2016年08月10日
【ワカコ酒】マンガ 感想&あらすじ 女性が1人、「ぷしゅー」と料理やお酒を楽しむだけの話
月刊コミックゼノン。2011年から連載中。既刊8巻
著者:新久千映
男ばかりの居酒屋、美味しい料理を肴に、お酒を嗜む女性客がひとり。26歳のOL女性・村崎ワカコ。
1日の仕事が終われば今夜のお酒と料理を求め、偶然見つけた初めてのお店でも、躊躇することなく女性1人で暖簾をくぐる。
良いことがあった日も、悪いことがあった日も、お酒と美味しい料理さえあれば、そこは「ぷしゅ〜」と至福の時間。
酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう女1人酒・・・。
・村崎ワカコ
主人公。26歳。仕事は人並みにこなす、どこにでもいるいたって普通のOL。1人飲みをささやかな楽しみにしている女飲兵衛。美味しい料理を食べ、その後にお酒をくいっと飲むと、至福の表情で「ぷしゅー」という変な息を吐きます。基本自分のペースで1人お酒を嗜むのが好きですが、たまに親しくなった店員さんと会話することもあります。作者曰く、ワカコのモデルは自分自身とのことです。
・三村
みぃさん。ワカコの同僚。明るい性格をしており、1人飲みが好きなワカコとは違い、社交性があり皆で楽しく食事をする方が好きみたいです。ワカコにお店を紹介してくれることもあります。マイペースな性格で友人の集まりには毎度遅刻してるようです。
・ヒロキ
ワカコの彼氏。登場人物といってもワカコのモノローグぐらいに出てくるぐらいです。酒の楽しみ方がワカコとは異なるため、あまり一緒には飲まないようです。全体の姿はたぶん出てきていません。
酒飲みの舌を持つ飲兵衛な女性が、いろいろな店で美味しい料理を食べ、その料理に合ったお酒を嗜みながら1人至福の一時に浸かる話です。
2015年にはアニメ化、さらにドラマ化もされた人気漫画ですね。私は漫画はもちろん、アニメとドラマも視聴済です。1話10ページもないショートエピソードで構成されているので読みやすい作品。
ワカコは美味しい料理やお酒を嗜むと、「ぷしゅー」と息を吐くところが特徴ですね。疲れた後に1杯目のビールを飲んだときに出るアレと同じようなものだと思いますけど、料理食べた後にもたまに出てるので少し違うのかもしれません。このグルメ漫画での美味しさを伝える1つの表現方法になってます。
だいたいどのエピソードでも、1人で入店→料理食べる→お酒飲む→「ぷしゅー」の流れです。
たまに「ぷしゅーしゅ」とかちょっと変化をつけたりと、いろいろなバリエーションが用意されていて、それが面白くもあり可愛くも見えるところ。とても幸せそうな表情を浮かべるので、出てくる料理は食べたい気持ちにさせられ、それを肴にお酒も飲みたくなりますね。
ワカコのデフォルメされたキャラデザインに反して、料理やお酒、器類などはとても丁寧な作画で描かれてました。ワカコはカワイイけどちょっとヘンテコなキャラデザをしてまして、作者自身の似顔絵が元になっているとのこと。
料理は凝った作画で描いているので美味しそう。肉汁の滴る描写、焼き魚のパリッと剥がれる皮とその中のほくほくの身、油で「ジュワッ」と揚げて「サクッ」と食べる揚げ物、香りが漂ってきそうな湯気の感じもうまく描写されているので、見てるとお腹が鳴ってしまうかもしれません。
お酒がそれほど好きではない人でも十分楽しめる内容になっていたと思います。私自身あまりアルコールに強くはなく、騒がしい居酒屋もちょっとだけ苦手意識持っていますが、ワカコを見てると飲みに行きたい衝動に駆られてしまいます。1人で居酒屋に行って料理とそれにあったお酒をチョイスし、ワカコみたいにまったりゆったり飲むのも良さそうだなと思わせてくれました。
シリアス展開はないので気楽に読めるのはいいですね。ワカコ独自のこだわりを語り出すことはたまにありますが、うんちくを延々と語る類のグルメ漫画ではなく、料理やお酒に関連したドラマチックな展開が起こるわけでもありません。上記にも書いてあるように、ただ食べて、飲んで、「ぷしゅー」を繰り返しながら、軽めの料理やお酒の感想を心の中でつぶやくだけの漫画です。何か深く考えさせられるテーマがあるわけではないので、単純に料理とお酒とワカコを楽しむことができる内容になっています。
他のグルメ漫画とはちょっと趣きの違う独特な面白さがありましたね。ワカコが他にはいない良い味を出してるキャラクターでした。飲兵衛だけど豪快な女性というわけではなく、肌の質や口臭を気にするあたりは普通の女性。彼氏や友人など、一緒に飲める相手はいるけど毎度1人で静かに楽しんでいるワカコさん。
さらっと読め、、食欲もそそられる内容になっているので、何かをつまみながら読むのもいいかもしれません。もちろん、お酒を嗜みながらでも。
漫画、アニメ、ドラマ、いろいろな楽しみ方がある作品。アニメは1話3分というお手軽感がこの作品らしいですね。ドラマは正直「どうなんだろ?」と多少不安に思っていたんですが、意外と面白かったです。興味があったらぜひ読んでみてください。
著者:新久千映
あらすじ・概要
男ばかりの居酒屋、美味しい料理を肴に、お酒を嗜む女性客がひとり。26歳のOL女性・村崎ワカコ。
1日の仕事が終われば今夜のお酒と料理を求め、偶然見つけた初めてのお店でも、躊躇することなく女性1人で暖簾をくぐる。
良いことがあった日も、悪いことがあった日も、お酒と美味しい料理さえあれば、そこは「ぷしゅ〜」と至福の時間。
酒飲みの舌を持って生まれたがゆえに、今宵も居場所を求めてさすらう女1人酒・・・。
登場人物
・村崎ワカコ
主人公。26歳。仕事は人並みにこなす、どこにでもいるいたって普通のOL。1人飲みをささやかな楽しみにしている女飲兵衛。美味しい料理を食べ、その後にお酒をくいっと飲むと、至福の表情で「ぷしゅー」という変な息を吐きます。基本自分のペースで1人お酒を嗜むのが好きですが、たまに親しくなった店員さんと会話することもあります。作者曰く、ワカコのモデルは自分自身とのことです。
・三村
みぃさん。ワカコの同僚。明るい性格をしており、1人飲みが好きなワカコとは違い、社交性があり皆で楽しく食事をする方が好きみたいです。ワカコにお店を紹介してくれることもあります。マイペースな性格で友人の集まりには毎度遅刻してるようです。
・ヒロキ
ワカコの彼氏。登場人物といってもワカコのモノローグぐらいに出てくるぐらいです。酒の楽しみ方がワカコとは異なるため、あまり一緒には飲まないようです。全体の姿はたぶん出てきていません。
感想
酒飲みの舌を持つ飲兵衛な女性が、いろいろな店で美味しい料理を食べ、その料理に合ったお酒を嗜みながら1人至福の一時に浸かる話です。
2015年にはアニメ化、さらにドラマ化もされた人気漫画ですね。私は漫画はもちろん、アニメとドラマも視聴済です。1話10ページもないショートエピソードで構成されているので読みやすい作品。
ワカコは美味しい料理やお酒を嗜むと、「ぷしゅー」と息を吐くところが特徴ですね。疲れた後に1杯目のビールを飲んだときに出るアレと同じようなものだと思いますけど、料理食べた後にもたまに出てるので少し違うのかもしれません。このグルメ漫画での美味しさを伝える1つの表現方法になってます。
だいたいどのエピソードでも、1人で入店→料理食べる→お酒飲む→「ぷしゅー」の流れです。
たまに「ぷしゅーしゅ」とかちょっと変化をつけたりと、いろいろなバリエーションが用意されていて、それが面白くもあり可愛くも見えるところ。とても幸せそうな表情を浮かべるので、出てくる料理は食べたい気持ちにさせられ、それを肴にお酒も飲みたくなりますね。
ワカコのデフォルメされたキャラデザインに反して、料理やお酒、器類などはとても丁寧な作画で描かれてました。ワカコはカワイイけどちょっとヘンテコなキャラデザをしてまして、作者自身の似顔絵が元になっているとのこと。
料理は凝った作画で描いているので美味しそう。肉汁の滴る描写、焼き魚のパリッと剥がれる皮とその中のほくほくの身、油で「ジュワッ」と揚げて「サクッ」と食べる揚げ物、香りが漂ってきそうな湯気の感じもうまく描写されているので、見てるとお腹が鳴ってしまうかもしれません。
お酒がそれほど好きではない人でも十分楽しめる内容になっていたと思います。私自身あまりアルコールに強くはなく、騒がしい居酒屋もちょっとだけ苦手意識持っていますが、ワカコを見てると飲みに行きたい衝動に駆られてしまいます。1人で居酒屋に行って料理とそれにあったお酒をチョイスし、ワカコみたいにまったりゆったり飲むのも良さそうだなと思わせてくれました。
シリアス展開はないので気楽に読めるのはいいですね。ワカコ独自のこだわりを語り出すことはたまにありますが、うんちくを延々と語る類のグルメ漫画ではなく、料理やお酒に関連したドラマチックな展開が起こるわけでもありません。上記にも書いてあるように、ただ食べて、飲んで、「ぷしゅー」を繰り返しながら、軽めの料理やお酒の感想を心の中でつぶやくだけの漫画です。何か深く考えさせられるテーマがあるわけではないので、単純に料理とお酒とワカコを楽しむことができる内容になっています。
他のグルメ漫画とはちょっと趣きの違う独特な面白さがありましたね。ワカコが他にはいない良い味を出してるキャラクターでした。飲兵衛だけど豪快な女性というわけではなく、肌の質や口臭を気にするあたりは普通の女性。彼氏や友人など、一緒に飲める相手はいるけど毎度1人で静かに楽しんでいるワカコさん。
さらっと読め、、食欲もそそられる内容になっているので、何かをつまみながら読むのもいいかもしれません。もちろん、お酒を嗜みながらでも。
漫画、アニメ、ドラマ、いろいろな楽しみ方がある作品。アニメは1話3分というお手軽感がこの作品らしいですね。ドラマは正直「どうなんだろ?」と多少不安に思っていたんですが、意外と面白かったです。興味があったらぜひ読んでみてください。
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