今回は、自分はコネやツテがないから
警備員から転職できない、と考えるのは
まだ早い、という話をします。
コネなどなくとも、信念に基づいて生きて
いれば、自然と節目ごとに的確な人物が
目の前に現れてくる。
上記は、プロ野球監督で名将と評価される
故・野村克也さんの言葉。
信念に基づいて生きるとは、具体的に
どういうことでしょうか。
僕は、警備業界いやビルメンテナンス業界
を脱出する。という思いを抱いていました。
強く思えば、信念になっていく。
その後僕の思いは、人生を変えたいという
想いに昇華しました。職業訓練校の面接は
これが突破の有効打となったのです。
一発で臨む環境に転職できればそれに越した
事はありませんが、現実は厳しい。
しかしながら、方向性が間違っていなければ
一里塚のようなものが現れる。これは過去記事
に書きました。
信念と言いましたが、警備の仕事がイヤだから
転職したい。
ただイヤではなく、何がイヤなのか細分化
して、徹底的に突き詰めましょう。
長時間拘束、適当な労務管理、安い給料、
人間関係、社会的ステータスなど何が一番
イヤなのか。
全てをハイレベルに底上げするのは、中年
から、それも警備からの転職において
いささか高望みです。
自分はこれをしたくないから転職するのだ、
これも信念になり得ます。
かくいう僕も、カテゴリ「エピローグ〜
さらば警備業界編」で、辞表を出してから
職探しをしました。
僕は警備業界そのものがイヤになってしまった。
もう僕の居場所はない。
そんな時、苦し紛れで見つけた児童福祉施設の
求人。勤務時間が短く収入は少ないけれど
とりあえず食い扶持になる。
僕は面接で、警備の仕事に真面目に従事して
来たけれど、業界そのものがイヤになって
しまった。
上記の弁を、言いにくいことですがと前置き
して、赤裸々に語り採用されました。
真面目に勤め、イヤになってしまった。
言葉だけ聞けば、ただのわがままでしょう。
しかし、そこに至るまでのプロセスが相手に
響く言葉となって刺さったに違いありません。
そして、採用された事が今の仕事への
布石となりました。
理不尽なことに耐えた屈辱感も、信念を
ブラッシュアップします。
ここでもったいないのは、警備現場で
お荷物隊員になっていないにも関わらず
信念がなく、ずるずると居続けてしまう。
警備が天職であれば話は別です。だけど
自分の活きる道は他にもあるかもしれない。
そう思うのは余計なお世話でしょうか。
僕の場合は、散々煮詰まって動かざるを
得ない状況に追い込まれた。
これも信念のなせる業。ギリギリの気持ち
が壁を突き破ります。
ここまで書いてきて、警備に真面目に勤め
評価されているのに、冷や飯を食わされて
いる。
そんな人こそ、自己責任になりますが
新天地を目指してほしい。
信念は、転職の原動力となり得ます。
転職面接する側も、この人はどんな信念を
持って、ウチで働きたいのか。これを見て
いるでしょう。
信念は、縁を引き寄せます。そのことに
気づくこと。
過去記事「気づきと縁」が参考になると
思います。
結論をいうと転職において、大事なのは
信念の醸成なのです。
これが、方向性を決める。
その反対が、職場で不平不満ばかり言って
他人を叩くのに躍起になる人。そんな人とは
距離を置きましょう。
どんなに仕事ができても、現場を牛耳って
いても、信念なき人に縁は訪れません。
こうしてみると、要領よく立ち回りイヤな
事を他人に振るのがうまい人は、信念は
醸成されにくい。
警備では、そういった人が現場を支配する
ケースが多いです。僕もかつて後塵を浴び
ることに甘んじていました。
自分は要領が悪いから、この程度なんだと
思わずに、急がば回れで信念を醸成して
いきましょう。
信念の醸成は、新たな縁を引き寄せる。
これを知るだけで、その他大勢と差を
つけるのも、不可能ではないでしょう。
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