2018年03月25日
【紹介した作品の新刊発売情報】王様達のヴァイキング 第15巻 他4作品
2018年3月26日〜4月1日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 第6巻 2017年3月29日発売
3月のライオンの過去記事
>>特装版
カードキャプターさくら クリアカード編 第4巻 2017年3月30日発売
カードキャプターさくらの過去記事
王様達のヴァイキング 第15巻 2017年3月30日発売
王様達のヴァイキングの過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
ニー子はつらいよ 第01巻
著者:アルデヒド
掲載:月刊コミックキューン
2018年3月26日発売
就職面接の悪夢で目を覚ました23歳の新戸眠子(にいと ねむこ)。大学までは順調に進んでいたのだが、就職活動に失敗してしまい、現在は絶賛無職中のニート女子。
働かなくちゃ・・・でも、働きたくないニー子は、朝早くに頑張って出勤するサラリーマンの姿を目にし、心からあれが自分ではなくて良かったと思うのだった。
高校生の妹はバイトを始めようとし、かつて赤点をとっていた同級生でさえコンビニで働き、地味系女子だった友人はイケメンと結婚してリア充生活。自分もどうにかしないといけない。でも、どうにも前に進めない、進もうとしないニー子のダメダメな日常がここに。
ダメかわいいニート女子の、ツラくて楽しい(?)日常コメディ。
作者はライトノベル『異世界料理バトル』のイラストなど、イラストレーターとしても活動している漫画家・アルデヒド先生。
昨今、外見と中身のギャップが魅力のポンコツ娘や残念美人が人気を博してる中で、かなり痛いダメかわ女子が登場しました。
主人公は23歳の女性・新戸眠子(にいと ねむこ)。愛称は「ニー子」。その見た目は、ナイスバディなめちゃくちゃ可愛いお姉さんなんですが、就職活動に失敗したことで、大学卒業後は無職のプー太郎に。
ということで、今作の主人公は「ニート女子」。作中で描かれているのは、ニートなニー子のダメダメな日常。それ以上でもそれ以下でもない内容です。
就職に失敗したからダメな子になってしまったかと思いきや、元々の性格がズボラなのか、「働かなくちゃ・・・、でも働きたくない・・・」とダラけた日々を送っております。
高校生の妹にバイトで先を越されそうなことに焦り、結婚した友人に見下されてると被害妄想に陥るニー子です。昔はお嫁さんになりたかったようですけど、それは「なんかラクで楽しそうだから」というどうしようもない理由から。
まだニートであることに負い目を感じてるだけマシなんですけど、なんとかしなくちゃとスーツを纏っただけで、かつて味わった就職面接での苦い記憶を思い出し、お腹が「ぎゅるるる」→「やっぱ私に就職は無理だ」と。
でも、ダメダメなんだけどかわいい。というより、可愛いところと、優しい家族がいることだけが救いですね。けっこう顔芸も豊富だったりと、いろいろな表情をみせてくれるのも楽しい。そのどれもが可愛いうえに、ダメなところだけではなく、ピシっとした格好になったときはかなりの美人さんです。まあ、長続きはしませんけど。
深く考える必要なく気楽に読むことができますね。クスっと笑いながらダメなニー子を愛でる作品。ダメかわ女子が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
試し読みはコミックウォーカーさんのサイトに掲載されています。(こちら)
台所のドラゴン 第01巻
著者:みよしふるまち / 原著:縞田 理理
掲載:ジーンピクシブ
2018年3月26日発売
1980年代、東欧のとある国に、絵の勉強をするために留学した日本人女性・ののは、自宅で不思議な卵を発見する。翌日、その卵から孵化していたのは、トカゲのような小さい謎生物。
その日から、ひとりと一匹の同居生活が始まり、トカゲちゃんはすくすく成長していたのだが、驚いたことに火を噴き、背中には翼が生え、次第に伝説の生物・ドラゴンのような姿に・・・。
日本人の女性と一匹のドラゴンが織り成す、静かで温かな日々の物語。
原作は『霧の日にはラノンが視える』や『モンスターズ・イン・パラダイス』を代表作に持つ小説家・縞田 理理(しまだぜ りり)先生。
漫画は『東京ラストチカ』の、みよしふるまち先生。
ピクシブ文芸に掲載された短編小説を原作としたコミカライズ作品。小説の方は書籍化してないのかな?原作では主人公が中年女性だったようですが、コミカライズに際して、若い女性の主人公を新しく作ったとのことです。
時は1980年、舞台は東欧のとある国。主人公は絵を勉強している日本人留学生・のの。現地の人からは「小人」なんて思われてしまうぐらい小柄で幼く見える18歳の女性。
ののは引っ越してきた一軒家で不思議な卵を発見したのですが、その卵から産まれたのは、想像上の生物であるドラゴンの赤ちゃん「ベビードラゴン」。
ただ、彼女はそれが何の生き物なのかは分からず、トカゲみたいな見た目から「とかげちゃん」と呼んでいます。
でも、成長するにつれ、背中には翼が生え出したうえ、驚いたことに火噴き芸までマスターしたとかげちゃん。まるで友人から話に聞いたドラゴンのようで、とりあえずとかげちゃんのことは秘密にして、いつも発見ばかりの一人と一匹の穏かな生活を送っています。ちなみに、とかげちゃんの他に、のの宅には本物のとかげの先住民も一匹住んでるので、正しくは一人と二匹。
ドラゴンが登場する作品で、ここまでほのぼのした作品というのも珍しいですね。ドラゴンとの生活なので非日常ではあるんだけど、描かれているのは、日本人女性・ののと、ベビードラゴンであるとかげちゃんとの何でもない普通の日常。ゆるかで温かな空気を感じられ、読んでるとほっこりしてくる心地よさがあります。
何より、とかげちゃんがめっちゃ可愛い。「キュー、キュー」鳴くところや、少しやんちゃなところ、ののが大好きなこともよく伝わってきますし、私もこんな子と一緒に暮らしたいですね。
雰囲気もストーリーも好みの作風なので個人的な注目度は大きいです。いつか悲しい別れを迎えそうな気もしなくはないですけど、彼女たちの穏かな日常が長く続いて欲しい。そして、それを長く見守っていたいと思える作品でした。これからの展開にも期待してます。
試し読みはpixiv/ジーンピクシブさんのサイトに掲載されています。(こちら)
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代 第6巻 2017年3月29日発売
3月のライオンの過去記事
>>特装版
カードキャプターさくら クリアカード編 第4巻 2017年3月30日発売
カードキャプターさくらの過去記事
王様達のヴァイキング 第15巻 2017年3月30日発売
王様達のヴァイキングの過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
ニー子はつらいよ 第01巻
著者:アルデヒド
掲載:月刊コミックキューン
2018年3月26日発売
就職面接の悪夢で目を覚ました23歳の新戸眠子(にいと ねむこ)。大学までは順調に進んでいたのだが、就職活動に失敗してしまい、現在は絶賛無職中のニート女子。
働かなくちゃ・・・でも、働きたくないニー子は、朝早くに頑張って出勤するサラリーマンの姿を目にし、心からあれが自分ではなくて良かったと思うのだった。
高校生の妹はバイトを始めようとし、かつて赤点をとっていた同級生でさえコンビニで働き、地味系女子だった友人はイケメンと結婚してリア充生活。自分もどうにかしないといけない。でも、どうにも前に進めない、進もうとしないニー子のダメダメな日常がここに。
ダメかわいいニート女子の、ツラくて楽しい(?)日常コメディ。
作者はライトノベル『異世界料理バトル』のイラストなど、イラストレーターとしても活動している漫画家・アルデヒド先生。
昨今、外見と中身のギャップが魅力のポンコツ娘や残念美人が人気を博してる中で、かなり痛いダメかわ女子が登場しました。
主人公は23歳の女性・新戸眠子(にいと ねむこ)。愛称は「ニー子」。その見た目は、ナイスバディなめちゃくちゃ可愛いお姉さんなんですが、就職活動に失敗したことで、大学卒業後は無職のプー太郎に。
ということで、今作の主人公は「ニート女子」。作中で描かれているのは、ニートなニー子のダメダメな日常。それ以上でもそれ以下でもない内容です。
就職に失敗したからダメな子になってしまったかと思いきや、元々の性格がズボラなのか、「働かなくちゃ・・・、でも働きたくない・・・」とダラけた日々を送っております。
高校生の妹にバイトで先を越されそうなことに焦り、結婚した友人に見下されてると被害妄想に陥るニー子です。昔はお嫁さんになりたかったようですけど、それは「なんかラクで楽しそうだから」というどうしようもない理由から。
まだニートであることに負い目を感じてるだけマシなんですけど、なんとかしなくちゃとスーツを纏っただけで、かつて味わった就職面接での苦い記憶を思い出し、お腹が「ぎゅるるる」→「やっぱ私に就職は無理だ」と。
でも、ダメダメなんだけどかわいい。というより、可愛いところと、優しい家族がいることだけが救いですね。けっこう顔芸も豊富だったりと、いろいろな表情をみせてくれるのも楽しい。そのどれもが可愛いうえに、ダメなところだけではなく、ピシっとした格好になったときはかなりの美人さんです。まあ、長続きはしませんけど。
深く考える必要なく気楽に読むことができますね。クスっと笑いながらダメなニー子を愛でる作品。ダメかわ女子が好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
試し読みはコミックウォーカーさんのサイトに掲載されています。(こちら)
台所のドラゴン 第01巻
著者:みよしふるまち / 原著:縞田 理理
掲載:ジーンピクシブ
2018年3月26日発売
1980年代、東欧のとある国に、絵の勉強をするために留学した日本人女性・ののは、自宅で不思議な卵を発見する。翌日、その卵から孵化していたのは、トカゲのような小さい謎生物。
その日から、ひとりと一匹の同居生活が始まり、トカゲちゃんはすくすく成長していたのだが、驚いたことに火を噴き、背中には翼が生え、次第に伝説の生物・ドラゴンのような姿に・・・。
日本人の女性と一匹のドラゴンが織り成す、静かで温かな日々の物語。
原作は『霧の日にはラノンが視える』や『モンスターズ・イン・パラダイス』を代表作に持つ小説家・縞田 理理(しまだぜ りり)先生。
漫画は『東京ラストチカ』の、みよしふるまち先生。
ピクシブ文芸に掲載された短編小説を原作としたコミカライズ作品。小説の方は書籍化してないのかな?原作では主人公が中年女性だったようですが、コミカライズに際して、若い女性の主人公を新しく作ったとのことです。
時は1980年、舞台は東欧のとある国。主人公は絵を勉強している日本人留学生・のの。現地の人からは「小人」なんて思われてしまうぐらい小柄で幼く見える18歳の女性。
ののは引っ越してきた一軒家で不思議な卵を発見したのですが、その卵から産まれたのは、想像上の生物であるドラゴンの赤ちゃん「ベビードラゴン」。
ただ、彼女はそれが何の生き物なのかは分からず、トカゲみたいな見た目から「とかげちゃん」と呼んでいます。
でも、成長するにつれ、背中には翼が生え出したうえ、驚いたことに火噴き芸までマスターしたとかげちゃん。まるで友人から話に聞いたドラゴンのようで、とりあえずとかげちゃんのことは秘密にして、いつも発見ばかりの一人と一匹の穏かな生活を送っています。ちなみに、とかげちゃんの他に、のの宅には本物のとかげの先住民も一匹住んでるので、正しくは一人と二匹。
ドラゴンが登場する作品で、ここまでほのぼのした作品というのも珍しいですね。ドラゴンとの生活なので非日常ではあるんだけど、描かれているのは、日本人女性・ののと、ベビードラゴンであるとかげちゃんとの何でもない普通の日常。ゆるかで温かな空気を感じられ、読んでるとほっこりしてくる心地よさがあります。
何より、とかげちゃんがめっちゃ可愛い。「キュー、キュー」鳴くところや、少しやんちゃなところ、ののが大好きなこともよく伝わってきますし、私もこんな子と一緒に暮らしたいですね。
雰囲気もストーリーも好みの作風なので個人的な注目度は大きいです。いつか悲しい別れを迎えそうな気もしなくはないですけど、彼女たちの穏かな日常が長く続いて欲しい。そして、それを長く見守っていたいと思える作品でした。これからの展開にも期待してます。
試し読みはpixiv/ジーンピクシブさんのサイトに掲載されています。(こちら)
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