転職において、最大の敵は焦りと
思い込み。今回はそれらとどう
付き合うか、について語ります。
こんな環境もう嫌だ、辞めてやる!
と思っても、生活の事を考えると
二の足を踏んでしまう。当然です。
勤めながら転職先を探す。いい求人
がない。がっくり肩を落とす。
一旦、無職になって仕事を探すも
貯金が尽きてくると、どんな会社でも
いい、と思えてします。
ちなみにブラック企業はこの「焦り」
につけ込むのがうまい。阿漕な非正規
雇用もそうです。
目的を達成しようと焦るほど、相手の
術中にはまってしまう。現代の資本主義
はそうなっているようです。
ちなみに僕が職業訓練に通っている時も
就職が決まった訓練生は、早期修了という
形で、抜けていきます。
クラスに人が少なくなると、焦るもの。
結局僕は最後までいましたが。詳細は
カテゴリ「暗中模索編」をどうぞ。
こうやって現代は、焦って行動に
駆り立てる仕組み満載です。
決断を煽る相手には乗るな、という
格言みたいなものも聞きました。
さて、この焦燥感に対してどう付き合う
べきなのか。
結論を言えば「戦略性」を以て行動する。
会社を辞めたいならば、いつ辞めるか
決めておく。もちろんトリガーとなる事が
起きてからかもしれません。
辞めるゴールを設定していれば、それまでに
やるべき事や、有給の消化といった計画を
立てられます。
有給消化中に、転職活動をしてもいいのです。
丸40日使える人もいるでしょう。
仕事が決まらなくても、職業訓練を視野に
入れておく。退職前に1回はハローワーク
に行っておきたいものです。
失業給付が受給できるかという確認と、
自分が行きたい職業訓練科について、
下調べをするため。
失業給付は職業訓練に通い出した日から
給付され、訓練終了まで給付されます。
詳しくはカテゴリ「警備員を辞めたい人へ」
をどうぞ。
職業訓練に行っても、望む仕事に就ける
とは限りません、現実は厳しい。
それを想定して、一旦元の仕事(業界)に
戻るオプションを残す。
職業訓練は、必ずしも通った訓練科に
関連する仕事に就かなくてはならない
というものではありません。
訓練後、就職したという実績が大事なの
です。僕の通った訓練校では非正規雇用
も実績として上げていました。
こうやってこれがだめならこれ、と
いったオプションを用意しておくのが
戦略的。
もう一つは、これじゃなきゃだめだと
いった思い込みを排除する。
警備業界からの脱出を目指し、転職
活動を続けていた僕は、当時設備管理
の仕事を探していました。
ところが、最後に勤めた警備会社に
退職願いを出した時には、次の仕事が
決まっていませんでした。
残り一か月で、仕事が決まるのか。
設備管理の求人自体、地元では少ない
のです。
そんな時、児童福祉施設の求人が
ハローワークに出ていました。
守衛業務に近い仕事。
時間は短いし、パスだな。最初思い
ましたが、施設の直雇用という事と
警備の経験が活きるならと、応募。
それが今の仕事に繋がったのです。
人生は、一発で目的地に達することは
稀です。
ワンクッション、ツークッション置いて
叶うことの方が多い。
焦って視野が狭くなると、目的地に
向かう電車に乗れなくなってしまうかも
しれません。
自分にもできそうだ、と思える仕事なら
乗ってみる。以外な縁がつながるかも。
まとめると、転職もそうですが人生の
流れを良き方向に変えるのを阻むのは
焦りと変なこだわり。
それを戦略性を持ち、視野を拡げる事
で防いでいく。
焦りと視野が狭くなる根底には、
忙しすぎる日常があります。
忙しいとは、心を亡くすと書きます。
心を亡くせば、資本主義を操る側の
思うつぼなのでしょう。
忙しい事に価値を置きすぎるあまり、
そのデメリットに気づかないで来た、
我々の価値観も見直すべきなのです。
空いた時間に少しでも稼ぎたい方には【プチジョブ】
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