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2023年05月01日

無駄なことは丁寧なこと?





今回は、警備に限らず転職先の職場で
困った人にならないように、という戒め
でもあります。



それは、タイトルにあるように
無駄なことを丁寧なことと勘違い
する。



無駄な業務を遂行することが、丁寧で
評価も上がる、といった思い込みです。



そうなると、余計な仕事が増えて周囲を
巻き込むことになる。問題が発覚して
上司が気づく、というパターンでしょう。



そんな事をするくらいなら、誰にでも
できる仕事(電話を取るなど)を率先
してやる方が、評価は上がります。



警備でもそうですが、第一職場で周囲を
抑えるために、一見正論をぶっている
人はいませんか?



一見正しいようでも、実は生産性がない
ことがほとんどです。現場で吠えて終わり。



なぜそう言えるのか。それは上司や組織が
動かないから。



生産性のある問題なら、上司に意見具申を
して、組織の問題として扱われる。当然
問題提起した人の評価も上がります。



無駄かどうか生産性があるかどうかは、
上が動くかで決まります。



それを理解せず、持論をぶつことばかり
躍起になる人の評価は、どうなるか?



一番下っ端がそうならまだしも、上司が
そうだと被害大です。



警備時代、仕事のための仕事を増やす
上司(隊長)がいました。



隊長直属の部下であった僕は、それを
遂行する事に意義がある、と従って
いましたが徐々に息苦しくなり。



結局辞めてしまいましたが、無駄な
業務を一生懸命やっていた、という
訳なのです。



無駄なことを丁寧なことと思い込み、
周囲を振り回す人の特徴は



@業務の内容を理解していない
A手段をはき違えている



@は何の指標が評価の対象となるか、
を理解していない。自分の思い込み
で暴走する。



これが若手なら注意してくれる人も
いるでしょうが、いい歳したいっぱし
の大人に、注意する人はいません。



むしろ「地獄に堕ちろ」とさえ思われて
いるでしょう。そんな人ほど居座った
りするものですが・・・



Aは警備で散見される光景です。手段が
目的を正当化する。



彼らは、業務改善は建前であって
抵抗勢力を抑えればいいのです。
要は、主導権を握りたい。



しかしながら、責任と言うワードに
彼らは敏感です。責任を取れるのか
という場面では、腰が引けます。



他人を抑えたい、だけど責任は取り
たくない。これを卒業した人が警備
からの転職で上手くいく。



もちろん、社会人として真っ当な
隊員や責任者も警備にいます。
模範となる人たちです。



1号(施設)指導教育責任者の知人で、
複数の施設警備現場を立ち上げてきた
ベテランがいます。



彼曰く「仕事を減らすのも責任者の
仕事」



施設警備は、時間と共に仕事が増えて
いく。クライアントも警備を知らない
ケースが多い。



そこで、業務内容を吟味した上で協議
して、やるべき業務を絞り込む必要が
ある、という意味です。



要するに、無駄な業務を減らす。
指導教育責任者としての知識を根拠に
警備上やるべき業務を絞り込む。



警備仕様書に該当しない業務なので、
やりません、と交渉する。警備業法にも
精通していなければなりません。



但しグレーゾーンの業務もあります。
商業施設のカート集めがそうです。
営業の交渉範囲かもしれませんね。



このように、業務を足し算ではなく
引き算で計算できる人が優秀と見ます。



クライアント側に忖度して、本来やるべき
でない業務も受けてしまうケースも少なく
ありません。



それは知識を楯として、交渉する力が
ないから。上司や営業が選べない悲劇
でもあります。



これからは、業務を引き算で計算できる
人が重宝される。僕もそれを目指します。



警備からの転職で、評価されようと焦り
無駄な事を丁寧な事と勘違いする、
過ちを起こさないとも限りません。



評価の指標をいち早く理解して、
組織の不文律からはみ出さない方が
生産的です。



自分は活躍していると勘違いして、気が
付いたら孤立していた。そんな転職失敗の
パターンにはまらないようにしましょう。

スキマ時間で楽しくポイントGET|マクロミル

2023年05月03日

トラブルを引き寄せる奴





今回は警備もそうですが、仕事上
セキュリティに相応しくない人の特徴と
その対策について語ります。



結論を言えば、タイトルにあるように
トラブルを「引き寄せて」しまう人。



なぜそうなってしまうのか。



そういった人は、自分の立場での仕事も
こなしており、言っている事も一見正しい。



それなのに、なんでトラブルを
引き寄せてしまうのか。



僕が観るに、その人の生活態度
もっと言えば生き様がそうして
いるのではないか。



他人の批判をすることでマウントを
取る、生産性のない批判である事に
気付いていない。



そんな人に対して、代案を求めると
大した答えは返ってきません。



過去記事「空っぽのバケツ」でも
紹介したように、中身がない。



業務のツボを理解していないとも
言えるでしょう。



本来は小さなトラブルであっても、
話を大きくしてしまう人がいます。



他人の粗さがしや、揚げ足を取って
マウントを取りたい人と観ます。



要するに自分の行いが、跳ね返ってくる
訳です。



そんな人と施設警備で組まされた日には
責任者はたまったものではありません。



セキュリティの仕事は、大難を小難に
小難を無難にする仕事のはず。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社の勤務は、まさにそうでした。



全国規模のビル管理会社であるB社は、
地元では破格の待遇。



但し警備は片手間で、地元にあるのは
外資系保険会社ビルの警備1つだけ。



隊長はシフトに入らない日勤のみなので、
土日祝や夜間帯は隊長直属の班長が責任者。
僕は班長をやっていました。



急に人を集めたので、警備に相応しくない
隊員も入ってきていました。



そのうち一人が、トラブルを引き寄せる
タイプの隊員で、素行も皆からも嫌われて
いたのです。



僕はその彼とほとんど当務で組む羽目に。
その理由は、彼と仲の悪い隊員と組ませ
られないから。



確かに、仲の悪い隊員同士組ませるのは
拘束時間の長い施設警備では、好ましく
ありません。



最悪、殴り合いの喧嘩になったりします。



だからといって、班長(B社規定では
警備主任)は組む部下を選べないのか。



手当をもらっている責任者だから我慢しろ、
これも仕事だという論理もあります。



僕は彼が大きくしたトラブルがきっかけで
退職しました。警備現場は1年毎に
入札があり、負ければ解雇です。



1年単位の契約社員に見合った負荷ではない
という結論でした。肩書上は正社員でしたが。
僕が辞めた後、B社は入札に負け全員解雇。



この、トラブルを引き寄せるタイプの人間と
組まされる削られ感は、体験した人しか
分かりませんね。



僕が辞めてB社警備隊では、責任者(班長)
をする人がいない、という事態に陥ります。



仕方なくローテーションで時間帯責任者を
決めていたようです。



このように、トラブルを引き寄せる人間を
放置する、またはやりたい放題にさせるのは
責任者を潰すに等しい。



組織の問題として、真摯に取り組むなら
改善の目はあるでしょうが、B社は無理。



第一、現場で末端の従業員がいがみ合う
ような状況になってしまうのは、幹部が
変だから。



トラブルを引き寄せる人間と組まされる
環境なら、逃げられるものなら
逃げましょう。異動や転職ですね。



部下の大きくした、トラブルの責任を
負わされた日には、やってられない。
そんな組織は先が知れています。



逆に、トラブルの芽を摘んで大事に
ならない人もいます。セキュリティの
仕事では重宝します。



そんな人の特徴は、業務を理解して
余計な事をしない。



トラブルになる、またはトラブルを
大きくしてしまうのは、余計な事を
やっているから。



トラブルの芽を摘む人こそ、組織は
優遇すべきなのです。



悲しいかな警備ではそこまで対応する
会社は稀有でしょう。



それならば、優遇するとまではいかなく
ても、ある程度報いてくれる環境を探す
旅に出るのも一考です。



ヒント見たいなものを言うならば、
現場従業員の社会人としてのレベルが
ほぼ面一になっている職場。



警備であっても、上記のような環境で
あれば、続ける価値はあると言える
でしょう。

ConoHa WING(コノハウィング)

2023年05月05日

巧言令色鮮し仁(こうげんれいしょくすくなしじん)





タイトルの文言は、孔子「論語」より。



言葉巧みで、人から好かれようと愛想を
振りまく者は、誠実な人間が少なく、



人として最も大事な徳である仁の心が
欠けているものだということ。



今回は職場に限らずコミュニティで、
実務能力相応に評価されるには、広い
意味での教養が要るという話です。



これは歳をとるほど実感します。
経営者に中国古典を好む人が多いのは
頷けますね。



中国古典は君主論、リーダー論を
説いたものが多く、小さくても責任者
を任せられる人に役に立つ。



警備でもそうです。タイトルの孔子の
言葉の逆を行く人が、美味しい想いを
している職場もあるでしょう。



もちろん、社会人として立派な責任者
もいます。無意識にであっても人を
導く教養を身に着けている。



警備は特に難しいスキルが要る仕事では
ないけれど、長く続けるほど人柄や教養
の程度について、シビアに見られていく。



但し平隊員であれば、厳しくは見られない
でしょう。問題は隊員を束ねる立場、
いわゆるリーダー、責任者に就いた人。



言っている事は間違いなく、指導力も
合格点なのに、いまいち人がついて
こない。人心掌握に欠けている。



そこが教養の差であると観ます。
職権乱用したり、ダブルスタンダード
で部下を支配したりなどは論外です。



僕は恥ずかしながら、統率力の根源は
責任感だと思っていました。確かに
それも要るでしょうが、物足りない。



有言実行、いや言う以上に行動して
結果を出せば、批判する人は少なく
なるでしょう。



ある人から聞いた話ですが、大人数の
組織は、論理では動かない。
人間は、感情の生き物だから。



その感情面で人を惹きつける隠し味が
広い意味での教養だったりします。



人を束ねるところ、必ず悩みが生じます。
そんな人たちの内面の救いになるのが、
広い意味での教養。



僕は要領が悪いので、これまで口と要領
のいい人間の後塵を浴びてきました。



これに対抗するには、時間をかけて
実力を練る、そういう道しかありません
でした。それに教養を上乗せする。



ただこのやり方は、組織のトップが
同じく教養がある事が条件です。これは
組織のカラーに見て取れます。



末端で従業員同士がいがみ合っている。
これを問題視せず、むしろ面白がって
いるトップは教養以前の問題です。



特に地場中小警備会社では、トップの
器が全てみたいなところがあるので、
良く見極めましょう。



コミュニティで手っ取り早く認められる
には、口と要領に長けている事が近道です。
話が面白ければなおさら。



しかしながら、時間が経ってこれまでの
生き様を観られるようになれば、能力も
さることながら教養の差が出てくる。



ここに来ている皆さんは、人を束ねる
悩みを持っている人もいるかと思います。



自分が望まなくても、リーダー的役割
に就いてしまう人。
狡猾な部下を使わなければいけない人。



そんな葛藤で悩んだら、名著に触れる。
時間がないなら、動画で解説しているもの
もあります。「アバタロー」で検索。



中国古典のみならず、古今東西の名著に
ついて解説しています。



最後に、自分はもう歳だから
今更学んでも遅い、と考える人へ。



学ぶのに遅すぎることはありませんが、
若いうちに頭でっかちになるよりも



これまで経験してきた、葛藤や理不尽を
乗り越えた足跡のある人こそ、吸収
しやすいものです。



人間の内面の分析に触れれば、角が
とれて焦りがなくなる。これは周囲が
気づくもの。



口や行動に長けていても、浮足
立っているリーダーより、内面
に支えのあるリーダーがいい。



他人を力で抑えようと躍起になってきた
人には、無い魅力です。



警備時代、銀行員であった元隊長は
上記のような、教養に長けた人でした。



彼にはもっと活躍して欲しかったのですが
体力的についていけず、現場を去りました。



自分の教養を含めた、実力が発揮できる
ステージを選ぶのも、知恵の一つです。

ミイダスで、探す転職から探される転職へ!

2023年05月07日

最初の青写真





今回は、警備隊を指揮するようになった
時や、警備以外でも人をリードする時に
有効な手法を紹介します。



以下SNSで刺さったコメントです。
交通誘導警備に従事する人から。



交通誘導警備は、刻一刻と変化して行く
状況に対応しなければいけない仕事であり、
頭で考えたり仕事前の段取りが必要なのだ。



仕事の出来る警備員は、絶えず頭の中で
シミュレーションをしていて、何か現場で
変更を余儀なくされても



最初の青写真さえしっかりしていれば、
冷静に対応する事ができる。以上です。



この青写真とはどういったものでしょうか。



露光により青色に発色する鉄塩類などを塗った
感光紙に、原図をのせて焼き付ける複写技術。



また、それで得られる青地に白の印画。
図面の複写、印刷の際の青焼きなどに利用。



上記が設計図に用いられるところから、
おおよその計画。また、未来の構想。



本記事で言う青写真とは、警備計画の
おおよそのビジョンと言えるでしょう。



なぜ、これが大事なのか。



交通誘導でも施設でもそうですが、
警備現場は人を配置して、警備を行い
ます。



配置するポストの隊員に指示をするのも
仕事ですが、人を収める以前に場を収める。



大きなビジョンがあって、それを分解して
人への指示を行う。



仕事のできない人は、その逆をやったり
します。



大きな業務上のテーマがあって、それを
個々のポストのテーマに落とし込んで行く。



末端の隊員レベルにおいては、今日の業務
指示がこうだから、これに留意して警備を
行おう、といったテーマに基づいて遂行する。



末端の隊員であっても、テーマを持って
業務遂行する人は伸びていくものです。



さて、警備隊を統率するのに青写真が
有効なのはなぜでしょうか。



業務開始時に、青写真に基づいたテーマを
部下に伝えるのは、部下の意識に働きかけ
警備隊をハンドリングする事に繋がります。



小さくても組織は、リーダーの意識づける
方向に向かいます。それがツボにはまって
いれば、大きな失敗はない。



言い換えれば多少の外乱による変更が
あっても、ぶれることはないのです。



青写真をうまく使って、よりよい統率力を
発揮しましょう。

2023年05月08日

職場の卒業試験





僕は以前、警備員から転職したければ
警備員として成功せよ、といった意味の
記事をUPしました。



警備員に限らず、今の職場を卒業する形で
転職していくのがベスト。繰り返しますが
転職は自己責任でお願いします。



それでは、卒業の目安とは何でしょうか。
そしてそれをどうやって転職に活かすのか。
これらが今回のテーマ。



経験を積み、リーダーシップも発揮して
職場では重要な人材になる。ただそれだけ
では、手応えとしていまいち。



もちろん「辞められたら困る」と上司から
言われたり、



逆に、クライアントや警備以外の社員さん
から、君はここにいるのはもったいないと
いわれるのもきっかけにはなります。



さてどんな仕事でも、真剣勝負をして
煮詰まってくると、節目のようなものが
見えてきます。



この業務は難しいが、つつがなく遂行すれば
成功。この現場を事故や大きなクレームなく
やり遂げれば成功。



いわゆる「打ち上げ」ができるような状態。
プロジェクトを完遂した時もそうです。



但し、転職のGOフラグとなる成功は
各自で決めていい。自分の感性が決める。
合格ラインも自分で決める。



自分の感性で決められる状態までなって
いれば、職場でそれなりの活躍をして
いる、ということです。



いわゆる卒業試験の段階まで来た。



節目となるクオリファイはあっても、
これまでの日々の業務の延長上にある、
いわゆる「仕上げ」に近いものです。



僕の経験から言えば、クオリファイに
達した時、どんな気持ちになるか。
清々しい気持ちになる。



これまでいろいろな事があったけれど、
それらもひっくるめての成功のプロセス
だった。



もし、そう思えるような状態であっても
疲れているなら、少し休んだ方がいい。



失業保険を貰いながら、ゆっくり仕事を
探したり、もっと緩い仕事につなぎで
ついてみたり。



疲れているかどうかは、宝くじが1億円
以上当選したら、今の仕事を続けるか
どうか。



もし今の仕事が使命に合っていなければ、
疲労感は相当なもの。少し休んで、今の
使命を生きるよう軌道修正しましょう。



ところで、転職する段階になって上記の
成功や自信は武器になります。



特に、職場でのリーダーシップは大きな
武器になります。



責任者を任されたことのある人は、職務
経歴書などに明記しましょう。



自慢するわけではありませんが、僕は
ある警備会社で当務の責任者をしていた
時があります。



幸いにして、他の人が責任者の時よりも
トラブルが少なかった。



上司からは「ナイトマネージャー」と
言われていました。本来はホテル業界の
言葉です。



僕が辞めた時は、周囲は驚いていたようです。
後任として、僕と同じような経験を持つ隊員を
欲しがっていたようですが・・・



警備に限らず施設の管理業務で、
使う側が求めるのは



小さなミスはあっても、それを大きく
せず、つつがなく現場を回してほしい。
特に体制の薄い夜間・休日はそうです。



責任のある立場で成果を出せば
評価は上がるに決まっています。



それを武器に転職しよう、と言いたい
ところですが、責任者やリーダーの
経験がない人もいるでしょう。



そんな人は、転職では有効なアピールが
できないのか?最後にそういった人達へ
の提案です。



世の中リーダーだけでは、回りません。
縁の下の力持ちも要る。



そう、自分は縁の下の力持ちとして
組織や業務に貢献できます、と実績を
基にアピールしましょう。



面接では、縁の下の力持ちで貢献した
エピソードを語れればいいのです。



過去記事「フォロワーシップも重要」
参考までに。



僕は卒業試験と言いましたが、そもそも
この職場で人生終わらないといった意志が
あってこそ、受けられるもの。



そういう意志すらない人は、卒業試験は
受ける機会すらありません。というか
意識することすらしないでしょう。



卒業試験は新天地を目指し、人生を
変えたいと志す人だけが受けられる
(見つけられる)ものなのです。

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2023年05月10日

焦燥感と思い込み





転職において、最大の敵は焦りと
思い込み。今回はそれらとどう
付き合うか、について語ります。



こんな環境もう嫌だ、辞めてやる!
と思っても、生活の事を考えると
二の足を踏んでしまう。当然です。



勤めながら転職先を探す。いい求人
がない。がっくり肩を落とす。



一旦、無職になって仕事を探すも
貯金が尽きてくると、どんな会社でも
いい、と思えてします。



ちなみにブラック企業はこの「焦り」
につけ込むのがうまい。阿漕な非正規
雇用もそうです。



目的を達成しようと焦るほど、相手の
術中にはまってしまう。現代の資本主義
はそうなっているようです。



ちなみに僕が職業訓練に通っている時も
就職が決まった訓練生は、早期修了という
形で、抜けていきます。



クラスに人が少なくなると、焦るもの。
結局僕は最後までいましたが。詳細は
カテゴリ「暗中模索編」をどうぞ。



こうやって現代は、焦って行動に
駆り立てる仕組み満載です。



決断を煽る相手には乗るな、という
格言みたいなものも聞きました。



さて、この焦燥感に対してどう付き合う
べきなのか。



結論を言えば「戦略性」を以て行動する。



会社を辞めたいならば、いつ辞めるか
決めておく。もちろんトリガーとなる事が
起きてからかもしれません。



辞めるゴールを設定していれば、それまでに
やるべき事や、有給の消化といった計画を
立てられます。



有給消化中に、転職活動をしてもいいのです。
丸40日使える人もいるでしょう。



仕事が決まらなくても、職業訓練を視野に
入れておく。退職前に1回はハローワーク
に行っておきたいものです。



失業給付が受給できるかという確認と、
自分が行きたい職業訓練科について、
下調べをするため。



失業給付は職業訓練に通い出した日から
給付され、訓練終了まで給付されます。



詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
をどうぞ。



職業訓練に行っても、望む仕事に就ける
とは限りません、現実は厳しい。



それを想定して、一旦元の仕事(業界)に
戻るオプションを残す。



職業訓練は、必ずしも通った訓練科に
関連する仕事に就かなくてはならない
というものではありません。



訓練後、就職したという実績が大事なの
です。僕の通った訓練校では非正規雇用
も実績として上げていました。



こうやってこれがだめならこれ、と
いったオプションを用意しておくのが
戦略的。



もう一つは、これじゃなきゃだめだと
いった思い込みを排除する。



警備業界からの脱出を目指し、転職
活動を続けていた僕は、当時設備管理
の仕事を探していました。



ところが、最後に勤めた警備会社に
退職願いを出した時には、次の仕事が
決まっていませんでした。



残り一か月で、仕事が決まるのか。
設備管理の求人自体、地元では少ない
のです。



そんな時、児童福祉施設の求人が
ハローワークに出ていました。
守衛業務に近い仕事。



時間は短いし、パスだな。最初思い
ましたが、施設の直雇用という事と
警備の経験が活きるならと、応募。



それが今の仕事に繋がったのです。



人生は、一発で目的地に達することは
稀です。



ワンクッション、ツークッション置いて
叶うことの方が多い。



焦って視野が狭くなると、目的地に
向かう電車に乗れなくなってしまうかも
しれません。



自分にもできそうだ、と思える仕事なら
乗ってみる。以外な縁がつながるかも。



まとめると、転職もそうですが人生の
流れを良き方向に変えるのを阻むのは
焦りと変なこだわり。



それを戦略性を持ち、視野を拡げる事
で防いでいく。



焦りと視野が狭くなる根底には、
忙しすぎる日常があります。



忙しいとは、心を亡くすと書きます。
心を亡くせば、資本主義を操る側の
思うつぼなのでしょう。



忙しい事に価値を置きすぎるあまり、
そのデメリットに気づかないで来た、
我々の価値観も見直すべきなのです。

空いた時間に少しでも稼ぎたい方には【プチジョブ】

2023年05月12日

リーダーこそ転職しよう





今回は、いささか挑発的な記事に
なります。



警備でリーダーを任されるような人は
もう少しましな待遇の仕事に就こう。



もちろん、警備が天職だったり
今の会社の待遇に満足していれば
話は別です。



行く行くは現場から事務所に上がり、
管制や管理職の道を用意されている
人もいるでしょう。



僕が見る限り、警備の責任者はバイト
リーダー的な立ち位置で、僅かな手当
と引き換えに多くの負荷を抱えている。



待遇は個人の能力ではなく、業界の相場
で決まります。



貴方が責任者の職責を全うしても、5年後
10年後、待遇は上がるのでしょうか。
歳だけは取っていきます。



もし貴方のキャリアを高く買ってくれる
会社があればいいのですが、業界の現状を
見れば、そうなる可能性はあるでしょうか。



リーダーの職責の延長上に何があるかを
考えれば、暗澹たる気持ちになりませんか。



一旦派遣社員に転職して、実績を積み
正社員を目指すべきという人の意見を
見ました。まぁ30代まででしょうが。



その人曰く、会社や人間は貴方に
尽くしますと忠誠を誓っている人を
軽んじる傾向があると。



どんなに今の環境で頑張っても、その
延長上に何があるのかを考えましょう。



これが平隊員だったら、ルーチンワーク
を粛々と行い、面倒な事は責任者に振れば
いいのです。



責任者はそんな自分の立場を利用して、
楽をしようとする狡猾な平隊員を使わなく
てはならない。全員ではありませんが。



使う側も狡猾です。これもすべてでは
ありませんが、リーダーや責任者を
見込んだ隊員は徹底的に捕縛する。



頻繁な現場異動、指導教育責任者など
資格取得の強制、要するに考える暇を
与えない。



理由は、もっと待遇のいい他の仕事に
行かれては困るから。



わずかな手当で、年金まで働いてくれる
責任者は手放したくない。



そんな背景でリーダーや責任者は、
今の仕事にとどまらない価値を
生みだしている。



こう言うと、人事の成り行きや他にする
人が居ないからといった理由で、自分は
責任者になった、本来はその器じゃない。



そういう人が居ると思います。



それでもリーダーをしている時点で有能
なのです。



組織の事情や、人事のめぐり合わせで
リーダーになったというのも、縁なの
です。



本人に自覚は無くてもリーダーという
縁を引き寄せることができるなら、
もっといい待遇の仕事があるはず。



前に書きましたが、転職は縁とタイミング。
この2つが最重要です。高望みしなければ
相応の環境を引き寄せることが可能。



貴方がリーダーや責任者に推されたのは
自分のやるべきことをしっかり遂行して
いるからではないのですか。



警備に限らず、やるべきことをやっている
人は意外に少ないもの。ルーチンワークで
あっても、適当に手を抜いたり・・・



それを要領とするのも一つの生き方で
しょう。但しそんな考えの延長には
より良い待遇の仕事はない。



実際に転職するにあたり、選択肢の少ない
中年以降はどんな戦略を以て臨めばいいか。
転職は自己責任でお願いします。



ヒントは非正規であっても、できるだけ
大きな組織に行く。それも労働組合が
しっかりしている組織。



非正規であっても、長く勤めるには
労働組合があった方が安心です。



貴方は転職先でも、リーダーや責任者
のようなポジションで仕事をしていく
ようになるでしょう。



もしそれが割に合わないと感じたら、
大きな組織のリソースを活用して、
人脈を作っていく。



実績と人脈を作っていけば、辞めても
他の部署からお呼びがかかる、なんて
ことも。



僕はリーダーや責任者は長く続ける
必要はないと思います。職務経歴書に
箔をつけることはできますね。



そもそも割に合わない立場がリーダー
なのです。だからこそ、もっといい
待遇を求めて転職してもいいじゃないか。



狡猾な上司と部下の板挟みになって、
人生の時間を無駄にしないよう、相手の
思惑には気を付けましょう。

アルバイト求人情報マッハバイト

2023年05月14日

淡々と遂行する





今回は、警備や管理業務を遂行する上で
成果を出すマインドセットについて
語ります。



皆さんの周りに、こういう人は
いませんか?



自分の意見を主張し、クライアント側に
対しても、意見具申をする。いかにも
積極的に動いてますよ、と言わんばかり。



僕はこの行為自体が、悪いとは思いません。
但し条件が付きます。



「成果を出していること」



成果とは何でしょうか。警備で言う成果
とは、トラブルがないこと。



どんなに意見具申しても、積極的に動いても
トラブルになれば、評価はされません。
むしろ逆ですよね。



そんなに力まずとも、淡々と業務をこなし
これといったトラブルがないといった
結果を積み上げれば、評価は上がる。



第一、現場の兵や下士官(責任者クラス)
に、使う側がどれだけの事を求めているか。



小さなミスはあっても、これといった
トラブルもなく現場を回してほしい。



もちろん責任者クラスであれば、ミスに
対する改善点のフィードバックを上司に
投げる事は要るでしょう。



部下が自分で考えて動き、トラブルを未然
に防ぐ「仕組み」を作る事が、最上の組織
作りなのです。



淡々とこなすと言いましたが、粛々とこなす
と言い換えてもいい。



業務遂行でいろいろ悩んだら、この淡々と
こなすという原点に戻った方が、行き詰る
可能性は低いもの。



待遇が一流でもないのに、業務のクオリティ
だけは一流を求めるのはブラック企業に近い。



認められようとムキになるのは、現場の
業務向上ではなく、他人を抑えて優位に
立ちたいから。



このマインドでやっている人は、後で必ず
変な事になります。成果がついてこない訳
です。



認められようがそうでなかろうが、自分の
任務を淡々とこなす。



そうやって成果を積み上げることが、評価
される近道だったりします。



前にも書きましたが、トラブルになるのは
余計な事をやっているからです。生産性の
ない行為を意義があると思い込んでいる。



使う側の意向をくみ取り、粛々と業務を
こなす従業員が最後に勝つでしょう。

2023年05月15日

真に優れた勝利とは何か





今回は、主に人間関係で悩む皆さんに
ビジネスも含む形で、理想の勝利とは
何かを語ります。



出典は孫子の兵法から。皆さんも聞いた
事があるでしょう。今回はある解説動画
を基に紹介(リンク後貼り)します。



2500年の時を経て、ビジネスや
人間関係に応用できるその教えの中、
抜粋して紹介します。



「相手を打ち破って屈服させるのではなく
相手を傷つけることなく降伏してもらう。
これが勝負ごとにおける理想の形だ」



「誰の目から見てもはっきりと分かる勝利。
戦いに勝った結果、周りの人間が立派だとか
凄いと思うようではだめなのだ」



「目指すべき最高の勝利とはそんなものでは
ない」



「真の戦上手とは普通の人間では見分けが
つかない勝ちやすい機会をとらえ、そこで
勝利を収める」



「故にそこには人目を引くような華やかさや
名誉もない」



ここまでで、皆さんの周りの人間関係で
想いあたる節があるでしょう。



警備に限ったことではありませんが、可能な
限り派手な目立った勝利に価値がある。力で
ねじ伏せてマウントを取る人。



そうやって自分の凄さで周りを抑える。
但し立場の上の人を相手にすれば、
途端に卑屈になったりします。



そういった人は、他人や制度の粗さがしが
得意で、それをあげつらって大騒ぎします。
そこに隙があるのです。



そんな人は、必ずトラブルを引き寄せます。
失敗と言う、結果を出すまで待ちましょう。
というのは、次に続きます。



「こういったことを心得ている人間は決して
勝負に負けない。なぜなら彼らの対戦相手は
既に敗北
しているからだ」



「また自分や仲間が絶対に負けないポジション
に置き、相手が崩れる機会を絶対に逃さない」



「勝利を得るのものは勝利を得てから戦いを始め
負けるものは、戦いを始めてから勝利を求める」



いわゆる、戦わずして勝つ。自滅を待つのが
最も賢明でしょう。または相手が失敗をして
言い訳ができないところを突っ込む。



孫子は戦略の重要性も強調しています。
戦略が上手くいけば、戦術や戦闘を省略する
事も可能なのです。



「孫子の兵法は相手を屈服させるのが目的では
なく、駆け引きによって無血の勝利を収める」



「力でねじ伏せると、余計な時間や労力、お金が
要る。さらに相手に恨みを与える事で、余計な
リスクを抱えてしまう。そう、コスパが悪くなる」



「自分やコミュニティが如何に生き残るかを
考える。ダメだと思ったら逃げていい。
目立った勝利など目指さなくてもいい」



「どんな形であれ。生きて生き抜いていつか
来るチャンスに備える」



このように、相手を立ち上がれないほど痛め
つける勝ちよりも、勝てそうにないなら逃げ
致命的にならない負けの方が大事なのです。



孫子の兵法のテーマは、生き延びる事に
あると見ます。



こいつ気に入らないから、潰してやる。
そうやって戦いを挑むと、勝っても禍根が
残るもの。



またはパワハラ上司と対決して、裁判も
辞さない覚悟で臨む。白黒つけてやる。



世間は狭いものです、いつどこでそいつと
出くわすか分からない。同じ仕返しをしよう
と目論むことになるでしょう。



それならば、過去記事「一矢を報いる」
くらいに止めて、損切りした方が長い目で
見て、コスパがいいのではないでしょうか。



その時の勝負で勝っても、社会人として
ヒンシュクを買うチートな行為であったり



相手の被害が大きすぎるなら、人生全般に
とって、マイナスとなります。



個人的に孫子の兵法が凄いと思うのは、
戦いは科学的な損得勘定でするのものだ、
というもの。



古代中国の戦略は、易占によって立案
されていたようです。王様は生年月日を
明らかにしなかった。



運気が下がる時を占って、攻め込めと
いうことなのでしょう。



対して孫子は、科学性(再現性)を持たせた
戦略を提唱したことで、2500年経っても
読まれ続けている。



最後に動画のリンクを貼ります。科学的な
戦略が、貴方の人生のリスクを減らします。

おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】

2023年05月17日

他力を使うことを知ろう





今回は、僕の過去の失敗談から来る
教訓みたいなものです。皆さんの参考
になれば幸いです。



僕は警備以前から、要領は悪く他人の
後塵を浴びてきました。それは要領が
悪かったから。



しかし、それ以外にある原因を知る事
となりました。それは仕事を自分一人で
抱え込んでしまうこと。



学生時代から、下手な責任感は強かった
僕は、他人を頼らず自分でやり遂げる事に
価値がある、と思い込んでいました。



もちろん受験勉強はそうです。自分で
勉強して結果を出さなくてはいけません。



社会人になって仕事をするようになっても
その傾向は変わりませんでした。



警備員として、責任者を任された時は
「自分がしなければ」と前に出て行く
義務感が突き動かしていたのです。



これが変わり始めたのは、カテゴリ
「暗中模索編」の頃。



前カテゴリ「施設警備3〜ブラック
企業編」で完膚なきまでに打ちのめされ
警備業界脱出へ職業訓練を志しました。



電気設備科で、技能的に一番劣る僕は
難しい作業を器用な人に任せ、別の
パートの作業をしました。



但し、別の実習では他人に先んじて
成果を出して、他人の見本になる。



自分は不得手なものは他人に任せれば
いい。その代わり自分が得意な分野で
貢献すればいいのです。



それまでの僕は、自分で何でも
しなければ、といった強迫観念の
ようなものがありました。



もう一つ、他力を使うとは
先人の知恵を使う事。



先人と言っても、目下でもいいのです。
これはうまいな、といったやり方を
真似る。



悪く言えばパクリなのですが、法に
触れず迷惑にならなければどんどん
パクッていいのです。



その他マニュアルなど、成文化されたものも
ありますが、僕の経験の中に取り入れていく
ものが役に立ちましたね。



仕事は個人で行う事もありますが、大体
チームプレーです。他人に振ってみて
意見を募る、という方法もあります。



ここまで書いてきて、仕事ができる人は
他人を知恵や協力を上手く引き出せる人
である、と言えます。



この、持ちつ持たれつの関係性が成果を
出す上で最重要ですね。



誰かを頼る能力と、自分に得意な事を
仕事で活かすは密接につながっている。



天才でない限り、仕事を一人で完結する
ことはほぼない。誰かの力を借りる必要
がある。



こうして、他人の力を借りるにはある
条件があります。



それは、敵を増やし過ぎないこと。
周りが敵ばっかりになってしまうと
他人を頼るどころではありません。



マウントを取る事ばかりに躍起になって
いると、自分がピンチになった時に
助けてくれない。



瞬間的な快楽と長く続く不幸はワンセット
と言われます。お釈迦様が説いたようです。



その代表的なものが、他人の悪口。
僕自身も身につまされます。



逆に善行には刺激や快楽はなく、むしろ
ストレスが溜まるものですが、その後の
長い幸福につながる。



人間関係に配慮する事で、持ちつ
持たれつの環境を築くのがベスト。



しかしそれが困難な環境もあります。
僕も経験しました。そんな時はどう
すればいいのでしょうか。



よりよい環境を求め、部署異動や
転職など新天地を目指す。転職は
自己責任になります。



結果を出せる仕事環境は、本人の
適性もありますが、よき協力者がいる
事が必須です。



自分が活きる環境を探す。これが
僕の転職のテーマでもありました。



ちなみに他力を引き出すには、自分
にも、それを呼び込む徳のようなもの
が必要です。



徳を損ねる行為が、前述した他人の
悪口もそうですが、マイナスの言葉を
吐いてしまう事。



これに留意するだけで、徳(仕事運)は
上がるに違いありません。



かつての同僚で、他人の悪口を言って
こき下ろすことに血道を上げている人
は、仕事運が落ちています。



すなわち、前職より条件の悪い環境で
働かざるをえなくなっている。



人は、中年以降になれば
結果が生き様を示すようになります。



他力を頼れる徳を積み、人生をより良き
ものにしようではありませんか。

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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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