今回は警備もそうですが、仕事上
セキュリティに相応しくない人の特徴と
その対策について語ります。
結論を言えば、タイトルにあるように
トラブルを「引き寄せて」しまう人。
なぜそうなってしまうのか。
そういった人は、自分の立場での仕事も
こなしており、言っている事も一見正しい。
それなのに、なんでトラブルを
引き寄せてしまうのか。
僕が観るに、その人の生活態度
もっと言えば生き様がそうして
いるのではないか。
他人の批判をすることでマウントを
取る、生産性のない批判である事に
気付いていない。
そんな人に対して、代案を求めると
大した答えは返ってきません。
過去記事「空っぽのバケツ」でも
紹介したように、中身がない。
業務のツボを理解していないとも
言えるでしょう。
本来は小さなトラブルであっても、
話を大きくしてしまう人がいます。
他人の粗さがしや、揚げ足を取って
マウントを取りたい人と観ます。
要するに自分の行いが、跳ね返ってくる
訳です。
そんな人と施設警備で組まされた日には
責任者はたまったものではありません。
セキュリティの仕事は、大難を小難に
小難を無難にする仕事のはず。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社の勤務は、まさにそうでした。
全国規模のビル管理会社であるB社は、
地元では破格の待遇。
但し警備は片手間で、地元にあるのは
外資系保険会社ビルの警備1つだけ。
隊長はシフトに入らない日勤のみなので、
土日祝や夜間帯は隊長直属の班長が責任者。
僕は班長をやっていました。
急に人を集めたので、警備に相応しくない
隊員も入ってきていました。
そのうち一人が、トラブルを引き寄せる
タイプの隊員で、素行も皆からも嫌われて
いたのです。
僕はその彼とほとんど当務で組む羽目に。
その理由は、彼と仲の悪い隊員と組ませ
られないから。
確かに、仲の悪い隊員同士組ませるのは
拘束時間の長い施設警備では、好ましく
ありません。
最悪、殴り合いの喧嘩になったりします。
だからといって、班長(B社規定では
警備主任)は組む部下を選べないのか。
手当をもらっている責任者だから我慢しろ、
これも仕事だという論理もあります。
僕は彼が大きくしたトラブルがきっかけで
退職しました。警備現場は1年毎に
入札があり、負ければ解雇です。
1年単位の契約社員に見合った負荷ではない
という結論でした。肩書上は正社員でしたが。
僕が辞めた後、B社は入札に負け全員解雇。
この、トラブルを引き寄せるタイプの人間と
組まされる削られ感は、体験した人しか
分かりませんね。
僕が辞めてB社警備隊では、責任者(班長)
をする人がいない、という事態に陥ります。
仕方なくローテーションで時間帯責任者を
決めていたようです。
このように、トラブルを引き寄せる人間を
放置する、またはやりたい放題にさせるのは
責任者を潰すに等しい。
組織の問題として、真摯に取り組むなら
改善の目はあるでしょうが、B社は無理。
第一、現場で末端の従業員がいがみ合う
ような状況になってしまうのは、幹部が
変だから。
トラブルを引き寄せる人間と組まされる
環境なら、逃げられるものなら
逃げましょう。異動や転職ですね。
部下の大きくした、トラブルの責任を
負わされた日には、やってられない。
そんな組織は先が知れています。
逆に、トラブルの芽を摘んで大事に
ならない人もいます。セキュリティの
仕事では重宝します。
そんな人の特徴は、業務を理解して
余計な事をしない。
トラブルになる、またはトラブルを
大きくしてしまうのは、余計な事を
やっているから。
トラブルの芽を摘む人こそ、組織は
優遇すべきなのです。
悲しいかな警備ではそこまで対応する
会社は稀有でしょう。
それならば、優遇するとまではいかなく
ても、ある程度報いてくれる環境を探す
旅に出るのも一考です。
ヒント見たいなものを言うならば、
現場従業員の社会人としてのレベルが
ほぼ面一になっている職場。
警備であっても、上記のような環境で
あれば、続ける価値はあると言える
でしょう。
ConoHa WING(コノハウィング)
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