2018年03月04日
【紹介した作品の新刊発売情報】ぐらんぶる 第10巻 他13作品
2018年3月5日〜3月11日発売予定の新刊。
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
ソウナンですか? 第2巻 2017年3月6日発売
ソウナンですか?の過去記事
マイホームヒーロー 第3巻 2017年3月6日発売
マイホームヒーローの過去記事
>>小説付き 特装版
フラウ・ファウスト 第5巻 2017年3月7日発売
フラウ・ファウストの過去記事
ぐらんぶる 第10巻 2017年3月7日発売
ぐらんぶるの過去記事
将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル 第4巻 2017年3月9日発売
将国のアルタイルの過去記事
BUSTER DRESS 第4巻 2017年3月9日発売
BUSTER DRESSの過去記事
かつて神だった獣たちへ 第7巻 2017年3月9日発売
かつて神だった獣たちへの過去記事
>>難解ジグソーパズル付き特装版
転生したらスライムだった件 第7巻 2017年3月9日発売
転生したらスライムだった件〜魔物の国の歩き方〜 第3巻 2017年3月9日発売
転生したらスライムだった件の過去記事
間違った子を魔法少女にしてしまった 第3巻 2017年3月9日発売
間違った子を魔法少女にしてしまったの過去記事
宇宙戦艦ティラミス 第5巻 2017年3月9日発売
宇宙戦艦ティラミスの過去記事
少女終末旅行 第6巻(完) 2017年3月9日発売
少女終末旅行の過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
ロロッロ! 第01巻
著者:桜井のりお
掲載:週刊少年チャンピオン
2018年3月8日発売
お友達が欲しい中等部1年生の女の子・森繁ちとせ(もりしげ ちとせ)。初等部のときからずっとぼっちだったちとせをみかね、公安にマークされてる父は、6年の年月を掛けて少女型ロボット・炉端イチカ(ろばた いちか)を完成させた。
イチカは超高性能ハイパーロボットを自称するも、現実的なちとせを含め、誰からもロボットであることを信じてもらえない。ちとせに友達と認めてもらうため、積極的に交流をはかるも、見事なポンコツぶりを発揮するばかりで・・・。
ぼっちとポンコツの、ほろり、時々ボロリで織りなす、『ハートフル少女友情ロボコメディー』。
作者はアニメ化もされた『みつどもえ』で知られる女性漫画家・桜井のりお(さくらい のりお)先生。
『みつどもえ』がまだ連載中だった当時に、短期集中で全5話のみの掲載をれていた作品。週刊少年チャンピオン45号から本格連載スタートしました。
今回試し読みしたのは短期集中連載版ですので、感想もその内容になります。雑誌ほとんど読まないので本誌の内容はよく知りません。
相変わらずの丸っこい可愛いキャラデザに、前作よりもちょいエロさが増したドタバタコメディですね。ただ、バカなノリは引き継いでいながら、割とほろりときそうないい話もありました。
主人公は2人の女の子・・・1人と1体の方が正しいかな?
ひとりは、お友達を夢見るぼっちな12歳の女の子・森繁ちとせ(もりしげ ちとせ)。髪を両端で三つ編みに束ねてる女子中学生です。口数が少ない大人しい性格をしていて、年齢の割りに考え方は現実的。そして負けず嫌い。
そのような性格なのも、友達を作れないのも、少なからず父親が影響していることは間違いないでしょう。パパは公安からマークされており、いつもパンツ一丁にエプロンと鉄仮面というヤヴァげな出で立ち。
その父がぼっちなちとせを見かねて開発したのが、13歳という設定の少女型ロボットの炉端イチカ(ろばた いちか)。見た目は人間と何ら変わらないので、超高性能ロボットであることに偽りはないのだろうけど、はっきり言ってただのアホなポンコツ娘(ロボット)です。
作中では、そのちとせとイチカを中心に、変人しかいないサブキャラを交え、完成度の高いコントが繰り広げられていきます。ちとせから友達として認めてもらえない以前に、ロボットであることすら誰からも信じてもらえないへっぽこイチカ。周囲からは設定だと認知されてるロボネタを、コントにうまく生かしております。
ちとせ以外にまともな人物は只の一人もおらず、そこかしこで軽妙なボケとツッコミが発生。そして、油断してたところに、ちょっといい話を織り交ぜてほろりと・・・・きたところでしっかりオチも付けてきます。このぬかりのなさは見事。
のりお先生が生み出すキャラクターの可愛さは本作でも健在ですし、単純にドタバタ劇として普通に面白かったです。ちとせとイチカのやりとりも、ギャグとしての笑いだけでなく、お似合いコンビなので見ていてニヤニヤしてしまいました。これからどんなコントを、ポンコツぶりを、そして友情を見せてくれるのか、とても楽しみです。
試し読みはChampainタップ!さんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
テンジュの国 第01巻
著者:泉 一聞
掲載:別冊少年マガジン
2018年3月9日発売
時は十八世紀、場所はチベット――。標高4000メートル超の山間の村で、医者見習いとして家族と暮らす少年カン・シバ。
ある日、いつもの薬草採取を終え、村人のために薬を作るためにシバが帰宅すると、家には行商人とその娘のモシ・ラディが滞在していた。シバは彼女を嫁ぎ先に向かう途中なのだと考えるも、翌日に行商人たちが村を発ったにも関わらず、何故か一人で家に残っているラディの姿が。
実は、異国から嫁ぐためにやって来たラディは、他でもないカン・シバの花嫁だった・・・。
薬草オタクと異国の少女、花婿と花嫁の心温まる日常を紡いだ物語。
作者は泉 一聞 (いずみ いちもん)先生。
「中世」×「チベット」×「日常」のハートフル作品です。題材的には面白そうではありますけど、絶対に『乙嫁語り』と比べられちゃいますよね。ただ、この毒のないまったり感は心地よく、チベットの文化を日常生活から見る内容も興味深い。
チベットの山間にあるのどかな村を舞台とし、心優しい医者見習いの少年と、異国から嫁いできた花嫁との日常を、牧歌的に描いた作品。
主人公は薬草オタクの少年カン・シバ(13歳)。父親が医者をしており、彼自身も医者見習いとして、薬草採取や薬作りに精を出しています。村人たちには笑顔で穏やかに暮らして欲しいと望む心優しい性格。
そのシバのもとにやって来たのが、異国からの花嫁モシ・ラディ。当初は、彼女が嫁ぎ先に向かう途中だと勘違いしてたのですが、その結婚相手というのは他でもないカン・シバだったわけです。
雰囲気は、『乙嫁語り』をよりまったりさせて、キャラクターも可愛くした感じ。特にヒロインのラディがとても可愛い女の子なので、こんな花嫁と一緒になれるシバが激しく羨ましい。きっと、ニヤニヤさられてしまう仲睦まじい様子を見せ付けられるのでしょうね。
チベットの文化についてはよく知らない私からすると、彼等の新婚生活から、食や衣類や住居など、文化・風俗慣習を覗けるのは楽しみ。主人公が医者見習いということから、チベット医学についても描かれそうです。
作者先生は新人さんなのでしょうか?調べても出てこなかったので恐らくそうなのでしょうが、画力の高さは新人レベルじゃないです。背景や刺繍の描き込みが細かくて丁寧。温か味のある絵柄なのも作品の雰囲気にマッチしていますね。
ドキドキハラハラするような展開は皆無ですけど、心地よい空気感に浸ることができそう。これから、2人がどんな夫婦としての姿を見せてくれるのか、とても楽しみです。
試し読みはマガメガMAGAMEGAさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
このブログで紹介した作品や関連作品の新刊情報と、試し読みした作品の感想。
ソウナンですか? 第2巻 2017年3月6日発売
ソウナンですか?の過去記事
マイホームヒーロー 第3巻 2017年3月6日発売
マイホームヒーローの過去記事
>>小説付き 特装版
フラウ・ファウスト 第5巻 2017年3月7日発売
フラウ・ファウストの過去記事
ぐらんぶる 第10巻 2017年3月7日発売
ぐらんぶるの過去記事
将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル 第4巻 2017年3月9日発売
将国のアルタイルの過去記事
BUSTER DRESS 第4巻 2017年3月9日発売
BUSTER DRESSの過去記事
かつて神だった獣たちへ 第7巻 2017年3月9日発売
かつて神だった獣たちへの過去記事
>>難解ジグソーパズル付き特装版
転生したらスライムだった件 第7巻 2017年3月9日発売
転生したらスライムだった件〜魔物の国の歩き方〜 第3巻 2017年3月9日発売
転生したらスライムだった件の過去記事
間違った子を魔法少女にしてしまった 第3巻 2017年3月9日発売
間違った子を魔法少女にしてしまったの過去記事
宇宙戦艦ティラミス 第5巻 2017年3月9日発売
宇宙戦艦ティラミスの過去記事
少女終末旅行 第6巻(完) 2017年3月9日発売
少女終末旅行の過去記事
試し読みをして気になった作品もふたつ紹介します。
ロロッロ! 第01巻
著者:桜井のりお
掲載:週刊少年チャンピオン
2018年3月8日発売
お友達が欲しい中等部1年生の女の子・森繁ちとせ(もりしげ ちとせ)。初等部のときからずっとぼっちだったちとせをみかね、公安にマークされてる父は、6年の年月を掛けて少女型ロボット・炉端イチカ(ろばた いちか)を完成させた。
イチカは超高性能ハイパーロボットを自称するも、現実的なちとせを含め、誰からもロボットであることを信じてもらえない。ちとせに友達と認めてもらうため、積極的に交流をはかるも、見事なポンコツぶりを発揮するばかりで・・・。
ぼっちとポンコツの、ほろり、時々ボロリで織りなす、『ハートフル少女友情ロボコメディー』。
作者はアニメ化もされた『みつどもえ』で知られる女性漫画家・桜井のりお(さくらい のりお)先生。
『みつどもえ』がまだ連載中だった当時に、短期集中で全5話のみの掲載をれていた作品。週刊少年チャンピオン45号から本格連載スタートしました。
今回試し読みしたのは短期集中連載版ですので、感想もその内容になります。雑誌ほとんど読まないので本誌の内容はよく知りません。
相変わらずの丸っこい可愛いキャラデザに、前作よりもちょいエロさが増したドタバタコメディですね。ただ、バカなノリは引き継いでいながら、割とほろりときそうないい話もありました。
主人公は2人の女の子・・・1人と1体の方が正しいかな?
ひとりは、お友達を夢見るぼっちな12歳の女の子・森繁ちとせ(もりしげ ちとせ)。髪を両端で三つ編みに束ねてる女子中学生です。口数が少ない大人しい性格をしていて、年齢の割りに考え方は現実的。そして負けず嫌い。
そのような性格なのも、友達を作れないのも、少なからず父親が影響していることは間違いないでしょう。パパは公安からマークされており、いつもパンツ一丁にエプロンと鉄仮面というヤヴァげな出で立ち。
その父がぼっちなちとせを見かねて開発したのが、13歳という設定の少女型ロボットの炉端イチカ(ろばた いちか)。見た目は人間と何ら変わらないので、超高性能ロボットであることに偽りはないのだろうけど、はっきり言ってただのアホなポンコツ娘(ロボット)です。
作中では、そのちとせとイチカを中心に、変人しかいないサブキャラを交え、完成度の高いコントが繰り広げられていきます。ちとせから友達として認めてもらえない以前に、ロボットであることすら誰からも信じてもらえないへっぽこイチカ。周囲からは設定だと認知されてるロボネタを、コントにうまく生かしております。
ちとせ以外にまともな人物は只の一人もおらず、そこかしこで軽妙なボケとツッコミが発生。そして、油断してたところに、ちょっといい話を織り交ぜてほろりと・・・・きたところでしっかりオチも付けてきます。このぬかりのなさは見事。
のりお先生が生み出すキャラクターの可愛さは本作でも健在ですし、単純にドタバタ劇として普通に面白かったです。ちとせとイチカのやりとりも、ギャグとしての笑いだけでなく、お似合いコンビなので見ていてニヤニヤしてしまいました。これからどんなコントを、ポンコツぶりを、そして友情を見せてくれるのか、とても楽しみです。
試し読みはChampainタップ!さんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
テンジュの国 第01巻
著者:泉 一聞
掲載:別冊少年マガジン
2018年3月9日発売
時は十八世紀、場所はチベット――。標高4000メートル超の山間の村で、医者見習いとして家族と暮らす少年カン・シバ。
ある日、いつもの薬草採取を終え、村人のために薬を作るためにシバが帰宅すると、家には行商人とその娘のモシ・ラディが滞在していた。シバは彼女を嫁ぎ先に向かう途中なのだと考えるも、翌日に行商人たちが村を発ったにも関わらず、何故か一人で家に残っているラディの姿が。
実は、異国から嫁ぐためにやって来たラディは、他でもないカン・シバの花嫁だった・・・。
薬草オタクと異国の少女、花婿と花嫁の心温まる日常を紡いだ物語。
作者は泉 一聞 (いずみ いちもん)先生。
「中世」×「チベット」×「日常」のハートフル作品です。題材的には面白そうではありますけど、絶対に『乙嫁語り』と比べられちゃいますよね。ただ、この毒のないまったり感は心地よく、チベットの文化を日常生活から見る内容も興味深い。
チベットの山間にあるのどかな村を舞台とし、心優しい医者見習いの少年と、異国から嫁いできた花嫁との日常を、牧歌的に描いた作品。
主人公は薬草オタクの少年カン・シバ(13歳)。父親が医者をしており、彼自身も医者見習いとして、薬草採取や薬作りに精を出しています。村人たちには笑顔で穏やかに暮らして欲しいと望む心優しい性格。
そのシバのもとにやって来たのが、異国からの花嫁モシ・ラディ。当初は、彼女が嫁ぎ先に向かう途中だと勘違いしてたのですが、その結婚相手というのは他でもないカン・シバだったわけです。
雰囲気は、『乙嫁語り』をよりまったりさせて、キャラクターも可愛くした感じ。特にヒロインのラディがとても可愛い女の子なので、こんな花嫁と一緒になれるシバが激しく羨ましい。きっと、ニヤニヤさられてしまう仲睦まじい様子を見せ付けられるのでしょうね。
チベットの文化についてはよく知らない私からすると、彼等の新婚生活から、食や衣類や住居など、文化・風俗慣習を覗けるのは楽しみ。主人公が医者見習いということから、チベット医学についても描かれそうです。
作者先生は新人さんなのでしょうか?調べても出てこなかったので恐らくそうなのでしょうが、画力の高さは新人レベルじゃないです。背景や刺繍の描き込みが細かくて丁寧。温か味のある絵柄なのも作品の雰囲気にマッチしていますね。
ドキドキハラハラするような展開は皆無ですけど、心地よい空気感に浸ることができそう。これから、2人がどんな夫婦としての姿を見せてくれるのか、とても楽しみです。
試し読みはマガメガMAGAMEGAさんの公式サイトに掲載されています。(こちら)
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