タグ / 南無阿弥陀仏
記事
なぜ親鸞聖人は厳しいのか [2017/10/15 12:01]
親鸞聖人はお優しい方か、厳しいお方か。 この両面が際立っておられる場面が歎異抄第2章。 親鸞聖人の厳しい姿と優しい姿がある。 「面々のおん計らいなり」 障子をピシャッと閉められる。 しかし、その心は 「みなみな信心決定あれかし」 という底知れぬ優しさがあります。 厳しさと優しさは南無阿弥陀仏を全領して、信心獲得された、 その信心から出るもの。 智慧と慈悲に生かされる。 厳しさは智慧から来る。 仏智を体得して..
19願から20願 [2017/09/20 13:00]
18願は真実、19願20願は方便です。 19願にどういうことを誓われているか。 設我得仏十方衆生 発菩提心修諸功徳 至心発願欲生我国 臨寿終時仮令不与 大衆囲繞現其人前者 不取正覚 ではどんな意味か。 設我得仏 私が仏になりましたならば、ということ。 阿弥陀仏はもう仏になられているので問題はありません。 十方衆生 お約束の相手です。 衆生摂生の3願ともいわれますように、 十方衆生を相手に願を建てておられます。 この19願を、修諸功徳..
仏教の究極の目的 [2017/09/04 12:00]
教行信証総序のお言葉。 噫、弘誓の強縁は多生にもあいがたく真実の浄信は億劫にも獲がたし 親鸞聖人はそういうことを法然上人から聞かせていただいたぞそ言われている。 長い間、迷わせてきた苦悩の根源がぶち破られた。 生きているこの世で他力の信心がいただける。 人生の目的ではなくて多生の目的。 なんととてつもない喜びがおきることか。 人間によくぞうまれてきたものぞ、よく仏法がきけたものぞと、 教行信証は親鸞聖人の喜びからはじまる。 この親鸞聖人の教えをそっくり..
どうして阿弥陀仏は南無阿弥陀仏の名号をつくられたのか [2017/08/25 12:00]
どうして阿弥陀仏は南無阿弥陀仏の名号をつくられたのか? 親鸞聖人は教行信証に仏意はかりがたしと言われている。 阿弥陀仏の御心は我々凡夫で計り知れない。想像ができない。 しかし阿弥陀仏がどのような業労でこの名号を完成してくださったのか 考えてみるとと仰られて 「一切の群生海、無始より已来、乃至今日・今時に至るまで、 穢悪汚染にして清浄の心無く、虚仮諂偽にして真実の心無し」 一切の人は善人はひとりもいないから。 丸太棒にすがってはうらぎ..
阿弥陀仏に救われて知らされた調熟の光明 [2017/08/19 12:00]
調熟の光明とは、 調はととのえる、阿弥陀仏が少しも聞く気のない私達の心を整える。 そして熟させる。 少しも聞く気のない人の心をととのえて聞かせる。 これを調熟の光明という。 荒れ果てた心を整地して仏様の種をまいてくださる。 すべて阿弥陀仏の働き。 少しも聞く気のない人に聞かせんとする、 これを大慈悲心、略して大悲という。 今までは知らなかったけれど、阿弥陀仏に救われて知らされた。 助ける弥陀が手を下げて、任せてくれよの仰せとは。 ..
どのように絶対の幸福まで出すか [2017/08/18 12:00]
阿弥陀仏の本心誓われている18願はどういうお約束か。 本当の幸せにしてみせる。 信楽の身にしてみせる。 人間に生まれてきてよかった。生命の歓喜。 ところが、十方衆生は、こんな世界なんてしるよしもないい。 十方衆生はどういうところにいるか。 三界というところにいる。 欲界、色界、無色界。 すべての人はこういうものを手にいれたいと思って生きている。 五欲のみで生きている世界。 60億の全人類のうち、ほとんどこれといってよい。 おいしいものを..
3通りの念仏 [2017/07/30 12:00]
仏教では、念仏を称えさえすれば救われるのではない。 念仏には、称え心によって3種類ある。 万行随一の念仏・万行超過の念仏、 そして自然法爾の念仏。 万行随一の念仏から、 万行超過の念仏、そして 自然法爾の念仏へ入る。 それが三願転入の御文を見ると判る。 ここを以って、愚禿釈の鸞、論主の解義を仰ぎ、宗師の勧化によりて、 久しく万行諸善の仮門を出でて、ながく双樹林下の往生を離れ、 善本徳本の真門に回入して、偏に難思往生の心をおこし..
岐阜県の火事で大きな阿弥陀如来が空に登って行かれた [2017/07/29 12:00]
南無阿弥陀仏を浄土他流の人みたいに、ただの字じゃないかなんて思ったら大変。 そういう心得違いをしている人に、 蓮如上人はそうではないぞと仰有っています。 法敬坊、蓮如上人へ申され候、 「あそばされ候御名号、焼け申し候が、六体の仏になり申し候。不思議なる事」 と申され候えば、蓮如上人、其の時仰せられ候、 「それは不思議にてもなきなり、仏の仏に御成り候は、 不思議にてもなく候。悪凡夫の弥陀をたのむ一念にて仏になるこそ不思議よ」 と仰せられ候なり。(御一代記聞書78..
真実の宝 [2017/07/28 12:01]
蓮如上人のお言葉。真実の宝を教えられています。 「弥陀をたのめば南無阿弥陀仏の主になるなり。南無阿弥陀仏の主にな るというは、信心を獲ることなり」と云々。又「当流の真実の宝という は南無阿弥陀仏、是れ一念の信心なり」と云々。 (御一代記聞書239) 阿弥陀仏を信ずれば、南無阿弥陀仏が自分のものになると。 よく部屋に何かあったとき、これの持ち主は誰だと言うね。 主は誰だと。こういう言い方をしますね。 南無阿弥陀仏の主になるとは、南無阿弥陀仏の..
南無阿弥陀仏が火事で燃えたら6体の仏になった件! [2017/07/26 12:00]
法敬坊、蓮如上人へ申され候、 『あそばされ候御名号、焼け申し候が、六体の仏になり申し候。不思議なる事』 と申され候へば、前々住上人、其の時仰せられ候、 『それは不思議にてもなきなり、仏の仏に御成り候は不思議にて もなく候。悪凡夫の弥陀をたのむ一念にて仏になるこそ不思議よ』 と仰せられ候なり。 (御一代記聞書78番) 法敬坊とは蓮如上人の御弟子さんです。 その法敬坊が蓮如上人にこういった。 『あそばされ候御名号、焼け申し候が、六体の仏になり..
信心獲得とはいかなることか? [2017/07/25 18:00]
信心決定、信心獲得とは如何なる事か。 信を獲れと言われる、 信を獲るとはどういうことなのか。 このことについて蓮如上人が御文章の中で教えておられます。 信心獲得章。五帖目の第五通。 信心獲得すというは、第十八の願を心得るなり。 この願を心得るというは、南無阿弥陀仏のすがたを心得るなり。 非常に明解に蓮如上人が信心獲得とはこういうことだと私達に教えていられる。 第十八の願を心得ると。 阿弥陀仏は、四十八の願を建..
三願転入 [2017/07/13 18:00]
親鸞聖人自身が三願転入の道を通って18願へ出た、 と告白されている三願転入のお言葉 ここを以って、愚禿釈の鸞、論主の解義を仰ぎ、宗師の勧化によりて、久し く万行諸善の仮門を出でて、ながく双樹林下の往生を離れ、善本徳本の真門 に回入して、偏に難思往生の心をおこしき。然るに今特に方便の真門を出で て、選択の願海に転入し、速に難思往生の心を離れて、難思義往生をとげん と欲す。果遂の誓、良に由あるかな。 &nb..
ありがとう いろは歌 おつとめ お勤め お盆 お経 さとり どう生きる どう生きるか なんのために生きる なんのために生きるのか ひとりぼっち キリスト教 ジャネーの法則 スピリチュアル・ペイン タブー テーラワーダ仏教 バスケ ブッダ マイケル・ジョーダン ミッドライフクライシス メメントモリ メメント・モリ 一休 一向宗 一大事 七高僧 三悪道 三業惑乱 三法印 三途の川 不安 五欲 五逆 人生 仏のさとり 仏像 仏教 仏教学 仏教講座 他力 他力の信心 他力信心 他力本願 会者定離 何のために生きるのか 信じる 信心 信心決定 信心獲得 修行 働く意味 働く目的 僧侶 儚い 先祖供養 光陰矢の如し 六曜 六道 六道輪廻 出家 努力 勉強の意味 南無阿弥陀仏 占い 原因と結果の法則 名号 君たちはどう生きるか 呪い 哲学 唯我独尊 善 善知識 善鸞 嘘 四聖諦 四苦八苦 因果応報 因縁 地獄 墓 夢 大乗仏教 大原問答 大無量寿経 天上天下唯我独尊 天上界 天台宗 娑婆 嫌われる勇気 孤独 宗教 寂しい 寂しさ 寺 尊属殺人 小乗仏教 小林一茶 尺取り虫 布施 幸せ 幸福 弁円 引きこもり 引き寄せの法則 弘法大師 弥勒 往生 往生要集 後悔 後生 後生の一大事 御文 御文章 御正忌 御臨末の御書 徳川家康 心の山 心の闇 忍耐 念仏 怒り 恩徳讃 悟り 悪 悪人正機 悪口 愚痴 愛別離苦 慈悲 懺悔 教行信証 方便 日蓮宗 旦那 智慧 曇鸞 有無同然 有難う 本願 本願寺 業 極楽 欲 欲望 欲目 歎異抄 正信偈 正見 歴史 死 死ぬのが怖い 死の恐怖 死んだらどうなる 死後 死後の世界 殺生 殺生罪 汝自身を知れ 法事 法然 法華経 泥棒 泳げたいやきくん 浄土宗 浄土真宗 浜崎あゆみ 源信 源信僧都 無常 無間地獄 煩悩 煩悩即菩提 生きがい 生きる意味 生きる目的 生き方 生まれ変わり 生死一如 畜生 白骨の御文 白骨の章 真理 真言宗 祇園精舎 神 神道 禅宗 科学 科学と仏教 結婚 結婚式 維摩経 羅漢 聖人一流章 聴聞 自分 自分探し 自惚れ 自業自得 自殺 般若心経 色即是空 芥川龍之介 苦しい 苦しみ 菩提 菩提心 葬儀 葬式 蓮如 虚しい 虚無感 西洋哲学 親の大恩 親孝行 親殺し 親鸞 解脱 諸法無我 諸行無常 踊る大捜査線 輪廻 輪廻転生 迷信 運命 道元 遺教経 遺言 邯鄲の夢 酔生夢死 阪神大震災 阿弥陀仏 阿弥陀仏の本願 阿弥陀如来 阿弥陀如来の本願 阿頼耶識 顕正