2016年08月11日
漫画『ひゃくにちかん!!』1巻の感想とあらすじ
『ひゃくにちかん!!』1巻の感想。
ひゃくにちかん!!
著者:那多 ここね
掲載:ヤングジャンプコミックス
1巻発売日:2016年5月19日
両親が仕事で3ヶ月ほど海外に出張することから、しばらくはひとりで自由に過ごせると考えていた高校生の坂口秀人。しかし、家に帰宅した秀人が目にしたのは、母が旅立つ前に残した置手紙と、見ず知らずの幼い女の子がひとり。
母の手紙によると、両親の仕事仲間も一緒に海外へ出張することになったため、どうせならと娘のちほちゃんを坂口家で預かり、秀人が一緒に暮らして子守りをしろとのこと。
慣れない子供の世話に頭を抱える秀人。元気なちほちゃんの相手をすることに疲弊しながらも、問題山積みな約100日間の共同生活を始めたのだった。
男子高校生と幼稚園児の少女との約100日間のドタバタな共同生活を描いた物語です。親が友人同士とはいえ本人には1度も会ったこともない相手、しかも高校生に娘を預けるという設定は普通に考えたらありえないんですが、そこは漫画ということで軽くスルーさせていただきます。
癒しのハートフル系ですね。大まかな内容はあらすじや雰囲気から予想できるものではあったのですが、分かってはいてもちほちゃんの愛らしさにはついつい和んでしまい、秀人のがんばってる姿も微笑ましくて良かったですね。『よつばと』や『flat』が好きな人なら楽しめると思います。
「低体温イマドキボーイ」と「半重力ツインテールガール」。
坂口秀人は気力・気合といった類のものはほとんどなく、何に対しても熱くなれない冷めた反応ばかりの今どき男子。人付き合いもあまり好きではないようです。
ただ、ちほちゃんとの共同生活を始めてからは、少しずつではありますけど心境の変化を伺えます。普段クールで冷め気味な彼も、ちほちゃんが絡むと顔を綻ばせ、感情も豊かになりますね。
ちほちゃんは秀人とは真逆な性格で、いろいろなことに目を輝かせて興味を抱き、いつも明るく元気いっぱいな女の子です。年相応に無邪気で甘えん坊。その時々の気分によってツインテールの動きが変わるようで、特に喜んでるときはぴょこぴょこ動いて可愛い。
正反対な性格をした2人のふれ合いは和み効果抜群。人付き合いが苦手な秀人にとって幼稚園児の女の子の相手をするというのはハードル高くて同情もしますが、終始ちほちゃんペースで振り回される秀人が微笑ましくてクスっとしてしまいました。
なんだかんだでしっかりちほちゃんの面倒見ていますし、その中で秀人のいろいろな表情を見れたのはよかったです。ちほちゃんのコロコロ変わる愛らしい表情にも癒されますけど、秀人の隠しきれない感情がこぼれてる表情も和めますね。男子高校生を見て和んでる自分はどうなんだろ・・・とも思いましたけど。
定番なストーリーで新鮮味は薄目ではありますけど面白かったです。秀人の子守りをがんばる姿、ちほちゃんの無邪気な行動や表情には癒してもらえます。子供というのは何をしでかすか予想し辛いですし、純粋ゆえに結構無慈悲なところもありますから、実際世話をするとなったらとんでもなく大変なことでしょうけど、見てるぶんには面白いですね。
秀人とちほちゃん以外の登場人物も面白い子たちが揃ってます。金髪に染めている秀人の友人・青木はなにげに子供の扱いが上手ていい奴、お隣の浩二と栞もなかなか愉快な兄妹です。ちほちゃんの友人たちは、ツンデレかなちゃん、ほんわかしたこむぎちゃん、クールなさくらちゃんなど個性豊かで可愛いです。
てるてるぼうずの妖精は反則ですよね。しかもとどめにうさぎまで・・・。この作品はあちらこちらにカワイイが溢れていますね。
癒されました。私の淀んだ心も洗い流していただけました。ひゃくにちかんという期限付きの生活を描いた作品、次巻も楽しみです。よければ秀人とちほちゃんの賑やかな生活で癒されてみてください。
【楽天】ひゃくにちかん!!(1) [ 那多ここね ]
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↑ここで立ち読みもできます
ひゃくにちかん!!
著者:那多 ここね
掲載:ヤングジャンプコミックス
1巻発売日:2016年5月19日
両親が仕事で3ヶ月ほど海外に出張することから、しばらくはひとりで自由に過ごせると考えていた高校生の坂口秀人。しかし、家に帰宅した秀人が目にしたのは、母が旅立つ前に残した置手紙と、見ず知らずの幼い女の子がひとり。
母の手紙によると、両親の仕事仲間も一緒に海外へ出張することになったため、どうせならと娘のちほちゃんを坂口家で預かり、秀人が一緒に暮らして子守りをしろとのこと。
慣れない子供の世話に頭を抱える秀人。元気なちほちゃんの相手をすることに疲弊しながらも、問題山積みな約100日間の共同生活を始めたのだった。
男子高校生と幼稚園児の少女との約100日間のドタバタな共同生活を描いた物語です。親が友人同士とはいえ本人には1度も会ったこともない相手、しかも高校生に娘を預けるという設定は普通に考えたらありえないんですが、そこは漫画ということで軽くスルーさせていただきます。
癒しのハートフル系ですね。大まかな内容はあらすじや雰囲気から予想できるものではあったのですが、分かってはいてもちほちゃんの愛らしさにはついつい和んでしまい、秀人のがんばってる姿も微笑ましくて良かったですね。『よつばと』や『flat』が好きな人なら楽しめると思います。
「低体温イマドキボーイ」と「半重力ツインテールガール」。
坂口秀人は気力・気合といった類のものはほとんどなく、何に対しても熱くなれない冷めた反応ばかりの今どき男子。人付き合いもあまり好きではないようです。
ただ、ちほちゃんとの共同生活を始めてからは、少しずつではありますけど心境の変化を伺えます。普段クールで冷め気味な彼も、ちほちゃんが絡むと顔を綻ばせ、感情も豊かになりますね。
ちほちゃんは秀人とは真逆な性格で、いろいろなことに目を輝かせて興味を抱き、いつも明るく元気いっぱいな女の子です。年相応に無邪気で甘えん坊。その時々の気分によってツインテールの動きが変わるようで、特に喜んでるときはぴょこぴょこ動いて可愛い。
正反対な性格をした2人のふれ合いは和み効果抜群。人付き合いが苦手な秀人にとって幼稚園児の女の子の相手をするというのはハードル高くて同情もしますが、終始ちほちゃんペースで振り回される秀人が微笑ましくてクスっとしてしまいました。
なんだかんだでしっかりちほちゃんの面倒見ていますし、その中で秀人のいろいろな表情を見れたのはよかったです。ちほちゃんのコロコロ変わる愛らしい表情にも癒されますけど、秀人の隠しきれない感情がこぼれてる表情も和めますね。男子高校生を見て和んでる自分はどうなんだろ・・・とも思いましたけど。
定番なストーリーで新鮮味は薄目ではありますけど面白かったです。秀人の子守りをがんばる姿、ちほちゃんの無邪気な行動や表情には癒してもらえます。子供というのは何をしでかすか予想し辛いですし、純粋ゆえに結構無慈悲なところもありますから、実際世話をするとなったらとんでもなく大変なことでしょうけど、見てるぶんには面白いですね。
秀人とちほちゃん以外の登場人物も面白い子たちが揃ってます。金髪に染めている秀人の友人・青木はなにげに子供の扱いが上手ていい奴、お隣の浩二と栞もなかなか愉快な兄妹です。ちほちゃんの友人たちは、ツンデレかなちゃん、ほんわかしたこむぎちゃん、クールなさくらちゃんなど個性豊かで可愛いです。
てるてるぼうずの妖精は反則ですよね。しかもとどめにうさぎまで・・・。この作品はあちらこちらにカワイイが溢れていますね。
癒されました。私の淀んだ心も洗い流していただけました。ひゃくにちかんという期限付きの生活を描いた作品、次巻も楽しみです。よければ秀人とちほちゃんの賑やかな生活で癒されてみてください。
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