アフィリエイト広告を利用しています
プロフィール
陽葵さんの画像
陽葵
陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
プロフィール
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
記事ランキング
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ

2022年04月25日

五欲とは?仏教に説かれる代表的な欲の心を分かりやすく解説

仏教で代表的な欲を五欲と教えられている。
以下の5つ。

○食欲
○財欲
○色欲
○名誉欲
○睡眠欲

お釈迦さま凄いですね。
貪欲を五つに分けて教えられた。
私たち人間が考えていることは、この五つしかない。

まず朝起きたら食べること、飲むこと。
これ食べる楽しみ。
五欲は五つの楽しみと言っても良いです。

食べる楽しみ。

財欲。
一円でも欲しい。
貯金通帳を見てニコニコする。
ためる楽しみと言われます。

色欲、男女の楽しみ。
これは若いときはこれに悩ませる。
だからお釈迦さまもこれについて特に説かれている。
仏弟子達は若い人が多かったですから。

私たちの求道を悩ませる。
必ずと言ってもいい。
だから親鸞聖人も悩まれた。
色欲との闘い。
これで仏法が真剣に聞けない。

こういう人がある。
私これが邪魔で仏法を聞けないから色欲を断ち切ってしまいたい。
そういうことできるのか。

去勢。
ある人が、私は去勢すればもっともっと真剣に聞けますと言った人がある。
そんなことをしたら、腑抜けになる。

聴聞でもボーっとする。
私たちは欲の塊ですが、信前であっても煩悩即菩提といかせばいい。

煩悩を、名利をいかす。
仏法を五欲に生かせば信前でも菩提となる。
これは大事。


仏教を聞きに行くと理想のタイプの女性がいる。
他の人は嫌だけどあの子と会えるからいくという人もある。
それでも良いです。
それがないと来れないから。
お釈迦さまが、そうやってお弟子を導かれたこともある。

そして仏教を聞けば必ず目的が正される。
大事なこともある。
自分が順境の時は闘ったらいいです。
逆境の時。
やっとやっとの状態は煩悩を利用すればいいです。

欲のためならば命を懸けられるんです人間は。
特攻隊もそうです。
名誉欲ひとつです。
大学生もそうだと思います。
『あなたどこの大学?え、そんなすごい大学!?』
その驚く顔を見たいから受験勉強をがんばったという人もいます。

私もそうでした。

親鸞聖人は色欲と戦われました。
しかし女性を追いかけて、山を下りてはおられません。
闘って進んでおられるから。

光を放つ存在になりなさい。
誘蛾灯になりなさい。

誘蛾灯とは虫を集める光。
誘蛾灯が虫を追っかけない。
追っかけたら駄目。
向こうがよってくる。
そうでなければならない。

光を放つ。
男性なら男を磨く。
追っかけ回したら駄目。
信心決定たとえできなくても真実を知らされただけでも自信を持って言える。

僕と結婚しないか。
必ずあなたを幸せにできる。
冗談抜きで言える。
仏法知らない人はうそを言う。
あなたを幸せにできるのは僕しかない。
恥ずかしい。
この言葉に女性もコロッと騙される。

これは騙す奴も悪いが騙される奴も悪い。
あなたなら冗談抜きに言える。
僕と結婚したら幸せになれる。
仏法聞けば絶対の幸せになれますから。

また名誉欲で教学をがんばるのでも良いです。
仏法には命を懸けられなくても世間事には命を懸けられます。

例えばワールドカップ。
見ている人も真剣。
まるで自分のことのように。
でも仏法に向くと寝てしまう。

欲を仏法に向ければいい。
信前でも煩悩即菩提がありますから。
だから私はそう言うようにしました。
これが仏法に向けば煩悩が即菩提となりましたから。

最後は睡眠欲。
楽がしたい。
眠たい。

私たちが思うことは朝から晩までこれしかない。

またどうしても色欲がなくならなくて悩む人は十五日間断食すれば色欲がなくなるといわれる。

五欲。

私たちは朝から晩までこればかり。
五欲の悪酒に酔い潰れていると言われる。

酔い潰れて我が身知らず。
ここから一切の迷いや苦悩が生じる。
三毒の煩悩、五欲という悪い酒に溺れている。
三毒五欲の悪酒に酔い潰れているから、我が身知らずなんです。
自分というのが分からないから一切の苦悩が生じている。
一切の苦悩や迷いが生じている。

世間では欲望を満たした量で、人生の勝敗が決定するように思っている人がほとんど。

欲を満たした量。
つまりは五欲をどれだけ満たせるか。
これがあたかも人生の勝敗を決するように思っている人があるが、そうではない。

あなた聞いているように五欲は全部満たしきって死んで行くのではない、
まだまだたくさんや有り余ったまま死んでいく。

死ぬまで、五欲のことしか考えない。
死ぬまで分からないのが私たち。
世間では、美味しいものを飲んだり食べたりする人をグルメといって幸せだと思う。

一ヶ月2万円の食費で生きている人もいれば、
一日2万円も3万円も使って食事する人もある。

財欲でも、いい車が乗れたら幸せ。
億万長者になれたら幸せ。
色欲。
すてきな人と結婚できたら。

名誉欲。
いい大学に入れたら、いい会社に就職できたら、国会議員になれたら、
ノーベル賞が取れたら。

睡眠欲、楽していきられたら幸せ。
五欲を満たした人が幸せ、満たせない人は不幸せ、という考えががーんとあります。
でせすが、これは間違いです。

人生の目的を達成できたかどうかで人生の勝ち負けが決まる。
確かにその通り。

こんなものどれだけ満たしても幸せにはなれません。
どこまで求めてもキリがない。
キリも際もない。
こう言われますね。

これを歌で言いますと、
「泣くも夢 笑うも夢ぞ 人の世は
 限りある身に限りなき欲」


泣いているのも夢。
笑っているのも夢です。
全人類は生に酔っぱらって、
夢のように死のうとしている。
人生は酔生夢死。
全人類は酔生夢死しようとしている。

よっぱらって夢のように死んでいく。
人生がこの四字に収まってしまう。
収まってしまったら駄目。
命には限りがある。
しかし欲望には限りがない。
だからいくら欲望を満たしても絶対に幸せにはなれない。

仏教の智恵でなければ心からの安心満足はない。
信心決定ひとつだと言うことを知ってもらいたいと思います。

欲望については、以下の記事も参考になります。
欲(五欲)の仏教的意味と欲望への対処法を解説
posted by 陽葵 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 罪悪
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11376629
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック