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2024年03月01日

人付き合いが下手でも





過去記事で僕は、警備はサービス業の要素
があり(特に施設警備)コミュニケーション
能力が大事と言いました。



これで行くと、僕は人付き合いが下手だし
人間も嫌いだから、警備業には向いてない
と思うかも知れません。



しかし、それは知識や学びで克服できると
いう話をします。以下警備員だった人の
SNS投稿から。



人付き合いが下手な人、人間が嫌いな人ほど、
サービス業がうまいんだよね。



私は警備員をしていたので、ルール違反を
している人に話しかける業務が生じる。



でもね、注意しに行く、という意識は
捨てる。そうではなくて、腰を低くして
お願いしに行くんだよ。



まず第一声はあいさつだね。
「恐縮ですが、失礼いたします!」
とか「こんにちは!」とか大声で言う。



例えば、スケボーで遊んでいる若者集団
だったら



「お楽しみ中のところ、申し訳ございませんが、
ここは遊具の利用はご遠慮いただいております。
どうぞ、ご協力いただけないでしょうか!」



と言って頭を下げる。こうするとね、
大抵の人は嫌な気分がしないで
私の言う事を聞いてくれるよ。



移動し始めたらすかさず、
「ご協力感謝いたします!」と大声で言う。



私はいつもそうしていたよ。だから、
お客さんから苦情をもらったことがない。



これができない警備員が多かった。頭も悪いし、
態度も悪いから、あの警備員はなんなんだ!と
苦情が入る。



できの悪い隊員ばかりなんだよ。他人様に
注意する、というのがどれくらい気を使うのか
分かっていないのよ。



ダメ隊員だと、いきなり、ここは
「遊具禁止です!」とぶっきらぼうに
言うだけだ。



全然、サービス精神が足りない。
ムッとするでしょ、そんな言い方では。
お前は警察官か?と言いたくなる。



我々はサービス業だぞ、と。分かっていない。
人付き合いも苦手だし、人間も嫌いだけど、
私の方がそういうところは繊細だった。



絶対に外さなかったね。相手の感情を
害さないように努力したよ。
というものでした。



この人の素晴らしいところは何でしょうか。
まずはアプローチ。挨拶から入る。



「挨拶の効用」という過去記事も参考まで。



言いにくい所を、枕詞でクッションを使う。
これも過去記事「枕詞の効用」を参考まで。



そして注意ではなく、お願いという姿勢で
接する。相手の協力を求めるスタンス。



何故かと言えば、ルール違反を伝える
以前に、相手の良心に訴えかける。
理屈だけ伝えればいいもんじゃない。



相手の気持ちを害さずに、ルールに
ご協力願う。これに頭を使った。



人間は感情の生き物です。ましてや
特別な権限が与えられている訳では
ない、警備員という立場。



もちろん、施設管理権はあるけれど
それを盾に排除すればいいもんじゃない。
苦情が来れば、評価は下がります。



警備における最上の成果は、トラブルに
ならなかったということ。



ルールに従ってもらうという結果と、
トラブルにならなかったという結果が
セットになって、評価されます。



言われてみれば簡単な事かもしれません。
しかし、それに留意・実践しない人が
多いのも事実なのです。



警備で頭一つ抜けるコツみたいなもの
ですが、補足も兼ねて僕の経験から。



それは相手に赦(ゆる)しを与える。



それはどういうことかと言えば、上記
スケボーもそうだけれど



やっちゃいけない場所で、禁止行為を
していた時に、気づかなかったことに
する。たとえ気づいていても。



ここでの行為禁止はご存じなかったん
ですよね、次回からはご遠慮願います。
と伝える。



禁止行為をしている人は、何となく
罪悪感がある事が多い、そこを直接
突っ込むと角が立つ。



そこで、今回は気付かなかったことに
して、次回からはやめてくださいと
釘を刺すのです。



人は責められると反発します。
従う気持ちが出てくるのは、赦しを
与えるから、という僕の持論です。



警備と言う業務の範疇では、人付き合い
や人間が好きか嫌いかというよりも
角を立てないスキルが重要。



学べば、誰にでもできることです。



逆にコミュニケーション能力に自信が
ある人ほど、失敗しやすいのかも
知れませんね。

アンケートサイト i-Say

2024年03月03日

他人の尻ぬぐい





今回は、他人の尻ぬぐいをするのは
嫌なものだけれど、将来に繋がると
いう話をします。



責任者とは、どういう立ち位置なのか。
他人の尻ぬぐいをする立場。



他人の失敗や、途中で投げ出した案件
を処理するのは、しんどいもの。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社時代は、まさにそうでした。



立場にあぐらをかく隊長と、仕事を
せず、文句ばっかり言ってる平隊員。



その間に入る、中間管理職立ち位置が
班長(副隊長)であり、僕は辛酸を
舐める羽目に。



平隊員は仕事をしないのみならず、
トラブルを大きくして班長に振ってくる
こともありました。



誰でも他人のやった事の尻ぬぐいや、
後始末はやりたくないものです。



ただ、収穫もあったのです。
殿(しんがり)を務める甲斐性に
気づいた。



殿は、負け戦の撤退戦で敵の攻撃を
防ぎながら、味方を逃がす役割で
生還率は低くなります。



誰だって、命のリスクを冒して
殿を務めたくない。



しかし、これで出世した戦国武将が
います。豊臣秀吉です。



自ら殿を買って出た秀吉は、信長の
信頼を得て、天下人となりました。



他人の尻ぬぐいをさせられているかも
知れないあなたは、将来のリーダー
候補ではありませんか?



または、転職して活躍するための
肥やしになるかもしれません。



逆に言えば、他人に尻ぬぐいをさせ、
口だけはいっぱしの事を言っている
人は、大したことはない。



尻ぬぐいの経験値を積む効用は、
他人のピンチに、タイミング良く
フォローできることではないか。



辛酸を舐めてきたからこそ、他人の
窮地を感じ取る嗅覚が鋭くなり、
タイミングよくフォローができる。



野球で言えば、2アウト満塁の時に
ピンチヒッターで出てきて、ヒットを
打つようなもの。



当時は割に合わないと思った役割
でしたが、1歩2歩先どころか
4歩5歩先で報われた。



おまけに人情の機微までわかるように
なるものです。



無駄な経験などありません。理不尽な
事であっても、元を取るぞといった
気概が、人生の伏線を回収します。

2024年03月04日

愚痴はこぼしていい





以前僕は過去記事「発する言葉が自分
を創る」
でマイナス言葉のデメリット
について紹介しました。



今回は、マイナスの言葉はすべて
悪なのか?について深堀りして
いきます。



ここではマイナスの言葉を「愚痴」と
「悪口(批判)」に分けて定義します。



愚痴と悪口の違いは何でしょうか?



主語が違うのです。
愚痴は主語が「自分」で
悪口は「他人(または組織)」



自分は、あの時はつらかったは愚痴。
あの人はうるさいは悪口。



誰かに頼ったり、弱さを出したりと
いった類の愚痴はこぼしていい。



愚痴が出る背景は、精神的立場が下で
マウントされていたりといった、職場の
人間関係や仕事のストレスが主な原因。



逆に悪口(批判)は、精神的立場が上で
自分がマウントを取っていることが多い。



以前、お世話になっている人や組織への
批判はNGと言いましたが、マイナスの
言葉の中でも、質が悪いもの。



中には、批判することがかっこいいと
思って吹聴する人もいたりします。
とんでもない勘違いですね。



悪口(批判)がなぜいけないのか?
仕事運が低下するから。



批判であっても、前向きな意見具申で
あれば、話は別でしょう。それならば
とっくに上司に具申していますよね。



狭いコミュニティの中でマウントを
取りたいから、批判する。警備隊でも
良くある光景です。



自分の言動に生産性がなければ、それ
相応のことが起きます。自分の評価が
下がるようなことが。



自分の吐いた言葉の責任は、自分が
取らなくてはいけないのです。
一人前の社会人なら、そうですよね。



それでは、愚痴ならだれにでも言って
いいものか。これには注意しなければ
なりません。



愚痴といっても、聞く側の解釈に
よっては、言葉が独り歩きする
リスクがあります。



よって、職場の同僚に対しての愚痴は
細心の注意が要ります。



非正規など、立場の弱い労働者だと
人を減らす話が出た時に



あの人はこんな事言ってましたよと、
生き残りたいがために同僚を「売る」
人もいるかもしれない。



少なくとも、言葉の揚げ足と取って
マウンティングする人には言っては
いけません。



逆にそんな人は、ここ一番の時に
「売られる」側なのでしょうね。



愚痴をこぼすなら、家族か職場と
繋がりのない知人にするのが無難な
ようです。



以前警備員時代に、休憩室(詰所)に
クライアント側が盗聴器を仕掛けている
噂を聞きました。



それを同僚に話すと、鼻であしらわれ
そんなはずはない、と一蹴。



しかし、その数か月後彼は解雇された
のです。盗聴器があったかどうかは
わかりません。



それくらいの警戒心を持って発言
すべきという教訓だったのです。
セキュリティを扱うなら。



悪口や批判は、その人がいない所で
発していても、なんとなく雰囲気で
分かったりします。



セキュリティ(警備)の仕事は他人の
生命や財産を守る仕事です。



それならば、まず自分の身を守れなく
ては厳しいのではないでしょうか。



社会人ならT(時間)P(立場)O(状況)
をわきまえて発言しましょう、という
結論になってしまいますが



ここではシンプルに、愚痴ならこぼして
いい、但しこぼす相手を選びましょうと
いうことです。



基本的に僕は、これまでの経験から
同僚は信用していません。損得勘定で
淡々と付き合っています。



職場に盗聴器が仕掛けられている前提で
発言するくらいの、慎重さはあっていい。



徒然草にも「物を言わぬは腹ふくるる
ものなり」と言われているように、
愚痴でも吐かないとストレスが溜まる。



ここで重要なのは、愚痴を聞いて
くれて、貴方の味方になってくれる
人との付き合いは、大事にしましょう。



愚痴を聞く方も、ストレスが溜まり
ますからね。相手の忍耐に依存して
いる状態でもあります。



人間、何らかのはけ口がないと歪んで
しまいます、愚痴も上手にこぼして
メンタルヘルスに留意しましょう。

※本記事の元となったvoicyのリンクです。
「愚痴と悪口の違いについて」

スキマ時間で楽しくポイントGET|マクロミル

2024年03月06日

酔っぱらった者の勝ち?





(先に)酔っぱらった者の勝ちとは
どういったことなのでしょうか?



宴会などで、先に酔っ払い
へべれけになれば誰かが
介助してくれる。



職場では、面倒な事は全て責任者に
振り、前に出ない。向上心もなければ
責任感もない。



僕は、そんな職場で責任者をやっていた
事があります。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
B社の時です。



B社では、当務があるので3班に分けて
チームを組んでいました。



隊長は、日勤のみなので
夜間休日は、班長が責任者になります。



僕は隊長直属の班長でしたが、隊長から
パワハラの矢面に立つのは、班長でした。



平隊員のミスは班長の責任。それでいて
班長をぼろくそにこき下ろす平隊員。



ある当務の時、明け方突然強い暴風雨で
敷地内のカラーコーンが飛んだことが
ありました。翌日は日曜だったと思います。



それを見越してカラーコーンを退避する
のが危機管理です。それを怠った僕の
落ち度は認めます。



勤務時間が終了しても、カラーコーンを
捜していました。近くの川に流されては
いないか。



幸い日曜日の朝で、隊長は出勤しません。



知らん顔をして、さっさと帰る平隊員。
カラーコーンを紛失しました、なんて
言った日には、隊長からどう言われるか。



「始末書」「クビ」という恫喝に加え、
パワハラよろしく罵詈雑言ももれなく
ついてくるでしょう。



その上で隊長は、クライアント側に
対し、カラーコーン破損につき補充して
欲しい、と取りなしたに違いありません。



要領良く動いてやって、お前の
尻ぬぐいをしてやったぞ、と言わん
ばかりのマウントですね。



そんな恐怖感の中、カラーコーンは
全て見つかり、事なきを得ました。
退職にまた一歩近づきましたが。



そんな背景もあって、B社では
平隊員パラダイスでした。



ルーチンワークのみをやって、面倒な
事案は班長に振ればいい。班長への
文句だけは百人前。



僕はこんな環境で従事する事に、
当時は恨んだものですが、時間が
経つに従い、変わって行きました。



B社の黒歴史やブラックぶりが
インターネット掲示板で暴露され、
臨時入札が行われたのです。



事実上、クライアント側から
見放された途中解約に等しいもの
でした。



僕がB社を辞め2年後でした。
入札に負け、隊長含む隊員は全員解雇。



これまで積もり積もった
ものが噴き出たがごとし。



その後の話を聞いてみると、
楽をしていた平隊員たちの行先は、
ロクなものがありませんでした。



僕はB社を辞めた後、職業訓練に
行き、警備業界脱出に向け、暗中模索の
旅に出ていたところ。



これから得られる教訓は、ブラック企業
であっても、楽できるポジションがある。
変な話ですが。



但しそれは、誰かの犠牲の上で
成り立ってるもの。これを
忘れちゃいけない。



快適な環境だからといって、貪る
だけだと、いずれツケを払う羽目に
なる。



もし僕は当時平隊員だったら、転職に
向け、動画を使って勉強します。当務
時のパフォーマンス低下を考慮に入れて。



余談ながら、B社を辞めた隊員が数名
職業訓練に行っていたようです。



しかし、これといった成果も出せずに
修了したり、途中退所していたり。



履歴書の空白を作りたくない対策の
モラトリアムとして、職業訓練を使う
選択もありですが



せっかく訓練(勉強)に専念できる
環境に来たんだから、資格所得に
勤しむくらいして欲しいもの。



結論として先に酔っぱらえば、誰かが
介助してくれるけど、そんな人の好意や
責任感にただ乗りしちゃいけない。



いずれ、自分の人生でツケを払わされる
羽目になるからです。



この辺は、過去記事「ギバーとテイカー」
でも少し触れましたが、テイカーは
長期的に見て、上記のようになります。



恩を受けたら、何らかの形で返す。
恩を仇で返す人間になっちゃいけない。



もちろん自分の知らない所で誰かが
動いてくれて、お世話になっている
ケースもあります。



知らないならば、知ろうとすればいい。
このスタンスが、人生(特に後半)を
豊かにする鍵ではないでしょうか。

しじみエキスダブルのオルニチン

2024年03月08日

一点突破の戦略





今回は、自分より強い奴に勝つために
一点突破の戦略が有効、と言った話を
します。



一点突破とは、具体的にどのような戦略
なのでしょうか?



僕の体験から引用します。
カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」で
僕は、やり手の上司と対立していました。



入札に負け、市役所警備を撤退。その後に
待っていたのは、上司による敗戦処理。



上司と関係の良かった同僚は、次の受け皿
たる、施設物件へ異動していきました。



しかし、僕は宙ぶらりん。仕事のない
日々が続きます。



ここで僕は、市役所で散々冷や飯を
食わされたリベンジのチャンスを得ます。



知人を通して、別の警備会社からお呼びが
かかったのです。



ところが、社長は僕を評価しており
上司の敗戦処理も上手く言っていると
思っていました。



僕が辞表を出した時、社長は驚いて
絶対に辞めさせないというスタンス。



僕としても、同業他社に行くなんて
言えません。



そこで、上司の敗戦処理失敗を盾に
一点突破を図った。干されて仕事がない
ので、辞めざるを得ませんでした。



仕事は親戚のツテで捜しています。と
社長に説明。綱渡りでした。



怒りの矛先は上司へ向かいます。
第一、受け皿を決めてさっさと異動
させれば回避できたのです。



僕をそうできないのは事情があって、
同じ市の文化施設警備に、自分の気に
いった部下を異動させていました。



そこへ、上司の目の上のたんこぶたる
僕が異動になるのは都合が悪い。その
事情で、配属に踏み切れなかった。



機が熟するまで、待った甲斐があった
ものです。



もし僕が交通誘導警備でもいいから、
仕事を下さいと言ったら上司の思うつぼ
だったでしょう。



僕の退職の一件後、上司は過去の不祥事が
明らかになり、信用を失っていきました。
会社も去り、消息も不明となったのです。



辣腕を振るう上司に、市役所警備時代
僕はなす術がありませんでした。



そこへ敗戦処理の失敗というチャンスを
テコに、一点突破を図った。



転職成功、上司へのリベンジと一石二鳥の
成果を挙げることができたのです。



次はカテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」の時。



地場警備会社であるD社。社長はやり手で
交通・施設・雑踏など、幅広く警備を展開。



比較的会社然としていましたが、
給料は業界最低レベルで、
定着率は良くありません。



そんなD社ですが、警察OBである
部長に目を付けられ、行く行くはお前を
幹部にと、強引な人事を行ってきました。



幹部にするなんて、口約束など
信じるわけがありません。これまでの
経験から分かり切っています。



このままでは、安い給料でいいように
使われるだけだな・・・年金受給まで
こき使ってやる、と。



入社半年で別施設に異動になった時に
そう悟りました。



加えて、指導教育責任者受験も強制。
僕の入社1年経過を持って、勝手に
申し込むだろう。



これから、退職日が決まりました。
相手が動く前に、退職しよう。



かくして入社1年となる直前の月に、
僕は辞表を出したのです。タイミング
良く、次の仕事も見つかりました。



部長の人を追い込む戦術は完璧でした。
警察OBだけあります。



しかし、警備業界を知らなさ過ぎたの
です。次どう出てくるか、僕に読まれ
てしまった。



この一点突破により、渡りに船
よろしく転職できました。



すなわち、上司の思惑頓挫&転職成功
という、一石二鳥を得たのです。



結論として、どんなに強い奴でも必ず
隙がある。まずそれをつかむこと。



そして、反撃の準備をして
虎視眈々とタイミングを待つ。



忍耐強く待っていれば、これしかない
というチャンスが訪れるはずです。



そして何よりも、自分より強い奴に
勝ったという成功体験は自分の財産に
なります。



何物にも代えがたい体験として。



勝つと言っても、相手を叩きのめす
訳ではありません。自分の蒔いた種
である、支配に失敗させるのです。



上記の上司2人とも、僕を支配する
事に、成功していると思っていた。



自分が正しいと思ってやったことが
実は間違いだったんだよ、と知らしめる
ことで十分なのです。

ConoHa WING(コノハウィング)

2024年03月10日

一勝二敗で生きる道





今回は、交渉もそうですが
人間関係も一勝二敗の戦略を用いる
事で、生き残る秘訣についてです。



交渉は、お互いの言い分の
ぶつかり合い。どちらかの言い分が
そのまま通る事はないでしょう。



そこで不利な時には、相手に分を
譲って、被害を最小限にする。



織田信長がまさにそうで、戦の勝率は
3割弱だったそうです。一勝二敗どころ
か、一勝三敗くらいのペースか。



上手に負け、被害を最小限に抑えて
素早く立て直しを図る。



一方現代でも、勝ち過ぎる事のリスクを
勘案しなければいけません。



勝つときは10:0で勝つ。三勝無敗か
二勝一敗で勝ち越す。



そんなことやっていればどうなるか。
前回記事・一点突破の戦略でやられて
しまう。



それも根こそぎやられて、これまでの
勝ちすら、チャラにされるもの。
警備でもそんな光景を見てきました。



なので対人関係や交渉で勝てなくても、
あまり気にする必要はありません。
1勝9敗でもいいのです。



相手にしてみれば、9勝1敗ですが
その1敗の内容が悪ければ、9勝すら
チャラになってしまう。



相手に勝つというのは、禍根が残る。
逆に負けることは、貸しを作る。
それくらいに思っておきましょう。



ここまで書いてきて、勝ち負けより
大事なことがあると、気づいた人も
いるかも知れません。



そう、勝ち負けより大事なことは
生き残ることなのです。



その辺は過去記事
「真に優れた勝利とは何か」を参考に。



生き残ることへの最適解が、一勝二敗で
凌いでいくことなのでしょう。



勝つのはここ一番の時、桶狭間の戦いの
ような、絶体絶命の時。
それまでは負け続け、逃げ続けてもいい。



つかみ取った一勝が、貴方の人生において
一点突破になるならば。



ちなみに、一点突破で勝利したら
全面展開で畳みかける戦略もあります。



負けと同じくらい、勝ちの内容も
大事なのです。



前回記事のように、一石二鳥以上の
成果を出せればいう事はありません。
勝ちは量より質(内容)なのです。

2024年03月11日

令和型リーダーとは





今回は過去記事「リーダー像の変遷」
続きとして、令和時代にマッチした
リーダー像について探ります。



きっかけは、あるファーストフード店の
元クルーの投稿。



「誰と誰がつきあっている」とか
「誰々さんの悪口言ってましたよ」とか



クルー間のちょっとしたトラブルや
うわさ話に敏感になって



ムダに広めようとする人は
絶対にリーダーにはなれない



人のうわさ話ばかりするから
仕事ができないのか
仕事ができないからうわさ話をするのか



どっちもどっちだけど
成功しているリーダーは



・コミュニケーションはとれるが、
謙虚である



・仕事にはプライベートなことは
突っ込まない



・チームの輪を乱すようなことはしない
を徹底している



まわりを尊重し
前向きなコミュニケーションを
心がけることが



これからの時代を生き抜く
極めて重要な成功の鍵になる



500人以上のクルーをみてきたけど
リーダーになるべき人は「すごいですね」
と言っても静かに笑う人が多い



この静かに笑える人が勝てる
時代なのでないかと思ってしまう



クルー間のトラブルやうわさ話に
必要以上に首をツッコむ必要はない



成功しているリーダーは、謙虚であり
プライベートなことを仕事に持ち込まず
チームの和をとても大切にする人です



というのものでした。皆さんはどう
思いますか?



警備も同じく労働集約型の労働なので
通じるところがあると思います。



言われてみれば、上記リーダーの条件
みたいなものは、社会人として常識の
ようなものではないかと思いますが



まぁリーダーとして、やってはいけない
ことではありますね。特に職場の和を
乱す行為。



それだけ、できない人が多いという
ことなのでしょう。口の立つ人ほど
我慢できないのかも知れません。



施設警備は人間関係の軋轢で、
チームとしてどうやって回すかが
悩みの種です。



この、現場(業務)を如何に回すか。
そして成果(トラブルがない)を如何に
出すか。



これに心を砕く責任者は少なくない。
そして、どこの警備隊にもお荷物的
隊員が1人はいます。



煮ても焼いても食えぬ、といった
存在です。言葉は悪いですが。



その人のカバーをするのは、大抵
責任者。ストレスが溜まります。



またはカバーする羽目になる、平隊員
からの苦情が絶えません。



対処療法として、隊員のチェンジ。
会社人事がどこまで動いてくれるか。
クライアント側から要請があればベスト。



あと、仲の悪い隊員同士を組ませない
と言った問題もあります。拘束時間の
長い、施設警備だと深刻です。



協調性を重視して気を使う隊員は、
誰と組ませてもOKだ。と考えがち
で、簡単に組ませられる。



そこで問題のある、クセのある隊員と
組ませよう、なんてシフトになったり
します。



使いやすいと思わた隊員は酷使されて
しまう。ストレスが溜まっていきます。



気が付いた時には、突然退職され
周りは茫然とするものです。
マネジメントの失敗ですね。



自己主張の強い者が、有利になる
環境ではないか、点検が必要。



または、一見使いやすく問題のないと
思われる、隊員の気持ちにアプローチ
しているか。



結論として、上記元クルーの主張は
もっともだけれど



警備ならではの問題もあるので、そこは
個別に対処しないといけない。警備隊を
平和裏に回すという事が、如何に難しいか。



とはいえ、令和時代のリーダー像の
ヒントになっていると思います。



今、警備現場の責任者をして
上記の悩みを抱えている皆さんは
答えが出なくてもいい。



解決に至らなくても、改善しようと
試行錯誤した事や、試みたことは
自分の財産になります。



会社人事が動いてくれなくて、
最悪退職する羽目になっても、
次につながるはず。



僕個人の意見ですが、やるだけやって
警備業に限界を感じたら、新天地を求め
業界外転職をしてもいいのではないか。



もちろん、自己責任でです。かくいう
僕もそうでした。



警備で培った経験を武器にするのです。
責任者時代に、葛藤してきた事も武器に
なります。



警備から転職するのは、警備という
環境ではできなかったことを実現する
ために、するものではないでしょうか。

面接無しで最短その日から仕事可能【プチジョブ】

2024年03月13日

職場の民度が性格を悪くする





今回は、警備員からの転職において
人間関係の改善に主眼を置き、より良い
環境に身を置く重要性について語ります。



人生で大切なことは「悪口を言わないこと」
じゃなく、「悪口を言いたくなる人」と
付き合わないことです。



うんざりする人ではなく、尊敬できる人と
付き合えば悪口はなくなります。



逆にうんざりする人たちとばかり
付き合っていると、性格が悪くなりますよ。
といった投稿を目にしました。



職場の民度が低いと、自分の性格まで
悪くなる・・・怖い話です。



逆に、尊敬できる人やお互い切磋琢磨
できる、いい意味のライバルがいれば
幸せですね。



皆さんが、環境改善を目指し転職を
志した時に、留意して欲しいことが
あります。



それはお世話になっている人や組織の
悪口(批判)をしない。



愚痴をこぼすくらいであっても、職場
で言うのは危険です。特に民度が低い
職場なら。



なぜなら、非正規雇用(警備のそれに近い)
のような立場の弱い労働は、人員削減の
ターゲットになりやすい。



人員削減の話が出た時に、〇〇さんは
こんなこと言ってましたよと、同僚を
「売る」人もいるかもしれない。



これは短期的な危機管理ですが、もっと
長い目でみたらどうなるか。



皆さんの周りに、生産性のない批判
ばかりしている人はいませんか?
批判のための批判。



大抵そんな人は、職場でも嫌われて
いるものです。他人のやっている事
を粗さがしして、揚げ足を取る。



批判すること自体がかっこいい。
そんな価値観で生きているのでしょう。



これらの行為は、自分の人生にも
影響してくる。



すなわち、マイナスの言葉ばかり吐いて
いると、仕事運が下がっていく。これに
気づいていない。



批判の舌鋒が鋭ければ短期的には
評価されるでしょうが、
比例して敵も増えてきます。



結局、自らの吐いた言葉で身を滅ぼす
羽目になっていくのです。



転職はぶっちゃけ「運」です。これを
上手く引き寄せられるか。



マイナスの言葉は、マイナスの運気を
引き寄せます。



僕もかつて、そんな地獄のような職場で
働いたことがありました。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社とC社。



B社→C社の転職は、ブラック→ブラック
という、ドツボにはまったのですが
それには理由があります。



B社は隊員同士、悪口ばかり言い合い
不毛な潰し合いの様相を呈していました。



そんな環境にいれば、自分の心はささくれ
立ち性格も悪くなるし、精神状態も低下。
これに対する自覚がなかった。



C社に行っても、B社の延長のような
環境であり、短期間で退職を余儀なく
されました。自分を映す鏡ですね。



このドツボを回避するには、どうすれば
よかったのでしょうか?



一旦労働から離れる、これがベスト。
人生の流れを変える「リセット」の機会
を設けることです。



しかし無職のままでは、再就職に対し
支障があります。そこで空白期間を
作らずに済むのが職業訓練。



最低半年間のコースを勧めます。
詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい
人へ」をどうぞ。



職業訓練は、人生リセットの機会と
して利用する価値がありますが、
メンタルを整える効果もあります。



忙しすぎた日常を離れ、学生時代の
生活サイクルに戻る。半年間くらい
ないと、効果は実感しにくい。



メンタルを整えれば、マイナスの言葉
も減っていくでしょう。仕事運を上げる
機会でもあるのです。



くれぐれも、仕事運を下げる人との
付き合いは避けたいし、距離を置きたい
もの。



しかしながら、働いている以上そういう
人たちと、付き合わざるを得ない状況も
あるのです。



にっちもさっちもいかなくなったら、
職業訓練でメンタルリセットを計り
ましょう。



人間は自分で思っている以上に、環境の
影響を受けるものです。性格が悪く
なっている事すら、気づかない事も。



かつての僕のように、自分では行ける
と思っていても、実はボロボロで転職に
失敗したりします。仕事運も最悪でした。



職場の民度が低いなと感じたら、問題の
ある人と距離を置くことと、毒された
場合のリセットを勘案しておくことです。

目元パッと輝く!ブルーベリー&ルテインサプリ【めなり】

2024年03月15日

いい会社を見分ける・施設警備編





今回は、ある現役警備員さんの投稿を
基に、主に施設警備に入りたいなら
いい会社の見分け方についての話です。



以下、抜粋したものを紹介します。



私の個人的な観点と経験上なるべく良い
警備会社を見つける為に悪い警備会社の
ポイントをまとめてみました。



@新任研修、現場研修中は
 最低時給のみ支給



A新任研修はだたビデオを
 見せるだけ



B入社前健康診断は自己負担



C制服貸与の貸与料を徴収



D完全な釣り広告
 応募者には求人の内容が
 釣りか本物か見分けられないが



求人を見て連絡・面接行ったらその現場
埋まってしまいまして、別の現場用意
しましたな演技と



はじめからそっちの要員を
集める為の条件が良い
撒き餌にはご注意を!



Eとにかくうちの会社は凄いだろ
自慢話と武勇伝 アピールする会社は
大抵、警備員を駒扱い。



F警備員の制服が変わってたり癖あると
警備会社の社長や幹部、正社員、警備員に
クセつよい人が多い
 


&応募する警備会社の様々な求人をネットで
先ず調べ上げてみよう



そうするとだいたい平均値な何号警備があるか、
ないか、給与面、待遇、諸条件、現場の種類が
見えてきます。



応募する警備会社の様々な求人を
ネットで先ず調べ上げてみよう



そうするとだいたい平均値な何号警備が
あるか、ないか、給与面、待遇、諸条件、
現場の種類が見えてきます。



オススメしない警備会社も
リスクを取りたくないでしょうが。



といったものでした。
ここからは僕の経験を交え、上記@〜F
に対する、経験からの所感を記します。



@地元でもこんな求人を見たことが
あります。県外の警備会社でしたが、
いい話を聞きません。



A自社で信任教育をやるなら注意が必要。
地元では、警備業協会主催の新任教育が
指定されたビルでやっています。



講師も外部(警察OBなど)から招き、
実技研修も行っています。



Bこれは会社によりけりですが、自己
負担の会社は、ブラック率が高めな
ようです。



C僕は聞いたことがありません、余程
ブラックなのでしょうね。



Dはあるあるですね。地元では交通誘導と
施設警備両方の求人募集を出していても、
面接で今、施設の空きがないと言われる。



要するに交通誘導の求人しかない。または
施設警備自体持っていなかったりします。
持っていてもせいぜい駐車場警備。



または今後、施設警備をゲットする
「予定」だから、それまで交通誘導
警備に従事してくれと言ったパターン。



Eこれは僕も経験あり。
ウチの会社は地元では最高時給だ!と
面接で豪語した幹部。



しかし、入ってみれば交通費も
時給込みで誘導灯の電池も自腹。
求人票の記載と違う。



求人票には社会保険ありと明記するも、
誰も入っている隊員がいない。



上司に問いただすと、社会保険は入社後
半年経った希望者のみという回答。
速攻で辞めました。



F制服を変えるには、多くの経費や
手間がかかります。そんなことまでして
制服を変えるのは見栄かもしれません。



制服を変えるだけならまだしも、
実際に幹部自身が着ないで
デザインや価格だけで決める。



自分で着ないと、機能性が分からない。
夏服のつもりが、実質合服だったという
オチが付いたりします。会社の恥です。



ここまで書いてきて、まずアウトなのが
「だまし討ち」話が違う。ブラック企業の
お家芸です。DEが該当するでしょう。



その他も、労働者として疑問を呈さざるを
えない行為です。



第一、美味しい施設警備は誰も辞めたく
ないもの。そこへ割って入っていくのが
どれだけ難しいか。



僕の地元では、施設警備に絞った求人が
出るのは稀です。大体交通誘導警備との
併記求人です。



まずは交通誘導警備に従事して、
運が良ければ施設警備へ。僕もそんな
パターンでした。



施設警備の少ない地方では、そうなる
事が多い。投稿主さんは東京の人の
ようなので、事情は多少違います。



こうした警備業界の事情が嫌なら、
警備業の縛りのない業務、管理人や
守衛職などを探すのもアリです。



業務的には、施設警備員とあまり
変わりません。



ただ待遇は雇用主に依存するので、
そこは妥協できるかが鍵ですね。

アンケートサイト i-Say

2024年03月17日

流れを味方に





僕は念願であった警備業界からの
脱出に成功し、待遇も改善しました。
その原因とは何か?



「運が良かった」



今回は、大きな流れを味方に付ける
ことで、運を呼び込むという話をします。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社時代。



順風満帆に思えたB社への転職も、
ブラック企業の片りんをチラチラさせる
B社。



リーマンショックで一気に本性を現し
ました。



当時警備していた保険会社ビルは、
上へ下への大騒ぎ。



だけれども、僕にとっては好都合だった
のです。見方によっては。



というのも、その直前ある事件が起き
隊長のパワハラで僕の心は血だらけでした。
それに塩を塗り込む隊長&同僚。



詳しくは過去記事「ブラック社員、
班長を破壊(上
・中・下)」をどうぞ。



入社1年が経ち、そのまま辞表を叩きつけ
辞めようとも思いましたが、いかんせん
角が立ち過ぎないか。



組織の屋台骨が揺らいだ隙をついて、
辞める方が大義名分があっていいじゃ
ないか。



その後、保険会社ビル警備がメインで
あったB社は、迷走を始めます。



2人の隊員を突然解雇、その後も人員を
減らすつもりらしい。シフトは労基法を
蔑ろに。隊員たちから不満タラタラ。



こうなると、警備隊としての秩序は
崩壊します。僕は隊長直属の班長という
責任者でしたが、やってられない。



結果的に入社2年で退職することに
なりました。辞めるタイミングを窺って
いたのです。



リーマンショックは、僕が退職する
大義名分を与えてくれました。



次カテゴリで、僕は職業訓練を志す事に
なりますが、回想するにいい流れで訓練に
行けたのです。



世界経済を揺るがすほどの事件で
あっても、自分が動くための大義名分
として利用できるならば



流れを味方につけていると言える
でしょう。運がいいとはタイミングが
いい、と言い換えることもできます。



ピンチの裏にはチャンスあり、と言われ
ますが、なぜ僕がこのタイミングで
この記事をUPしようとしたのか。



これも流れを察知したのかも知れません。
これまでの常識が通用しなくなる、変化が
起きてくる可能性があります。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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