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2019年05月12日

ホテル支配人の憤り(前編)

SNSで、地方のホテルで雇われの嘱託支配人
の方からショッキングな投稿がありました。



警備ではありませんが、ビルメンテナンスの
範疇なので紹介します。



規模はそれほど大きくないホテルで、地方も
人手不足は深刻です。



特に清掃スタッフは中々集まらず、その
ホテルは清掃を地元のビル管理会社に
20年以上委託していました。



その委託企業から清掃コストの値上げ交渉が
あり、人手不足や最賃の値上げの背景があるに
せよ、値上げ内容が容赦のないものでした。



金銭的に受けられず、仕方なくこの4月から
清掃を自前で直営に切り替えました。



新しく募集をかけても中々人は集まりません。



なので、それまでその企業から派遣されていた
職員さんにホテルの直雇用に切り替えないか
打診したそうです。



それは先方の企業さんも承知の上での引き抜き
交渉でした。



上記のスタッフの中に70歳を過ぎ当ホテル
だけで20年以上勤めている、ベテランの
おばあちゃんに声をかけたそうです。



当初は中々良い返事がもらえませんでした。
その企業に30年以上お世話になっていて
裏切るようなことはできない、という返事。



提示できた時給は850円。雇われ支配人に
権限はありません。



諦めかけた頃、その方は本当はうちに残りたい
との噂を聞き、改めて話を聞いたそうです。



その方は本社に呼ばれ直雇用の話を受けない
ように、と遠回しに言われていたそうです。



その会社の労務実態を聞き、愕然とした
そうです。



朝7時〜16時まで、週1度の公休。
月額固定支給で、時給換算すると
650円を下回る。



支配人さんは憤り、訴えましょうと
諭しましたが、その方は揉めたくないと
涙ながらに話したそうです。



結局この4月から時給850円でホテルの
直雇用となり、テキパキ明るく一生懸命頑
張っているとの事。



GW明けに直雇用になって最初の給与明細を
渡したところ・・・



もらいすぎです、との返事。驚いた支配人さんは
「違います。まだまだ少ないくらいです。今までが
異常すぎたのです」と答えました。



その企業は地元ではそれなりに有名で、試算した
ところ、月70万近い請求があり人件費や必要経費
を差し引いても、丸々月40万は企業の利益。



その企業とはまだ取引も続いており、本人も
揉めたくないと言うので、それ以上は何も
やりとりはないそうですが



70歳を過ぎても働かなければならない社会が
これから間違いなく訪れる中、こうやって高齢者
を食い物にすることで利益を確保する企業が実際
にある、ということです。



派遣会社も、委託企業から出向し管理費を取る
タイプの企業は、ほとんどがピンハネで利益を
得ている。



もちろん良心的で公明正大な企業も
あるでしょう。



しかし、今回支配人さんが経験した一連の
出来事は改めて日本の企業の在り方を考え
させられるものでした。

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2019年05月13日

ホテル支配人の憤り(後編)

(前編から続く)


支配人さんは、直雇用となった清掃スタッフ
の方に「どうしてこんなに安い給料で今まで
我慢していたのですか」と聞きました。



あなたは定年を過ぎ、継続して社員雇用している
ので最賃は該当しない、と言われたそうです。



70歳を過ぎて、それでも働かなくてはならない
人の心理に付け込んだ、実に悪意のあるやり方
だと思いました。



これから高齢者が活躍しなければならない時代が
本格化します。80歳を過ぎても今の日本では
働かなければ食べていけません。



ですから、企業の在り方を問いたいのです。
利益を確保するために、人1人の人生から
どれだけのお金を搾取するのか。



大まかな内容は以上ですが、僕はこれを見て
かつて勤めた警備会社で起こった理不尽な
逸話を(下記リンク)返信しました。
「戻してやってくれ前編」「同後編」



すると支配人さんから「警備スタッフもこの件
の対象でした。私自身も警備の経験があります。



警備も清掃も大変で不可欠な仕事なんですけど
、扱いが酷いのが慣例ですよね」と返事。



今回は清掃でしたが、警備でも同じ事情で搾取
されているケースがあると思います。



しかし、前出の清掃スタッフの方が揉めたく
ないと言われる背景が厄介なのです。



地方では、コミュニティが狭いので清掃や警備
といったビルメンテナンス業界で横のつながり
があります。(上記リンク記事参照)



不当に安い賃金で使っている事が明るみに出る
のがまずいというのもあるでしょう。どこも
同じという同調圧力の下に。



揉めて角を立てると、会社がダメージを受ける。
その報復として、この地域の業界で働けなく
なるぞ、とやんわり恫喝されたのでは。



更に、自分だけでなく親族も働けなくなるぞ、
と畳みかけたのではないでしょうか。



70歳過ぎなら子供や親戚が
ビルメンテナンス業界で
働いている可能性もあります。



上記も脅しなので、証拠を取り弁護士なり
ユニオンなり相談できる機関に相談すべき
です。



しかしそういう手段を取れない相手
と見られて理不尽に搾取されたのか。



労働者が資本家に対抗するには、ベタなよう
ですが団結するしかありません。



それもエステ・ユニオンのような業界横断的
労働組合が必要でしょう。



加えて、理不尽な搾取戦略にはまらないような
労働者としての権利教育を行い、これは変だと
声を挙げられる仲間を増やしていく事です。

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2019年05月18日

悩める大手(前編)

「エピローグ〜さらば警備業界編」のD社
時代、青果市場警備に従事していました。



日勤も夜勤も、土日祝も一律時給750円。
当時地元の最低賃金は、650円ちょっと。



仮眠時間は勤務時間からガッツリ引かれ、
夜勤より日勤の方が日給ベースで多くなる
矛盾が発生(日給月給制)。



ゆえに日勤が少ないと、隊員から不満が出る
ジレンマがありました(シフト作成は隊長)。



このことを以前警備会社C社で常務であった
同僚に聞くと、夜勤は別途当直手当が設計上
存在する。



入札で安く取ったかも知れないが、上記を
考慮しない給与はピンハネだ、との事。



最低賃金さえクリアしていればいいや、という
のが使う側の考えであったのでしょう。



しかし、厳密に計算すればそれさえ怪しいのが
青果市場の給料でした。



D社は労務管理に文句を言えば、もう来なくて
いい、というスタンスでした。逆に使えない
隊員も切ろうとしない面もあり。



このような話が出て来た背景には、仮眠時間を
労働とみなすかについて裁判の報道があり。



イオンディライト事件では、仮眠時間は業務
から解放されていないので、賃金は発生する
という結論を勝ち取った隊員の快挙です。



中小ならともかく、必ずしも警備業大手の
待遇が良くないのは、地元でも知る所です。



この理由は何でしょうか?同僚の話は続き
ます。

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2019年05月19日

悩める大手(後編)

地元にあるAL〇OKの名を冠した会社の求人。
地元警備業界でも給料が安く、人集めに苦労
していると察します。



これはAL〇OK本体ではなく〇〇総合警備
の求人だから。いわゆるフランチャイズと
同僚は語ります。



これが政令市レベルになるとAL〇OK本社
採用になるので、待遇が違ってくる。
このような格差が背後にあったのです。



もう一つ、セ〇ムと鉄道会社が共同設立した
警備会社が地元にあります。駅の商業施設
警備の求人が出ていたりしていますが・・・



ネームバリューは申し分ないのですが、
如何せん給料が安い。これも人集めに
難儀しているでしょう。



福利厚生面でのメリットを差し引いても
この給料の安さの原因について、同僚が
ズバリ指摘。



「上が給料取りすぎ」



警備に限らず大企業はこういった傾向が
あるという事でした。大手の名を冠して
いても、実態は下請けという事情もあり。



イオンディライトの件にしても、今までは
従来の待遇で文句言わず働いてくれていた。
しかし人手不足で、そうはいかなくなった。



比較的若い近い人たちが、初めて警備
をするなら大手は悪くない。給与以外の
人的資源や福利厚生のメリットがあります。



しかし将来の生活を考えると、よりよい
待遇で働きたいものです。もはやネーム
バリューだけでは人を集めるのは難しい。



会社の規模に惑わされず、給与の実態等待遇
について調べるなど、戦略性が重要です。

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2019年05月23日

基盤と言うが、その実態

カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」の
D社で、青果市場へ異動を命じられた時の話です。



上記リンク記事タイトル「疑似餌」ですが、
異動を命じた部長は(生活)基盤と言うけれど、
果たしてその実態や如何に?



一足先に青果市場に配置になっていた同僚が、
車のローン審査に落ちたとぼやいていました。
彼はホ〇ダのNナントカが欲しかったようです。



理由は年収が低すぎたから。200万ギリギリ
満たない額では、厳しいのが現実でした。



こうしてみると、警察OBの部長は僕らの給料
を知っているのか?と勘繰りたくなります。



まさか警察(公務員)並みの給料と思って
いるのなら、とんでもない勘違いです。
年金を貰いながらするレベルの給料。



いや、頑張れば給料は上がるというのなら
キャリアパスを示すべきですが、第一D社に
そんな仕組みがないのは分かり切った事。



もし、D社のような搾取に血道を上げる会社
に入ってしまったら、職業訓練を利用して
リセットする(流れを変える)のが有効です。



そうでなくても、もう少し待遇のましな警備
会社に転職し「溜め」を増やしながら、新しい
生き方を模索する方法もあります。



いづれにせよ努力しても「溜め」を作らせない
搾取される環境からは、早めに脱出しましょう。


※「溜め」について出典となった本の広告リンク
を以下に貼ります。レビューが参考になります。

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2019年05月25日

警備業への期待と現実

1964年の東京五輪で、警備業の草分け
として名を挙げたのはSECOM社でした。



上記はNHK「プロジェクトX」で有名です。
あれから半世紀以上が過ぎ、時代のニーズ等
変遷しているはず。



知人の警備員さんに聞いてみると
「大きなイベントも増え、社会情勢も厳しく
なり警備業への期待も高まっている」



警察に近いレベルでの警備が要求されている
との話ですが、実態はどうなのか。



現場の隊員の質、教育体制。などの現状から
お寒い状況なのが現実であると。



要は社会の期待に警備会社が追いついて
行っていない、というのが結論でした。



もちろん資本豊かな大手は違うでしょう。
しかし警備業の大半を占める中小警備会社の
実態が上記の如しです。



人手不足の折、警備単価を上げる事も必要
でしょうが、上がった分搾取するアコギな
会社も少なくないのが現実です。



業界横断的なユニオン(例:エステ・ユニオン)
を以て交渉するのがベストでしょう。2019‐4‐10
の記事
のような流れが拡大する事を期待します。



ところで、「警備としてあるべき姿」を追及し
過ぎると息苦しくなります(僕の経験から)。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社時代がまさにそうでした。



会社や上司の信頼度を秤にかけながら、妥協の
余地を残しつつ、ぼちぼちやるのがベターかな
、というのが持論です。



職業人としては情けないものですが、業界の
実態を鑑みれば、やりがい搾取のアリ地獄に
ハマらずに生き延びる一つの方法と思います。

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2019年05月31日

恥を捨てれば

川崎市で痛ましい事件が起こりました。
朝通学バスを待つ子供たちを狙った通り魔。



容疑者のプロフィールが明らかになるにつれ、
引きこもりに近い生活であったようです。



これを見て他人事ではない、と思いました。
僕もかつてこれに近い状態でした。
しかし、それを救ったのが警備という仕事。



厳密には市の緊急雇用対策事業の一環として
警備会社に委託したバイトがきっかけです。



カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」に
その辺は記してあるのですが、社会復帰の
足掛かりとしての警備業。



僕の前職(システムエンジニア)からして、
警備なんてと思われるかも知れませんが、
恥を捨てれば生きるのは楽になります。



たかが仕事ですよ。収入を得る手段なら
外で旗を振っても悪くないじゃないか。
ある程度貯金できたら辞めたっていい。



僕個人は、終身雇用が崩壊していく代わりに
就労しやすい社会になる事を望みます。



幸運だったのは「お試し」就労に近い
ものであったからです。緊急雇用対策の
アルバイトの延長で入社しましたから。



やってみたら、以外に悪くない面もあり
人間関係もザッとしている。交通誘導警備は
特にそうでした。一人現場なら人間関係の
軋轢も少ないでしょう。



長時間立つ体力があれば、あとは業務をこなす
中で新たな発見があり、仲間もいます。



仲のいい隊員と組んで仕事をすれば、ストレス
も半減でしょう。隊員もピンキリですが、
警備業はまだまだ人が足りません。



最初は教育に力を入れている会社が良いでしょう。
あと、例えば〇〇県警備業協会と検索して社名が
ない会社はお勧めできません。2019‐2‐26記事
参考に。



加えて行政側も、警備委託の緊急雇用対策事業
を増やして欲しいものです。記事冒頭の事件で
社会的ニーズも高まって行くでしょう。



繰り返しますが、恥を捨てれば生きるのは
楽になります。警備なんて、と敬遠するより
警備だからこそ味わえるメリットもあります。



※来月頭よりカテゴリ「番外編〜僕が警備員を
はじめた理由」第3章をUPします。

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2019年06月10日

社会復帰の契機として

川崎市の悲惨な事件が引き金になったのか、
今度は元エリートの父親が引きこもり息子の
将来を悲観し、これまた悲惨な事件が発生。



これについてはいろんな議論がなされ、報道も
されていますが、今日の記事は引きこもりから
の脱出に警備業は貢献すべし、というもの。



本かネットかは失念しましたが、僕が読んだ
あるトピックを紹介します。



30代(だったと思う)の男性。日雇いの仕事
で食いつなぎ、住所不定でネットカフェ難民
のようになっていました。



それを見かねた貧困支援NPO法人のスタッフ
が話を聞くと、彼は「このままでいいっすよ」
と力なく答えたそうです。



まるで自分が社会から追い出され、居場所が
ないような口調。顔にも生気がなかった
そうです。



NPO法人のスタッフは彼に生活保護の申請を
行い住居を確保、すると彼は警備の仕事を
見つけ生気を取り戻し、自立したそうです。



この問題には最初に住居すら確保できない
貧困問題があり、警備というある程度収入の
見込める仕事にすらアプローチできなかった。



引きこもり支援されている団体もあると
思います。上記の貧困もそうですが、
はじめの一歩を踏み出す環境が大事です。



警備業も貧困脱出させる契機となったのです。
以前地元の緊急雇用対策事業で「安全・安心
パトロール」を警備会社に委託したものが
ありました。今後ニーズは増えるでしょう。



かくいう僕も緊急雇用対策事業が入口で警備
を始めたのです。この辺の逸話については
カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」
を参照願います。



緊急雇用対策事業を就労の呼び水として、
できれば引きこもり枠(長期間就労なし)
などで優先的に雇用の機会を与える。



その後、警備会社にお試し入社なんて流れが
出来れば、全てとはいかなくても何割かは
社会復帰の足掛かりとなるのでは、と思います。



僕が緊急雇用対策事業を経て良かったのは、
一緒に働く仲間の楽しさでした。



長期間人との接触がないと、社会復帰も
面倒になります。こういった就労の機会に
仲間が楽しいという体験も重要です。

スキマ時間でちょっとリッチに。|マクロミル




2019年06月12日

搾取されにくい隊員とは

僕は単純だったので、警備会社では使い易い
隊員であったのでしょう。一応施設警備の
スペシャリストというキャリアだったかも。



交通誘導警備に比べれば、施設警備は安定して
収入のメドが立ちます。故に、一般にサラリー
マンと同じような気分になります。



入札で現場を失うリスクを考えれば、実質
日雇いの延長、1年単位の契約社員と変わらない
のが現実です。



会社が盤石で、幹部に気に入られていれば好きな
施設へ入れて貰える「特別待遇」を受ける隊員も
見てきましたが、蹴落とした隊員の恨みを買う。



施設警備という小さなパイを独り占めするリスク
は、これまでの記事で書いた通りですが、
果たして施設警備にハマるのが安定なのか?



もちろん、検定(2級以上)を持っていれば
食いっぱぐれる事はまずないでしょうが、
僕は生き方が下手だった。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社で経験したように、搾取の限りを受ければ
警備業界が嫌になってしまいます。



そこで、カテゴリ「警備とライフハック」で
紹介した警備員さんの生き方。



キーワードは「機動力」「期待されない」と
いったところ。



彼は交通2級検定を持ち、交通と施設の中間
(駐車場警備など)を得意としています。



軽自動車を持ち、遠くの現場にも対応可能。
体力は必要ですが、ゼネラリストとしての
キャラ確立に成功したようです。



僕とは別な意味で使い易い彼は、リーダー
には足りないという評価も獲得した模様。



これは皮肉ではなく、行く組織で期待ばかり
され、冷や飯食いといった搾取の対象になった
僕と比べてうまい生き様です。



結果、警備業界を遊泳するように渡り歩く
ことができます。敵も少ないようなので
これも武器です。



使う側と使われる側の「こんなもんだ」と
いう思惑が一致した、落としどころで働く。



過度な期待もされないので、出世も見込め
ませんが、そもそもこの業界(特に地場中小)
では出世は出来レース。



出世しても2019‐2‐11の記事のように、会社
の不祥事に巻き込まれ、実質業界追放の
憂き目に遭った同僚。



搾取されない秘訣は会社にとって使い易い
「現場の一兵卒」で、過度に期待されない。



僕はそれが許されない程煮詰まってしまった。
資格と経験からして、リーダーという名誉職の
責任を負わされ、疑似餌を目の前に搾取される。



どこの警備会社に行っても同じ扱いを受ける
のは分かり切った事です。人材育成と逆の事
を行っている業界に愛想が尽きました。

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2019年06月21日

粗末にされれば(前編)

知人の勤める警備会社が、新規の施設を取り
ました。郊外にある公営ギャンブル場警備です。



現場朝礼のちょっと前、専務が現れ皆に通達。
「君たち、行ってくれるよな」と言わんばかり。



その現場は遠いのもさることながら、多くの
人数を必要とします。なので、施設や交通の
各現場から隊員を駆り出す。



カテゴリ「施設警備2〜市役所迷走編」の
A社が応援に駆り出した時を彷彿させます。



現場に居合わせた知人曰く、専務は時給のみ
を知らせ、そこに行く手段や交通費などの
詳細を知らせないで行けと言ったそうです。



業務内容も詳細不明のぶっつけ本番らしい。
ますます僕らがA社時代、引継ぎもロクに
なく市役所警備に投げ込まれた如し。



これには背景があって、その施設は地元の
警備会社が長年抑えていた看板施設だった
ようです。



それを入札とはいえ、強引に取ったので
新しく取った警備会社に引継ぎを行わない。
(警備仕様書に引継ぎも明記すべき)



さらに悪い皮算用で、前警備会社の隊員が
10人程現場に(移籍で)残ってくれると
踏んでいた事。



上記は前警備会社隊員が全員撤収という形で
見事に当てが外れました。こんな事を当て
にして取りに行くものではありませんが。



経験やノウハウもないぶっつけ本番。どんな
混乱やトラブルが起こるか、市役所警備時代
を思い出します。



知人は、現場をこなしきれずに再入札の懸念
もしたそうですが、ボロボロになっても何とか
契約期間1年はクリアするだろうと語る。



加えて知人は隊員へのケアのなさを嘆きます。
本来ならばこういう事は、専務が個別に話す
べきだ。



応援で収入を増やしたいという意思のある隊員
から募るべきで、応援の日に用事があって
行けない事情もある。



人数が足りない背景もあるのでしょうが、
(これは後先考えず取った会社の責任)
それを十把一絡げに「行け」と強制する。



応援を拒否した隊員に暗黙のペナルティー
を課せば、強制と変わりません。
(2019‐1‐9記事参照)隊員のストレス
は溜まっていきます。

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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