2017年03月15日
漫画『ポンコツンデレな幼馴染』1巻の感想とあらすじ
『ポンコツンデレな幼馴染』1巻の感想。
ポンコツンデレな幼馴染
著者:海月 れおな
掲載:月刊少年マガジン
1巻発売日:2016年12月16日
春から通う高校への通学が便利なことから、幼少期に住んでいた父の実家に1人で引っ越してきた神田翔太。夢の1人暮らしにウキウキ胸を躍らせていると、昔仲の良かった幼馴染の少女・近藤早菜恵と再会した・・・・のだが、翔太の目に飛び込んできたのは美しく育った少女の姿と、立派な地図(おねしょ)を描いて干されていた布団だった。
早菜恵のことを昔から抜けてるところはあったけどそこが可愛いと思っていた翔太。しかし、久しぶりに再会した幼馴染は昔と変わらないポンコツ娘のまま成長してしまい、育っていたのは容姿だけ。
高校生らしからぬ行動の数々に戸惑う翔太だったが、早菜恵がポンコツのまま育ってしまったのは、幼い頃に自分が彼女に言った一言が原因かもしれないことが判明。早菜恵の告白に責任を感じた翔太は、彼女が年相応のまともな女の子になるため協力することを約束した。
進学を期に昔住んでいた町に戻ってきた少年が、綺麗になったけど小さい頃のままポンコツに育っていた幼馴染の少女と再会し、彼女のハチャメチャな奇行に振り回されていく話。
ポンコツ娘と幼馴染の少年が繰り広げる“変”感覚ヒロイン・コメディ。以前試し読みの簡単な感想を書いたと思いますが、それ以来このヤバすぎるヒロインのことがずっと気になってました。今回1巻読み終えたので改めて感想書かせていただきます。
ポンコツ系ヒロイン(?)が登場する作品と言えば、最近読んだなかだと『悪魔のメムメムちゃん』の淫魔なのにエッチなことが怖くて魂集めができないメムメム、『手品先輩』の奇術部だけどドジで手品が下手な手品先輩あたりが思い浮かびましたが、両者はそのポンコツなところが魅力に働いてるところが大きいと思います。一生懸命なんだけど上手くできず、べそをかいてる姿や、ミスをごまかそうとする姿が可愛くも見え、なんか目が放せない応援したくなる魅力があると思います。
この作品のヒロインも見た目は申し分なく魅力的で、可愛げのある振る舞いもしますが、そのポンコツ具合はかなりヤバ目な痛い子。上記であげた2人のキャラとは完全に別種のポンコツヒロインでしたね。
まず始めに言っておきますが、この作品から萌えを期待するのは危険かもしれませんので、その系統をお求めの方はご注意ください。試し読みはしといた方がいいと思います。
私も1巻発売前に試し読みをして知った作品ですが、最初読み始める前に予想していたのは、ポンコツと言ってもむしろそこに愛らしさや微笑ましさを感じるドジっ娘レベルのヒロイン。そして、そんなヒロインと数年ぶりに再会した幼馴染の少年とのラブコメものだろうと予想。
しかし、そんな予想は開始数ページで見事に打ち砕かれました。もはやこれをポンコツという枠に収めていいものかと悩むほど、果てしなくぶっとんだヒロインでした。
主人公・神田翔太が高校進学のため数年ぶりに帰ってきた町で再会したのが、本作のヒロインである同い年で同じ高校に通うことになる幼馴染の近藤早菜恵。
見た目はとても美しく育っていた早菜恵でしたが、精神年齢は幼い頃からまったく進歩はなく、ポンコツにも拍車がかかっている始末。とてもじゃないけど高校生とは思えない行動と発言の数々を連発しています。
高校生にもなっても治っていないおねしょ癖、お茶漬けをビニール袋に詰めて持参、もらった合鍵を左手薬指に巻いて勝手に進入、昔の恋愛シチュではお馴染みの小石を窓にコンコン当てて呼び出す行為では、拳大の石をぶん投げ窓ガラス破損など、もう何しでかすか全く読めない恐ろしい子。おまけにファッションセンスも壊滅的。
本人曰く、幼い頃に翔太が言った「さなえちゃんとけっこんしたい」「しんぱいでほっとけないさなえちゃんをまもりたいんだっ」という言葉が原因だそうです。誰の目からもベタ惚れしてることは明らかで、その言葉を胸に刻んでしっかり治さず成長しましたとさ。
翔太にとっても衝撃の事実。子供の頃のなにげない発言がまさかこんな惨劇を生むとは・・・。一途に想い続ける翔太の気を引くため、いろいろがんばってる姿は応援したくもなりますが、スタートの時点でちょっとお門違いの方向に突っ走ってしまったので目も当てられない状況。これはもう、翔太が全責任(結婚+介護)を持つ以外ないでしょう。
他には、早菜恵と同様に保育園で一緒に遊んでいた船見加奈という少女。こちらは女子力は高く、全うなヒロインという感じでしたが、かなり天然も入った子。彼女も翔太に想いを寄せてる様子が伺え、一緒にポンコツを治そうと協力してもらえることになり、彼との共同作業にドキドキさせてました。
あと、翔太の妹ちゃん・千代子も登場。様子を見に来た際に早菜恵と出会い、その美しさに憧れを抱いたんですが、まあ誤魔化しきれるわけがありません。「この人、なんかおかしくない?」・・・バレた。その一途な翔太への想いだけは認めてもらえましが、ポンコツを治すまで交際は認めてもらえないようです。
萌え漫画でもなければ、かといってラブコメでもなく、これは完全にギャグ漫画でしたね。早菜恵のことは恋愛漫画のヒロインとしてではなく、ギャグ漫画のヒロインとして見るべきだと思います。
さて、今後彼女のポンコツは改善されていくのか、そもそもその余地があるのか、とても気になるところ。翔太は現在保護者、あるいは介護者的ポジションなので、今後の早菜恵との変化するかもしれない関係性も楽しみですね。
メインはギャグコメディですが、恋愛模様も見所になる・・・・かもしれません。他では見られない崩壊系ヒロイン、なかなか面白かったです。
【eBookJapan】 ポンコツンデレな幼馴染
↑無料で試し読みできます
ポンコツンデレな幼馴染
著者:海月 れおな
掲載:月刊少年マガジン
1巻発売日:2016年12月16日
春から通う高校への通学が便利なことから、幼少期に住んでいた父の実家に1人で引っ越してきた神田翔太。夢の1人暮らしにウキウキ胸を躍らせていると、昔仲の良かった幼馴染の少女・近藤早菜恵と再会した・・・・のだが、翔太の目に飛び込んできたのは美しく育った少女の姿と、立派な地図(おねしょ)を描いて干されていた布団だった。
早菜恵のことを昔から抜けてるところはあったけどそこが可愛いと思っていた翔太。しかし、久しぶりに再会した幼馴染は昔と変わらないポンコツ娘のまま成長してしまい、育っていたのは容姿だけ。
高校生らしからぬ行動の数々に戸惑う翔太だったが、早菜恵がポンコツのまま育ってしまったのは、幼い頃に自分が彼女に言った一言が原因かもしれないことが判明。早菜恵の告白に責任を感じた翔太は、彼女が年相応のまともな女の子になるため協力することを約束した。
進学を期に昔住んでいた町に戻ってきた少年が、綺麗になったけど小さい頃のままポンコツに育っていた幼馴染の少女と再会し、彼女のハチャメチャな奇行に振り回されていく話。
ポンコツ娘と幼馴染の少年が繰り広げる“変”感覚ヒロイン・コメディ。以前試し読みの簡単な感想を書いたと思いますが、それ以来このヤバすぎるヒロインのことがずっと気になってました。今回1巻読み終えたので改めて感想書かせていただきます。
ポンコツ系ヒロイン(?)が登場する作品と言えば、最近読んだなかだと『悪魔のメムメムちゃん』の淫魔なのにエッチなことが怖くて魂集めができないメムメム、『手品先輩』の奇術部だけどドジで手品が下手な手品先輩あたりが思い浮かびましたが、両者はそのポンコツなところが魅力に働いてるところが大きいと思います。一生懸命なんだけど上手くできず、べそをかいてる姿や、ミスをごまかそうとする姿が可愛くも見え、なんか目が放せない応援したくなる魅力があると思います。
この作品のヒロインも見た目は申し分なく魅力的で、可愛げのある振る舞いもしますが、そのポンコツ具合はかなりヤバ目な痛い子。上記であげた2人のキャラとは完全に別種のポンコツヒロインでしたね。
まず始めに言っておきますが、この作品から萌えを期待するのは危険かもしれませんので、その系統をお求めの方はご注意ください。試し読みはしといた方がいいと思います。
私も1巻発売前に試し読みをして知った作品ですが、最初読み始める前に予想していたのは、ポンコツと言ってもむしろそこに愛らしさや微笑ましさを感じるドジっ娘レベルのヒロイン。そして、そんなヒロインと数年ぶりに再会した幼馴染の少年とのラブコメものだろうと予想。
しかし、そんな予想は開始数ページで見事に打ち砕かれました。もはやこれをポンコツという枠に収めていいものかと悩むほど、果てしなくぶっとんだヒロインでした。
主人公・神田翔太が高校進学のため数年ぶりに帰ってきた町で再会したのが、本作のヒロインである同い年で同じ高校に通うことになる幼馴染の近藤早菜恵。
見た目はとても美しく育っていた早菜恵でしたが、精神年齢は幼い頃からまったく進歩はなく、ポンコツにも拍車がかかっている始末。とてもじゃないけど高校生とは思えない行動と発言の数々を連発しています。
高校生にもなっても治っていないおねしょ癖、お茶漬けをビニール袋に詰めて持参、もらった合鍵を左手薬指に巻いて勝手に進入、昔の恋愛シチュではお馴染みの小石を窓にコンコン当てて呼び出す行為では、拳大の石をぶん投げ窓ガラス破損など、もう何しでかすか全く読めない恐ろしい子。おまけにファッションセンスも壊滅的。
本人曰く、幼い頃に翔太が言った「さなえちゃんとけっこんしたい」「しんぱいでほっとけないさなえちゃんをまもりたいんだっ」という言葉が原因だそうです。誰の目からもベタ惚れしてることは明らかで、その言葉を胸に刻んでしっかり治さず成長しましたとさ。
翔太にとっても衝撃の事実。子供の頃のなにげない発言がまさかこんな惨劇を生むとは・・・。一途に想い続ける翔太の気を引くため、いろいろがんばってる姿は応援したくもなりますが、スタートの時点でちょっとお門違いの方向に突っ走ってしまったので目も当てられない状況。これはもう、翔太が全責任(結婚+介護)を持つ以外ないでしょう。
他には、早菜恵と同様に保育園で一緒に遊んでいた船見加奈という少女。こちらは女子力は高く、全うなヒロインという感じでしたが、かなり天然も入った子。彼女も翔太に想いを寄せてる様子が伺え、一緒にポンコツを治そうと協力してもらえることになり、彼との共同作業にドキドキさせてました。
あと、翔太の妹ちゃん・千代子も登場。様子を見に来た際に早菜恵と出会い、その美しさに憧れを抱いたんですが、まあ誤魔化しきれるわけがありません。「この人、なんかおかしくない?」・・・バレた。その一途な翔太への想いだけは認めてもらえましが、ポンコツを治すまで交際は認めてもらえないようです。
萌え漫画でもなければ、かといってラブコメでもなく、これは完全にギャグ漫画でしたね。早菜恵のことは恋愛漫画のヒロインとしてではなく、ギャグ漫画のヒロインとして見るべきだと思います。
さて、今後彼女のポンコツは改善されていくのか、そもそもその余地があるのか、とても気になるところ。翔太は現在保護者、あるいは介護者的ポジションなので、今後の早菜恵との変化するかもしれない関係性も楽しみですね。
メインはギャグコメディですが、恋愛模様も見所になる・・・・かもしれません。他では見られない崩壊系ヒロイン、なかなか面白かったです。
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