今回は、ブラック企業やパワハラを
駆逐するには、あるアイテムの進化・
普及が鍵である、という話をします。
それは、ウェラブル端末に代表される
スマートデバイス。略してSDと記します。
きっかけとなったのは、以下の投稿から。
パワハラは厳罰化すれば、
加害者を減らせる
加害者が減れば、被害者も減るし、
精神疾患になり傷病手当も労災支給も
なくなり、良いことづくめ
パワハラは社会を悪循環させるだけ
百害あって一利なし
この意見に僕は以下リプライしました。
パワハラ加害者は、証拠が残らないからと
強く出てくる。それならばウェラブル端末を
全員に装備して、
常時録音(録画機能も有ればベスト)できる
ようにする。血圧や心拍数も記録されれば、
ストレスを受けたこともわかる。
これに対してさらに反応がありました。
全職場、全学校にカメラを設置し、全員に
スマートウォッチみたいな心拍数、
録音機能などをつけさせれば、証拠になる
スマートウォッチに、出退勤の記録も
連動させ、残業も管理して欲しい。
私は社長から無断で勤務表を改ざん
されてるので、スマートウォッチで
自動管理になれば、改ざんされない。
全く同感です。パワハラを含む
ハラスメント行為は、証拠の
残らない犯罪と言えるでしょう。
僕も警備時代、苦しめられました。
証拠が残らないからと、加害者側は強く
出てくる。そこをスマートウオッチなど
SDで記録されればどうなるか。
加害者側の暴言・侮辱が詳らかに記録
される。暴力行為も録画機能があれば
証拠として残る。
一方、被害者側も血圧や心拍数の変化で
ストレスを受けたことが残るわけです。
これ、テクノロジーの進化でもっと
詳しく記録できるようになるでしょう。
ストレスとの相関もそうです。
アメリカの警察官は、WEBカメラと
いった、SDを身に着けているという。
業務遂行に欠かせないからでしょう。
SDなどのテクノロジー進化に伴い、
普及とともに運用面でも改善が必須。
勤務時間をSDで管理するといった
意見もありましたが、データを
会社外の機関で記録するのも一考です。
これなら、社長が改ざんすることは
不可能。
さらに、労務管理を外部監査されて
いるようなもの。この流れは加速する
ように思えます。
人事部を外注化せよ、という意見や
将来的には人事評価はAIでできるの
ではないか、という意見もあります。
ブラック企業やパワハラ上司は、証拠が
残らないから、立場が違うから何をやって
もいい、そう思っている。
審判が見ていなければ、何をやっても
いい。その延長の感覚でしょう。
そこへSDといった、テクノロジーが
介入して、自らの行いが犯罪行為であると
実証されてしまったら。
SDの進化・普及とともに、法的にも
記録を義務付けるようするなどの
整備が必要です。
さらに、外注機関などの第三者に
データを管理してもらう。
内部改ざんを防ぐため。
こうしてみると、学校のイジメや
職場のパワハラは、閉鎖された空間で
起こっている。
学校や職場の外でやれば、犯罪で罰せ
られる行為も、お目こぼしにされる。
これらが記録され、一般の目に晒される
ようになったらどうなるか。
いわゆる「可視化」されていくわけです。
これについては、世論形成も大事だと
思っています、閉鎖された空間で立場が
違えば、法を犯してもいいのか。
そんな世論が、法整備の背景にあれば
後押ししてくれる。
SDテクノロジーと法整備。これらが
両輪となって機能して行く時、労働者
としての権利が守られるようになる。
ブラック企業やパワハラなど、我々を
生きにくくしている要素が可視化され、
対処が求められる。
これは意外と早いスピードで行われる
可能性があります。
そうなれば、旧態依然とした組織や
人は、居場所がなくなっていきます。
テクノロジーの進化に、法整備が伴う
ように、我々末端の労働者は、現場の
生の声を挙げ続ける必要があります。
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