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2019年05月25日

警備業への期待と現実

1964年の東京五輪で、警備業の草分け
として名を挙げたのはSECOM社でした。



上記はNHK「プロジェクトX」で有名です。
あれから半世紀以上が過ぎ、時代のニーズ等
変遷しているはず。



知人の警備員さんに聞いてみると
「大きなイベントも増え、社会情勢も厳しく
なり警備業への期待も高まっている」



警察に近いレベルでの警備が要求されている
との話ですが、実態はどうなのか。



現場の隊員の質、教育体制。などの現状から
お寒い状況なのが現実であると。



要は社会の期待に警備会社が追いついて
行っていない、というのが結論でした。



もちろん資本豊かな大手は違うでしょう。
しかし警備業の大半を占める中小警備会社の
実態が上記の如しです。



人手不足の折、警備単価を上げる事も必要
でしょうが、上がった分搾取するアコギな
会社も少なくないのが現実です。



業界横断的なユニオン(例:エステ・ユニオン)
を以て交渉するのがベストでしょう。2019‐4‐10
の記事
のような流れが拡大する事を期待します。



ところで、「警備としてあるべき姿」を追及し
過ぎると息苦しくなります(僕の経験から)。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社時代がまさにそうでした。



会社や上司の信頼度を秤にかけながら、妥協の
余地を残しつつ、ぼちぼちやるのがベターかな
、というのが持論です。



職業人としては情けないものですが、業界の
実態を鑑みれば、やりがい搾取のアリ地獄に
ハマらずに生き延びる一つの方法と思います。

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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