アフィリエイト広告を利用しています

2023年06月04日

独断専行するくらいなら





今回は警備現場で勝手な事をする隊員の
例を挙げて、警備向上に資するには
どうすればいいかを語ります。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社での話。



地元青果市場の警備に異動になった僕は
移動早々、内輪揉めを体験します。



青果市場には門が2つあり、正門の前には
守衛室があり、そこで監視します。



もう一つの門にも、監視用の小さな詰所が
あります。2畳くらいの広さで、机と
冷蔵庫が置いてある1人用の詰所。



そこで問題が起こりました。問題とは
朝日が詰所の側面窓から入り込み、
監視する横から眩しい。



ある隊員が、勝手にカーテンを作り
窓の上部1/3ほどを覆いました。



これに気づいた隊長、クライアント側の
許可を得ていないと撤去。



カーテンを設置した隊員は、隊長に食って
かかりました。正しいのは隊長でしょう。



独断専行した隊員が悪いのは当然として、
相談を受けてもクライアント側に折衝しない
隊長に業を煮やした面もあったようです。



それ以前から、部下からの懸案事項指摘に
対して、腰を上げなかった。シフトを組み、
月1回事務所での会議に出るだけの隊長。



それで月5千円の手当は美味しいなぁ、と
部下隊員たちからは揶揄されていました。



これ、隊長の折衝能力も根底にはあったと
観ます。



クライアント側に、眩しいからカーテン
なり、色付きのバイザー板を設置させて
くれと言っても却下されるでしょう。



それは警備側が、我慢すればいい話。



それならば、視界が悪くなることによって
不審者や不審物の発見が遅れます、と具申
すればよかったのでは。



監視パフォーマンスの低下が、
クライアント側に不利益を及ぼしますよ
と懸案事項をアピールすることです。



折衝とは、相手にメリットのある話を
持ち掛けることです。またはデメリットを
回避する話。



懸案事項を伝えることは、根回しを行う
ことと同じです。そういう積み重ねが
あって、折衝も成果が出ます。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス: 必須項目


ホームページアドレス: 必須項目

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12002635
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
徳がない人 by 蟻の巣 (01/15)
by 誕生日 (05/15)
by シャネル スーパーコピー キーケース (02/03)
守・破・離 by すぐる (01/25)
by その他の世界一流スーパーコピー (09/20)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
亡社のイージスさんの画像
亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
プロフィール