今回は、警備や管理業務を遂行する上で
成果を出すマインドセットについて
語ります。
皆さんの周りに、こういう人は
いませんか?
自分の意見を主張し、クライアント側に
対しても、意見具申をする。いかにも
積極的に動いてますよ、と言わんばかり。
僕はこの行為自体が、悪いとは思いません。
但し条件が付きます。
「成果を出していること」
成果とは何でしょうか。警備で言う成果
とは、トラブルがないこと。
どんなに意見具申しても、積極的に動いても
トラブルになれば、評価はされません。
むしろ逆ですよね。
そんなに力まずとも、淡々と業務をこなし
これといったトラブルがないといった
結果を積み上げれば、評価は上がる。
第一、現場の兵や下士官(責任者クラス)
に、使う側がどれだけの事を求めているか。
小さなミスはあっても、これといった
トラブルもなく現場を回してほしい。
もちろん責任者クラスであれば、ミスに
対する改善点のフィードバックを上司に
投げる事は要るでしょう。
部下が自分で考えて動き、トラブルを未然
に防ぐ「仕組み」を作る事が、最上の組織
作りなのです。
淡々とこなすと言いましたが、粛々とこなす
と言い換えてもいい。
業務遂行でいろいろ悩んだら、この淡々と
こなすという原点に戻った方が、行き詰る
可能性は低いもの。
待遇が一流でもないのに、業務のクオリティ
だけは一流を求めるのはブラック企業に近い。
認められようとムキになるのは、現場の
業務向上ではなく、他人を抑えて優位に
立ちたいから。
このマインドでやっている人は、後で必ず
変な事になります。成果がついてこない訳
です。
認められようがそうでなかろうが、自分の
任務を淡々とこなす。
そうやって成果を積み上げることが、評価
される近道だったりします。
前にも書きましたが、トラブルになるのは
余計な事をやっているからです。生産性の
ない行為を意義があると思い込んでいる。
使う側の意向をくみ取り、粛々と業務を
こなす従業員が最後に勝つでしょう。
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