今回は、コーチングに関する記事です。
部下のマインドを変えて行くスタンスは
何なのか?
結論は、タイトルにあるように
「部下と共に成長していこう」という
マインド。
2023WBCで、来日していた
ダルビッシュ有投手への
インタビュー。
「技術を教えて欲しいという投手も
いますが、それは惜しみなく?」
これに対して、ダルビッシュ投手は
こう答えます。
教えるとか、アドバイスるするとか
だと、上からになってしまうので
自分はそういうつもりはないですし、
自分も勉強しにしているので
お互い意見交換しながら
お互いが成長していれけばいい。
というものでした。
部下に指摘ばかりして「やった感」
出している上司はいませんか?
これには僕も身につまされます。
指摘して、改善を促すのも指導だけど
部下から学ぶものもある。
部下が成長しない、進歩がないと
ボヤく上司は多いけれど、そんな自分は
どうなのか?
タイトルにある、部下と共に成長して
いこうといった、マインドがあるのか?
上司は部下を評価する者であると同時に
部下からも評価されている。
部下と共に成長できない上司は、評価
されるのに値するのか。
この流れが、今後加速していくであろう
ことを、示唆するインタビューでは
なかったか。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
で僕が仕えた上司は反面教師的であり
通達で、部下が動くものと思っている。
従わなければ罰を与える。最悪クビに
する。
上司の権限を考えれば当然ですが、
その中身たるや如何に。
上司が、社会人として全うな振る舞いで
警備隊の模範となっているならともかく
部下からも後ろ指さされるような、
ちゃらんぽらんな振る舞いであった。
そんな上司が、部下が思い通りに
動かないからといって、感情のままに
罵倒するのは、組織人失格です。
今やパワハラと糾弾されるものですが、
ブラック企業では、それがまかり通って
いる。
ただ警備業界では、言っちゃ悪いが
煮ても焼いても食えないと言うか、
指導以前のお荷物隊員もいます。
一般の仕事では、できない人に
労力を割くより、できる人を支援して
パフォーマンスを上げる方が吉。
悲しいかな警備では、一人で二人分の
仕事はできません。一人で2ポストを
兼任するのは、まず無理。
すなわちお荷物隊員の尻ぬぐいを
しながら、責任者は現場を
回さなくてはいけない。
パンクしたままの自転車を走らせる
ようなもの。
こんな負荷の中で、どうやって部下と
共に、成長しろというのか。そんな
事なら、部下を選ぶ権限を与えろ。
そんな責任者の声が聞こえてきそう
です。
そこで妥協案というか、落とし所と
して、真ん中から上の部下と共に
成長して行こう。
選択と集中です。指導する人を
選びましょう。
筋のいい隊員と共に、成長して
組織のパフォーマンスが上がれば
上司も評価されます。
但し警備は、何もなかったことが
最良の成果なので、そのプロセス
まで、見てくれている人がいるか。
ブラック企業だと、上記はまず無理。
使う側が旧態依然として、昭和の
価値観のままでも、厳しいか。
こうなれば、ダルビッシュさんの言う
ことを実現できる環境を捜すしかない。
異業同職の転職をするのが、最適解と
見ますが、リスクを伴います。
そこで環境は置いといて、まずは自分が
部下と共に成長して行こうと意識する。
上から目線を辞めてみる。
それで少しでも成果が上がれば、大成功
です。クライアントとして警備員を使う
仕事もそうですね。
これからの指導者は、部下と共に成長
してこそ、価値がある。
上司は全てにおいて、優れている訳では
ない。部下からも学ぶことがある。
そのマインドを持って部下に接すると、
相手の気持ちも変わっていくのでは。
試行錯誤は要るでしょう。
ダルビッシュ有さんのスタンスは、
令和型リーダーのひな型に
なっているのかもしれません。
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