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2017年12月10日

【紹介した作品の新刊発売情報】ばらかもん 第16巻 他17作品

2017年12月11日〜12月17日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。


IT'S MY LIFE 第9巻 2017年12月12日発売

IT’S MY LIFEの過去記事



ケンガンアシュラ 第23巻 2017年12月12日発売

ケンガンアシュラの過去記事



ダンベル何キロ持てる? 第3巻 2017年12月12日発売

ダンベル何キロ持てる?の過去記事



テラモリ 第8巻 2017年12月12日発売

テラモリの過去記事




>>オリジナルドラマCD付き 初回限定特装版

ばらかもん 第16巻 2017年12月12日発売

ばらかもんの過去記事



ゆるキャン△ 第5巻 2017年12月12日発売

ゆるキャン△の過去記事



私の少年 第4巻 2017年12月12日発売

私の少年の過去記事



白星のギャロップ 第3巻 2017年12月12日発売

白星のギャロップの過去記事



舞妓さんちのまかないさん 第4巻 2017年12月12日発売

舞妓さんちのまかないさんの過去記事



セントールの悩み 第16巻 2017年12月13日発売

セントールの悩みの過去記事



傘寿まり子 第5巻 2017年12月13日発売

傘寿まり子の過去記事



ポンコツンデレな幼馴染 第3巻 2017年12月15日発売

ポンコツンデレな幼馴染の過去記事



寄宿学校のジュリエット 第6巻 2017年12月15日発売

寄宿学校のジュリエットの過去記事



五等分の花嫁 第2巻 2017年12月15日発売

五等分の花嫁の過去記事



信長のシェフ 第20巻 2017年12月15日発売

信長のシェフの過去記事



百年のワルキューレ 第2巻 2017年12月15日発売

百年のワルキューレの過去記事



試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


カースブラッド 第01巻
著者:梶山浩
掲載:月刊COMICリュウ
2017年12月13日発売


不思議な夢の中で謎の女性から助けを求められた日本人の女の子・キョウコ。夢から目を覚ますと、全く覚えのない森の中にいたキョウコは、驚くことに本物のドラゴンの背に乗っていた。見た事もない異形な生き物が蠢き、空は真っ赤に染まり、月らしき星が3つ浮かぶこの場所は、日本でもなければ外国でもない、全く別の異世界だった。
何も分からないまま身一つで異世界に放り出されたキョウコ。混乱も冷めやまぬ内に、とつぜん狼のような人獣に襲われるが、そこに浅黒い全身に奇妙な刺青入れているソロモンという名の青年が現れ、窮地から救われる。彼はあの不思議な夢の中でも、キョウコを背にして守るように、何者かの前に立ちはだかっていた青年で・・・。

異世界へ転移した少女を巡る、剣と神秘のダークホラーファンタジー
作者はイラストレーター、ゲーム企画・デザイン、漫画家など、幅広い分野で活躍されている梶山 浩(かじやま ひろし)先生。

近年ではお目に掛かれるのも珍しくなった本格ファンタジー。描き込みの凄さから作者先生の気合いを感じられますけど、これちょっと作画大変そうですね。

主人公は日本人の女の子「キョウコ」。高校生ぐらいかな?一見どこにでもいそうな女の子ですが、夢の中に不思議な女性が現れ、彼女から「パエトーンの娘」「女神ヨークの魂を受け継ぐ者」「フーカの血脈」と呼ばれ、力を貸して欲しいと求められます。
しかも、ベッドの上で眠っていたはずが、夢から目覚めたキョーコがいたのはなぜか見知らぬ森の中、それもドラゴンの背の上。真っ赤な空に月が3つ、海にも空にも地上にも、見た事もない異形の生き物が蠢めいていました。これは夢でもなんでもなく、キョーコは現代日本から異世界へ飛ばされてしまいました。

キョーコをこの異世界へ召還したのは、いかにもな悪役臭を漂わせている「魔導師マルカ」。エルフのような尖がり耳で黒髪の妖艶な女性。
太古の魔導王の力を手に入れるとかなんとかでキョーコを召還したようですが、転移座標がズレてあらぬ場所へ召還してまったようです。キョーコの夢の中に出てきた謎の女性がなにかしたのでしょう。

ドラゴンの背からスベり落ちてしまったキョーコは、突然ウェアウルフ的な人獣に襲われます。その窮地にさっそうと現れたのは、浅黒い肌全身に幾何学模様の刺青を入れている青年・ソロモン。
自分の倍ぐらいある人獣にも力負けしない身体能力にも驚きですが、ただの刺青だと思っていたソレは、形を変えて武器にも防具にもなる攻防一体の何か。しかも翼に変形して空まで飛べちゃう万能っぷり。

その力でマルカの追っ手とおぼしき人獣とアンデットを撃退すると、そこに雄雄しいケンタウロスが現れ――。

安直な感想になりますけど、古き良き時代のハイファンタジーを思い出しました。ヒロインもかつてのテンプレって感じなので、一周回って新鮮かも。何かしらの宿命を持って異世界へ飛ばされ、その世界の青年に守られながら、使命を果たす的なストーリーなのだと思います。
とは言っても、まだ魅力を感じられるほどキョーコは何か活躍したわけでもありませんし、意味不明な固有名詞・設定も多く、ストーリーの面白さも不明。まあ、オリジナルファンタジーの一話なので、そこは仕方ないとも言えなくはないかと。この作品の雰囲気なら若干のエロスがあっても違和感ないですけど、どうなのかな。

ただ、私は結構好きかもです。ストーリーも駆け足にさえならなければ面白くなるポテンシャルはあるでしょうし、世界観・設定も作り込まれていそうなので、期待はしてます。
実力派イラストレーターだけあって、作画の描き込みは凄まじく、ファンタジー世界とそこに息づく生き物を見るとワクワクしてしまいます。バトルシーンもなかなか迫力あって見応え十分でしたからね。願わくば、絵と設定だけの作品にはならないで欲しい。

長く活躍されることを期待してます。1巻とても楽しみです。

試し読みは月刊COMICリュウさんの公式サイトに掲載されています。(こちら




白聖女と黒牧師 第01巻
著者:和武はざの
掲載:少年マガジンR
2017年12月15日発売


とある街の教会には、人々から慕われているとても可愛い聖女様がいました。しかし、実は町の人たちの前では猫をかぶってるだけで、本当の姿はすぐにダラけてしまうマイペースな困った聖女様。
そんな彼女と一緒に暮らしている教会の牧師は、過保護で鈍くて純朴な青年。聖女様のことだと心配性が過ぎる牧師は、とにかく彼女を甘やかしてしまうため、聖女様のダラけグセは治らない。
牧師と聖女様。立場上くっつき過ぎることはなくとも、お互いを大切に想い合う間柄。たまにちょっと良い雰囲気になったりして、もどかしいけどお似合いな2人の日常は、とっても優しくて温かい。

ダラけグセのある聖女様と、過保護がすぎる牧師が織り成す、間接的いちゃラブコメディ。
作者は小説『奪う者 奪われる者』でイラストとコミック版も担当した和武はざの(かずたけ はざの)先生。

4コマ形式のほのぼの系ラブコメ。これはよい漫画ですね。読んでると良い感じに肩から力が抜けていきます。

主人公はとある教会の聖女様と牧師の2人。
聖女のセシリアは、国の人々の前では立派な聖女様として振る舞い、皆から慕われてもいますが、一度そこから解き放たれると、すぐにダラけてしまう本当はマイペースな少女。口癖は「疲弊です」。

そして一緒に暮らしている牧師のローレンスは、真面目で優しい青年ではありますが、セシリアのことになると過保護になり過ぎてしまい、甘やかして身の周りの世話も雑用も全て一人でやってしまいます。しかも本人まんざらでもない様子。セシリアの成長を阻害してるような気も・・・。

セシリアもローレンスもとにかく可愛くて、色んな意味で「がんばれ」とエールを送りたくなりますね。特に聖女様が可愛いすぎてヤバイ。
ローレンスに対して恋心かそれに近い感情を抱いてることは明白。ただ、鈍い牧師は全然気づいてなく、そのもどかしさも相まって、近づきすぎず、離れすぎずの関係性を築いています。とてもじれったい様子ですが、これはこれでよろしいのではないでしょうか。

内容に難しいことは何ひとつありません。このお似合いカップルのコミカルなやりとりと、イチャコラしてる様子を眺めるだけの作品です。
牧師と聖女というお互いの立場上、恋人になれるのかは難しいところでしょうけど、とても微笑ましくて終始ニヤニヤしされっぱなしでした。

可愛らしくて微笑ましいラブコメを読みたい人なら楽しめると思います。

少年マガジンR・講談社コミックプラスさんの公式サイトに掲載されています。(こちら

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2017年11月26日

【紹介した作品の新刊発売情報】王様達のヴァイキング 第14巻 他1作品

2017年11月27日〜12月3日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



王様達のヴァイキング 第14巻 2017年11月30日発売

王様達のヴァイキングの過去記事




試し読みをして気になった作品もひとつ紹介します。


虎子、あんまり壊しちゃだめだよ。 第01巻
著者:ぬじま
掲載:ヤングアニマル嵐
2017年11月29日発売


今週は一通り試し読みしても特に気になる作品とは出会えなかったので、サイトの紹介文のイメージから気になったこの作品を紹介。しようと思ったら、分っかりづらいところに1話掲載されていたのを偶然発見。違法掲載とかではないのでご安心を。

全国の不良や問題児たちが集まる私立大葵(おおあおい)学園。校舎の窓ガラスはあちこちが割られた状態で放置され、生徒同士の喧嘩は日常茶飯事。そんな荒れた学園に、ひとりの少女が転校してきた。
その子の名前は、虎沢愛子(とらさわ あいこ)。数々の悪魔的な武勇伝が囁かれていたことから、生徒たちは臨戦態勢で待ち構えるも、教室に入ってきた彼女はいかにも気弱そうなオドオドした女の子。
噂への問い詰めにどうにもハッキリしない虎子。その様子を見かね、ひとりの不良女子生徒が彼女に突っ掛かってきたのだが、払いのけようとしただけの虎子に服を引き裂かれ、あられもない姿を晒すことに・・・。シャイで内気で引っ込み思案の虎子は、人間離れした超怪力の持ち主だった。
この不良学校で、果てして虎子は友達を作ることができるのだろうか。

シャイで内気な最強JKがヤンキー高校でサバイブする非日常コメディ
作者は『歌うヘッドフォン娘』を手がけた新鋭漫画家・ぬじま先生。

不良学校を舞台に、規格外の女子高生が自身の怪力に振り回される学園ショートコメディ・・・・かな?

主人公は不良高校に転校してきた女子高生・虎沢愛子(とらさわ あいこ)
噂によると、以前の学校で教師も生徒も全員半殺しにし、熊を素手で殴り殺し、ビルを倒壊させたという、どう考えても尾ヒレがついてるとしか思えない武勇伝を囁かれていました。・・・・・・が、どうやら全て事実らしい。

虎子自身は内気で人見知り、とても臆病な性格なので、そこだけ見ると人畜無害な女の子。
ただし、彼女は規格外過ぎる「超怪力」の持ち主。どうも自身でも怪力を持て余してるようで、上手くコントロールできなかった結果が、上記の武勇伝に繋がってる模様。

虎子の友達作りがストーリーの軸になりそうです。引っ込み思案の性格と、猛り狂う怪力のせいで、今現在は友達がいない状況。なので、なんとか友達が欲しい虎子。
今ある情報だけで流れを予想するなら、頑張って友達を作ろうとするんだけど、気持ちが空回りしたり、何かしらの不測の事態が起きたりして、コントロールを失った怪力が暴走し、犠牲者が生まれる、でもなんだかんだで友達が増えていく、みたいな感じですかね。

あと、虎子だけではなく、他の不良少女キャラたちも個性が立ってそうですし、何よりみんな可愛い。ちょっとヤバイ変態さんもいましたけど・・・。
特に真っ先に虎子の被害を受けたリーダー格っぽい黒髪ロングの鷹野さん。一話でいきなりあんな姿を晒すとは・・・、なんとも不憫。でも、男性読者は感謝することでしょう。

読めたのはショートストーリーの一話だけなので、話が面白いのかも、概要もまだ分からないこと多いのですけど、でかくて強い女性キャラ好きなのでちょっと期待。強いのに臆病というギャップも悪くないですね。
頭使わないで楽しめる内容なのも良く、1話15ページにも満たないショート構成なのでサクっとお手軽に読めそうです。

破壊の権化、虎子ちゃんの活躍、これからがとても楽しみです。

試し読みは白泉社公式電子書籍サイト・白泉社e-net!さんのサイトに掲載されています。(こちら
↑↑↑6つある中の「ヤングアニマル嵐人気作品第1話お試し読み」のリンクから読めます。

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2017年11月19日

【紹介した作品の新刊発売情報】宇宙兄弟 第32巻 他7作品

2017年11月20日〜11月26日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



マヤさんの夜ふかし 第3巻 2017年11月20日発売

マヤさんの夜ふかしの過去記事



宇宙兄弟 第32巻 2017年11月22日発売

宇宙兄弟の過去記事



ソフトメタルヴァンパイア 第3巻 2017年11月22日発売

ソフトメタルヴァンパイアの過去記事



ヴィンランド・サガ 第20巻 2017年11月22日発売

ヴィンランド・サガの過去記事




>>特装版

ボクラノキセキ 第17巻 2017年11月25日発売

ボクラノキセキの過去記事



理系が恋に落ちたので証明してみた。 第3巻 2017年11月25日発売

理系が恋に落ちたので証明してみた。の過去記事



試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


火色の文楽 第01巻
著者:北駒生
掲載:月刊コミックゼノン/WEBコミックぜにょん
2017年11月20日発売


命を賭して、語れるか――。
まるで羽が生えてるかのような美しい跳躍を見せることから「バレエ界の星」と呼ばれ、将来を厚く期待されていた17歳の少年・迫弓矢(はこ ゆみや)。
しかし、練習中に膝を怪我したことによって、日常生活には支障がないものの、強い負荷のかかるバレエへの道は断念せざるおえなくなってしまった。羽を失い、人形のようにじっと動かず、どう飛んでいたかも思い出せなくなった弓矢が思い出すのは、怪我を負って倒れたときに感じた床と重力。
そんなある日、幼馴染の少女・湊(みなと)から伝統芸能「文楽(ぶんらく)」に誘われ、たいして興味はなかったが、しぶしぶ観劇することに。しかし、今の自分の姿と重なる演目内容に引き込まれ、さらに耳の奥に残る熱い語りに圧倒され、沈んでいた弓矢の心に再び火が灯る。
全てを失った少年・迫弓矢は、17歳の冬、気が遠くなるほど奥深い、芸の道へ足を踏み入れ――。

一生を懸けて尚たりないと言われる奥深い芸の道で、もがき悩みながらも心に火を灯し、己の全てをその道に傾ける青年たちの青春群像劇
作者は朝めしグルメ漫画『あさめしまえ』で知られる漫画家・北駒生(きた こまお)先生。

文楽の漫画とは、これまた珍しいどころか、他にはない題材なので興味を引かれます。私の知る限りでは他には見たことありませんけど、あるのですかね?

「文楽」というのは、日本を代表する伝統芸能である「操人形浄瑠璃(あやつりにんぎょうじょうるり)」。元々は専門の劇場の名前だったようですが、今ではひとつの芸能として通っています。
「三業(さんぎょう)」と呼ばれる、語り手の「太夫」、三味線を演奏する「三味線弾き」、人形を操る「人形遣い」が三位一体となって演じられる舞台。
日本の重要無形文化財に指定さら、ユネスコの無形文化財遺産にも登録されています。

主人公の迫弓矢(はこ ゆみや)は、日本バレエ界の「星」と呼ばれる優秀なダンサーでしたが、足の怪我で若くして引退することになった17歳の少年。鋭敏な感覚と高い集中力を有し、決めたことは出来るまでやり続けるストイックな努力家で、“てっぺん”への想いが強い子。
幼い頃からバレエ以外のことには目もくれず、12年間全てをその道に捧げてきたようで、それ故に友達と呼べるような相手はいなさそう。唯一人、何かと気にかけてくれる幼馴染の湊(みなと)という名の少女はいます。この子がヒロインかな?

湊の祖父が文楽の義太夫節を語る四代目の太夫であったことから、彼女に公演の観劇に誘われました。最初は居眠りこけてた弓矢でしたが、耳の奥に熱く響く語りによって一瞬で飲み込まれることに。同時に、演目内容に飛べなくなった今の自分と重なる部分を感じ、さらに湊の祖父・藤竹潮路太夫と言葉を交わしたことによって、この演劇に、そして文楽という芸に、強い感銘と衝撃を受けることになり、弓矢は底なし地獄の「芸の道」へ飛び込む決心をしました。

青年たちの青春“群像劇”と謳っていたので、これからどんどん文楽を志す若者が登場することになるのでしょう。主人公の弓矢は語り手、それから三味線弾きになりそうな子も2話に登場しているので、あとは人形遣いと、ライバルも登場する可能性がありますすね。
厳かでありながら熱さと青さを強く感じさせてくれる青春ストーリーになりそう。弓矢がデビューを飾ることは冒頭で判明しているので、そこに至るまでの物語なのか、或いは通過でしかないのかも気になるところ。

文楽に限らず伝統芸能というのは、あまり馴染みがないと敷居の高さを感じて尻ごみしてしまいがちだと思います。でも、漫画によって身近にしてもらえるのは良い機会にもなり、何より知らなかった世界を覗けることは楽しい。
今の時代だからこそ注目を集めやすいところもありますし、この手のジャンルは結構需要もあると思います。ストーリーが面白いかはまだ何とも言えませんけど、絵はテーマにマッチした少しゴツい感じで味わいがあり、文楽の演出表現も面白いので、あとはストーリーがしっかりしてれば人気出る可能性は十分ありそうです。

試し読みはWEBコミックぜにょんさんの公式サイトに掲載されています。(こちら



マッドキメラワールド 第01巻
著者:岸本 聖史
掲載:モーニング・ツー
2017年11月22日発売


文明は朽ち果て、荒れた砂地が地上を覆い、空には謎の機械が浮かぶ。そして、変わり果てた世界を徘徊するのは、奇妙な進化を遂げた危険なクリーチャー。
この世界を支配しているのは雌。数が少ない雄は息を殺して雌から逃れているが、捕まれば道具のように弄ばれ、用が済めば喰い殺される運命。それでも、雄は種を残す本能に従い、命を懸けて生殖のチャンスを伺っていた。
そんな壊れた世界で生きるニンゲンに限りなく近い少年のミツキは、四肢が義手義足になっている恐ろしく強い姉・ウサギと共に、世界の真実を知るため、危険が蔓延る冒険の旅に出る。

雌が雄を喰らう修羅の世界で繰り広げられるクリーチャーだらけのイカしたバトル漫画。
作者は『666 〜サタン〜』・『ブレイザードライブ』・『助太刀09』で知られる漫画家・岸本聖史(きしもと せいし)先生。

この作品は最初のインパクトが大切だと思いますので、試し読み時点での詳しい説明は避けときます。まあ、そもそも分からないことだらけなので解説も何もないんですけど。その辺りは1巻読んで面白かったら書こうかなと。

物語の軸となる主人公のミツキとウサギはニンゲンと呼称して良いのか、ニンゲンに近い生物と言ったら良いのか、現時点では判断に困りますね。
ミツキは「世界の真実を知るため」、ウサギは「弟のミツキを守るため」、明確な目的を持って旅に出ます。

この2人以外の登場キャラはそれぞれ異なる特性と造詣のクリーチャーばかりなのも面白いところ。ハチやイカなどの現代生物と人間が混じったフォルムです。多くは知性が欠如していますが、中には人間並みの知性を有している個体も存在するようです。生態は元となる生き物の影響が色濃く、知性のないものは欲望の赴くままといった様子で、数の少ない雄をいとも容易く殺害しています。
以前どこかで生物に繁殖本能はなく、繁殖とは生殖本能の結果に過ぎないというのを聞いたことがあります。1話の雌たちはまさにそんな感じに見えました。

面白いかどうかは今後の展開次第として、とりあえずこのイカれ具合は興味を引かれます。この手の作品は当たり外れ激しいのが不安なところですけど、岸本先生ということで期待は大きいです。

ただ、グロいのが苦手な人は避けることを推奨。不気味なフォルムや捕食シーンなど、はっきり言って色んな意味でキモイですから。終始「うわぁ・・・」って感じです。
ただ、そのキモイところはこの作品の魅力でもありますし、世界がとにかくぶっとんでるので、好きな人ならとことんハマりそうです。

1話の数ページ読めばイケるかイケないかは判断できると思いますので、試しに読んでみてください。

試し読みはモーニングさんの公式サイトに掲載されています。(こちら

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2017年11月12日

【紹介した作品の新刊発売情報】ちはやふる 第36巻 他15作品

2017年11月13日〜11月19日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。



ぼくの素晴らしい人生 第2巻 2017年11月13日発売

ぼくの素晴らしい人生の過去記事




>>特装版

ちはやふる 第36巻 2017年11月13日発売

ちはやふるの過去記事




>>ドラマCD付き特装版

私がモテてどうすんだ 第13巻 2017年11月13日発売

私がモテてどうすんだの過去記事



涙雨とセレナーデ 第3巻 2017年11月13日発売

涙雨とセレナーデの過去記事



銀のスプーン 第17巻 2017年11月13日発売

銀のスプーンの過去記事



ましろのおと 第19巻 2017年11月17日発売

ましろのおとの過去記事



星野、目をつぶって。 第8巻 2017年11月17日発売

星野、目をつぶって。の過去記事



潔癖男子!青山くん 第11巻 2017年11月17日発売

潔癖男子! 青山くんの過去記事



ひゃくにちかん!! 第4巻 2017年11月17日発売

ひゃくにちかん!!の過去記事



らんま1/2 第18巻 2017年11月17日発売

らんま1/2の過去記事



血と灰の女王 第3巻 2017年11月17日発売

血と灰の女王の過去記事



BE BLUES!〜青になれ〜 第29巻 2017年11月17日発売

BE BLUES!〜青になれ〜の過去記事



柊様は自分を探している。 第6巻 2017年11月17日発売

柊様は自分を探している。の過去記事



BIRDMEN 第11巻 2017年11月17日発売

BIRDMEN(バードメン)の過去記事



試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


ワンルームワンコ 第01巻
著者:正田しろくま
掲載:COMICポラリス
2017年11月14日発売


まっしろでフワフワなでっかいワンコ・サモエド犬のぽてまる。
そんな大型犬と六畳一間でふたり暮らしをしているのは、23歳のOL・六条ひとみ(ろくじょう ひとみ)。
日課である大好きなお散歩は、雨の日でも水たまりで遊べることが楽しく、ブラッシングも気持ち良くてウトウト、でもシャンプーで体を洗うときはちょっと一苦労。大変なときもあるけど、そんなぽてまるが宇宙一可愛いと愛情を注ぐひとみ。
大型犬とOL女性が贈る、ワンルームでのモフモフが溢れるワンダフルな日常。

六畳一間で織りなす、ワンコと飼い主女性とのハッピーなワンダフルライフ
作者は「第8回メテオ・ポラリス彗星賞」にて、今作で佳作&審査員特別賞をW受賞した漫画家・正田しろくま(しょうだ しろくま)先生。

はい、可愛い〜。
タイトル、そして公式サイトを見れば、読む前から内容はだいたい想像できますし、実際思っていた通りのストーリーと雰囲気でした。
でも、分かってはいても可愛いものは可愛いのです。モフモフこそ至高、モフモフこそ癒し。

本作は、変化球なしでワンコの愛らしさをこれでもかと描いてる作品。こういった作品はさして珍しいジャンルではありませんけど、肩肘張らずに楽しめるのが良いところですね。

主人公は23歳のOL・六条ひとみ(ろくじょう ひとみ)
住んでいるアパートの間取りは六畳一間なので、部屋自体はそれほど広くないのですが、大家の犬養(いぬかい)さんが犬好きということもあって、敷地内にドッグランの中庭が付いてるという犬好きには嬉しい好物件。

そのひとみさんが溺愛している愛犬の名前は「ぽてまろ」。「サモエド」というロシア(シベリア)原産の品種。スピッツ系の大型犬種で、最大の特徴は真っ白いワタのようなフワッフワの体毛。
かなり貫禄のある犬なのですが、人間にはとても友好的で遊び好き、そして甘えん坊(=寂しがり屋)な性格だったりします。あと、サモエドスマイルと言われるように、口元が笑ってるように見えるのも特徴。

ぽてまろもそんな感じで、飼い主のひとみさんと遊ぶのが大好きなちょっとやんちゃな子です。ちなみに「ぽてまろ」という名前の由来は、寝姿がまるめたポテトに似てたから。
ただでさえモフモフで可愛いのに、ひとみさんが高校生のときのネクタイを、首輪のように着けてる姿がこれまたヤバイ愛くるしさ。それに加えてあのつぶらな瞳・・・・もうこれは反則ではなかろうか。

犬の作画はデフォルメを抑えたリアル寄りです。まだデビューしてそんなに長くはないと思いますけど、作者さんの画力は申し分のない高さ。ワンコの特徴や愛くるしい仕草をしっかり描けていたと思います。
犬のセリフというか気持ちを、よく擬音で使われる描き文字で聞けるのも面白く、この表現方法でぽてまろの愛らしさはマシマシですね。

犬好き、動物モノが好きな人にはたまらない漫画。ぽてまろだけではなくひとみさんも魅力的ですし、他の飼い主さんと出てくるワンコたちもやっぱり可愛い。

ふたりの微笑ましい日常
をもっと見たいと思わせてくれる温かい内容でしたので、1巻がとても楽しみになりました。

試し読みはCOMICポラリスさんの公式サイトに掲載されています。(こちら



凛とチア。 第01巻
著者:山田 シロ彦
掲載:週刊ヤングジャンプ
2017年11月17日発売


早くに父を亡くし、現在は母と兄の三人で暮らしている少年・春野凛太郎(はるの りんたろう)。兄はお菓子作りや花の絵を描くことが好きな人で、男らしさとはかけ離れてはいたけど、自分にはないたくさんの物を持っていた兄のことが大好きだった。
幼い頃、そんな兄と一緒に行った祭りで出会ったのは――「チアリーディング」。女性チアの中にいた男性チアのパワフルな演技に感銘を受ける凛太郎。女手ひとつで自分たちを育ててくれた母をチアで笑顔にしようと考えるが、兄から聞かされたある告白によって、家族が、そして凛太郎の運命が大きく変わることに。
様々な想いを抱いて高校生に成長した凛太郎は、みんなを笑顔に出来るチアリーダーになるべく、力強い一歩を踏み出すのだった。

チアリーディングで満開の笑顔を咲かせるため、少年少女たちが華麗に、そしてパワフルに舞い踊る青春チアストーリー。
作者は「トキワ荘プロジェクト」卒業生でもある新鋭漫画家・山田シロ彦(やまだ しろひこ)先生。

「チアリーディング」を題材にした青春漫画です。

主人公の春野凛太郎(はるの りんたろう)は、とても活発な明るい性格で、同年代の子たちより大分体格が良く、笑顔が魅力な男子高校生。高校ではチアリーディング部に入部。

凛太郎がチアを志すきっかけは、失踪した兄が理由であるところが大きいです。実は女の子になりたかった兄は、それが原因でいじめを受けることになり、弟の凛太郎にまで飛び火することを恐れ、ひとり家を出て行ってしまいました。
笑顔が素敵だと誉めてくれ、チアリーディングと巡り会うきっかけにもなってくれた兄。そんな兄に笑顔を届けるため、自分を見つけてもらうため、チアリーダーになることを決意しました。

ただ、せっかくチア部のある学校に進学できたものの、やっと見つけた部室(?)はなぜかゴミ捨て場・・・。そして、そこに現れたのはチアリーディンブ部部長・沢渡沙穂(さわたり さほ)。部長と言っても部員はたった一人であり、部室が悲惨な有様のため、彼女は周囲の人たちからホームレスチア女とバカにされていました。

そんなこんなで、最初の一歩目から困難な状況に直面した凛太郎は、何をするにもまずはメンバーがいなければどうにもならないことから、部員集めを開始しました。

1話目はかなり重たい内容でちょっと引きましたが、これから先の展開が気になる面白さはあったと思います。2話、3話もシリアス描写は若干ありながら、いい感じに爽やかだったので、その辺りはちょっと安心しました。。

「笑顔」がキーになっていると思われるので、チア部のメンバー集めで出会うであろうキャラたち然り、色んな事情を抱えた人物たちが登場しそう。凛太郎がそういった人たちの心に触れ、チアリーディングで笑顔を咲かせていく・・・みたいな流れかな?あくまで予想ですけど。

あと、もちろん失踪した兄も今後また登場するでしょうから、再会したときの彼?彼女?がどう変化してるのかは気になるところ。凛太郎はともかく、母親との再会を思うとちょっと怖い。

爽やかさとシリアスのバランスがどうなるかでも評価は変わりそうですけど、試し読みをした限りではそれなりに面白かったので、作品への期待は結構大きいです。単純にチアリーディングの描写もどう演出していくのか楽しみですからね。

試し読みはとなりのヤングジャンプさんの公式サイトに掲載されています。(こちら

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2017年11月05日

【紹介した作品の新刊発売情報】29歳独身中堅冒険者の日常 第4巻 他18作品

2017年11月6日〜11月12日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。




空挺ドラゴンズ 第3巻 2017年11月7日発売

空挺ドラゴンズの過去記事



鮫島、最後の十五日 第15巻 2017年11月7日発売

バチバチの過去記事



AIの遺電子 第8巻(完) 2017年11月8日発売

AIの遺電子の過去記事



29歳独身中堅冒険者の日常 第4巻 2017年11月9日発売

29歳独身中堅冒険者の日常の過去記事



BUSTER DRESS 第3巻 2017年11月9日発売

BUSTER DRESSの過去記事



恋と嘘 第7巻 2017年11月9日発売

恋と嘘の過去記事



アヴァルト 第6巻 2017年11月9日発売

アヴァルトの過去記事




>>特装版2018年ダイアリーつき: 講談社キャラクターズA

妖怪アパートの幽雅な日常 第15巻 2017年11月9日発売

妖怪アパートの幽雅な日常の過去記事



木崎少年のほろにが喫茶巡礼 第2巻(完) 2017年11月9日発売

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妖怪の飼育員さん 第3巻 2017年11月9日発売

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最後のレストラン 第10巻 2017年11月9日発売

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勇者が死んだ! 第10巻 2017年11月10日発売

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青のオーケストラ 第2巻 2017年11月10日発売

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恋は雨上がりのように 第9巻 2017年11月10日発売

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早乙女選手、ひたかくす 第4巻 2017年11月10日発売

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或るアホウの一生 第3巻 2017年11月10日発売

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ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 第7巻 2017年11月10日発売

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試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。


バジリスク 〜桜花忍法帖〜 第01巻
原作:山田 正紀 /漫画:シヒラ竜也 /キャラクター原案:せがわまさき
掲載:ヤングマガジン
2017年11月6日発売


先の甲賀と伊賀よる忍法殺戮合戦から十余年――。戦の世は去り、伊賀と甲賀の和解も果たされたことによって、忍たちも平穏な日々を取り戻していた。
かつての棟梁・弦之助と朧の忘れ形見である甲賀八郎(こうが はちろう)と伊賀響(いが ひびき)。双子であると同時に許嫁同士でもある若き2人は、伊賀と甲賀、ひいては忍の未来を背負って立つ身として、八郎は強く、響は美しく成長していた。
しかし、そんな平穏が崩れるかのように里へ現れた第3の忍一族「成尋衆」。上意によって忘れ形見2人の引き渡しを要求する成尋衆に対し、里の忍たちは果敢に立ち向かうも・・・。
愛する者を守るため、運命を変えるため、八郎と響の新たな忍法帖が幕を開ける。

甲賀と伊賀に再び迫り来る脅威。忍法殺戮合戦、再び開幕。
原作は『ミステリ・オペラ』を代表作に持つベテランSFミステリー作家の山田正紀(やまだ まさき)先生。
漫画はROBOTICS;NOTESの外伝『〜REVIVAL LEGACY』を手がけた漫画家・シヒラ竜也(しびら たつや)先生。
キャラクター原案は『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』『十〜忍法魔界転生〜』で知られる漫画家・せがわまさき先生。

『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』の続編。
2018年1月のアニメ放送に先駆けて、ヤンマガで連載されていたようです。

物語は弦之助たちの戦いから十余年の時が流れた寛永3年(1626年)江戸城にて、火を扱う甲賀忍が上意に逆らって暴れてる様子から始まります。
緋文字火送(ひもんじ かそう)という口から火を吹く甲賀忍が、到底受け入れ難い主命を受けたことから、“主君のために生き主君のために死ぬる”の約定に背き、江戸城の武士たち相手にたった一人で大立ち回り。そして、そこに「第三の忍一族」を称する孔雀啄(くじゃく ついばむ)という謎の男が登場。

場面は変わって、平穏を取り戻した忍の里へ。血で血を洗う間柄だった伊賀と甲賀は、今では伊賀甲賀親善試合を執り行うまでになり、どうやらひとつの里で共に暮らしてるよう?
そこに登場した左眼に眼帯をつけた少年・甲賀八郎(こうが はちろう)と、右眼に眼帯をつけた少女・伊賀響(いが ひびき)が本作の主人公とヒロイン。
まだ子供の身でありながら里でも指折りの強者である八郎。可憐な容姿の響。これからの里を背負って立つ2人は双子であると同時に、なんと許婚同士という驚きの関係。まあ、時代を考えたらなくもないか。

そして、この村の忍頭として登場したのは、すっかりおっさんになっていた懐かしき服部響八郎。どうやら2人の親代わりらしんだけど、この人なんでここにいるんでしょうかね?
忍のなんたるかを説く響八郎に対し、忍としての覚悟は「ないです」ときっぱり言い放つ八郎。八郎にとっては響が全てのようで、響と響の愛するものを守る以外はどーでもいいとのこと。忍法帖なのに肝心の主人公に忍らしさの欠片もない・・・。

穏やかな視線を2人に向ける響八郎でしたが、平穏な日々はあっさり終幕。上記にも書いた第三の忍一族「成尋衆(じょうじんしゅう)」を名乗る3人組が現れ、「上意です」と伊賀・甲賀の忘れ形見である八郎と響の引渡しを要求。さらに、冒頭の火送さんもやっぱり南無でした。
彼らに対するは、主命なんてクソ喰らえの忍頭・服部響八郎と甲賀五宝連・伊賀五花撰の伊賀甲賀連合チーム。戦いの火蓋が切って落とされたところで2話へ。

伊賀甲賀連合 vs 成尋衆で展開されていくのかと予想してたんですけど・・・これはアレですね。1話にして完全にやられフラグですね。せっかく甲賀五宝連・伊賀五花撰と名乗ってかっこよく登場したのに、2話で全滅もありそうな雰囲気。というかその流れにまっしぐら。

何話からかは分かりませんけど、ここから数年後とかいう流れになるのかな?八郎も五宝連のひとりに数えられる実力者だけど、まだ子供であることは変わりないですし、これで無双するのは違和感ありまくりですから。八郎と同年代の忍たちによる新たな甲賀五宝連・伊賀五花撰の誕生するのではないかと予想。
あと、気になるのはやっぱりこの作品ではお馴染みの「瞳術」。八郎と響の眼帯姿がもう何かあることを匂わせているので、開眼するのは間違いないでしょう。弦之助と朧の能力を引き継いでるかもしれませんけど、成尋衆たちが主命で捕らえに来たことからも、2人にはもっと別の何かがあるように思えます。

いきなり忍らしからぬ行動に出始めたことなど、「それでいいのか?」と思えることがちょくちょくあったので、面白いかどうははっきり言ってまだ微妙なところ。ただ、気になる作品であることは確かですし、面白くなる可能性は秘めているので、とりあえず評価は1巻を見てから。

試し読みはヤングマガジンさんの公式サイトに掲載されています。(こちら



おひ釣りさま 第01巻
著者:とうじたつや
掲載:Championタップ!
2017年11月8日発売


人々のライフスタイルが多様化する現代。「おひとり様」の時間を楽しむ女性も増加傾向にあった。そして、ここにもおひとりを楽しむ女性が一人――。
24歳のOL女性・上条星羅(かみじょう せいら)。まだ2年目の若手ながら優秀な仕事ぶりを見せるも、少し近づきがたい雰囲気を醸し出している星羅。そんな彼女の休日の楽しみは――「釣り」。それも、周囲からの好奇な視線も気にすることなく、女ひとりで楽しむ「おひ釣りさま」スタイル。
ブラックバスにナマズに鯉、周囲が舌を巻くうまさで様々な魚を釣り上げては、頬を赤く染めながら悦に入る星羅なのであった。

お一人様女子による、釣り道楽日記。
作者は『少年Y』で作画を担当した漫画家・とうじたつや先生。

お一人様を楽しむ女性の漫画は最近増えていて、特にグルメ系ジャンルの作品でよく見られる構図ですね。それを「釣り」でやってるのがこの作品。

主人公は24歳の事務職に就いているOL女性・上条星羅(かみじょう せいら)。仕事ぶりは優秀なので2年目の若手ながら信頼も得ているようですが、表情が常に無表情でちょっと近寄り難い雰囲気。上司からの飲み誘いも、朝が早いからとドライにお断り。
趣味は休日にひとりで楽しむ釣り・・・というか基本的に何をやるにもお一人様。釣り技術と知識は豊富で、腕前もかなり高い。「ズル引き」がお気に入りらしいです。

男性たちが向ける好奇の視線を気にする様子もなく、表情を変えずジックリ待ち伏せ、狙った獲物は逃さないその姿は、まるでベテランハンターのようでカッコイイ。
また、獲物を釣り上げたときに見せる「悦っ・・・」の表情がたまらなく魅力的で可愛かったりします。

難しい話は特になく、1話完結方式なので読みやすいのも良いところ。釣り用語や技術の解説をする場面も、変な例え話を交えているので面白かったです。

気楽にだら〜っと漫画を楽しみたいときに最適な作品だと思います。釣りではないけど『山と食欲と私』みたいな作風が好きな人にうってつけかも。

試し読みはChampionタップ!さんの公式サイトに掲載しています。(こちら

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ハネ吉
とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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