2016年09月01日
漫画『セントールの悩み』1巻の感想とあらすじ
『セントールの悩み』1巻の感想。
セントールの悩み
著者:村山 慶
掲載:リュウコミックス
1巻発売日:2011年11月30日 既刊13巻
上半身が人間、下半身が馬の体をしている『人馬』の君原姫乃。背中には羽、尖った耳、尻尾が生えている『竜人』の獄楽希。角が2本生え、頭上に耳がついている『角人』の名楽羌子。他にも『翼人』『長耳人』など、この世界には様々な形態を持つ人々が共存しながら暮らしている。
そんな世界で、姫こと君原姫乃と友人たち女子高生3人組は、恋愛に悩み、学校行事を楽しみ、ファッションやダイエットなんかも気にしながら平凡な日常を送っている。
最近は人外モノといってもその種類は多岐に及び、今回紹介する『セントールの悩み』以外の作品と言えば、『モンスター娘のいる日常』『スピーシーズドメイン』辺りが有名ですね。
お色気強めのモン娘もコメディ色強めのスピーシーズドメインも、それぞれ独特な味わいがある面白い作品なので、私も楽しませてもらっています。本作はどちらとも違った特徴と面白味ある作品になっていて、登場する人外たちも多少異なってます。
登場人物は人馬(ケンタウロス)や竜人など全て亜人なので、私たちのような普通の人間は一切でてきませんでした。どのような進化を辿って今に至ったのかは分かりませんが、人種間での差別に対する罰は厳しく、形態の違いなどを侮辱すると思想矯正所(実質死刑)に送られる可能性があるようです。
厳しい法があるとはいえ、ストーリーはシリアスな展開はほとんどなく、現代風ファンタジーの世界観とキャラクターで楽しむ亜人たちのほのぼの日常系漫画になっています。
ありきたりな女子高生の日常生活の中に、それぞれの亜人たちの形態・生態を絡めているため、日常系とは言っても普通とは少し違った独特な雰囲気を持つ日常系作品に仕上がっています。
1巻に出てきたのは人馬、竜人、角人、翼人、あと作中の雑誌と映画、あとがきに南極人と呼ばれる蛇の姿をした亜人が登場しています。他にもまだいそうですね。1巻に全て出すとも思えないので、2巻以降さらに他の種族も出てきそうです。
キャラは皆可愛いくて好きですね。人馬の姫はふわふわした長い髪で、凛々しい姿をしてはいますが、性格は髪型と同じようにふわふわしている可愛い少女。精神年齢も若干低いため、なんかほうっておけない守ってあげたくなるお姫様みたいな子です。個人的には一番好きかも。
竜人の希は見た目も性格もボーイッシュな子。横に姫がいると、ただでさ小柄な体格が一層小さく見えます。結構美形です。メイドさんのコスプレ姿をしたときは普段とのギャップも起因して、破壊力抜群の可愛さを放っていました。
角人の羌子は冷静沈着、勉強得意で運動苦手という、簡単に言えば希と真逆な子です。2人の知らない多くの知識を持っています。糸目が可愛い。
キャラの可愛さだけでも十分見れる作品だと思いますけどそれだけでなく、この作品の面白さは凝りまくった世界観にあると思います。設定にもとずいた世界の歴史や人種の生態・特徴を細かく丁寧に描き、説得力あるひとつの世界が出来上がっています。社会構造、種族ごとの身体能力、服装、それにトイレの仕方まで描かれていて、この世界のことをもっと知りたいと思わせてくれる魅力がありますね。
1巻では人馬についての紹介が主だったので、2巻以降では竜人や角人のことも知りたいです。それと、南極人はどう見ても他の種族とは進化がだいぶ異なっているため、どんな特徴・歴史があるのかとても気になってます。
キャラが可愛く、絵柄も好み、なによりこのような作りこまれた世界観をした作品は大好きなのでとても気に入っています。大きな盛り上がりがある作品ではありませんが、作品世界に引き込まれてしまう魅力があります。
話は恋の悩みやファッションについて、身体的な悩みなど、思春期の女子なら誰でも抱きそうなありふれたものですけど、それを人外に置き換えることで普通であって普通ではない面白味を演出されていました。
1話の内容にはちょっと唖然とさせられてしまいましたが、人外好き、日常モノ好きの人なら楽しめると思います。既に13巻も出ている作品なのでゆっくり読み進めていこうと思います。
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セントールの悩み
著者:村山 慶
掲載:リュウコミックス
1巻発売日:2011年11月30日 既刊13巻
上半身が人間、下半身が馬の体をしている『人馬』の君原姫乃。背中には羽、尖った耳、尻尾が生えている『竜人』の獄楽希。角が2本生え、頭上に耳がついている『角人』の名楽羌子。他にも『翼人』『長耳人』など、この世界には様々な形態を持つ人々が共存しながら暮らしている。
そんな世界で、姫こと君原姫乃と友人たち女子高生3人組は、恋愛に悩み、学校行事を楽しみ、ファッションやダイエットなんかも気にしながら平凡な日常を送っている。
最近は人外モノといってもその種類は多岐に及び、今回紹介する『セントールの悩み』以外の作品と言えば、『モンスター娘のいる日常』『スピーシーズドメイン』辺りが有名ですね。
お色気強めのモン娘もコメディ色強めのスピーシーズドメインも、それぞれ独特な味わいがある面白い作品なので、私も楽しませてもらっています。本作はどちらとも違った特徴と面白味ある作品になっていて、登場する人外たちも多少異なってます。
登場人物は人馬(ケンタウロス)や竜人など全て亜人なので、私たちのような普通の人間は一切でてきませんでした。どのような進化を辿って今に至ったのかは分かりませんが、人種間での差別に対する罰は厳しく、形態の違いなどを侮辱すると思想矯正所(実質死刑)に送られる可能性があるようです。
厳しい法があるとはいえ、ストーリーはシリアスな展開はほとんどなく、現代風ファンタジーの世界観とキャラクターで楽しむ亜人たちのほのぼの日常系漫画になっています。
ありきたりな女子高生の日常生活の中に、それぞれの亜人たちの形態・生態を絡めているため、日常系とは言っても普通とは少し違った独特な雰囲気を持つ日常系作品に仕上がっています。
1巻に出てきたのは人馬、竜人、角人、翼人、あと作中の雑誌と映画、あとがきに南極人と呼ばれる蛇の姿をした亜人が登場しています。他にもまだいそうですね。1巻に全て出すとも思えないので、2巻以降さらに他の種族も出てきそうです。
キャラは皆可愛いくて好きですね。人馬の姫はふわふわした長い髪で、凛々しい姿をしてはいますが、性格は髪型と同じようにふわふわしている可愛い少女。精神年齢も若干低いため、なんかほうっておけない守ってあげたくなるお姫様みたいな子です。個人的には一番好きかも。
竜人の希は見た目も性格もボーイッシュな子。横に姫がいると、ただでさ小柄な体格が一層小さく見えます。結構美形です。メイドさんのコスプレ姿をしたときは普段とのギャップも起因して、破壊力抜群の可愛さを放っていました。
角人の羌子は冷静沈着、勉強得意で運動苦手という、簡単に言えば希と真逆な子です。2人の知らない多くの知識を持っています。糸目が可愛い。
キャラの可愛さだけでも十分見れる作品だと思いますけどそれだけでなく、この作品の面白さは凝りまくった世界観にあると思います。設定にもとずいた世界の歴史や人種の生態・特徴を細かく丁寧に描き、説得力あるひとつの世界が出来上がっています。社会構造、種族ごとの身体能力、服装、それにトイレの仕方まで描かれていて、この世界のことをもっと知りたいと思わせてくれる魅力がありますね。
1巻では人馬についての紹介が主だったので、2巻以降では竜人や角人のことも知りたいです。それと、南極人はどう見ても他の種族とは進化がだいぶ異なっているため、どんな特徴・歴史があるのかとても気になってます。
キャラが可愛く、絵柄も好み、なによりこのような作りこまれた世界観をした作品は大好きなのでとても気に入っています。大きな盛り上がりがある作品ではありませんが、作品世界に引き込まれてしまう魅力があります。
話は恋の悩みやファッションについて、身体的な悩みなど、思春期の女子なら誰でも抱きそうなありふれたものですけど、それを人外に置き換えることで普通であって普通ではない面白味を演出されていました。
1話の内容にはちょっと唖然とさせられてしまいましたが、人外好き、日常モノ好きの人なら楽しめると思います。既に13巻も出ている作品なのでゆっくり読み進めていこうと思います。
セントールの悩み 1 (リュウコミックス) 村山 慶 徳間書店 2011-11-30 売り上げランキング : 81007
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