2011年04月18日
ジャングル大帝
2009年にフジテレビの開局50周年記念および
手塚治虫生誕80周年を記念して制作・放映された作品です。
本放送当時は、娘がまだまだ赤ん坊だったので
そのままDVDに保存していたモノを、
最近お気に入って見てくれるようになりました。
撮っておいた甲斐がありました
実は原作を読んだことがなくて、
手塚先生の原作がどのようなストーリーだったのかも
知らないのですが、この作品が大幅にアレンジ、
というより作られているのはなんとなく伝わります。
舞台設定にリアリティがないお話で
全然ジャングルじゃないじゃん、って感じでした。
ハラハラドキドキの娯楽性の高いストーリーを
目指したのかもしれませんが
おそらく手塚先生の作品にあったであろう
大自然、というテーマが、
ほとんど感じられなくなってしまっているのが
マイナスポイントですね。
さらに、個人的に気になるのは、主要キャストに
声優ではなく有名俳優・女優を起用している点。
最近のジブリ作品でも使われる手法なのですが、
私としてはなぜ声だけの演技が下手な俳優さんを
起用するのか、といつも疑問に思います。
本作では、時任三郎さん、松嶋菜々子さんが
レオの両親を演じています。
が、どうにもキャラになりきれていない。
台本を持って自分のパートを読む
時任さん、松嶋さんの映像しかイメージできない
(ジブリ作品でも、『ハウル』の台本を読むキムタクとか、
『千と千尋』の台本を読む菅原文太さんとか、
役者イメージが先行してしまうのです)。
その一方で、声だけの演技力に
驚かされたTVタレントさんもいます。
それが、以前『熱中時代』の記事で、
ちらっとその旨を書いた船越英一郎さん。
普段の声と声色が違っていて、
エンディングのキャストを見るまで
船越さんだとは気がつきませんでした。
ちゃんと演じるキャラにマッチした声や演技で、
専任の声優さん顔負けなのです。
子供は何度も繰り返して見るので、
私も複数回視聴していますが、
何度見ても"特別出演"という枠を感じさせません。
たたき上げの実力派、っていうんですかね。
バラエティ番組でのコミカルなオジサンの
イメージの方が強かったので、
とても驚かされました。
手塚治虫生誕80周年を記念して制作・放映された作品です。
本放送当時は、娘がまだまだ赤ん坊だったので
そのままDVDに保存していたモノを、
最近お気に入って見てくれるようになりました。
撮っておいた甲斐がありました
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実は原作を読んだことがなくて、
手塚先生の原作がどのようなストーリーだったのかも
知らないのですが、この作品が大幅にアレンジ、
というより作られているのはなんとなく伝わります。
舞台設定にリアリティがないお話で
全然ジャングルじゃないじゃん、って感じでした。
ハラハラドキドキの娯楽性の高いストーリーを
目指したのかもしれませんが
おそらく手塚先生の作品にあったであろう
大自然、というテーマが、
ほとんど感じられなくなってしまっているのが
マイナスポイントですね。
さらに、個人的に気になるのは、主要キャストに
声優ではなく有名俳優・女優を起用している点。
最近のジブリ作品でも使われる手法なのですが、
私としてはなぜ声だけの演技が下手な俳優さんを
起用するのか、といつも疑問に思います。
本作では、時任三郎さん、松嶋菜々子さんが
レオの両親を演じています。
が、どうにもキャラになりきれていない。
台本を持って自分のパートを読む
時任さん、松嶋さんの映像しかイメージできない
(ジブリ作品でも、『ハウル』の台本を読むキムタクとか、
『千と千尋』の台本を読む菅原文太さんとか、
役者イメージが先行してしまうのです)。
その一方で、声だけの演技力に
驚かされたTVタレントさんもいます。
それが、以前『熱中時代』の記事で、
ちらっとその旨を書いた船越英一郎さん。
普段の声と声色が違っていて、
エンディングのキャストを見るまで
船越さんだとは気がつきませんでした。
ちゃんと演じるキャラにマッチした声や演技で、
専任の声優さん顔負けなのです。
子供は何度も繰り返して見るので、
私も複数回視聴していますが、
何度見ても"特別出演"という枠を感じさせません。
たたき上げの実力派、っていうんですかね。
バラエティ番組でのコミカルなオジサンの
イメージの方が強かったので、
とても驚かされました。