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2019年01月10日

本カテゴリのはじめに

本カテゴリ「警備員の先にあるもの」では
警備員を辞めた僕のライフスタイルや



ここに至るまでの行動の検証、
現状の所感や今後のビジョンを綴って
いくものです。



僕は警備員を辞めて他の仕事に就くことが
当時のゴールでした。



職業訓練に通い、設備管理関係の資格を
取ることで脱出を図ったのです。



しかしそれは、同じビルメン業界内での
転職であり、前にも書いたように就職した
ビル管理会社で警備が足らないと



警備に回されるリスクをはらんでおりました。
警備を持たないビル管理会社は限られ
ブラックも少なくないでしょう。



悩み紆余曲折の末、今の職場に辿り着きました。
ベストではなくともベターであったと思います。



本カテゴリの記事も不定期にUPするつもりで
皆さんの参考になれば幸いです。

2019年01月11日

「脱・警備」の戦略

お仕事は何ですか、と聞かれることが
時折あるのですが


「警備員です」と答える僕が恥ずかしかった。
もちろん誇りをもって警備業に従事している
方も多くいます。


しかし僕は世間体を気にする人間のようで
巷の「警備員」という職業が醸し出す
響きが嫌でした。


親戚からも「警備員じゃなぁ〜」なんて言われる
始末。


当時の僕は「脱・警備」に躍起になって
いましたが


いざ警備員を辞めてみると、そのプロセスで
押さえておきたい戦略があります。


警備員を辞めて他の仕事をすることで
何を実現したいのか?


収入UP、時間的な余裕、社会的ステータスUP
、人間関係のアップデート・・・


中年になると転職で上記の全てをハイレベルな
次元で手に入れるのは難しい。


結果的に僕はそれらの項目を少しだけ
底上げする形で実現することができました。


警備業界が嫌になることをこれでもか、
とやられた背景が原動力でしたが・・・










2019年01月12日

10年前を思い出して

先日仕事納めの日、僕は巡視区域駐車場の
保守管理業務を行っていました。



凹んだ地面の穴埋めでしたが、その駐車場の
隣は、僕がB社時代警備していた外資系保険
会社ビルがあります。



同ビルの入口にあるガードハウス(駐車場
警備の3畳ほどの詰所)には警備員がいます。



ああ、かつては僕もそこからこの景色を
見ていたんだなと感慨深いものがありました。



10年前、僕がこの立場で仕事をしているとは
想像もつきませんでした。



ただ警備が嫌でどうしようか、ため息をつく
日々だったのです。



警備が嫌という想いが燃料で、学ぼうという
志が舵だったのか。



今思えば、職業訓練がターンニング
ポイントでした。



B社からも数人、退職後職業訓練に行き
ましたが、チャンスを生かした人と
そうでない人がいたようです。

2019年01月13日

警備を捨てる覚悟

今の現場(港湾管理)に委託の警備員さんが
多数います。僕らは彼らを監督する立場です。



その中に一人、僕らの職場の募集があった時に
警備員を辞めて受けたいと言っている人がいます。



彼は会社に色々不満があるようで、環境を変えたい
気持ちは分かります。会社との葛藤を経て
今は別の現場(交通誘導)に従事しています。



僕らの職場で一人、年度末で退職する人がいます。
もし補充の募集があれば、take a chance!



とはいえ受けに来ても採用を決めるのは上の人。
僕らには参考程度に話を聞くかも知れませんが。



かつての警備員から市役所嘱託守衛を希望した
僕のように「業者からは上げない」と一蹴される
可能性もあります。



僕が面接官なら、彼に次の質問をします。
「もしあなたが何らかの理由で港湾保安職員を
退職する事になったら、警備に戻りますか?」



「警備を捨てる覚悟で来た」趣旨の回答なら〇
警備に未練を残す答えなら採用しないでしょう。



これは、僕が警備会社D社を警備業界に愛想が尽きて辞め
背水の陣で臨んだ児童福祉施設の面接体験からです。
(カテゴリ:エピローグ〜さらば警備業界編)



2019年01月24日

市役所T副隊長、その後

僕がA社時代、市役所警備隊の副隊長として
特に立ち上げに貢献したT副隊長。



かれはI&K隊員の謀略にはまり、体調を崩した
のもあり、A社を去っていきました。



その後警備会社を転々としたようです。清掃
関係の会社にも勤めたようでした。



彼も本当は警備が好きで、警備の仕事がやり
たかったようです。



周囲の環境、人間関係や彼自身の体の具合がそれを
許さなかったようで・・・もう彼も還暦近く。



今は家族の介護で職に就いていないようなの
ですが、なんとか警備でなくてもそれに
近い仕事に就けるよう願うところです。

2019年01月26日

イベント自主警備

先日、元警備会社幹部であった同僚からある
話を聞きました。イベント自主警備に行ってくると。



繁華街アーケード内でバザールを開く。2日に渡る
為、夜間見張りは必要との事。



クライアントは広告代理店。警備委託ではないので
警備業法の範疇外です。



委託ではなく自主警備なので、中抜きがない分
時給を聞くと地元では良い部類でした。



警備員を辞めてもその経験を買われてこういう
バイトの話があるのか。



確かに未経験者を使うのは少なからぬリスクが
あります。



警備以外への職種に挑むときにも、自分は
セキュリティのプロだと言えるものがあれば、
強くアピールできる武器となるに違いありません。







2019年02月11日

警備業界からの追放

職場の同僚に元警備会社の幹部がいました。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
C社で僕を面接した上司でした。



C社で常務だった彼。訳アリ転職と思いきや
警備業界の知り合いに話を聞いたところ・・・



国の機関の施設警備で不祥事(コソ泥)が起こり、
同機関が徹底的に調べ、警備業法違反が発覚。



僕はふとした事で、彼が退職した原因であろう
関係書類を目にしたのです。



それには株式会社C社が14日間営業停止と
なる処分、その理由となる根拠法令が列挙
されていました。



選任であった彼の資格は全て剥奪、5年間
警備員・警備業者にはなれません。事実上
警備業界からの追放になる処分でした。



C社は彼を警備業務に関わらない事務員として
残るよう慰留したようですが、断り退職の道を
選んだようです。



常務まで行ってもトカゲのしっぽ切りよろしく
扱われ、今度は一事務員として使われる事に
耐えられなかったのでしょう。



そして守られるのは創業者一族のみ。これは
地場中小企業で警備に限った事ではありません。



上記の件については彼は多くを語りませんが
C社ほど下衆な会社はない、とこぼしていました。

2019年03月03日

未練がましいアプローチ

昨日の記事でC社から探りの電話があった
話をしましたが、数年後またありました。



今度はC社が市役所警備を取り、経験者として
欲しかったと思われます。当然シカト(爆)



この事をA社時代の市役所警備隊O元隊長に
すると、「探りがあるだけいいじゃないか、
自分はどこからも声が掛からない」



O元隊長は健康上の理由で市役所を外れた
後、A社で駐車場警備に従事しています。



アプローチがあるだけありがたい事かも知れ
ません、だけどブラック企業じゃなぁ・・・



一方、A社からもアプローチがあった記事
(2018‐9‐29)も書きましたが、これ以来
A社からはこれといったアプローチは無し。



先日近所のコンビニで、A社の上司を見ましたが
僕に気づく様子もなくスルー。10年も経てば
こうなるのか、と一安心しました。

2019年03月20日

衰退する職場(前編)

カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の頃、
一緒に市役所守衛室で組み仕事をしている
守衛さん(以下守衛と記す)がいました。



本庁側と水道局側、それぞれのOBで還暦過ぎた
再任用嘱託職員でした。



本庁側で一人組みたくない守衛がいました。
かなりモウロクしていましたが、本人に自覚は
なく責任者としての意識だけはいっぱし。



さらに立場の違いに胡坐をかいている印象は
否めません。僕らは当務時の休憩時間があり
ますが、それも取らせず自分だけ休憩する。



勤務上年齢的にきつかったのかもしれません。
それなら引退し後進に譲るべきでしょう。



昼食が終わり守衛が休憩しま〜す、といって
奥に入ろうとしました。守衛室が1人になる
前に僕はトイレに行くのでちょっと待って
下さいと言い、戻ってくると守衛は既に奥。



「お前、やる気あるのか!」と怒鳴りたいのは
やまやまですが、立場の違いは如何ともできず。



A社が撤退し、警備会社が変わっても勤務態度は
変わらなかったようで、深夜戸籍受付で市民の
方が来訪しても、受付たくないので警備員に
断らせていたそうです。



通報されたらどうするつもりだったのでしょう。
そんな職場も時は流れ、機構改革の流れには
抗えなかったようです。





2019年03月21日

衰退する職場(後編)

A社が市役所警備撤退後、およそ10年が
経ちますが、本庁守衛室では嘱託職員を廃止
し警備員2名体制となっていました。



職員がしていた戸籍関係の受付もできるように
なったようです。業者が市長の公印を使うのか。



水道局側も嘱託職員が地元管工事組合職員に
置き換わり、機構改革の波に飲まれた形に。



これを聞きむべなるかな、と思いました。自ら
仕事や職責を粗末にした因果応報か・・・



そうでなかったにしろ、当局側の圧力でいずれ
嘱託職員も廃止し委託になっていたでしょう。



ちなみに前出の守衛の勤務態度の悪さは管財課が
知る所でした。因果応報というと厳しいですが、
看過したK係長は責任を取らされた形になりました。



休日の緊急連絡対応トラブルがあり、その守衛は
担当課職員と後日守衛室で喧嘩していました。



勤務態度を見抜かれ舐められていたのでしょう。
当局側も嘱託守衛を廃止する勘案を推進する
要因としたのかも知れません。



組織というものは、理不尽に満ちて幼稚なもの
と言うこれまでの所感ですが、さすがに限界を
超えると容赦ない裁きが下るものなのか。



これは今従事している占有者側としての戒めと
して、自らの職場を辱めないようにしなければ、
と思う次第でした。




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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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