑がある。



この力の差が、理不尽なお願いがまかり通る
背景なのです。



結論として、命令に等しいお願いに抗うには
団結し、組織で対応すること。



そこまでいかなくても、変だと思ったら専門家
に相談できる環境にいることが大事です。

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2022年12月11日

煽りも強制なのか





前回の記事で、お願いや協力を求める
ことが、実質強制に等しい事もあると
いう話をしました。



責任を回避する、日本人ならでは
の手法でしょう。民主主義の負の面
を見るようです。



今回はもう一つ、強制だけれども
責任を回避する技?を紹介。



タイトルにあるように「煽り」
運転では犯罪なのに(爆)



この煽り、コミュニティの中で使われ
そうなもの。



例えばあるコミュニティで、ある人を
面倒な役職に就けさせたい。
その人を説得したい。



自治会やPTAの役員なんかがそうです。
警備でも手当のつかない役職なんかが
そうでしょう。



こういう時、押しの強い人が迫って
ウンと言わせることがあります。
お願いという文言も使うでしょう。



どちらかと言えば、力関係が少ない
コミュニティで使われることが多い
ようです。



前にも書きましたが「強制された
自発性」では、本人がせざるを
得ないように追い込んでいきます。



困ったことに、煽られた方は不本意
な状況に追い込まれても、煽った側は
知らん顔。



全体責任は無責任の表れかも知れません。
そうならないように選挙というシステムを
使うケースもあります。



この煽り、強制の手法がどうか立て分け
乱用を防ぐことはできないのでしょうか。



僕が考えるのは「連座制」すなわち
煽った側にも責任を持たせる。
実質強制するのであれば、当然です。



煽られていやいやある役職についた人が
投げ出すような事があれば、後任者を
予め煽ったメンバーから決めておく。



もう一つ、煽られる側の対策として
上手に断る術を身に着ける。



断りのプロは、銀行の融資係。
彼らの技を一部使いましょう。



前置きを長く、八方美人的に
プレゼンテーション。



自分がこの立場に就くのは難しい
前置きと、就かないことが大きな
視点で、メリットが大きいこと。



これをつらつらと述べるわけです。



お願いもそうですが、実質強制である
場合、責任は持てるのかをとことん
詰めた方が技ありです。

2022年12月12日

やってみないと分からん





今回は、過去記事「モラハラ人間のダブル
スタンダード」
の続きです。



モラハラ人間とは、ざっくり言えば精神的
暴力をふるい続ける人。自己愛的人格障害
とも言われています。



詳しくは、上記リンクを参照願います。
今回は、モラハラ者の得意技とその
対抗策について語ります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
頃でした。



前社で隊長のパワハラに耐えかねて退職、
転職した地場警備会社C社も地獄の一丁目。



僕はC社で、当初の約束であった公共施設
への配属を反故にされ、某商業施設の
駐車場警備に就きました。



監視室という3畳ほどの詰所で勤務し、
巡回やゲート立哨の隊員の応援時には
外に出ます。



そこを牛耳っていたのが、自己愛的
人格障害の隊員。当時50代で僕より
10歳以上、歳上だったでしょうか。



狭い部屋で僕は人格攻撃を受けました。
つまらん人間だ、と罵倒された事も。



監視室を支配していた彼は、自己本位に
振る舞い、ふんぞり返って携帯で遊んで
いました。



僕が入社して二か月ほど経った時、1人
の同僚が退職することになりました。
彼は自己愛的人格障害ではありません。



別の人を補充するまで、勤務を僕と
自己愛的人格障害の隊員2人で回さな
ければならなくなりました。



当時勤務シフトは大きく2種類に分かれ
早出と遅出があり、遅出の方が勤務時間
が長く、終業は24時。



当然早出(と言っても始業は9時)の方が
美味しい訳です。前出の同僚がいた時は、
均等になるようにシフトを組んでいました。



ところが、今度は自己愛的人格障害の隊員
は、僕にすべて遅出を命じたのです。



僕が抗議すると「やってみないと分からん」
健康を害しようが、責任を取るつもりは
さらさらない。



結果責任を取らない文言が、「やってみない
と分からん」なのでした。いかにも自己愛的
人格障害らしい。



しばらくそのシフトで、勤務しましたが
疲労困憊した僕の顔を見て察した隊員が、
暇なポストを譲ってくれたりしました。



ほどなくして僕はC社を辞め、命からがら
脱出しました。モラハラを受けながらあの
勤務では、病気になっていたでしょう。



僕が辞めて半年ほど経った後に、監視室の
主だった彼は、C社幹部に干されて
屈辱的な退職をすることになります。



自己愛的人格障害は、他人に屈辱を与える
事に快感を覚えるのですが、屈辱を受ける
のには耐えられない。



この例から、彼らを抑えるヒントのような
ものが見受けられます。権勢を振るう
環境を与えないのも一つです。



もう一つ、圧倒的な力の差でねじ伏せると
いうもの。彼らの小賢しい言い分ごと
吹っ飛ばす。



彼を干して、引導を渡したのはC社の常務
でした。社長、専務に次いでナンバー3の
ポジションです。



地場中小警備会社なら、このポジションで
あれば、人事権も持っています。



一般的な組織であれば、平社員vs人事課長
とか、課長vs市長くらいの力の差があれば
ねじ伏せることは可能でしょう。



退職まで追い込まなくても、配置転換で
制裁を与える事ができる。権勢を振るう
ことを封じれば合格でしょう。



最後に、こうしてモラハラ者(自己愛的
人格障害)をねじ伏せるなら注意して
欲しい事があります。



個人vs個人ではなく、個人vs組織の構図
に持っていく。個人が特定される形での
実行は、禍根が残る恐れがあります。



C社を排除された自己愛的人格障害の彼。
数年後、交通誘導警備の現場にいた彼に
ばったり会いました。



彼曰く「もう、C社で旗は振られん」



彼はC社を排除された後も、別会社で
警備に就いていたのです。



C社常務が上手かったのは、圧倒的な
力を使ったものの、怒りの矛先がC社
という組織に向かったこと。



もし僕が、個人で暴力的に彼を排除して
いたら、ずっと恨まれていた可能性が
あります。



モラハラ者に対峙するなら、団結は必須
です。個人vs個人はリスキーです。



団結して信頼できる人事権のある上司に
訴える。上司は一人一人を個別に呼んで
事情を聴くでしょう。



全員の意見が一致していることが、人事
が動く条件です。



人事が動かず、状況の改善が見込めないなら
退職も視野に入れた方がいいかもしれません。

アンケートサイト i-Say

2022年12月14日

既得権益乱用の果てに





カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社隊長についてです。



今回は、既得権益を乱用しすぎると恨み
を買い、業界内敵ばかりになって身動き
できなくなる、という話です。



過去記事「ヤクザの回状(前・後編)」
が元になっていますが、警備は堅気の
仕事なので、イメージ的にどうなのか。



そこで、リライトを兼ねて再編集した
ものです。



全国規模のビル管理会社であったB社。
警備は主に外資系保険会社ビル。
地元に警備現場は一つだけ。



本社は東京ですが、全国各ブロック
主要都市に支店があり、人事権を
持っているのは支店長。



地元の現場は、支店からも離れています。
事務所所長が唯一の窓口。



それ故、所長と結託しクライアント側の
権勢をバックにやりたい放題。所長とそり
の合わない前隊長を因縁をつけて解雇。



リーマンショック後、人員削減の大義名分
を以て、同じく隊長の気に入らない部下を
因縁をつけて解雇。これは禍根が残った。



カテゴリ「暗中模索編」にB社現場の結末(前・
後編)にあるように解雇になったと思われる
隊員の逆襲(告発)で組織転覆。



インターネット掲示板への書き込みが、
クライアント側の目に留まったそうです。
信用を失い、臨時入札でTHE END。



全員解雇(受付女性2人は残った模様)になり
元隊長は職業訓練に行った後、今度は地場中小
警備会社であるD社に入社。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
に紹介してありますが、僕は彼と入社時に
鉢合わせになるハプニングがあり。



しかし、彼はD社も約3か月で退社。



約1年後、地元中堅警備会社が警備する
商業施設に、彼が入社したという情報が
ありました。



その商業施設には知り合いの警備員が
勤務しており、聞けばパワハラと言って
3日で辞めたらしい。



自分が部下にやってきた事は何なんだよ。



もう彼は平隊員では勤まらないかも
知れませんね。



こんな形で警備業界を転々としている
のでしょうか。



別会社で彼の元上司であった
1号指導教育責任者の知り合いは、
その状況を聞いて言いました。



「こうなればヤクザの回状と同じだ」



彼の性格をよく知る1号指導教育責任者の
知り合いだからこそのコメントなのでしょう。



ここで言う回状とは、破門回状のことらしい。
他の組に入れないようお触れを回す通知。



まるで地元警備業界から爪はじきに合うような
処遇ですが、それだけ恨みを買ったという事か。



元上司であった知り合いはこう続けます。
彼は路頭に迷い、給料月10万ほどの
零細警備会社しか行く所はないだろう。



今思えば、気に入らない部下を強権発動で
排除したり、組織を私物化してきたツケが
回って来たのか?



部下や組織は子供のおもちゃではない、
小さな権力は大きな力で踏みつぶされる。



それも上司である所長と徒党を組んでの
所業でしたから・・・深いね、業が。



隊長のバックであった所長もB社退職後、
地元のビル管理会社に就職したようです。



社内の立場もおぼつかないようで、タワー
パーキングの管理人をしている模様。



元隊長も今どうしているかわかりません。
ただ警備は堅気とはいえ、板子一枚下は
何とやらの業界。



自分のやってきた事が、跳ね返ってきた。
因果応報といえばそれまででしょう。



こうなると、もはや警備業界には居場所
はなく、下方転職するしか道はない。
肌寒い想いがします。



これを読んでいる皆さんは、元隊長の
ようにはならないでしょうが、自分の
上司になる可能性はあります。



対抗策として、最低限の役割だけ果たし
平隊員でいるのが、最上の防御法。警備
なら可能でしょう。



下手に責任感を出して、活躍し直属の
部下になってしまうと、パワハラの
餌食になります。



自分が活躍できる組織は何か、見極め
ましょう。



組織としては、長くないでしょうから
次の就職先を模索しておくことです。
触らぬ(疫病)神に、たたりなし。

しじみエキスWのオルニチン

2022年12月16日

深入りしない、リスクヘッジ





今回は警備を天職として従事して
いる人には申し訳ないのですが、



警備業界の使う側を見ていけば、前に
出すぎない事が、リスクヘッジ
(危機管理)になり得る、という話です。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」での事。



青果市場警備に異動になったばかりの
僕は、そこでベテラン隊員の話を聞きます。



勤めたD社は地元では、中堅どころで、
社長は目立ちたがり屋。



やり手という噂も聞いていましたが、
別な意味でもそうだったようです。



D社の給与は地元では最低レベルで
退職者が相次いでいました。



現場が回らなくなる恐れがあるのでは
ないか、と思っていたところベテラン
隊員の弁。



警備で儲からなくなったら、別の事業を
すればいいと思っている。



経営者のリスクヘッジとしては当然でしょう。
だけれども、何が本業がわからなくなって
いる、地元の警備会社もあります。



本業を真面目にやらない片手間のスタンス
が、使う側に見抜かれてしまっている。



こうなると、従業員は全力を出すわけが
ありません。



他に行くところがない人が、居続けること
になります。



それでも上記のスタンスがまかり通っている
のは、時々僕のような単純なカモが転職して
くるから。



検定資格を持ち、経験のある隊員を捕縛して
使う方が、1から育成するよりコストダウン
になるに決まっています。



それ故検定資格取得への取り組みも、
現場任せ。水を撒いてりゃ木が育つ、
のような感覚。



「いかに隊員を安く使うか」これを徹底する
D社社長はやり手です。



但しこのスタンスが透けて見え、現場隊員に
揶揄されるような組織はどうなのか?長く働く
に値する職場なのか。



こんな環境では、責任者になったり資格取得
に勤しむのはリスキーです。



言われたことだけやり、失敗のないように
事なかれ主義でやり過ごす。



年金まで、カウントダウンの年齢なら
有効な立ち回りでしょう。



会社という環境に深入りしない事が、搾取
を免れるリスクヘッジだったりします。



さて、このような状況で生きていくには、
どうすればいいのでしょうか。



警備に留まるのなら、入札で警備会社が
変わるのを待ち、現場に残留するという
技があります。



責任者や、有資格者でなくても
クライアント側と良好な関係を持って
いれば、チャンスはあるでしょう。



前に出すぎないけれど、トラブルがなく
いぶし銀の存在感を出すことは要ります。



新たに落札した会社が、以前より待遇が
良ければラッキーです。運の要素は排除
できませんが。



もう一つは、とことんのめりこんで
検定資格を取り、責任者も引き受けて
警備業界と心中する覚悟で?臨む。



これは言い過ぎでしたが、言わんとする
のは、警備を突き抜ける覚悟で突っ走る。



僕のように経験と検定を持つ隊員は
もはや平隊員で使ってくれません。
どこの警備会社に行ってもそうです。



リーダーとして期待され、安い給料で
こき使われる。これがいやなら突き抜ける
しかない。



もう警備業界、いやビルメンテナンス業界
に安住の地はないのです。



そこまで期待されるなら、搾取されるほど
有為ならば、新天地を求めてもいいじゃないか。



会社から検定資格取得の話が来て、
責任者を将来期待されるなら、
煮詰まった時の出口戦略が要ります。



40代で、警備に人生を捧げようと
するのは、天職ならともかくどうなのか。



同じような仕事内容であれば、もっと
待遇のいい業界で働きたいですよね。



僕は散々煮詰まって、上記の結論に
たどり着きました。



最後に僕が個人的に思う、中年になった
警備員の処世術は2つに1つ。



事なかれ主義で年金までやり過ごすか、
それとも痛い目に逢いながらでも警備を
突き抜けて、業界ごとぶっちぎるか。



僕は要領が悪いので、後者を選ぶしか
ありませんでした。



要領よく、立ち回れるのであれば
前者で生きていくのもリスクヘッジ
なのです。



転職は自己責任で行う分の悪いガチャ
なのです。警備業界で生きていく選択肢
が劣っているとは思いません。

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2022年12月18日

会社勤めを副業に





今回は、今すぐ実現できなくても
目標として持っておくと人生の幅が
拡がる、そんなことについてです。



カテゴリ「番外編〜僕が警備員を
はじめた理由」で少し紹介しました
が、優秀な先輩がいたのです。



僕は当時、某大手電機メーカーの
子会社で働いていました。IT業界
ですね。



親会社の工場駐在部門に配属され、
親会社の社員(プロパー)さんと
一緒に仕事をしていました。



優秀な先輩はプロパーさんで、歳は
当時30歳くらいだったでしょうか。



開発部門で、残業が当たり前の職場。
それでも彼はほぼ定時で帰っていました。



家に帰ってからが、彼の副業スタート。
当時パソコン雑誌に掲載する原稿など
を書いて、収入を得ていたのです。



副業?の収入だけでも、生活できるほど
稼いでいたそうですが、彼は勤めを辞め
ません。



どっちが本業なのかわからない稼ぎっぷり
ですが、先輩は知人に対してこう言った
そうです。



「俺が勤めをやっているのは世間体だ」



確かに、当時フリーランスという立ち位置
で仕事をするのは、珍しいものでした。
何かバックボーンがあった方が安心。



某大手電機メーカー勤務という肩書は
頼れるステータス。クレジットカード
などの審査でも有利になりますからね。



それから約30年経って、僕が想うのは
会社員を副業とする生き方ではなかった
のか。



先輩は、会社勤めは「副業」だった。
だからほぼ定時で帰っていた。いや
優秀だから定時で帰れていたのです。



会社に勤める時間を絞る、またはそれを
許される環境に身を置く。今なら短時間
労働の門戸も拡がってきています。



警備業も候補の一つになり得ます。



空いた時間という資源を「本業」に
コミットして注入。



成功すれば勤めの稼ぎ、時給換算した
ものより、上回るかもしれません。



簡単ではないかも知れませんが、目標の
一つとして、先輩の生き方は参考に
なります。



勤めを本業にしない人が増えれば、別の
意味で働き方改革が進んでいくでしょう。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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